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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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ブエノスへ帰ろう!パーティーをしよう! ~50時間ぶらりバスの旅編~


ただいま絶賛

「たらちゃんけんちゃんの
  夏休み!アマゾン川いかだ下り」


進行中!!

アマゾンの日記と自転車旅の日記がごっちゃなっちゃってるので、
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出発後はこれまでの自転車旅の溜まった日記が予約投稿で自動アップされ続けるけど、
その日記の最初にもアマゾン川いかだ下りのリンクを貼り付けときます。



1_20110726013640.jpg
ウシュアイアからブエノスアイレスへ3000km。

アルゼンチンはバスの値段が高い。

南米の中では物価が高い国ってゆうの以外に、
僻地であること、急激猛烈なインフレ、さらにおかしいことに、
乗客の少なくなるシーズンオフ、普通なら値段を下げるところを、
少ない乗客で同じだけの利益を確保するためにここでは値段を上げる。

すべてが相まってとんでもない値段になってる。

13時間のバスがなんと290ペソ=9000円!!
他の国なら1000~1500円の距離・・。

シエスタとか言ってバカみたいに昼間店閉めたりとりあえず観光客からお金を絞り取ろうとしたり、、、 

人はええ人多いのに、ほんまふざけた国や。


とにかく、朝5時のバスに乗り込んだ。

ちょっとでもお金を節約するために食事なしのバスに乗るので、パスタを山盛り作っていく。



2_20110726013640.jpg
自転車では走って来た道のりを遡って行く。

寒かったり辛かった場所も、感慨に浸る間もなく通り過ぎる。

キレイナ朝焼けも、車の中にいてると写真を見てるような、自然に包まれてる感覚が無くなる。



3_20110726013640.jpg
対岸へバスごと渡し船に乗る。

リオガジェゴスについて自転車下ろそうとしたら、バスのドライバーが追加料金を払えと言ってきた。

いつも載せる時に交渉するけど、このドライバーは首振ってたから追加料金なしかと思ってた。

それが降りるときになって追加料金100ペソ=2000円とか言いだした。

足もと見やがって、そんなバカみたいな料金払えるかと言って大モメ!
そしたら向こうも日本人金持ってんだろうとか宅急便ならこの値段やとか無茶苦茶なことばか言ってて、
こっちもキレてモメ続け、しまいには2000円払わんかったら自転車は返さんとか言ってバスに自転車を積んだまま
営業所に帰ろうと走りだした。

今日中にブエノス行きのバスに乗る予定やったから、そのまま持ってかれたらたまったもんじゃない。

ほんま腹立つけど、値切って70ペソ=1400円を払った。

数日前の心さんたちも同じドライバーに3000円払わされたらしい。

どっかであのドライバーに出会ったらぜったいしばく。


最低な気分でバスを乗り換える。

ブエノス行きのバスはなんと、、、 690ペソ=14000円!!!

さらにはどのバス会社で聞いても自転車の積み込み量が150ペソ=3000円とか言ってる。

他に方法がないから、これはバスの運ちゃんに直接交渉することにしたら、なんとたった30ペソ=600円。
これが普通の積み込み料金。いつもこれくらい。

たぶんリオガジェゴスのターミナルが、自転車乗りから踏んだくってポケットに入れるために結託してる。



4_20110726013639.jpg
次に乗ったバスは、トイレ、TV、食事サービスつきで、シートがグイッと150°くらいまで倒れる2階建てバス。 これがアルゼンチン・チリの標準スタイル。

食事時になるとこんな台が配られて、



5_20110726013348.jpg
その上で食べる。
初日のディナーはステーキ。



6_20110726013348.jpg
バスの中では溜まりに溜まった日記を書いたり、PCのバッテリーが続くかぎり映画見たり、あとは製作途中のカメラバッグの仕上げ。



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ウシュアイアから2回目の朝日は、パンパの地平線から昇った。



8_20110726013347.jpg
朝ごはんは軽く。



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今日も日記書いたり裁縫したり、景色眺めて落語聴いてるとあっちゅう間に夜。



10_20110726013346.jpg
3日目の朝、ブエノスアイレスに到着!

他の乗客としゃべったり、やる事もいっぱいあったからあっちゅう間の50時間。
すげー楽であっちゅう間に目的地着けるけど、見たい景色を一瞬で通り過ぎてしまうのが残念だ、バスの旅。

もしこの旅のあとにまた旅に出ることがあるとしてもバックパッカ―にはなれへんなーと再確認した。

安いバイクでも買って旅したらそこまでお金もかからんし、なにより100万倍楽しいはず。

そんなこと考え出すとまた夢が広がるね~(笑)





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| PATAGONIA | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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”世界最南端の町”ウシュアイア ~上野山荘の日々編~

ただいま絶賛

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さーあ、自転車の旅も終わった終わったー。
パタゴニア入ってからはハードなルートにかかわらず、カラファテの2週間プチ沈没を除いてはずっと走りっぱなしやったし、
ちょっとゆっくりしょーかなーっと。


h (1)
ウシュアイアの町のすぐ後ろにアンデス山脈のつま先の部分が迫ってる。



h (2)
街中はツーリスティックやのに、時季外れで旅行者がほとんどおらんので
閑散としてて、アメリカの田舎町のメイン通りみたいな雰囲気。我ながら分かり辛い例え(笑)



h (3)
直線距離で東京から17017km。

平泳ぎの平均時速3kmで1日10時間泳いだとして、570日。
祝祭日は休みたいから・・・

2年あったら東京から泳いで来れるね。

ってか!!
自転車で旅してても2年かかってもうてるやん!!



h (4)
役目を終えたセントクリストファー号(みたいな名前)ってガイドブックには書かれてるけど、
実際はただの不法投棄。 ダメ、ゼッタイ!!



h (5)
さすがウシュアイア!南極行きのターミナル。

夏の間の数カ月だけ、ここウシュアイアから南極行き豪華客船ツアーが出てる。
時期が合ってお金もあったら行きたかったけど、今回は時季が合わず断念。
まぁ時季があっててもお金はないんやけど。

だいたいがどっか他の国からの豪華客船ツアーで、欠員や空きのある分の乗客をウシュアイアで格安で募る、
"ラストミニッツ"は正規料金の3~5分の1の料金らしい。

昨シーズンの最安は3000ドル。約25万円になります。



h (6)
時季外れにやって来たマサキ君と町ブラ。

右、はしゃぐ今年三十路の日本人。
左、はしゃがない今年三十路の日本人。

こんなところでクールぶってたって、この日の朝バスに100均で買った手袋忘れてきてヘコんでたからねw


h (7)
クリスマスでもないけど雪だるま。

時季はおかしいけど、寒いとこならどこでも似合うから不思議。



h (8)
さー伊東心御大!!

前にも紹介してるけど、伊藤心さんは自転車世界一周7年目、ここウシュアイアでそのゴールを迎えたばっかり。
リマで自転車を買ってノリでここまで走って来たタフネス、あずみ嬢。
一番右は管理人のるみさん(サッカー狂)

旅行者の聖地、上野山荘ウシュアイア本館での日々を楽しみにしてきた。

町のセントロまではバスで行かなあかんし、丘の上やからスーパー行ったら帰りむっちゃしんどいし、
今どきwi-fiもない宿、上野山荘。

それでもこの宿には長居したくなる雰囲気がある。

町から遠い分、宿での時間が長くなって旅行者同士が仲良くなりやすく、
夏の間は常に満員状態でしょっちゅうアサード(南米のBBQ)で盛り上がってるらしい。

そんな時に来たかった気持ちは強いけど(欲を言えばおじいちゃん・おばあちゃんが生きてる間に・・。)、
この時期まで宿を開けてぼくを待ってててくれたことを大感謝です!!



h (9)
こっからバスでブエノスアイレス、飛行機で日本へと帰るのを待つのみの心さん&あずみちゃん。

長旅を終えたばっかのふたりをお祝いするどころかずっとお世話になりっぱなし。
次の朝5時のバスで出発する最終日っちゅうのに、晩飯にカレーを作ってもらった。

お酒飲み明かして見送りますよ!!

とか言ってたのにぼくひとりZzzz・・・

洗いものまでしてもらっちゃうテイタラク。

こりゃあウシュアイアでゆっくりしてんと早めにぼくもブエノスに向かって恩返しだ!!



h (10)
そして旅行者はぼく一人になった。

客室は2階、るみさんの管理人室は1階。
同じ家の中におっても1日数回しか顔を合わさん。

かるーく、ひとり暮らし。

自転車に乗ってなくても胃袋はまだデカイまま。
400gのパスタ一袋を一食で食いきるというギャル曽根っぷり!!



h (11)
鶏一匹まるまる買ってきてダシとったり煮込んだりしてホロホロ親子丼。



h (12)
鶏がらダシの手羽先うどん。



h (13)
肉食まさき君が来てからはステーキづくし。

まさき君は自転車乗りの料理の凝りっぷりを見てそれまでの自信を完全に失い、
そして腕を磨いて自信を取り戻し、ブラジルへと旅立っていった。 (後日談)



h (14)
ウシュアイアではダラダラしてる時間がないくらいいろいろ行動した。

極寒の中自転車を洗って整備。



h (15)
うおー!! キャリアが折れてる!!!

ココ最近のアイスバーンでこけまくったからやろうな・・。
ゴアテックスのジャケットも擦れて穴だらけになってるし。

でも心配無用!!

ここ上野山荘ウシュアイア本館は自転車乗りがゴールを迎える地。
フリーボックス(旅行者が不要物を入れたり自由にもらったりできる箱)の自転車版があるのだ!!

ここで旅を終えて、日本に自転車を持って帰るにはとんでもない手間とお金がかかる。
それならここに来た旅行者に自由に使ってもらおうと自転車自体を置いていったり、
他の大陸に向かう前に荷物の整理をして余った部品を置いて行ったり。

2台の完成車(TrekのMTBと、ぼくの自転車よりはるかに高いcannondaleのランドナー)以外に、
ここにあるパーツだけであと2台は自転車が組めちゃう充実っプリ!!

余談が長なったけど、ここのフリーにぼくのと同じキャリアがあったのだ!!!
買ったら前後各1万5千円以上する高級キャリアですよ兄さん!!!

自分やったら何が何でも持って帰ってヤフオクで小遣いにするな・・・

そんな訳でありがたーくキャリアを頂戴する。



h (16)
ぼくのキャリアを外してみると、折れてる他にもネジ穴のステーのとこからポッキリ。
しかも両側ww

ほんまよく折れます、このキャリア。

なんだかんだすげーお気に入りやけど。



h (17)
上野山荘のリビング。
ふたりっきりやから思いっきりちらけてみても、どっか埋めようのない寂しさの漂う風景。



h (18)
まさき君が来たのでドラム缶風呂を沸かしてもらって湯らっくすターイム!!

この次にまさき君が撮ってくれた写真にはアレが写ってました。 載せれまへん。



h (19)
名物犬トルーチャは外から帰ってきたら自分から寄ってきて足の裏拭いて~とおねだりするお利口さん。


まさき君もブエノス行くし、心さんたちの帰国前に世界一周お疲れさん会を催すため、
ぼくも早めにブエノスに向かうことにした。


友達のブログでいつも賑やかそうやった上野山荘本館。

そんな時にまたいつか来たいな。
カルテラアウストラルには一生のうちにもっかい来たいと思ってるからそん時かな。


まず帰ったらお金持ちの女の子と結婚しようw


h (20)
そん時までこの写真が残ってますよーに!


Good Trip Rock'n Roll!!!





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北中南米大陸走破の瞬間を見逃すな!! ~ポロリはないけどおまけがあるよ編~

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世界一周のしょっぱな、南北アメリカ大陸のゴールウシュアイアに着いた!!


・・・と言っても、まだ上野山荘に到着したにすぎひん。
本当のゴールに向けて、ウシュアイアに着いた次の日の朝、出発した。


1_20110724113753.jpg
アンデス山脈の南の南の一番南、その雪山と、ビーグル海峡との間の狭い海岸線に
へばりつくように広がったウシュアイアの町を通り抜けていく。



2_20110724113753.jpg
ビーグル海峡の向こう側はチリになるので、こういう所にもしっかり海軍基地がある。
巡視艇?軍艦?みたいなんがいっぱい間近で見れる。



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町から10kmくらい走ると、ティエラデルフエゴ国立公園に入る。
この時期は入場無料になってる。というのも、、、



4_20110724113752.jpg
走れたもんじゃねー!!!

今までのアイスバーンは道路上に落ちた夜露や雨・雪の水分やが凍ってる状態。
でもここは未舗装路の上に5cmくらいの氷の層がある。
吉良っ吉良・・・ キラッキラの混じりっ気のない澄んだぶ厚い氷。

ここの恐怖は強烈。

砂利道の上に氷が張ってるので、微妙にデコボコがある。おまけにアップダウンもカーブも激しい。

ただ、この凍った道は2kmで終わると他のサイクリストから聞いてたから自転車を降りて、
根性と気合いで、、、 押し!!

滑って転んでヒジを強打しても、、、 推し!!

はるごんとなっちゃん、、、  推し


チーム旧B、、、、、




神推しーー!!!!




最近じゅりなにウイウイシサを感じなくなって押し変しました。



んーなこたぁどうでもええねんw

とりあえず自転車押してく。

この池の上は歩けました。



5_20110724113517.jpg
地獄のスケートリンクも途中から、氷に砂が混じって表面がザラザラした道になった。

勇気を出して自転車をこいでみると滑らず走れたので、調子乗って下りでスピード出してると、
下り坂の途中からまたキラッキラの氷に変わってて、ブレーキ握っても間に合わず、
トップスピードで吉良っ吉良の氷に突っ込みそのままツル、ガーン!ツルツルー

日本からはるか地球の裏側で、三十路寸前好色一代男、道端に伏せって涙を流す。



6_20110724113517.jpg
恐怖の林ゾーンを抜けると、太陽の光が射しこむそれはそれはあたたかなオシャレ林に変わった。



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そのシャレオツ林を抜けると野原や川のある、キラキラポイントに出る。

川は凍ってます。



8_20110724113516.jpg
ナメック星的な木々の生い茂る、水木しげる、城島茂、斎藤茂吉。

そんなポップな遊歩道。



9_20110724113516.jpg
風のない湖には空が映り込んでて、橋の欄干に腰掛けてみると空を飛んでるような感覚になる。




ウシュアイアから25km、3時間近くかかってようやく目的の場所に到着した。



10_20110724113515.jpg

  ティエラデルフエゴ国立公園
      ラパタイア湾
    アルゼンチン共和国
    国道3号線の終わり
 ブエノスアイレスから3079km
   アラスカから17848km

そう!
遥か遠く、体感した者には銀河の彼方に思えるくらい遥か遠いアラスカから始まる、パンアメリカンハイウェイの終点。 
 Fin del Camino=道の終わり。


ここがすべての道の終わりなのだ!!!

ここより先に道はない!! 遊歩道はあったけど

ここより先に人はいない!! ハイカーが2人おったけど

ここより先には南極しか・・・ チリの島でかでか丸見えですが


なんしか道の終わりなのだバッキャロー!!!


ここにたどり着いたサイクリストの本や友達のブログを見てると、それはそれは感極まった文章ばっかりやった。

確かに、ここに来る途中に自分の中でテンション上げて、今までの辛かった事を思い出してみたりしてたら
そういう感動もあったんかもしらん。

でも、いっこ前のブログにも書いたとおりここは世界最南端の町でもなければ、
このパンアメリカンハイウェイも、フエゴ島に入る時点で途切れてる。

アマノジャクって思われるかも知らんけど、その事実は実際かなり冷める。

自然に湧き起こってくる感動は大好きやけど、
有名な所に来たからって当然のように感動せんとあかんと思って、
わざわざ自分から感動する方へ心を持ってくようなことをするのはアホくさいと思ってる。

ここを目標に走って来た人、ここで旅を終える人なら感慨が深いやろうけど、
ぼくはそうでじゃない。
ぼくの旅は世界一周。まだまだ始まったばっかり。
さらにこの後はアマゾン川イカダ下りが待ってる。

ここに来る間もここに来てからも、頭の中に会ったのはこれから先のことばっかりやった。

カルテラアウストラルの大自然には心打たれまくったけど、
R40に入ってからの変化のないパンパの一本道走行で、
町が無いし人との出会いが極端に少なかった。

正直、カルテラアウストラルの走行が終わった時点でぼくの中でパタゴニアの旅は終わってた。

秋から冬にかけての厳しいパタゴニアを走り切った達成感より、
ぼくはもっと純粋に楽しいことを追い求めていたいと思った。

それは単純に楽したいってことじゃなくて、旅の最大の楽しみ”出会い”。



とか言いながら次行くアマゾン川はもっと人おらんっていうwww


まぁそんな感じで、いい意味で自分の感じること考えたことに正直に従って行く旅をしていきたい。

って、道の終わりで考えた。

けっきょくちょっと感極まってんじゃん! って突っ込みは無しの方向で(笑)



11_20110724113135.jpg
道の終わりに会った看板。
このまま海を突っ切って自転車こいで行けたら、2週間走れば南極に着ける!

首都ブエノスアイレスよりも南極のほうが近い。



12_20110724113134.jpg
なんだかんだ考え込んだFin del Camino。
一時間以上おって、日が暮れる前に帰るため急いで来た道を引き返してると、
最後の最後にやってきたトラブル。

ちょっと前のヌプヌプにぬかるんだダートを走ってた時、
泥の中の砂がチェーンとディレーラーに詰まってペダルが動かんようになった。

そん時のダメージがいま頃出てきた。

ちょちょいっとチェーンの長さを詰めて応急処置。
しょっちゅう切れるからチェーンが短くなりすぎて大きいギヤには入らんようになった。
要交換。 また出費。



13_20110724113134.jpg
チェーンをつないでみたけどペダルが回らん。

原因を探してみると、フロントディレーラー(変速機)の上の可動部が曲がって広がってる。

これは結構シリアス。

ガイドの金属部が前に曲がってるので外側のギヤが使えん状態なので、
ホルダーごと上にずらしてワイヤーを緩めてとりあえずの応急処置。

これまた要交換、これまた出費。



14_20110724113133.jpg
帰り道、似たような所でまたコケル。



15_20110724113133.jpg
日暮れが近いぞ急げ~!

アクシデント続きで結局上野山荘に戻ったのは真っ暗な6時ごろ。

事故もなくここまで戻ってこれて良かった。






ふ~。






って、何か忘れてるよね?





だいたいいつも、有名な場所に行ったり景色を見たときにする、アレ。





ふっふっふ。




今回ももちろんあるっすよ!

氷点下の極寒やろうが、周りに人がいてようが、おれはヤル男だぜ!






じゃー今回もしっかりくらっちゃってください!!!























16_20110724113132.jpg

北中南米大陸、、 走破っ!!!




涙を流したその後に、ティッシュをゴミ箱に入れるそのついでに、
くだんねーっとこのブログを閉じるその前に、このボタンをカチっとここをクリックしてもらえたら、
ぼくのランキングが上がります(笑)

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立ちはだかる最後の難関! ~そしてゴールテープは切られた・・編~

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アメリカ大陸の最後の最後、フエゴ島に入って、ゴールのウシュアイアまであと150km。

上野山荘が冬季閉鎖するタイムリミットまであと2日。
ここんとこ天気のいい日が続いてたけど、ウシュアイアに到着するまでには最後の難関、500mの峠越えがある。

何ヶ月かキツイとこばっかをこぎまくってきたから、地面に氷さえ張ってなければ500mの舗装路なんて、
鼻くそほじりながら屁こいたその勢いでプップーって上ってけるくらい楽勝。

それがそうもいかんのが、冬のパタゴニア。



1_20110724112041.jpg
天気がいいと昼は暖かいけど、夜は放射冷却が起こって毎晩-5℃くらい。

朝の道路はもちろんこの通り、アイススケートリンク。



2_20110724112040.jpg
こんな快晴やと太陽が出て1時間でアイスバーンは溶ける。

この時期のパタゴニアは日照時間が短い。
太陽は朝9時に北北東から顔を出して、地平線からちょっと上で南中し(南半球では北中って呼ぶのか?)、
4時ごろには北北西に沈む。
日本でいうところの夕方前の西日みたいな横からの日射しやから、木の影になってる所やちょっとした道路の傾斜でも常に日影になる。そこではアイスバーンも雪も溶けることなくそこに残る。




3_20110724111638.jpg
日の当らん場所は草木や地面も凍りついてる。



4_20110724111638.jpg
そろそろ見えてきた、ウシュアイアへの最後の難関!



5_20110724111638.jpg
今夜は満月。
上野山荘冬季閉鎖の当日、15日がやってきた。
今日中に上野山荘に着かんとあかん。

ってか15日閉鎖ってのは、14日で営業を終えて15日から閉めるのか、
15日が最終営業日なんか・・・ どっちだ??

上野山荘に到着してももし閉まってたら・・・  泣く(笑)



6,
少しずつ標高を上げ、あたりには何日か前に降った雪が残ってるような具合に。



7_20110724111637.jpg
道端でガタガタ震えながらパンをかじってると、声を掛けて家に案内してくれたアリエルファミリー。
2人おる娘がもう見たことないくらい美人で、恥ずかしがりながらも興味津々で話しかけてくるとことかもう、、、
ギュッてしたくなるww

ご飯ごちそうしてもらって泊って行けと誘ってくれたけど、
明日中にウシュアイアに着かなきゃなんねーんだ・・。 残念サンキュー!



8_20110724111637.jpg
ウシュアイアへの最後の峠越え。

標高を上げてくとどんどん雪が深くなっていく。



9_20110724111501.jpg
アイスバーンで凍ってるより雪道のほうが100万倍走りやすい。

寒いけどね。



10_20110724111500.jpg
上って来たー

クルクルペダル回して体があったまってくると、冷たい空気が気持ちいい。
平地やと風を感じるから以上に寒くなってまうから、上り坂のほうが意外と楽??



11_20110724111500.jpg
こっからはガスがすごくてカメラを出せず。

峠のてっぺんは真っ白でした。



12_20110724111500.jpg
ばっひゅーんと下ってくと、おぉリフト!



13_20110724111459.jpg
スキー場っすね。

ちゃんと除雪されてるから、自転車でもスキー場に来れるんかー。
日本帰ったら自転車に板のっけてスキー場行ったろっと。



14_20110724111459.jpg
ゴールのウシュアイアまであと30km!!

日暮れより早く着けるか・・。
そして上野山荘は開いてるのか・・。



15_20110724110857.jpg
とんだ交通機関(笑)

犬ぞりが普通にちょっとそこまでの足として使われてた。



16_20110724110857.jpg
さー! 雪エリアとは別れを告げて、あとは一気に下ってあと15kmでウシュアイア!!



17_20110724110856.jpg
ところどころ凍ってる道に注意してグネグネ道を下ってく。

ウシュアイアまであと10km、もう町が見えてもいいころやけど、未だ山の中。

次のカーブを曲がったら町が見えるか?

その次は!?

興奮が昂ってく。


1年10カ月前にカナダからこぎ出した南北アメリカ大陸縦断の道は、今日、確実にウシュアイアで終わる。

思い返すといろいろあった。

ぱっと浮かんでくるのは、最近の極寒パタゴニアの辛さやけど、

日本人とも外国人ともよう遊び周ったなー。

すげー景色も飽きるほどみた。

現地の人にも山ほど親切にしてもうた。

たまに強盗にあった(笑)

恋愛もしたなー。




うーん・・

おもろいことばっかやったな!この旅!!!


それもぼくという人柄のなす・・・



おぉっと!!見えた!!!



18_20110724110856.jpg
くだりから平地に切り替わる前の最後のカーブを曲がり切ると、直線の向こうに町の入り口の看板が!!



19_20110724110856.jpg
ウシュアイアとうちゃーーく!!!!



20_20110724110855.jpg
どぼーん!!!

上野山荘名物ドラム缶風呂!!

※入ったのは後日ですw


上野山荘には数日前に到着してた心さん&あずみちゃんカップルがいて、
話もお酒もポンポン弾んじゃうんですが、その話はまた次回!!


あっそうそう、
15日で閉鎖されるはずやった上野山荘やけど、
ちょっと前に起こったチリの火山噴火の影響で飛行機が飛ばず、
オーナーのいつこさんが閉鎖作業をしに来れず、もうしばらく開けてるとのこと。

良かった~!

到着したはいいけど次の日にはチェックアウトじゃ悲しすぎるもんね(笑)




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ぬちょぬちょぬぷぬぷドロ祭 ~ゴール寸前ラストスパート編~

ただいま絶賛

「たらちゃんけんちゃんの
  夏休み!アマゾン川いかだ下り」


進行中!!


アマゾンの日記と自転車旅の日記がごっちゃなっちゃってるので、
分かりやすいように右列のカテゴリにアマゾン川いかだ下りを加えときました。
出発後はこれまでの自転車旅の溜まった日記が予約投稿で自動アップされ続けるけど、
その日記の最初にもアマゾン川いかだ下りのリンクを貼り付けときます。


ペンギン村でのラブくるしくて優しい気分は、暖かくて柔らかい牛のう○この上にテントを張ってる時点で儚くも消え去った、氷点下の夜。



1_20110724105934.jpg
それでも朝日は平等に美しく昇る。



2_20110724105933.jpg
少し前の雨でできた水のたまった道。
すげーあったかそうに見えるても朝の間はこの水たまりが全凍り。
昼ごろに氷が溶けだすと粘土質の未舗装路はぬちょぬちょに。
タイヤは滑って空回りするし、車が通ると泥を飛ばされて全身泥まみれ。

荷物を軽くしたくて、いつも水と食料を少なめに持つぼく。
この時も食糧難が到来してて(自分が悪い)、道ばたになんか食べれそうなもん落ちてないかなーと、
よそ見しながら走ってたら、手ごろなサイズの動く影!!


あ、、あれはなんだ!!!



3_20110724105933.jpg
毛の生え散らかりぐあいがキモ━(・ω・)━なこの動物は、、、



4_20110724105932.jpg
アルメディロ!!!

たまに死体は見てたけど、生きてるやつぁ初めて見た。
逃げてるつもりなんやろうけど、すっげー走るの遅いw 柵沿いに右往左往。

捕まえる気になったらバシっと蹴り飛ばせばたぶん一発K.O。

でもよく顔を見てみると、硬そうな甲羅みたいなんが鼻の先っぽのとこまでびっしりあるか。


風呂に置いてあるカカト削るやつでガリガリしてーww



5_20110724105932.jpg
丸まったアルマジロ。 あんまし丸くない・・。

パタゴニアの風でころころしてるアルマジロは見れそうにないぜなっちゃん!



6_20110724105932.jpg
チリーアルゼンチン国境。

ぬぷぬぷのドロ道はイミグレで終わるって聞いてたけど、両国のイミグレは14kmも離れてる。

ちょっと前にカラファテでばらした自転車も洗ったカバンもギターも履いてるクツも,
ジャケットも手も顔も髪の毛も、、、泥まみれー!!!



7_20110724105721.jpg
ただドロドロになるだけやったらいいけど、
チェーンとディレーラー(変速機)に泥の中の砂が詰まって、ペダルが回らんようになった。こんなことは初めて。

水たまりがある所まで押してって、大きな石で水たまりに張ってる氷を割り、
そこから手を突っ込んでブラシがないので手で自転車を洗う。

猛烈に冷たいけど、冷え切ってしまえば痛みは感じひんようになるって最近の寒波で学んだ。

あえてガンガン冷たい水に手を突っ込むポジティブさ。

普通にすげー痛いけどw



9_20110724105721.jpg
グアナコ注意。

何回も水たまり洗車を繰り返して、ようやくアルゼンチン側の舗装路に出た。



写真9
大西洋側に出ると、ここ最近のバカみたいに寒い日はなくなった。
あとはどんどん南下して250km先のウシュアイアを目指すのみ!!

が、ここで問題が・・。

ウシュアイアに着いたら絶対泊りたい宿、上野山荘。

旅行者でなくても聞いたことあるかも知らんくらい有名な宿、上野山荘。

というのも、戦後移民として南米にやってきた上野のおじいちゃんおばあちゃんが、
いろんな仕事や暮らす場所とテンテンとして、たどり着いたのがウシュアイア。
最果ての町にやってくる旅行者を暖かく受け入れ、時に厳しく”日本人”を説く、
すげーパワフルな人で、ウシュアイアと言えば上野のおじいちゃんおばあちゃんに会いに行け!
と言われるほどの人柄。

残念ながら、10年近く前におじちゃんが、去年におばあちゃんが亡くなってしまわれたけど、
娘さんいつこさんが今はオーナーとしてブエノスアイレスにある上野山荘別館と併せて運営してる。

ブエノスでいつこさんに出会った時、てきぱきサバサバしながらも、なんかキュートな人柄に魅かれた。
上野一家が育って、たくさんの旅行者が訪れた上野山荘を見てみたいと思った。


DA・GA!!


今年は冬の間の管理人をしてくれる人がおらんらしく、冬季閉鎖になるらしい!!

カラファテにおる時にいつこさんにメール送ったらわざわざ電話でかけなおしてきてくれ(ぼくは寝てましたがw)、
6月15日まで宿を開けとくから、それまでにおいでーと。

なにがなんでも行かんといかんばい!!

なのに、、 時すでに6月12日。
あと3日で250km・・。

普段の暖かい所ならぜんぜん問題のない距離。
今は冬、それもパタゴニアの厳しい冬。

9時の日の出から4時の日暮れまでの短い活動時間、ひどい寒さ、
一回でもアイスバーンになるともうそこでゲームオーバーやっちゅうのに、
そしてウシュアイア寸前に500mの峠越えがある。ガチで凍ってるでしょ!?

うーん、、無理っぽい、、、

最悪ヒッチハイクしてでも上野山荘に向かおってちょっと前から考えてたけど、
北中南米をここまで走ってきて、その最後にヒッチハイクするってなんか興ざめやな・・。

ここまで来たら走るしかねー!!



10_20110724105721.jpg
こんな橋があったらふざけて渡りに行きたいけど、今はダメー!!

走らんといかんばい!!



11_20110724105720.jpg
凍りついたテントもバリバリ畳んで出発するのだ!!



12_20110724105720.jpg
どわー!!!
水たまりの氷を踏んで遊んでたらズボズボ沈み・・・ 底なし沼かと思た。

洗う水もないし、水たまりは全凍りやし、しょうがないのでビニール袋を足にはめてくつを履く。

自転車乗ってる時の風で泥が凍りだして、くつが氷の塊に!!!
つま先の冷たさが脳天に駆け抜け、体感気温はこんな感じ↓



13.jpeg
身じろぎもできない程の氷の厚さ!!

こうなったら小宇宙(コスモ)を燃やすしか・・・   ねぇ!!!



14_20110724105324.jpg
小宇宙を燃やすよりお湯を沸かしましょう(笑)

パラグアイで仲良くなったゆいちゃんにもらったお吸い物。
6ヶ月間使わずに粘ったけど、南米のゴールが近づいてきて、
やっぱ寒いとこで食っときたかったのでここでいただきました。

ありがとうゆいにゃん。



15_20110724105323.jpg
さー、あったまったら次にほしくなるはタバコ。

でもここ最近タバコを吸ってなかった。

アルゼンチンではひと箱換算で10円くらいになる巻き煙草を吸ってたけど、
巻紙を使い切ってもうて、きざみタバコは持ってるのに吸えん状態。

そしてチリはタバコがウルトラ高い!!

そこで考え出しました、手先が器用選手権大阪市住之江区粉浜3丁目磯田家代表、
磯田よしゆき職なし恋なしお金なしの29才!

ガソリンコンロの風防を使って、あるものを作ります。



16_20110724105323.jpg
ジャン!!

紙がなくてもタバコが吸える、パイプ。

葉っぱが入ってけえへんようにフィルターも作ってと。

葉っぱを乗せる所とか煙の入ってくる量を計算してパイプの太さを決め・・・

初号機はフィルターの固定に難ありで、ゴミ箱行き。

反省を踏まえて完成した弐号機はすげーぞ!



17_20110724105323.jpg
折りたたみ式の延長パイプ付き!!



18_20110724105322.jpg
素材は薄いアルミやから、潰れへんように箱までつけて!!



19_20110724105322.jpg
いっちょあがり~!


ってか、、、

こんなことしてんと自転車こげよ!!





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まったくラブくるしいぜ!ペンギン村!! ~パタゴニアの萌えスポット編~

ただいま絶賛

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友達からくるメールで、最近忙しくて文章ちゃんと読めてないんやけどウンヌンってメールがよく来るのが悩み事です。

みんな写真だけ見て本文読んでくれてない・・。

この日記もすげー長そうに見えるけど、空白すっげー続くからあんまし読むとこありません。 内容もあんまりありません。←そんなことはない



プンタアレーナスからフェリーに乗って、”世界最南端の町”ウシュアイアのあるフエゴ島に入った。

ここからはまたダートになって、地元の漁民の家をたまに見かけるだけの寂しい場所。


1_20110724104231.jpg

やっと写真撮れた!

ペルーのアンデスにおったリャマ・アルパカ・特にビクーニャに似てるけどまったく別の種類、
パタゴニアだけに生息するグアナコ。

警戒心が異常に強く、人の姿を見つけると全力ダッシュで逃げるのでなかなか写真が撮られへんかった。

これもだいぶ遠いけどねー



2_20110724104230.jpg

こうなると寝てられへんよねw

前日は風を除けれるところが見つけられへんまま日が暮れたので、適当にテント張ったら朝方から爆風に!

テントの中から押さえテント、布がちぎれるかポールが折れるか、はたまたテントごと飛ばされてくか、すげー恐怖。

もしテントを畳んでる最中にテントから手を離してもうたりしたら絶対追いつかれへんし。

ドロドロのダートで風も強いこんな道を走るより、100km遠回りすれば舗装された走りやすい道があった。

それでもわざわざこんな道を選んだのには理由がある。

普通の観光スポットと違って、バックパッカ―には行かれへん(ヒッチすりゃ行けんこともないけど)、
自転車やバイクとか、足のある旅人限定の萌え萌えスポットがあるのだー!!


泥まみれのぬちょぬちょダートを2日間走って到り着いた場所とは・・・





























これは期待していいぞアミーゴたち!!!























じゃじゃーーーーん!!!!!!













3_20110724104230.jpg

びびったかコンチキショー!!!


ふっふっふ。







えっ?見えへんってww



















それじゃー別の写真をお見舞いするぜ!!























4_20110724104230.jpg

じゃじゃーん!!!


うぅーん・・・ 

イマイチ遠い。


手前の川は渡られへんからぐるっと遠回り、30分歩くとそこには・・・


































まだまだ着いてこいよ!代々木ー!!!
(NOIZE ZERO-G TOUR 2002 FINALより)


































5_20110724104229.jpg

どんっ!!! ありゃ??
































うーん、もういっちょ今度こそ!!


Yeah!くらっちゃってください!! (NOIZE ZERO-G TOUR 2002 FINALより)





























10_20110724104229.jpg

はぁ~ やっとでた~


そう、この名もない海岸線にはペンギン村があったのだ!!

ここにおるペンギンはキングペンギン。体調が80cmにもなる大型のペンギンで、
本来ここには住んでなかったけど、2年前に越冬の旅に出てこんな所に迷い込み、
もうめんどくさいわ。つって住みついちゃったなんともヤル気のないペンギンたち。

40羽くらいのちっちゃなコロニーを作って、
毎日何をするわけでもなく、ぼーっとどっか眺めて、
たまーに首延ばしたり、たまーに2・3歩あるいたり。
羽を広げてパタパタパタ。おっ、飛ぶんか!?と思ったら、
何事もなかったようにまたぼーっと・・。 どんな前フリやねん!!
思わずカメラ構えてヒジにペンギンのう○こついてもうたやんけ!



7_20110724104017.jpg

なんなんだこの密集っぷりは!! 



8_20110724104017.jpg

どこ見てんねん!!!



9_20110724104017.jpg

カラダヤラケ━(・ω・)━



10_20110724104016.jpg

ツルっとしててぬべっとしてて、おまえらってやつぁほんとにラブくるしいぜ・・・



とはいえ、天気悪いし日暮れ時やったからまともな写真撮れず、

その代わりすべての魅力が詰まったこの動画をYeah!! くらっちゃってください!!!


萌え萌えペンギン村動画!!(YoutubeへJet walk!!!)



11_20110724104016.jpg

とろけるくらいラブくるしいペンギン野郎たち。

ずっと1mくらいの距離から写真撮ってて、最後帰る前に一匹捕まえてみようと思ってたけど、
動画撮ってる間にいつの間にか後ろにツアー客が来てて、ガイドはあんまし近づくなって言ってて断念。

くっそー、ちょっとラブくるしいからって無駄に保護されてる感じがムカつくぜ・・ 動物愛護精神ファック・・。



注)動物大好きです


自転車のかばんにペンギンつっこんだ写真撮りたかったなーw



動物特有の考えのない行動。とくにペンギン野郎のラブくるしさにゃあ完璧ぐ~のね!!



12_20110724104015.jpg

素敵な感動に包まれて、ついでに暗闇にも包まれてキャンプ場所を探して、
ようやく見つけたのは牧場の牛舎の裏。

牛糞の山、その上にテント。

ご飯を炊くガソリンコンロも、牛糞の上。

手や顔を洗った水が地面に落ちて、半乾きの牛糞が水分を取り戻したのと同時に再び発散させるチョコレートのように濃密な香り。



まったく動物ってやつぁ・・・





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プンタアレーナスでの日々 ~世界最南端の町”ウシュアイア”をディスる編~

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プンタアレーナスでチェックインしたホステルには日本人旅行者がいた。



1,
スペイン語英語ペラペラでよくしゃべるよしさん。
前回南米に来た時には137カ国を自転車で旅した中西大輔さんともしばらくいっしょやったらしい。

ぼくより自転車乗りっぽいw



2_20110724103503.jpg
冬季閉鎖寸前の宿になぜか旅行者がちょこちょこ来る。
しばらくよしさんだけやった所にぼく、そしてフランス人3人組が来た。

フランス人グループは彼氏彼女と彼女のお兄さんというなんとも不思議なパーティー。

彼女の誕生日を祝いに山ほどのプレゼントを持ってフランスからやってきたらしい。

空気読め、兄ww

と思うなかれ。
すげー彼氏と彼女のお兄さんもみんなすげー仲のいい人たちで、パーティーにぼくらも参加させてくれた。

そこで出てきたのはもちろんフレンチ!! しかもコースで!
人生初のコース料理は(居酒屋の飲み放題コースを除く)、パタゴニアでフレンチという素敵な不文律。

まず、前菜はフランスから持参のフォアグラ(!)を使ったサラダ、シルブプレ~!

白と赤のワイン、おしゃべりを堪能してるとメインが運ばれてきた。

メインは見たこともない形をしたステーキ。
縦横10cm、高さ2cmというおしゃれな分厚さ、シルブプレー!

そしてデザート、
フランスから持参の厳選されたチョコレートで作ったチョコレートケーキ。 シルブ、、、 プレッッ!!!



3_20110724103502.jpg
そうそう、そんなプンタアレーナスで興味を持ったもの。
パタゴニアでもさらに南部の極寒の地にすむ先住民族。

3種くらいの民族がおったらしいけど、現在では普通の暮らしをしてるらしい。
純血の人はおるんかな?

かつての暮らしを知るには博物館で物品や写真を見るくらいしかできひんけど、
町でよくポストカードを売ってる。

それがなかなか強烈。

この写真はいわゆる典型的な先住民。弓矢で獣を狩ってるところ。

普段は裸か、獣の毛皮を身につけてる。


4_20110724103502.jpg
それがお祭りになると体中にペイントしてこんな感じ。 よく見ると丸出し。

さらに祭がヒートアップしてくると、、、



5_20110724103131.jpg
特撮っぽくなるw

そして丸出し。


そしてぼくのお気に入りは、、、



6_20110724103131.jpg
でゅわっち!!

マルダシウム光線!!



7_20110724103130.jpg
チリはけっこう露骨に軍備を街中に並べたりする国で、
公園にはたいていこんなんがある。



8_20110724103130.jpg
プンタアレーナスは港に面した半島の町。
ここから船に乗ってティエラデルフエゴ、フエゴ島に渡る。




9_20110724103130.jpg
パタゴニアの不思議。

自転車やバイクの旅行者がアメリカ大陸のゴールに設定する、世界最南端の町ウシュアイア。

そこにはけっこうな大人の事情やちょっとしたJASRACが含まれてる。(ウソオオゲサマギラワシイ)

ウシュアイアと言うと南米大陸の最南端と思いがちやけど、実は大陸から離れた島の中にある。
本当の大陸最南端はプンタアレーナスから南に下っていったあたり。 道はあるのか?ってようなとこ。

そんでもって、”最南端の町”という称号もアルゼンチンが言い張ってるだけで、
ウシュアイアからビーグル水道をはさんだチリ側の島には、プエルトウイリアムスという町がある。

少し前まではプエルトウイリアムスという漁民の住む”村”やったので
ウシュアイアは世界最南端の”町”として売ってた。その時はまだウソじゃなかった。
けど、今のプエルトウイリアムスは整備されて、学校や病院もある”町”としての機能をもってしまった。

となると、”世界最南端の町”ウシュアイアはウソになる。

”南米大陸の最南端”でもなければ”世界最南端の町”でもない町、ウシュアイア・・。


”世界最南端の町”プエルトウイリアムスがいまいちメジャーになりきられへんのは、
ウシュアイアかチリの町から飛行機か船に乗らんとだめで、最安でも120ドルはする。

その割には世界最南端という以外に見所もないので、あまり旅行者は向かわない。

ウシュアイアまで来る旅行者はみんなウシュアイアが”世界最南端”じゃないことを知っときながら、それでもウイリアムスに行くのも費用対効果を考えると・・・

ってなとこの妥協点が、ウシュアイア。

まぁ自転車乗りの行ける南端ではあるんやけど、
なんかちょっとそこんとこのモヤモヤする感じ、いやですw



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寒すぎる日々 痛すぎる日々 ~旅中最低気温更新編~

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パイネ国立公園から帰ってきて、4日経過。

早くウシュアイアに着かんとパタゴニアに極寒の冬がやってくるっての・・。

というのもトレッキングの筋肉痛があまりにひど過ぎて・・。
帰って来た次の日はベッドから降りられへんかった。

ほんま我ながら筋肉のなさにあきれる。

こんな自転車世界一周とかしてると、運動大好き運動神経抜群みたいに思われるけど、
ぼくは並みの人よりはるかに筋肉がない。ついでに運動神経も悪い。

友達と同じ運動をしても、やってくる筋肉痛がより激しく、痛みが治まるまでにの期間は3倍くらい。

シーズン初めのスノーボードは誰でも筋肉痛になるけど、
動かれへんくらいの激しい全身筋肉痛が1週間。ようやく歩けるようになってもさらに1週間は痛いのが続く。



1_20110724102618.jpg
そんな貧弱ボーイが山登り。 しかも無謀な装備と無茶な日程。

今回もとんでもない筋肉痛に襲われて寝たきり生活やったけど、
ホテルにwi-fiがあったので、布団にくるまって持ってなかったAKBのPVを一気に快適ダウンロード。
寝ても覚めても珠理奈えれぴょんワロタに囲まれた素敵すぎる寝たきり生活。まるで骨折ロマンス



2_20110724102522.jpg
そうこうしてる間に、パタゴニアは一気に寒さを増した。
寒波でも来てるんかと思ったけど、町の人に聞いてみるとこれくらいが例年並みらしい。

これ以上中途半端にダラダラしてても筋肉痛も収まらんやろうし、
これ以上AKBと一緒に暮らしてると、離れる時が辛くなるやろうから、出発することにした。

前日に天気予報を見てみるとこんな感じ。
この後さらに予報の最低気温が下がってった。



3_20110724102522.jpg
宿を経営する酔っ払いファミリーは、仲良くなったはずのセバスティアンが
怒った彼女を追っかけて遠くの町に行ってしまい、朝までひとりで酔っ払い続けてた偉大なお父さんがお見送り。



4_20110724102521.jpg
町のセントロ、中央広場は凍りついてて人気がない。



5_20110724102521.jpg
車通りの少ない通りから国道に出ようと、日の当らん路地を走ってたらツルリンドンッ!!!
道路の上に3cmくらいの氷が張ってた。

冬パタゴニアは太陽が低い位置までしか昇らんので、建物の影の多い町中や
山が近くにあるエリアでは、一日太陽が当たらん場所が多い。

おまけにこけたのが下り坂で、強打したヒジを抑えてうずくまってると、そのままスーッと滑って5m。

やっと止まったかと顔を上げると目の前の家の庭で、ラテンアメリカの豊かな週末スタイル、
家族deアサードパーティーの真っ最中。

その家族にしても、坂の上から横になって滑ってくる東洋人見てびっくりしたやろうね。



6_20110724102521.jpg
国道に出ると車通りがあるおかげで道路上の氷は溶けてた。



7_20110724102520.jpg
しばらく走って、なーんかここは地面がキラキラしてるなー と思ってたらツルリンごつん!!!

午前中から昼1時くらいまでは気温が低いので道路が凍ってて、
太陽が南中(こっちじゃ北中?)する3時を回ると再び道路は凍り始める。

道路の凍ってない時間って一日2時間くらい。

アイススケート状態の道路は危なすぎて走られへんので、道路外の舗装されてない所を進むけど、
そこは石がゴロゴロしててデコボコやしスピードが出せん。


草の中を走ってて、ちょうど草の陰に凍った水たまりがあって、滑ってこけた先はジャリジャリの地面。
ゴアテックスのジャケットが破けた・・。



8_20110724102123.jpg
その夜はテント内で-10℃まで下がった!! 外はいったい・・・

自転車で走ってる時から水のボトルが全凍りやったから、今日の寒さはいつも以上やとは思ってたけど・・。

テントっつってもぺらっぺらの布やし、キャンプの時に寝袋の下に引くウレタンマットも、
気温がマイナスになると地面の冷たさを通してしまう。 
地面も冷たく凍ってるので、氷の上で寝てるように冷気が体に滲みてきて、
寝袋の中で体を動かし続けてんと体の先っぽが痛む。


結論

-10℃じゃ、眠れません!!



9_20110724102123.jpg
手袋なしで自転車触ったら指が張りついて離れへんようなったw



10_20110724102123.jpg
次の日は天気が良かったので朝から道路上の氷が溶けてた。



11_20110724102122.jpg
・・・のも一瞬、
昼過ぎから曇って気温が猛烈に下がりはじめ、あっという間にアイススケートリンクの完成。

道路上は危なすぎて走られへんようになったので、スピードは落ちるけど砂利の敷き詰められた路肩を走ってたけど、
その砂利の路肩がアスファルトで舗装されだして(普段なら喜ぶとこやねんけど)
道路上も道路外もすべてスケートリンク状態。

自転車には乗られへんからせめて押して進もうとしても、自転車が滑ってコケる、
足が滑るコケル、コケた自転車を起こそうとしてまたコケル・・・。



12_20110724102122.jpg
ほんまこれまでの旅の寒さとは比べもんにならん寒さ。

クツ下3枚、ズボンは3枚も履いてるのに寒さが浸みてきてガチガチ歯の根が鳴る。
履いた息は濃い白色のまま長く尾を引いて後ろに流れていく。
その吐く息が当たるジャケットの首の部分は湿気で凍りついてる。

時計についた気温計を見てみようにも、時計の液晶の動きが極端に鈍い。
カメラの電池も寒さで低電圧になって一斉にバッテリー切れ。

周りを見てみると小さい池はもちろん、全ての川、対岸が見えへんくらいでっかい湖ですらガチガチに凍ってる。
表面に氷が張ってるってレベルじゃなくて、もう見るからに氷が分厚い。
試しにでっかい石を投げてみてもゴンっ!と着地して氷の表面にちっちゃな傷をつけてススーっと滑ってく。


そんな状況の中、地平線まで続くエンドレス一本道を一歩づつ、氷で滑れへんように慎重に歩いて行く。


だいぶ歩いたなと思って振り返っても100mくらいしか進んでなかったりする。


あかん、こんなペースじゃ一日30kmも進まれへん。
予定より時間かかり過ぎて食料も亡くなってきてるし、最悪なことにこの寒波はまだ続くらしい。


ってなわけで!
久々に抜きます、伝家の宝刀ヒッチハイク!!


自転車を押しながら後ろから車に手を上げる作戦やけど、通る車は一日数台。
この日一日やっても車は来ず、次の日は自転車を押して進みながらヒッチハイクして、ようやく夕方にトラックが止まってくれた



13_20110724102122.jpg
ぼくを乗せてくれたトラックは2台のけん引車両を引っ張る特大トラックで、
そんな巨大なものがアイスバーンの下り坂でタイヤが滑りだして対向車線の路肩に突っ込んでくという、
恐怖でスローモーションなっちゃうくらいのジェットコースタードライブ。

150kmをながなが4時間かけてたどり着いたのはプンタアレーナスという町。
大航海時代の冒険家、マゼランもやって来た場所。

まだパイネ国立公園トレッキングの筋肉痛も癒えてないってのにアイスバーンでコケまくって、
寒すぎて睡眠不足やし、体がボロボロ。

宿に泊まらず町をスル―予定やったけど、ホテルに泊まって体を治すことに。




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パネェ筋肉痛、パイネトレッキング後半 ~アンラッキーをラッキーに編~

ただいま絶賛

「たらちゃんけんちゃんの
  夏休み!アマゾン川いかだ下り」


進行中!!

アマゾンの日記と自転車旅の日記がごっちゃなっちゃってるので、
分かりやすいように右列のカテゴリにアマゾン川いかだ下りを加えときました。
出発後はこれまでの自転車旅の溜まった日記が予約投稿で自動アップされ続けるけど、
その日記の最初にもアマゾン川いかだ下りのリンクを貼り付けときます。



トーレスデルパイネ国立公園3日目。

2日間ベースにしたフランセス谷のキャンプ場を去り、今日は17km、7時間の移動をして帰りのバスの集合地点に向かう。

この国立公園の目玉、トーレスデルパイネはフランセス谷の先にあると思ってたけど、ぜんぜん違う場所にあることをトレッキング初日に知った。
でも帰りのバスの日時と集合地点はチケットを予約する時に決めてあるから今更変更は不可能。

ここまで来たのに一番見たかったものが見れずに終わる・・。

ショボーンとした気持ちに、昨日の登山の筋肉痛がハンパなく、すげー辛い道のり。



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今日もパイネグランデはいい天気。



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湖畔に誰かの小石アート。



3_20110724101525.jpg
国立公園内のホテルは衝撃的なツーリストプライス。
ちょっとしたホテルは3泊からで400ドル。最安のこのクラスでも100ドルもする。


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ねじれた木。



5_20110724101308.jpg
昨日の晩の放射冷却で、今日は気温が低い。
ちょっとした池や川は完全に凍りついてて、この池には5cmくらいの氷が張ってた。



6_20110724101308.jpg
バスの集合地点になってるホテルに到着。

今日の道のりもキツかった。

フィッツロイ日記でも書いたけど、ぼくはバックパックを持ってないので、
簡単なリュックサックで20kgの荷物を担いで歩くのは、細い肩ひもが肩に食い込んで痛い。
おまけにバスの集合時間がけっこうキツキツで、休憩も長く取られへんかった。

帰ったらゆっくりシャワー浴びて、ビールでも飲みながら渡り廊下走り隊のPV全部見よう。

ニヤニヤしながらバスを待つ。 約束の4時。


30分経過。

まぁ、ラテンアメリカやからね。こんなの遅れた内に入らんよね。



1時間経過。

あれっ?集合時間5時やったっけ?? けえへんな・・・



1時間半経過。

気温マイナス3℃。死ぬ。



2時間経過。

そういや、バスを予約したのはプエルトナタレスで泊ってたホステル。
酔っ払ったセバスティアンに予約してもらった・・。

ただでさえ信用したらあかんラティーノの、しかも酔っ払い。さらにセバスティアン。


最凶なコンビネーションw


こうなったらしょうがない、とりあえず今日はここでキャンプして明日また別の待ち合わせ場所に行ってみよう。
公園の管理事務所なら最悪ヒッチハイクもできるやろう。

となると、明日のこの時間まで時間ができる。

行きたかったトーレスデルパイネ峰を見に行ける!!ラッキー!



7_20110724101308.jpg
その夜の冷え込みはハンパなくて、ぼくは計ってなかったけど、ホテルに泊まってた人が朝方は買ったら-15℃やったとか・・。
どうりで寝られへんかったわけや。

筋肉痛は昨日の道のりもあってもはや空前絶後!

でもここまで来たら何が何でも見に行く。
こういう時のケチ魂と執念だけは誰にも負けへんと思うし、そんな自分が好きだw


にしても今日も時間ギリギリの行程。
標高900mまで登って降りて、26.5km、10時間半のハードな行程。

空が明るみ始める9時ごろにテントを出る。



8_20110724101307.jpg
滝の周りは飛沫で氷のオブジェ。



9_20110724101307.jpg
溶岩に閉じ込められた石がおしゃれにぱっくり、丸見えに。



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最後の登りは氷ったガレ場で、筋肉がちぎれそう。

この丘の上のほうからとがった何かが見えてきたー!



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さー!!(福原愛で)

駆け上るように丘を登り切ったら目の前に景色がドン!!

トーレスデルパイネ展望台!!



12_20110724101008.jpg
トーレスデルパイネとは、スペイン語でパイネの塔って意味で、3本のとんがった岩山が等間隔に3本並んでる。

なんでこんな形に・・?って考えるよりも、その鋭いとんがりっぷりと、こっちに倒れてきそうな重苦しい迫力に圧倒される。

これまた風のない最高な天気で、弁当がウマイ!
飯の後のタバコもこれ以上ない贅沢な味。


いつまでだっておりたいけどあんましゆっくりもしてられへん。
バスの時間に間に合わせるには20kgの荷物担いで時速6kmを5時間キープ・・。

間寛平かイカンガー並みの体力いるっすよ!!



13_20110724101008.jpg
ダッシュダーッシュダシュッ!

バスの集合時刻の4時。集合地点までまだ5kmあった。

今日も-15℃の中キャンプか・・?と不安な風がヒュルリと吹きぬけ始めた頃、
後ろから来た4輪バギーが乗ってくかー?とクラクションぷっぷ。



14_20110724101007.jpg
なんとか間に合った・・。

バスの運転手は、昨日ぼくをこの管理事務所に迎えに来てたらしい。
ぼくがおらんかったので泊ってたホステルに問い合わせたけど、誰も電話に出えへんかったらしい。


ぜったい酔っ払ってたな、セバスティアンw



15_20110724101007.jpg
ワインと晩飯を買いこんで宿に戻ると、セバスティアンの長ーい言い訳maybeを華麗にスルーし部屋に直行。


PC開いて外付けHDD接続よしっ!


PV、AKB48、ネ申テレビと、フォルダを次々オープンし、、、



はるごーん!なっちゃーーん!




君たちにぃ、、、








会いたかったー!!!







イエーース!!






なんのこっちゃw





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雪と氷河のパイネトレッキング前半 ~余裕のある装備・日程を組みましょう編~

ただいま絶賛

「たらちゃんけんちゃんの
  夏休み!アマゾン川いかだ下り」


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いまアマゾンイカダ下りのため、アマゾン源流の町プカルパにきました。
-10℃の世界から2週間ちょっとで40℃近い場所に来て、相方のけんちゃんボーイともども体調崩しちゃいました・・。

でも!!

今日オーダーしてきました。

何おって??

アレに決まってんじゃないすか!!
アマゾンイカダ下りに一番大事なもんと言やぁ・・・




イカダ!!!





いかだよしゆき!!!





んーなわけで、まだ5つくらいしかブログの予約投稿できてないんで、
とりあえず写真だけいっぱい載せた手ぬーきブログをジャンジャンアップして、
ブログの更新が滞らんようにしたいなーと思ってます。

んじゃ、チリのトーレスデルパイネ国立公園トレッキング日記をどんぞ!!



d (1)
心さんあずみちゃんにアイフォンを届けたお礼ですげーVIP待遇してもらったプエルトナタレス。

VIP待遇ついでに、パイネ国立公園に向かうバス代まで出してくれた・・。

ちょこっとしたことやのに、ほんまありがとうございます!!

そうそう、その心さんはちょっと前に世界一周を終え、7月からは日本一周をして締めくくるらしい。

あなたの町に心さんが来る!!
面白い冒険話が聞きたい人は、HP見て連絡してみては??

日本の物価にガクブルしてると思うんで、泊めてあげるとかご飯ごちそうとかしてあげてくださいねw



d (2)
どどどーんよりした天気で、山々のてっぺんは雲の中。

この湖から山頂までの標高差は3000m近いからまぁ無理もない。



d (3)
トレッキング開始ー!



d (4)
今回は3日間の予定でキャンプ道具食べ物ワイン満載でやって来た。
最初のトレッキングルートは、氷河を横目に、国立公園の山々の真っただ中に入って行く、フランセス谷ルート。

川沿いにゆるーく標高を上げていく。
左には国立公園最大の峰、パイネグランデが見え、



d (5)
右側には妙な形と色の山々が壁のように連なってる。



d (6)
吊り橋は橋げたの木が凍りついてるのですげー注意が必要。



d (7)
氷河の溶けた水は飲み水になるけど、
シャワー代わりに浴びるには冷た過ぎる。



d (8)
今日は展望台に向かう手前のキャンプ場でテント泊。
シーズンオフでン他のハイカーにはまったく出会わず。
キャンプもプーマとか出るって言うのにひとりぼっち・・。

夜中、テントの中でごそごそする音が聞こえ、プーマかとドキドキした。

大声をあげて威嚇して見てもまだごそごそいってて、ライトをつけてみたらネズミ。

テントを食い破って食い材を漁ってた。

テントに5cmの大穴2つ。ファック。



d (9)

翌日はすげー晴れ。

この国立公園は天気が悪いことで有名。
他の旅行者にここの話を聞くと天気が悪くて何も見えへんかったって人ばっか。
でもシーズンオフの今は、山小屋が閉まって食料補給もできず、ここに来るバスの便数も減って値段が上がり、
登山してても気温が下がって登山道が凍って雪が積もって道が見えへんようになる代わりに、、、 
天気だけはいいw

山のふもとの平らな部分、砂をかぶってるけどあれも氷河。



d (10)
山の上のほうからどどーん!!と、雪崩や氷河の崩落がある。

その時に舞い上がった雪煙りは登山道にも降りてきて、太陽光線に照らされてダイヤモンドダストのようにキラキラ輝く。


カメラ壊したくなかったんで写真はないよ(笑)



d (11)
登山道はまだまだ奥へと続いて行く。



d (12)
登りに入って、さっきまで遠かったパイネグランデ峰がぐんぐん近づいてくる。



d (13)
登山道に水が流れ込んでる所は完全に凍りついてて、手をついて登る。
それでも滑って何メートルか転げ落ちることも。

パタゴニア名物の爆風も谷間を抜けてMAXで吹きつけるし、
断崖の岩山からゴロゴロと落石も多い。

日本じゃ規制されるような厳しいルート。



d (14)
規制ついでにコチラ、寄生植物。

南極ブナの木に寄生するキノコで、こんなポップなルックスのわりに食用やったりする。
ほっとくと木に同化してこぶのようになる。



d (15)
道を間違えて、えらいとこに来てもうた。
そんでもって下ってる途中に氷の川に出てしまって右往左往。

そんなとき見たキモチ悪い氷の動画(youtube)



d (16)
コケの生えてるところを歩くとグニャグニャプチョプチョ鳴ってキモチ悪い。

ナメック星にいる気分。行ったことないけど。



d (17)
さーここが展望台!!

さっき間違えて行ってもうたのは右の崖の下。

展望台っても、作られた台があったり看板があったりするわけでもなく、登山道の終わりってなもんで、
レンジャーパークのおっちゃんにそっから上に登ったらさらに景色いいぜって教えてもらってたので、さらに上を目指す。



d (18)
目指すはこの谷間の上。

この時、予定を立て間違えてて、この国立公園名物のトーレスデルパイネ峰のトレッキングに行く時間がなかったことに気付いた。

あの谷の上まで上ったらトーレスデルパイネ峰を裏から眺められるかもしらん。
って淡い希望があって登り始めたけど、すっげーハードな道やった。



d (19)
とっくに登山道なく、崖から剥がれたような岩がゴロゴロした急な斜面を登って行く。 風はMAX!!



d (20)
いっぽ足をすべらすと数百メーター下まで真っ逆さま・・。



d (21)
しまいには氷河を渡るはめに。

ぼくの靴はペルーで買った6ドル=480円の安もん。
ずるずる滑って水も滲みてくる。

フィッツロイのトレッキングそうやったけど、これがトレッキングシューズやったらどんだけ楽やったか・・。

みなさんトレッキングには万全の装備向かいましょう。



d (22)
谷の上まで登りきったけど、トーレスデルパイネ峰は見えず。
方角的には合ってるんやけど、手前に他の山があった。無念。



d (23)
パイネグランデ峰。3000m近い山がこんな間近に見える所まで来た。



d (24,)
谷底まで直通の真っ逆さま氷河滑り台。 お帰りはコチラ??



d (25)
カーテンのように山脈にグルっと囲まれた場所。

山脈のど真ん中にどんどん分け入ってく感じが冒険心をくすぐるナイスなルート。

ただ、、肉体的にはすげーキツイ。
シーズン最初のボード翌日並みの筋肉痛。

こんな景色を見れる場所を一般に開放してるのはありがたいことやけど、
これがもし日本やったら年間10人は死んでるんじゃ・・。



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