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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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旅の導入。 ブログ始めました!

どうやら地球は青くて丸いらしい。

どうやらヒトって6000000000もいるらしい。

国って200くらいあって172の通貨、数千の言葉・・・

黒とか赤とか黄とかの海、空、地面、星とか空気とかなんやらかんや!!!


ほんまかよ!
なんも自分で見てないのに!!

嘘つきテレビや知ったか学者に騙されてねえか!
したり顔でワイン片手に血液型別恋愛の相性なんて語ってねえか現代日本人!!


でもたぶんヒトって一種類。 
白黒黄茶金大小太細長丸いろいろあっても一種類。
それが一個の地球の上に。

とてつもなすぎるこの地球で3軒となりの家族構成すら知らない現代日本の秘蔵っこが自転車にまたがり確かめてきまーす。


tikyuu.jpg

~旅の動機~

みんな行くみたいやし、とりあえず行っとくかー
ってなくらいの気持ちで通ってた大学。

3年に入るとみんな就職活動をはじめる。
部活に熱くなりすぎてちょっと乗り遅れたけど、とりあえず就職フェアに行ってみた。

みんな同じようなスーツに同じような髪型。
就職支援サイトから切って貼ったお約束どおりの履歴書を懐にしのばせ、少しでも大きな会社に乱れ打つ!

なんじゃこりゃ! 会社ってこんなにゴマ擦ってまでして入るとこやったのか!?

就職したら朝から晩まで一日のほとんど会社で過ごすよな。定年退職の60歳まで・・。
念願の定年退職後も、いざあれやろうこれやろうと思ってたものの、昔のように身体は動かず気力も・・・

って考えてみたら人生だいたい想像できてもうたやん!
だからってなんか違う事する勇気なんて無いしなー。

あれっ? やりたい事とか自分に合った事って何かなかったっけ?

うーん・・。
別にこれがしたい!ってのがあるわけじゃ無いんやけど、、。
そういやずっと前は自転車かバイクで世界一周したいって考えてたよなー。
このまま就職してもたらぜったいできひんよなー。
でもまぁ、みんなやってるしとりあえず就活しとくか。
どっか会社に入っとかな大学出てから生活してかれへんもんなー。

サラリーマン人生が悪いって言うんじゃない。
たぶん自分は何やっても一番になれることは無くてもそこそこやっていけると思うし、結婚、出産、マイホーム、退職。
どれを取っても自分にとったら大イベントやし、幸せに生きていくんやろなーと思う。

でもあかん、もう考え始めてしまった・・
このモヤモヤ感を一回感じて何も行動せんかったら、ずっと後悔しつづける。
あん時あれしとけばなー とか言いながらクダ巻いて酒飲むんやろうな・・・


自分の行きつく先は分かってしまった。
じゃあどうする?
答えはひとつ。
行動して、未来を変えるしかない。

酔っ払ってつまづいたところに車が通ればあっけなく終わるような人生。いつ死ぬかなんてほんまに分かったもんじゃない。
それなら後悔せえへんように生きなもったいないやん!!

そう頭の中で割り切れるとあとは早い。
せっかく世界一周するなら、しんどいやろうけどバイクじゃなくて自転車でやろう。
飛行機や車の旅やと目的地以外は通り過ぎてしまうし、こっちからも相手からもいつでも話しかけれる自転車の方が、出会いの数は圧倒的に多い。人見知りのぼくにはぴったりのはず。
その国の暖かさ、寒さ、大都会、荒れた道、いろんな意味でのその国の空気。 自転車はすべてを味わえる!


ぼくは、
ずっと心に世界一周を描き続けて実現させるような信念の人ではない。
運動経験はなく体力も人並みで、酒を飲んでタバコも吸う。
食べ物の好き嫌いは誰よりも多く、身体も弱い。
人並みの恋愛経験があって、ダサい服は着たくない。
自然も好きやけどそれと同じくらい、酒瓶片手に踊り狂うクラブも好き。

いわゆる現代人。
飛びぬけてスゴイ所も無いけど、悪い所も無い。バランス型。

そんなフツーの若者のぼくが、就職とか安定とかを捨てて5年間、心の片隅でくすぶってた自転車世界一周に挑戦してみる。
どんな偉人の伝記を読むより、リアリティがあるんじゃないかと思う。

ちょっと勇気を出してみる。

それは、仕事を辞めて海外に飛び出せ!ってな大きい事だけじゃなくて日常の中にも言えること。
一人じゃ入られへんかった牛丼屋に今日は一人で入ってみる。とか、
鏡の前でしか着たことのないきわどいファッションで出かけてみる。とか。
そういった少しの勇気が自分の可能性を広げ、思わぬ結果に繋がる。

あきらめる事に慣れ、人と同じ事に安心しがちなフツーの日本人が、
大体のことは知ってて、分からん事はグーグルとウィキで何でも分かっちゃうよな日本を出て、
少しの勇気を持ってフツーじゃないことをしてみる。

生まれて17年間、ボウズに小太りでぱっとしなかったぼくを変えた「少しの勇気」


こんなありふれた言葉もリアリティと合わされば、いま現在くすぶってる誰かを動かす力になるんじゃないか。 と思う。

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自転車世界一周旅行計画書

自転車世界一周旅行計画書

勉強・運動ともにぱっとしない目立たない子供だったぼくは、
友達の中で一番遅い、小学5年生になってようやく自転車に乗れるようになった。
自転車に乗ると、ひとりで越えたことのなかった校区の端まで10分もかからず、
勇気を出して校区を跨ぎ30分走ると、車でしか来たことのなかった海に出た。
開けた海を前にして立つと、何かとんでもないことをひとりでやり遂げたような誇らしい気持ちになった。
帰りは見知らぬ道の恐怖から後ろを振り向かず追われるように帰ったが、
夜、布団に入ってからも胸のドキドキは収まらなかった。
次の日、ぼくは学校に着くなり得意になって昨日の冒険の話をした。

その週末、友達と編隊を組んで海まで行った。先頭はぼくだった。

この世界には約200の国があり、数千の言葉を使う68億もの人間がいる。
水、土、火、風、山、谷、青、緑、赤、白、黒、動、静、薄、濃、和、争、愛、憎、、、
ぼくらの周りにはとてつもなく大きな世界が広がっている!
知識で知っていても、それを見ずに、体感せずにいるなんてもったいない!!

世界を自転車で旅する。
それは車や電車では感じることのできないありのままの風を感じ、大自然の音を聞き、
現地で生活する人々のスピードと同じ目線の高さで出会うことができる最高の方法だ。
しかし、自転車の旅も世界一周となると冒険の要素が強くなる。
自転車旅行記や冒険記などを読むと、冒険家はみな引き締まった肉体で体力にあふれ、
積極的な性格にストイックな考え方。
まるで自分と違う「すごい人」ばかりだ。 昔からそこに違和感を感じていた。
ぼくは人より飛びぬけて体力があるわけでもないし、人見知りをして人に道を聞くのも躊躇うことがあるだろう。
自転車で大自然の中を走るのも好きだけど、疲れたときには宿で引きこもってゴロゴロ漫画を読んだり、都会に行ったらクラブで酔っ払って朝まで踊り狂ったりもしたい。
一目惚れの恋にだって落ちてしまいたい!

典型的な今時の若者である、ぼくの自転車世界一周旅行。
誰かがぼくのブログや旅日記を読んだ後に、「あーおもしろかった」と思うだけではなく、
「あーおもしろかった。でも、、、この人にこんなことができたのなら私にも何かできそう・・。がんばってみよう!」
そう思えるような、誰にとっても等身大の旅でありたい。
それが、個人的で遊びの延長でもあるぼくの旅を支えてくれている人々への唯一の恩返しになると信じている。

ルートマップ
ルート小


○期間
2009年8月16日 ~ 2014年8月ごろ  約5年間

○日程表及びルート(予定)
・2009年8月16日 大阪 ~ カナダ・バンクーバー ~ 中米 ~ 南米大陸最南端 (約一年半)
・2011年2月ごろ オーストラリア ~ 東南アジア ~ 中東 ~ ヨーロッパ最北端 (約一年半)
・2012年8月ごろ ヨーロッパ ~ アフリカ ~ アフリカ最南端 (約一年半)
・2014年2月ごろ アジア ~ 日本 (約半年)
・2014年8月ごろ 帰国
※ルートは国際情勢などによって変更もありますが、5年間で100ヶ国を目標にしています。

○費用
・ビザ代 3000円(平均)×100(ヶ国)= 30万円
・移動費(大陸間の交通費など)= 50万円
・生活費 2000円(1日平均)× 1825日(5年)= 365万円
・保険代 未定
・装備代 約20万円
※資金の状況により月単位・3ヶ月以内で働く事も考えています。

○装備
自転車(ランドナー 丸石 EMPERER TOURING MASTER)、キャンプ道具、自炊道具、パスポート、カメラ、携帯HDD、衣類、生活用品、釣り道具、辞書など。
○その他の装備 
・日本興和損害保険株式会社の海外旅行保険に加入
・JACC(日本国際自転車交流協会)所属

○走行活動以外
・旅を終えて帰国後、出版・講演活動を視野に入れているため、毎日の日記と定期的に文章にまとめてブログにアップ、保存する。
・出会った人々とのコミュニケーションを草の根外交と位置づけ、日本人としての責任を持った行動をする。
・各地からブログを更新し、他の旅人とも活発に交流し、アピールする。

○プロフィール
磯田 喜之(いそだ よしゆき)
1981年7月27日生まれ 28歳
大阪市在住
小学5年で自転車に乗れるようになるのと同時に自転車旅行も始める。
小学6年の、初の泊りがけツーリング、琵琶湖一周。
高校2年、日本一周4000km。
神戸学院大学学生時代はユースホステル部(青少年をアウトドアに連れ出す活動)に在籍し、部長を務める。小学校の行事にアウトドア講師として多数参加。
自転車、ヒッチハイク、原付きバイク、中型二輪などでの野宿旅行を多数行う。
大学卒業後、お遍路(四国88ヶ所参り)で精神修行を行った後、世界一周の資金調達のためダイハツ工業に入社、住み込みで働く。
途中一度退職し、バックパッカーで4ヶ月間のアジア旅行、フィリピンに英語留学。
アジア旅行では、中国雲南省より自転車に乗り換えチベット・エベレストを目指す。
その後、再度ダイハツ工業に復職、2009年4月末で退社。

○連絡先
磯田 喜之(いそだ よしゆき)
isodernet@hotmail.com

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