
奄美大島移住計画を進めるため、ゲストハウス物件を探すため、という名目で行ってきました奄美大島!
出発したのは5月の中頃。南の島々がまだ梅雨真っ盛りの頃。
とりま大阪の実家からバイクに釣り・キャンプ道具を満載しフェリーで鹿児島へ。
いつもならここでフェリーを乗り換えて奄美大島行きに乗り換えるのところが、ふと、
屋久島行きのフェリーがあることを思い出した。
屋久島と言えばGT(ロウニンアジ)が生息する北限域。
沖縄や奄美と比べて釣り人は少なそうなので釣りをするのによさそう。
ってなわけで急遽予定を変更して屋久島行きのフェリーにライドン!
山歩きはそんなに好きじゃないけども、とりま来たなら行っとくでしょ!
サクッと縄文杉。
現在はウッドデッキが整備され縄文杉の近くに近寄れなくなっているのでちょっと迫力が・・。
ノーマルルート(トロッコ道)ではなく白雲水郷の方から上ったのでハード目やったけど、
しっとりもっこり深ーい屋久島の森がみられてよかった。元気ならおススメ。
やらなんことをやっつけて、さぁ釣りの時間ですよー
屋久島は、島の外周道路のみといっていいくらいシンプルな交通事情の島。
崖とかは多数あるものの、釣りのポイントは道路から眺めることができるし、アクセスも超簡単!
奄美みたいにハブの住む森に分け入って崖を下ったり海を泳いで磯に渡る必要がない!
黒潮がモロ当たりの磯には興奮しまくりんごでしたが魚は釣れなさすぎちゃんでした。
この構成員も本州からショアでGTを釣りに来てて、情報交換しつついっしょに釣りをすることに。
反社に竿を借りてドンっ!!やべーぞ70cmのタマン!
あの業界の人ってめっちゃお金を持ってるのですげーいいロッドで根に巻かれまくってもなんとか上げることができた。
食べきれないのでキャンプ場のおっちゃんにプレゼント。翌朝煮物になって帰ってきました。
船に乗せたとんでもない大荷物を不思議に思っていると、石鯛釣りのエサ各種(ウニやらサンマやら)
そして深夜のBBQセット。
大きなエサを放り込んでおいてBBQ。これは今後やっていきたい楽しみしかない釣り!
釣り道具の汚さと母性本能をくすぐる頼りなさはワールドクラス。
この日は小物以外はほんとに渋く、夕方から夜を越しても何にも起こらず・・。
と思ったら鱗屋ジュン君が朝マズメにイシガキダイを怒涛のラッシュ!
クチジロも混ざるいいサイズがバッコンドッカン!!
GT狙いのぼくは何も起こらずやったけど、屋久島のとんでもないポテンシャルを見せてもらった。
朝から釣りして夕方に海辺の露天風呂に入ってキャンプ場でビール。
島の人と会話する機会の多い素敵な島でした。
移住を考えた時に候補に挙がったけど、奄美大島との違いは、
温泉がある!魚影が濃い!マジで濃い!鹿児島から近い!
ネガティブ面では、道路が外周道路がメインで島に入り込むような道が少ないのでバイクや自転車で走るの楽しみがない。
ってなわけでいったん鹿児島に戻り、いざ本来の目的地・奄美大島へ!!
大好きな大浜海浜公園のキャンプ場へチェッキン!
今年に入って300円から600円に値上げされてたけど、それでもぜんぜん泊まりたいロケーションのキャンプ場!
毎晩9時に出勤してくるマッタブさん(アカマタ)。
ヤドカリミーティングは各所にて随時行われています。
おとなヤドカリ。
さて、奄美での釣り。
おととし、去年とトータル4か月くらい滞在したのでめぼしいポイントは分かっているので
新規開拓の努力を払うことなく、風やうねりの方向を見て釣りに行くポイントを決めることができる。
とはいえ梅雨真っさかりでどこに行くのも寒い。急いでウェットスーツを買い、
バイクで釣りに向かうときからウェットスーツを着てく感じ。
この魚はスワシン(バラハタ)。シガテラ毒を持っていることが多いので流通には乗らない魚。
ただ、島の釣り人には食べるって人が一定数いる。
色が黒かったらシガテラ持ちとか、目ん玉を舐めてみてピリッとしたらシガテラ持ちとか、
判定方法が十人十色すぎてまぁやめといた方がいいんやろうけど、
毒を持ってるのを分かっていても食べたくなるほどウマいらしい。次はトライしよう。
ゼブラウツボ。
リーフの上を歩いてるとよく見かけるけど、おいしくはないらしい。
一年でいちばん干満の差が大きい大潮。
干潮の間に干上がったリーフ(珊瑚礁帯)の上を歩き、崖のような深場になっているところで釣りをするリーフでの釣り。リーフが干上がっている短い時間しか釣りはできないものの、ショアからGTを釣るための一番有効な方法。
潮の干満と波の方向などを見てポイントを決め、狙い通りに掛けた一匹。
13㎏のGTと思って友達に伝えたところ、ホシカイワリという魚らしい。
※GTとは20㎏以上のロウニンアジの呼び名なのでGTとは言えないもののうれしかった
無念・・。
潮の動く大潮の前後は釣りをするけどそれ以外の間は集落を歩いて空き家を探す日々。
家探しは難航しまくりですぐにやる気がなくなり、キャンプ場で黒糖焼酎を飲みすぎて、、、
2か月たつけど今もいたい打ち身。
奄美のキャピタル名瀬の港では、昼でも夜でも釣り人がいる。
季節によって回遊魚が入ってくることもあるし、かかればとにかくデカい南国の釣り。
この日は80歳くらいのおじいちゃんにサメがヒット。
竿をもってのやり取りではなく直接ラインをもって寄せてきたサメは100㎏オーバーのメジロザメ。
引き上げるのに4人くらいでエンヤコラ。奄美のポテンシャルまじパネェす。
学校帰りに毎日釣りに来る奄美っこ。
黄色い服着た少年は去年9月に28㎏のGTを釣り上げた地元の有名人。
長浜港の人たちと仲良くなってからは夕方になったら港に行って誰かとしゃべる毎日。
ずっとキャンプでひとり生活だったので一気に世界が広がったねー。
反社の人もバカンスが終わり内地へ帰るときが。
反社なのにほんといいやつで、また来年の再会を約束して別れた。モンモン入りまくりで怖かったー。
キャンプ場には2~3日に1回くらいの頻度でウミガメが産卵に来てた。
ショアから釣りをしていると、カメは常に視界のどこかにいて、たまにルアーにひっかかったりするから邪魔で邪魔でしょうがない存在。
それでも、産卵で浜に上がって砂を掘ってる姿を見てるとついつい応援したくなっちゃうから不思議。
優しさが仇になって惨めに殺されちゃう系のモブやなおれって。とか考えつつ酔っぱらった寝る前恒例のカメ観察。
大阪から屋久島を経由して奄美へ渡り、気づけば1ヶ月半。
ルアーでの釣りで酷使した右手がリール巻きすぎで腱鞘炎に・・。
しょうがないのでガンガンリールを巻かなくていい餌釣りをするとまぁサメが掛かる掛かる。
鋭い歯で仕掛けを切りルアーを持っていくマジだりぃやつ。
この時、近くに結婚する友達へ送るフォトメッセージを送る約束があって、その期限が近づいていた。
期限の最終日、狙ってるGTはもう釣り上げられそうにない。
それならエサを使って特大のサメを釣って派手なフォトメッセージを送ろうと、サメの歯でも切れないワイヤーを準備して釣りに。
タイムリミットぎりぎりに水面を割って飛び出すドッカンバイト!!
針にかかった瞬間から一切の躊躇なくゴンゴンゴンと障害物のあるリーフに向かって突っ込んでいく魚。
これはサメの引きじゃねぇ、GTだ!!!
暴力的なGTの引きを止めきれずリーフの間に潜り込んでいく。
このままでは一瞬でラインが切れてしまうけど、テンションを緩めるとさらに奥へ奥へと突っ込んでしまう。
太ーい糸を使っていたもののラインが切れてしまいそうな恐怖、
足場は磯なのでこけたら大ケガするような不安定で力を掛けづらい場所。
魚が突っ込むたびに必死でバランスを保ち、魚とのやり取りを続ける。
少し魚が出てきたタイミングを逃さず思いっきり竿を立ててこっちを向かせて巻き上げにかかる!
しかし相手も重量級のパワーファイター、今度は足元のリーフの下に入り込まれてしまった。
テンションをかけすぎず緩めず、なんとかこっちを向かせ、今度はこっちが主導権を取っていっきに浮かせる。
最後は足元でひと暴れするものの、負けを認めて潔く浮いてくる姿がまさに武士・ロウニン。
足下でギャフを打って上がってきたのはGTとしてはまだまだ若い24.5㎏。
奄美に通いだして丸2年。ようやく上げたよGTだー!!!
友達の結婚フォトのタイムリミットぎりでなんとか撮れたお祝いの一枚。
にーびちかりゆし、ラウル・より子ちゃん!
これで2か月。釣りはO.K。
家探しの方はというと、移住希望者の激増により不動産屋にすらぼくが希望するエリアに1件も物件がなかった。
でも今回は島の人にコネクションがいくつかできた。
それに加えて今まで使うつもりのなかった有料の空き家紹介サービスにも登録した。
来年の春にはいい物件が見つかってなくてもとりあえず奄美大島に移住する。
住んでみないと見つかるものも見つからんと思うしね。
ってなわけで奄美から撤収ー
本土・鹿児島に渡った後は東へ南へ3時間。
こっちに移住したせーくんみーちゃんの新たなアシュラムへ。
海山川なんでもあって釣りにもサイコーな港のすぐ上、昇る朝日がリビングが飛び込んでくる素敵すぎるロケーションに建つ白いおうち。そこに住むせーくんみーちゃんはこれまた素敵な音楽やらヨガやらいろんなことやってるなんて肩書で説明していいか分からん素敵カップル。
たまたま遊びに来てた日本一周中のゆうくんみきちゃんもまたいい子たちで、いたれりつくせりでちやほやしてもらって心身ともにリフレッシュにゃんこさせてもらいましたー
翌朝4時おきで内之浦へロケットの打ち上げを見に行く!
まじ一生に一回モンのレアイベントを満喫させてもらいましたありがとうせいくんみーちゃんゆうくんみきちゃん!
奄美の大島高校が甲子園予選の決勝戦で鹿児島実業とやるってんだから行くしかねぇ!
しかし現着すると球場の周りに大大大行列!!1時間かかって入場すると、
なんと大島高校側のスタンドがパンパンっ!!
わざわざフェリーに乗ってやってきた島の応援団。そのアツさに試合前からウルっときちゃうー。
試合はというとこれまたとんでもなく面白い試合で、
(鹿実)3-0(大島)で迎えた9回裏2アウトから怒涛の追い上げで3-2、一打同点にまで大島が追いつく。
あの時のスタンドの絶叫といえばもう・・。
試合後、あせも涙もぐちゃぐちゃなままバイクで走り出しこんどは熊本へ。
地震で破壊されてた熊本城、今はだいぶ復旧して天守閣にも入れるようになってた。
そんでもって熊本に来たのはサンマリノで出会ったファビオ・ゆうこさんに会うため。
これまた濃厚濃密なステイの予感・・・。
まぁそんな感じの奄美からの帰り道。
とりま!
来年春には移住することを目指し、それまでは死の町東京に戻って移住資金を貯めるつもりです。
待ってろ奄美!待ってなくていいぞ東京!にゃんこー!!
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