現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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スクーター逝去にて西アフリカバイク旅終了@マリ ヤッタ―\(^o^)/―!!!


やっほーフレンズ!

去る3月2日アフリカ大陸のゴールとなる南アフリカは喜望峰に到達し、
現在はタンデム自転車を預けてナミビアからボツワナ、ザンビアへと恋のバカンス中!

アフリカ後は自転車世界一周ラストステージのユーラシア横断に向かいたいところですが、またして資金不足・・。
いったん日本に帰国し、資金稼ぎの為に半年から1年ほど働きたいと思います。

なもんで日本に帰るぜっ!!
帰国日は3月26日に成田空港着!
4月1日土曜日にはNHKラジオの番組「地球ラジオ」に渋谷のNHKから出演してから、
マイスイート大阪へむかってタンデム自転車で走りまーす。

働き始めるまでに何やかんやと楽しい計画もあったりするのですが、そりゃあまたそん時。
とりあえず今は帰国までにブログを全部書ききって気持ちよく帰るべし。


・・・と書いたのも今は昔、現在3月25日。
ケープタウンから帰国の途に就き、乗り換えでエチオピアのアディスアベバに早朝到着し、
夜のフライトまで航空会社の用意してくれた4つ星ホテル(自称)で優雅に過ごしてまーす。

明日の夜には成田着、そのまま空港泊。
大都会東京は厳しそうだー!



--------------------------------------------------------------------------


んじゃそんなわけで去年6月。
西アフリカスクーター旅行の続きだよー!



maribamako (1)

絶望的に故障しまくりのスクーターで川を渡りジャングルを抜け、
エボラやラマダンやワイロ要求を跳ね返し、内陸国マリの首都バマコにやってきた。

押しなべて貧しい西アフリカ諸国の中にいくつか存在する大都市、バマコ。



maribamako (2)
ニジェール川沿いに栄える180万人が暮らす大都市!
例によって盗難で写真を失ったの写真はないんやけど、
2階建以上の建物見たの久しぶりな気がする(笑)

計画的に作られた片側3車線の大通りや省庁街、他には、、、うーん。

マリはイスラム教の強い国なので洋服を着た女性はほとんど見ないけど、
女性が数人でアイスクリーム舐めてたり、ちょっとオープンな空気も感じる。

まぁなんしか広大な街!

海沿いの国々から悪路を超えてこの国にやってきたのはいくつか理由がある。

ひとつ目、バイクの旅がしやすそう。
マリは幹線道路が舗装されていたり最低限のインフラの整った「平らな」国。
エンジン焼き付きの影響でパワーのないバイクでも、平地なら安定して走ることができる。
その反面、サハラ砂漠の国なので毎日気温が40℃以上にあがるという灼熱地獄というデメリットも。

二つ目。
スクーターの部品を手に入れれる可能性がある。
バマコは大都市でバイク部品屋が多そうなのと、
舗装のされた平地なのでスクーターが走っている可能性がある。

加えて、この先旅する国々の大使館が集まっているのでビザを一気に取ってしまえる。
到着早々お隣ブルキナファソのビザ申請をしておいて町を探索だー!


ふぅ…、その結果。


バイクと歩きで2日間町をくまなく探し回ったものの、スクーターの部品を扱う店は無し。
西アフリカ諸国のビザも次のブルキナで取ったほうが安そう。

バマコに期待しまくってきただけに肩透かしを食らったような気分やけど、
ラマダンも終えたことやし久々のビールを楽しみつつリラックス滞在。


ちなみにこの半年ほど前にバマコではアルカイダ系組織の大規模なテロがあり、
外務省の安全情報では首都バマコ以外ほとんどの場所が最高レベルの「退避勧告」。
他の国からの旅行者も限りなく少ない。

いくつか地方にある観光地に向かいたかったけど、現在の情報も手に入らない状況で、
またセネガルに戻る復路の時に状況を見て観光に行くことにして、
今回はまっすぐ隣国ブルキナファソに向かうことに。

ひさびさビールもたらふく飲めたし、お粗末な英語でやけど人としっかり話せてストレス解消!
ブルキナに向けてスタートだーっ!


平らなマリの美しい舗装路の上を時速30kmでぶっとばしてゴーゴゴー!!

次の町あたりで宿を探そうかなと考え始めた夕方ごろ、またしてもオーバーヒート・・。
あまりに順調すぎて冷却水の確認を怠るという凡ミス。
地平線まで伸びる一本道で路肩にスクーターを止め、考える。

こんなことは2日に1回起こることなので自分でエンジンばらして修理するにしても、水がない。
もう夕方なので今から修理はできひん。キャンプして明日修理ってのがいいけど、キャンプするにも水がいる。
次の村Sidoまでは3kmほど。

ほんっと何ひとつ簡単に進んでってくれないなーこのスクーター旅は。
とはいえ、旅のしやすいマリにきた気楽さもあって、にやにやしながらバイクを押す。

日暮れ前にSido村に到着、電気もなく国道を走る車向けの商店が並ぶだけの小さな村。
この村には宿泊施設がないらしく、バイクを走れる状態まで急いで整備してキャンプ場所を探しに行かなくては。

青空メカニックに飛び込み、自分で作業するからと場所と工具を貸してもらう。
超速でカウルを全外し、エンジントップカバーをオープン。
症状は軽度のエンジン焼き付き。いつものやつだー。

とりあえず日が暮れるまでにキャンプ場所を探しに行かんとあかんので、
焼き付きの方には目をつぶって(冷えればある程度収縮するw)、冷却水漏れの方の応急処置を。

マフラーを外し、エンジン腰下左側をオープンしてみて、、、

ワオ!

こないだギニアの首都コナクリで奇跡的に手に入ったた部品がさっそく壊れてる・・。

ウォーターポンプ部のシャフトを保持するためのベアリングが砕け散って、
シャフトがギヤボックス内で大暴れしていた様子で、水漏れを防ぐメカニカルシールにダメージがあるかも・・。

こりゃえらいこっちゃとシャフトを抜くため部品を外していく。
どうやらメカニカルシールに致命的なダメージはないようでひと安心。

汎用のベアリングを村内で手に入れることができたので、元通り部品を組んでいく。

だいぶ前に日は暮れてしまっていて暗闇の中ヘッドライトでの作業に、メカニックのお父さんも付き合ってくれる。
普段やったらとっくに閉めてお家におる時間やろうに、、、むっちゃメルシー!!

そんなこともあってちょっと焦り気味での作業の途中、
エンジンとウォーターポンプシャフトをつなぐベルトが、ギヤの間に引っかかった。

押しても引いても抜けないので、タイヤを回して強制的にギヤを動かしてみる。
ギヤの間に食い込んでしまってるようでタイヤが回らない。
おりゃ!動け!そりゃ!

ふぅ。抜けたかな。
外れたはずのベルトをギヤにはめるのに車体の反対側に回ると、砂地に横たわる一本のヒモのような物体・・・
暗くてよく見えないので拾い上げてみる。

ヒモのようなこれはいったい、、、 


ベルトだ。


ベルトが、、、 切れたー!


このベルトは車のドライブベルトとは違ってギヤどうしをつなぐので、
円の内側にはギヤの歯に合うよう凹凸がついている。
まったく同じ部品はまず絶対手に入らないやろうし、
長さと歯の数が合うような汎用品なんてものはあるわけない・・・
瞬間接着剤どばどば流し込んで繋げてみたけど、エンジンの動力の前ではプチっと切れちゃう。



とりあえず、このベルトがなくなるとどうなる!?



このベルトがないとエンジンからの動力がエンジンを冷却するウォーターポンプに伝わらない。
ただでさえ冷却水が漏れて一瞬でオーバーヒートするってのに、、、

試しに部品を借り組してエンジンをかけてみる。
アイドリングだけでも1分もしない内にオーバーヒートだ。



バイク\(^o^)/オワタ




いやぁ、予想してない急展開でバイクが死んでしまいました。
ここまでかなり重篤な故障にも限られた部品と知識でなんとか乗り切ってきたけど、
最後はこんな凡ミスで復旧不可能とは・・・

なんだかここまで必死に旅してきた自分の姿がおかしく思えて笑えてきた。
ふしぎなことに喪失感も後悔もない、晴れ晴れとした気分。


ふぅ・・。

これにて、、、  バイク旅終了ー!!


この村には宿がないし、今夜はヒッチハイクしてバマコに戻ろう。
奇跡の奇跡を1%も期待はしてないけど念のため、
切れたドライブベルトを持ってってバマコで探してみよう

見つからなかった場合はスクーターを、場所を貸してくれたメカニックにあげることにした。
バイクもヘルメットも工具もオイルもガソリンもぜーんぶ丸々!!
親切なお兄ちゃんやったし、故障の原因はよくわかってなさそうやけど、
イスか子どものおもちゃくらいにはなるでしょう。


いやーすっきりした!
とりあえず今後のことはバマコに帰ってから考えよう。




maribamako (3)
走馬燈てきなやつ(笑)

買ったバイクを登録するのに2か月かかり、
スタートした翌日にエンジン焼き付きの大故障。
これがすべての始まりやった・・。




maribamako (4)
ダートなんてもんじゃない馬でしか越えられない道を走り、
木彫りの船で川を渡り、土砂降りの雨季のなかバイクを押し国境を超えた。




maribamako (5)
これが唯一このバイク旅のご褒美か?
バイク故障のストレスから離れて釣り生活。




maribamako (6)
昼間は45℃まで熱されるので夜のキャンプが待ち遠しかった。




maribamako (7)
訪れた先々でメカニックに寄った。
むちゃくちゃ荒くて雑な作業、未熟な知識でよくやってけるなとも思うけど、
同じバイク好きどうし、言葉は無くても気持ちはすぐに繋がった。




maribamako (8)
毎日故障してほとんど毎日バイクをばらしてた記憶しかないような気もするけど、
修理の合間に(?)、走ってる時のスピード感はまた自転車とはちがって爽快やった。
故障のおかげで時速30kmくらいでしか走れなくなったのも、逆にゆっくりとアフリカの景色を楽しませてくれることになった。

そして何より!!!

道端で止まったバイクを心配して声をかけてくれる人たち、
町まで一緒に押してくれた子供たち、引っ張ってくれた車のドライバー。
何十軒何百人というバイクメカニックとああでもないこうでもないとバイクをいじくった。

バイクが壊れたおかげで、普段の旅の何倍もの現地人と出会うことができた。

不幸中の幸いというか、
首都の市場のど真ん中で立ち往生していたって、
ジャングルの中で呆然と立ち尽くした夕暮れでも、いつもどこからか親切な人が現れた。
黒人の土地に迷い込んだ見知らぬ中国人に彼らはいつも親切で、
言葉がわからなくても世界のどこにだっていけることを知った。

どうにもならない事なんてほんっっとにひとつもなくて、
自分の周りの、先にあるらしい未知の不安をそれほど深刻に感じなくなった。

おんぼろバイクと旅したこの2か月が、自分をひとまわりたくましくしてくれた。
その変化は人生の転機と言ってもいいくらいの大きなもので、
世界のどこにでもいけるし何をしてもいいという「自由」。
ココロとカラダの重りがボロボロ崩れてドサっと落ちたような、生まれ変わった感覚。


ありがとう、おんぼろスクーター。



ってーなわけで!西アフリカバイク旅は終了ー!!

バイクを降り、荷物を背負ってバックパッカーとして西アフリカを引き続き旅するよ~!!





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| 53 MALI | 23:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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バイク整備備忘録と魔都市バマコ到着。マリちゃん好きだーっ!!!~ラマダンしてました編~


ヘイメーン!!
ただいまボツワナ最後の夜。
今日は昼間に100mmの雷雨だってんで高ーいキャンプ場に延泊してます。
なのにお外は、しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん。たいして降んねーなおい!

明日からついに南ア!
山だし治安悪いしどうなることやらー




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さーてブログはタンデム自転車からスクーターに乗り換えての西アフリカバイク旅。

西アフリカの中でも飛びぬけて貧しく、電気・水・道路が最低最悪のギニアに二回目の突入。
その先にあるという道路がフラットで舗装もしっかりしたマリを目指して走るとこから始まります。

 ※タンザニアでHDDの盗難にあったので現地の写真はありませーん



kankan (1,)
エボラ出血熱の始まった場所、ギニアのゲゲドゥを後にして、マリへと向かってひたすら北へ。

現地人から聞いていた情報が大間違いで、予想外の激荒れダートを走ることに。
これまで旅したどの国のどの道よりも酷いルートで、腰やら肩やらを振動でやられてしまった。
自転車と違って自分でこいでない分楽なはずやのに、一日終わるとぐったり。


ゲゲドゥから100kmでキシドゥグ(Kissidougou)。
キシドゥグからギニア東部一の大都市カンカン(Kankan)まで200km。




kankan (2)
キシドゥグが近づくとダートもひと段落。
写真のようなフラットで締まったダートになり(この写真は別の場所のですが)、
衝撃を気にすることなく走ることができてきた。

キシドゥグからは舗装工事のための地ならしされたダートに変わり、
カンカンに近づくころには舗装されたばかりの高速道路のような広い道に。
これまで一日で30kmしか走れなかったことを考えると5倍の150kmを一日で走るという快挙!!

冷却水が漏れオーバーヒートしてしまうスクーターも、
ある程度のスピードを維持して走っていれば風でエンジンが冷却されるのですこしご機嫌さん。
まぁまともなバイクなら500kmは走れる道なんやけどねぇ(笑)


カンカンはかなりの規模の町で、買い物と給油だけ済ませて郊外に出てキャンプするつもりだったけど、ガソリンがない!
この町のほぼすべてのガソリンスタンドに飛び込んだけど、どこも品切れで見つからない。
雨季が始まったここ一週間ほどで、首都からの国道が水没・破断して
ガソリンを運ぶタンククローリーがたどり着けないでいるらしい。

同じようにガソリンを求めてさ迷っている同志に聞くと、一軒だけ置いてるらしいぞ!と。
さっそく向かってみるとやけに車が多い。そしてスタンド1km手前から一車線つぶした渋滞の列。
こりゃスタンドにたどり着くのが明日になるか、その前にガソリン売り切れちゃうね・・。
しかし聞くと、明日には町はずれのスタンドにタンクローリーが着くという。

しょうがない、、、宿をとるか~。


実はここの所、大きな町に出るときは昼間に通り過ぎるようにして、町中に滞在することがないよう旅を進めていた。

というのも、シエラレオネのフリータウンからここカンカンまでは先のエボラ大流行の震源地的な場所。
たぶん、ぼくが旅をしてきたルート上だけで数千人が死んでいるはず・・。

厳密には1度目のギニア入国した日から流行地ではあったけど、
特にフリータウンから先は、WHOの終息宣言後も新たに感染者・死亡者の出ているエリアで、
地中に残ったエボラウイルスはかなりの期間生き残るというのを聞いて少しでもリスクを減らすため、
人の集まる大都会を通り抜けるようにし、ローカルの食堂でご飯を食べることも極力避けてきた。


カンカンで見つけた宿は街はずれで人もまばら。治安に関してはターゲットになる旅行者もいないので大丈夫でしょう。
オーナーが少し英語を話し快適だし、ダートを越えてさらにボロボロになったバイクも整備してあげようと2泊することに。

翌日朝からガソリンスタンドに並びに行くもまぁ予想通り、タンクローリー未ダ到着セズ。


バイクの整備でもしますか。

※ここんとこのこのブログ、バイクの専門用語ばっかりで誰得?みたいなのが続いてますが、飛ばしちゃってね。
 まぁこれももうすぐ終わるんやけどね。あと数日でバイク死んじゃうからなっ(笑)


バイクの不具合洗い出しと整備DAっ!!

・ウォーターポンプ部の不具合によるエンジン冷却水(ラジエタークーラント)漏れ。
 5分から30分で2リットルが抜けきってしまうので常に補給。

 →ギニアのコナクリで交換部品を手に入れアッセンブル交換したものの、まだ少し漏れる。けっこう漏れる。


kankan (3)
・エンジン焼き付きよるシリンダーカバー(写真の)の熱変形。
 歪んでできた隙間から吸排気・圧縮が冷却水通路に漏れ出し、沸騰した冷却水がリザーバーから噴き出す!ギャー!
 そして圧縮漏れによる大幅なパワーダウン。坂道は勢い付けるかそれでも無理なら押して上るしか・・・

 →ベルトサンダーの太ーい布(?)ヤスリを平らな場所において、ガーリガーリとフラット出し。
  ほんとはアルミガスケットじゃないとやけど、さすがに適合品は手にはいんないので高温対応の液ガス充てん。
  高温対応液ガスにはヘッドには使用不可と書かれてるんやけどね。その分2日かけて乾燥させてみた。 


この二つがスクーター旅2日目から続くメインの故障。

・ついこないだブラシを交換したセルスターター不動問題。
 治ったと思いきやまだやっぱり動かない時がある。レンチでおもっきりひっぱたくと動くけど、、、
 バラしてみると、ブラシは充分残っているけど他車ブラシからの削りだしなので成型が悪く、
 ホルダー内で引っかかってモーターに当たらなくなっていた。

 →慎重に削り出して即解決!
  ついでに、こないだモーター修理したメカニック、ワッシャーの順番むちゃくちゃだよ!!ファック!


他には、、、


・電気のリーク?
 イグニションコイル周辺で電気がリークしているようで、プラグを抜いて火花を飛ばしてみると火花の弱いポイントがあった。

 →しっかり差し込んでグルースティックとビニールテープで固定。OK牧場!


・キャブの詰まり。
 吸気のインシュレーター・シリンダーカバーを見てると汚れも目立つし、エアクリ開けるとスポンジ入ってねぇ!!
 砂の国セネガルで乗られてたバイクでジャングルを旅してきてスポンジ無しってことは、、、かなりキテるはず。
 しかしとんでもなく整備性の悪い場所にキャブがあってソケットレンチが入らず、長い10mmスパナが必要。
 スイングアーム外してもいいんやけど・・・ ないない。

 →バマコで10mmスパナを買おう。


・2stオイルの減り早すぎ問題。
 しっかり距離を稼げるようになってみると、なんと2日で2stオイルが空に!!!
 混合気が濃すぎて火が付かずパワーロスしてた? ・・あると思います。
 ってことはオイルポンプなんやろうけど、2stのバイクいじったことないからよく分からん。

 →グーグルせんせー!!
 

・ガソリンメーターの針乱れまくり!
 2次エアをさぐると、タンク‐キャブのあいだでホース径を変えるジョイントがあり、接続部がゆるゆる。
 ついでに燃料フィルターが鉄サビだらけ!!

 →洗浄s液ガス盛りまくり。でも治らず。
  タンクキャップのゴムも伸びてたので、板ゴムで切り出し。 しかし治らず!


・スピードメーター不動

 →そんなの知らん


・タイヤエア漏れ
 パンク?ホイール歪み?

 →毎朝空気いれればいいじゃない!


だいたいこんなもんかなー。
2日かけて整備してみて、まだここでは手に入らない工具もあったりするので、マリの首都バマコでしっかりやろう。
バマコの人気宿『スリーピングキャメル』は、メカニックも呼べるらしいし、
オーバーランダー(豪華な四駆で旅する金持ち白人)御用達の宿。しかも一泊600円くらい。
今後の国のビザ取りがあるので滞在も長くなるし、宿でゆっくりしながらビール片手にバイク整備でしょ!!イーネっ!!


何にしてもマリだ! 

マリちゃん、いま会いに行きます!!




kankan (4)
そうそう、カンカンでバイク修理の為に携帯のシムカードを買ってセルモーターについて調べてたらこんなのが。


左上から、

セルモーター
セルモーター
セルモーター
セルモーター

二段目、左から

さんま
セルモーター
セルモーター
セルモーター



さんま??



いやーん!猛烈にさんま食べたなってもたー!
マリまで泳いでけえへんかなー、さんま。



カンカンには結局その後もガソリンはやってこず、
道端で汚いペットボトルに詰めて売ってるのでしのぐことに。
ただでさえ燃料フィルターもキャブも詰まってるっていうのに(笑)


走り出すと、カンカンから先はまぁ素晴らしい道!
・・ってほどでもないけど、舗装されてる。

ぶっひゅーん!と200kmちょっと走ってマリ国境。(ワイロ検問10か所以上!)

マリ側のイミグレ(入国管理オフィス)ではすげー親日でチヤホヤされた。
なんでも警察官の教育施設は日本が建てていて、おまけに日本の警察官が来て教育までしてるらしい。


そんでもってマリに入った途端に完璧フラット!
坂がないからバイクを押さんでいい!!楽だー! なんていい娘なんだマリちゃん!!


景色もテーブルマウンテンみたいな絶景が続く。
村に立ち寄ってみると人はかなりシャイ。落ち着きがあるっ!!


ドカンと走って魔都市バマコ着。

粘土で作ったまるっとしたかわいいモスクがあったり都会がちゃんと都会!
バイクレーンが細いのにガタガタ&ものすごいバイクの数でちょっと怖いのと、
夕方になると渋滞解消のため上り車線も下り方向に向かって突然一方通行になり
前から猛スピードで車が突っ込んでくるのは怖いけど、
そんなのご愛敬!



マリちゃん好きだー!!!




あっそうそう、
この時期イスラム教国ばかりの西アフリカは断食月でラマダン中。(太陽の出てる時間帯断食)
初めの頃は、日中レストラン開いてねーなーってイライラしてたけど、
モロッコで仲良くなったブラザー、イスマイルのフェイスブック投稿を見てるうちに
ちょっとラマダンしてみよっかなーってな軽いノリでラマダンしてました。

駄菓子菓ー子!!
バマコの快適宿スリーピングキャメルは白人経営でビールが安い!
おまけに地獄のダートを走りぬきたどり着いた達成感・・・!!


ラマダン終了でーっす!!


ちなみにラマダンしてみた感想はというと、
自転車で旅してたら100億万パーセント空腹で無理やろうけど、バイクならなんとかなる(笑)
日中40℃を越える気温と雨季のムシムシもあって、疲れ果てててメシがノド通らんってのもあるけど。

現地人は、日が昇る前にしっかり食べ、日が沈んだ後は毎晩パーティーみたいに食いまくってるので、
ダイエットの為のファスティングとはまったくの別物。夜飯食うだけ食ってすぐ寝るからね。

でも、食べたいときに食べる生活をしてる身からすると、食べることの意義とか(食わんと死ぬししんどい)、
食べたいものを食べることのできるありがたみ(日本人であることも含め)が薄れてたなーと考えさせられた。
あと、「おれ仏教徒だけどラマダンやってんだー」って言うと現地人めちゃくちゃ喜んでくれた!!
厳格な人はツバすら飲まないけど、お茶飲め!ジュース飲め!ってもてなしてくれたり、なんていうか一体感!

もしラマダン月に旅することがあったら、一日でいいから体験してみることをおすすめします。

最後に繰り返します。




ダイエットにはなんねぇぞ!!

だって太ったしっ!!







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| 52 SIERRA LEONE-GUINEA | 07:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ギニアジャングルと人々の暮らし ~エボラが始まった場所にて・・ 編~


sgf (1)
現在は2017年1月25日。
南部アフリカのボツワナ、首都のハボロネでJICA隊員さんの家にお世話になってます。
昼間からビールを開けてソファでくつろぎ、ときおり猫をなでなでしながらのブログ更新。

この先、南アフリカに入ると物価が上がってキャンプ場すら1000円以上。なかなか泊まれなくなるので
こんなリラックスして過ごしてられるのもゴールのケープタウンまでで実質最後かも!?
こっからはずっと山岳地帯が続くし南アの治安といえば修羅の国・・・

明日からのおれ、、、がんばれっ!!


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7か月くらい遅れてますが巻き返しを図ってます西アフリカスクーター旅ブログ!

タンザニアで外付けのHDDを盗まれたので、幸か不幸かここからは写真がありません。
ただでさえ読むに堪えないこのブログ、写真なしでいったいどうなることやら・・・



sgf (2)
シエラレオネから、地獄の悪路ギニアへと向かう山道。
ギニアを抜けたマリはどこもフラットで舗装されているというハナシ。
天国マリを目指して今一度、ギニア地獄に挑もうじゃないか!!

この時の現在地はピンク?と黄色の重なる黒点。




sgf (3)
ジャングルを縫うようなダートの道が続く。

バイク旅スタート直後の故障から、まともな走行ができないスクーター。

・エンジン冷却水漏れ(ウォーターポンプから)
・オーバーヒートでエンジン(シリンダーヘッド)が変形し、排気がシリンダーから冷却水通路へリーク
 →漏れた排気の勢いで冷却水が噴出する。一人熱湯コマーシャル状態!
 30分も持たず冷却水は漏れきってしまうのでさらにオーバーヒートが加速するという負の連鎖。

このふたつの故障のおかげで、ひどいときは5分ももたずにエンジン冷却水2リットルを補充しなくてはいけない。
おまけにエンジンの圧縮が漏れているのでパワーが出ない!発進時は歩きより遅いぜバディ!
坂道になると登り切れずに止まってしまうので、勢いをつけてバイクを押してかけ上がる。

こんな状態のバイクじゃまともに進めるわけもなく、一日のうちでバイクで走ってる時間がほんとに少ない。

平坦で舗装されていても最高で100km走れるかくらい、
それがダートともなると1日に30kmも走れない、汗と油まみれの西アフリカスクーター旅。

これってむしろ自転車のほうが、、、  って考えは危険だー!  だって、涙が出ちゃう・・。


そーんなわけでとにもかくにも水が必要。
鼻くそほじっててもタバコ吸ってても冷却水は抜け落ち続けてるからね。
ジャングルを進みながらたまに現れる家を見つけると、ペットボトルを持って水をもらいに走る。


この辺りの集落は泥と牛の糞を塗り固め、屋根には藁が吹いてある伝統的な家屋。カーズと呼ばれている。はず。
井戸から水を汲み、ヤギとトリを飼うほぼ自給自足のジャングル生活。

訪れたぼくを見つけるとシノワ!(中国人)と叫びながら寄ってくる子供もいれば、
恥ずかしがり屋さんは大人の後ろに隠れてこっちを見てる。
でも恥ずかし屋さんのわりには真っ裸やったりするけど、そこはいいのかっ(笑)
女性たちはでっぷり太った体にこれ以上はないだろってくらいカラフルな布を体に巻き付け、
男たちはその辺でごろごろしてる。

現地人と話したり家にお邪魔してみると、貧しく見える彼らはとても親切にもてなしてくれる。
こんな田舎でも警察官には出会う度、金くれ!時計くれ!自転車くれ!とやかましいのに、
一般人にお金を要求されることはない。

つつましい暮らしの美しい人々。

・・と思いきや、彼らはみな自分たちはこんな辺鄙な土地で暮らしていて不幸だと話す。
たしかに、毎日水を汲むのは重労働だし、電気は通ってない、満足な道路がなくて人が通らないから商売ができない。

しかし、ぼくにはずっと気になっていたことがあった。
この辺りではどこを見回しても畑を見ることがない。
尋ねてみると、ジャングルのあまりの深さで畑を作れない。種を買うお金がない。と地元民。

そうは言っても、どこの国でも農地を開拓するときには一本ずつ木を倒し、森を切り開いてきたわけで、
これだけ植物の生い茂る豊かな土壌があって、雨もよく降り地面を掘れば水が湧く農業に向いた土地。
旅してきたサハラやそれ以南の乾燥帯ではほんとうに水が貴重で農業に回す分がないというのが理解できたけど、
調理用の炭を作るために無計画に森に火を放って燃やし尽くした空き地が腐るほどある。それを畑にすれば・・・

先進国からの金持ち旅行者の勝手な意見やけど。
貧しい貧しいと不平を漏らすだけでお金を手にする手段を放棄している彼らは怠け者に思えた。



sgf (4)
シエラレオネとギニアの国境には川が流れている。
(この写真はギニアビサウとギニア国境の川の写真。まぁこんな感じ)

大木を切り倒してくりぬいた丸木舟が渡船をしていた。
すぐわきにはドイツ製のトラックも運べる台船が見えたけど現在は動かないという。
国際協力で先進国から与えられ彼らが引き揚げた後、整備できずにほったらかしになっている。
こういった国際協力の実情はほんとよく目にする。現地人だけで継続可能な国際協力が必要ですねー。

ぼくが川辺に降りていくと、たむろしていた若者たちが我先にスクーターに群らがり、丸木舟に乗せようとする。
口々に法外な値段を要求してくるので彼らの手を振り払って3人を指名し、
「お金をゲットするか(現地人プライス)、一円も手にしないか、どっちがいい?」
と交渉し100円ほどでバイクを積み込んでもらった。

しかし丸木舟がむちゃくちゃ不安定!
バイクの重みで沈み込み喫水線まで5cmもない。
少しでも揺れると水が入って沈没するので呼吸を止め体を固めて、祈る。

無事向こう岸につくとこの船頭も法外な値段を要求してきてまたひとモメ。

ギニア側に上陸すると今度は軍服を着たワイロ要求のプロフェッショナルが待ち構えていて、
船からバイクを下そうとする人夫もいっしょになってやいやい言ってくる。フランス語で!!

こういう時は怒るが勝ち。
日本人旅行者の間ではワイロ要求には笑顔で応じ相手を怒らせることなく時間をかけて拒否する、
っていうのが常識(?)やったけど、これはとんでもなく大間違い。
権力者にびびって怒ることのできない言い訳を苦笑いでごまかす気弱なカモネギさん。
それでは完全に向こうのペースで話が進む。交渉できたとしてもむちゃくちゃ時間がかかるかワイロ額の値下げくらいでしょう。
現地での権力ピラミッドの頂点にいる警察・軍人はふだん人に怒られ慣れていないので、
こっちが怒ると案外どう対処していいか分からず戸惑う。そして諦める。

「お前らのボス呼んで来い!英語も話せんのか!
 人守るのが仕事のくせに人から金とんなクソが!!」

こうやって叫び散らせばだいたい黙り込んで通してくれる。叫ぶのが大事。

散々叫んで罵って、胸糞悪いやり取りをしても(実はストレス解消w)、
いざ出発するときになると「また来いよフレンド!」と手を差し出してくるから憎めないよね(笑)


入国審査はジャングルダート沿いいにポツンと建つ小屋で済ます。
あれくれこれく・・・(略

そこから最寄りの町ゲゲドゥ(Gueckedoe)までは地獄のダート。
山あり谷ありどっかんぼっこん!もうぐちゃぐちゃ。
振動でバイクのカウルが吹っ飛び砂にタイヤを取られて転び、
押して上ることができない坂では近くの集落に助けを求め・・・
ぜったい歩いたほうが楽な、たった30km。30kmがこれほどまでに・・・

「ゲゲドゥから先には舗装路がある」
その現地人からの情報を希望にして、たどり着いたゲゲドゥ。ふぅ。

地図上ではまぁまぁの規模の町。しかし町中は舗装されておらずでこぼこ。
市場なのか家なのか、ブルーシートの掘っ立て小屋の続く砂まみれで人大杉な町。

すげー疲れてるしダートでの汚れを落としてあげたいけど、ここで泊まるのはよそう・・。
舗装路で距離を稼いでキャンプ場所を探そうかと国の大動脈、国道一号線(N-1)に出た。

しかしダート!!またダート!!国道1号線やで!

大昔に舗装されたアスファルトが雨水に侵食されて、道路を横断する川のように削られ、
アスファルトの残ってる部分も障害物競走のように穴だらけ。


スピードなんて出せない!歩くようなスピードで発進しては止まって段差を乗り越え、また発進して・・・

この道、200km続くんすけど・・・


これまで出会った現地人に舗装状況を尋ねた時、全員口をそろえて、
「ゲゲドゥまではハードだがその先は舗装されてる!幸運を!」と親指を立てた。それが、、、

何の為の嘘だよ!!くっそーあいつら適当に言いやがって!!

ひとしきり思いつく限りの罵詈雑言を叫びまくった後、
結局この道がきれいに舗装されていようが無かろうがどのみちぼくはこの道路を通ったわけで、
期待させたり適当なことを言ったこと対して彼らに怒るのはいいけど、
この道のひどさからくるイライラを彼らにぶつけるのは間違ってると思い直した。
おれも大人になったもんだぜ・・。



けどムカつくー!!!



夕方ごろには振動で腰をやられてしまい、バイクに乗れなくなってしまった。
バイクを止めて休もうとスピードを落としていくと、道路沿いのジャングルの木々の隙間に家が見えた。
でっぷり太ったお母さんが、臼のような道具で木の実を砕いて香辛料を作っていた。
その傍らには炭火にかけられた鍋。トマトでヤギを煮込んでいる濃厚な匂いに誘われ、木のアーチを通り抜けていくと、
はじめ驚いた顔をしたお母さんが、椅子を出していらっしゃいと迎え入れてくれた。

「どっから来たの?」といつものやり取りをしていると、
お父さん、小さい男の子とお姉ちゃんも家の中から現れた。
ここのところ行程のハードさから人と話すよりひとりで休んでいたくて、休憩をとるとき現地の人のところに向かわなくなっていた。
それがなんとも落ち着いた雰囲気の家族で、こちらも気張る必要がないので疲れを感じず気づくと長い時間話していた。
日暮れも近づきそろそろ出発しようかと思いつつも、絶対に聞いておきたかった質問をぶつけてみた。

それは、ギニア、シエラレオネ、リベリアで猛威を振るい10000人以上が死に、西アフリカを恐怖に陥れたエボラ出血熱のこと。

シエラレオネ側でも何度か尋ねてみたけど、近くの村では何人か死んだんじゃないか。とそっけない答えばかりだった。
ぼくが旅したルートはエボラの大流行地帯だったけど、多くを語らないということは話したくないということ。
それ以上掘り下げて聞くことは止めておいた。


シエラレオネの首都フリータウンを出るとき、最後にネットを使ったときのニュースで、
WHOが発表したエボラ出血熱の終結宣言からわずか数時間後にシエラレオネで新たな感染者が見つかり、
それに続いてここゲゲドゥでもまた感染者・死亡者が出たというニュースを見ていた。

首都を離れるとまともな電力もなくインターネットは皆無なので、
その後ゲゲドゥでエボラが流行しているかどうかというのは危ぶまれたものの、
国境のエボラ対策医務官や現地人に聞いても、もうとっくに終わったよ。と、これまたそっけなかった。

エボラの再流行も気になるけど、
何よりここゲゲドゥは、2013年末に始まったエボラ出血熱の始まりの地だった。


~以下ウィキペディアより抜粋~

エボラ出血熱は、バイオセーフティーレベル4に属する最強の感染性と毒性を持つ
エボラウイルスが原因となっておこる急性ウイルス性感染症。
ヒトにも感染し、発症後致死率50-80%とされ、仮に救命できたとしても重篤な後遺症を残すことがある。
感染者の嘔吐物、血、肉、唾液、粘液、排泄物、汗、涙、母乳、精液などから感染し、
死亡した患者の遺体への接触からも感染する。
ウイルスは大抵、湿った地中で生き延びるため、地面に触れないよう注意し、地面に触れたところは消毒する必要がある。
感染源はコウモリが有力とされていて、現地ではサルの燻製を食する習慣があるため、これを原因とする噂がある。

累計患者数 28512人
累計死亡者数 11313人
死亡率 40%

ギニア 3803/2535 (67%)
リベリア 10672/4808 (45%)
シエラ 14001/3955 (28%)

~抜粋おわり~

2013年12月、ゲゲドゥ在住の2歳男児が死亡した。
すぐに母親、姉、祖母が死亡したものの、その時点では誰もエボラだとは考えなかった。

この正体不明の感染症はゲゲドゥから近隣の町々、首都コナクリ、そして国境を越えてシエラレオネ、リベリアで猛威を振るい、
翌年の3月22日になってようやく、フランスのパスツール研究所からエボラ出血熱だと発表された。
しかしその猛威はすでに手の施しようのない勢いで広がっていて、各国が国家非常事態宣言・外出禁止令を発令し、
周辺国は国境を封鎖し世界各国も空路での3国からの入国を禁止した。
しかし海を渡ったアメリカ、イギリス、スペインなどでも感染者は見つかり、死者も出た。
世界をパニックに陥れたエボラは、WHOや各国NGOなどの協力で衛生管理や消毒などを行い、
2016年1月、WHOがエボラ出血熱流行の終息を宣言。
しかしその2時間後にはシエラレオネで新たな感染者。ついでゲゲドゥでも新たに2人が確認された。

ぼくがゲゲドゥを訪れた時点ではまだ本当の意味での終息は迎えていない時点となる。


顔色を伺うようにその家族にエボラのことを尋ねてみると、

「誰も何が起きてるのか分からないうちにバタバタと死んでいったんだ。
 死んだ人の家族が次々倒れていって、一番ひどかった近くの村は子供ひとり残して全滅だよ。
 ここでも何人が死んだかなぁ・・・
 感染症がエボラ出血熱だと発表された後もそれを知るすべのない人、
 知っていても他人事と楽観していた人、家族の死体を焼くことをためらった人はみんな死んだよ。」

ゲゲドゥだけでも400人以上が亡くなったらしい。
この猛烈な感染力を持った病をいったいどうやって封じ込めたのかと聞くと、

「握手とハグをやめ、家族といえ他の人に近寄らず距離を取り、愛しい人の死体を焼き、ひたすら手を洗ったのさ。」

あいさつで握手・ハグをする習慣があり、食事には手を使い、
浄水・下水の設備もなく、サルやコウモリを食べるこの地。
遠くない未来また同じような感染症が起こったとき、今回と同じ規模で流行してしまうことは想像に難くない。


エボラ流行初期にギニアのお偉いさんが語った、
「HIVやマラリアで毎日それ以上に死んでるんだからこんなのは誤差の範囲内だ」
という発言を思い出した。

たしかに、エボラが流行した3国にナイジェリアを加えた4カ国の1日あたりの死者数は、
ラッサ熱14人、結核114人、下痢404人、マラリア502人、HIV/エイズ685人。 そしてエボラは4人。
繰り返すけど、これは1日あたりの数。

この国では病気・死が常に身近にある。
それを裏付けるようにこの家族がエボラを語るとき、ふしぎなくらい悲壮感を感じさせなかった。
想像もつかない外の世界に侵略を受け支配され続けたアフリカの人たち。
辛い現実を受け入れることに慣れすぎているのか・・・


そうこうしている間に日暮れ時。
仲良くなったその家族はぼくを夕食に、そして敷地に内にテントを張って泊まって行けばと誘ってくれた。

しかし、外務省が渡航を勧めていない危険地帯を旅している身として、
この地にとどまることのリスクは自分だけでなく国にもかかってくる。

丁寧にお誘いを断って、バイクの元へと戻った。





ヤギのスープおいしそうだったなー!

・・・そろそろスコールがくるかも。

ガソリンは残り、、、 だいじょうぶそやな。 よし、キャンプに向かおう。





非日常にいつづけるという日常が長くなり、
何か大きく突き動かされることを遠回しにするのに自分は慣れすぎていないだろうか・・・?

まぁいいや。 ゲゲドゥを後にした。





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| 52 SIERRA LEONE-GUINEA | 07:01 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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レオネ(ライオン)のシエラ(森)からギニアへ! ~ダイヤと炭火焼きとテロリストで連行編~


さぁーそろそろブログでも書こうかね。

現在2017年1月1日。
朝9時半からのNHK地球ラジオの新春特番「おめでとう!地球ラジオ2017」の出演も終え、
ようやく新年を迎えた心持ちになりました。

アフリカ南部の内陸国、ボツワナはカサネで、新年の景気づけに4つ星ホテルに泊まっています!!
といっても4つ星ホテル併設のキャンプ場なんすけど・・。

大みそかは仲良くなった日本人旅行者とBBQ!酒!
肉も野菜も明日分の酒まで買い込み、ファイヤーオン!!

肉の焼ける匂い、少し目を離すと焦げているかぼちゃ、枯れていく玉ねぎ。
ぐいぐい進んじゃうビール、ほかキャンパーの笑い声、雨の音、、、




雨っ!!!




ぱらぱらと降りだした雨、しかしぼくらは木の下。
これくらいなら・・と我慢して肉を焼き続けるも、じきに本降りに。
ブルーシートでタープを張ったり服を着こんだり、、、してもまったく意味ねー豪雨!!

半分も食べずに泣く泣くテントへ退散。
ごろごろしながらポテチを開け、ワインを飲んでるとうつらうつら、、、

気づけば朝!
しめっぽいテントの中でお口ぬちょぬちょ元旦モーニング。

明けましておめでとうございます。今年もこんな感じで行こうと思います。継続は力なりっ!




----------------------------------------------------------------------------


って書いてたのが2017年1月1日。現在1月25日。
なんだかんだすったもんだでようやくアップです。




さーてブログはどこだっけ?
そだ西アフリカ!

セネガルはダカールでスクーターを購入。
タンデム自転車からスクーターに乗り換え意気揚々と西アフリカバイク旅スタートっ!!

・・の翌日、エンジン焼き付きという重大故障・・。

修理しても治らず、さらには日に日に故障個所が増えていく愛車。
もてる限りのバイク知識と愛と勇気でひん死のバイクをなだめてすかしてだましだまし、
なんとか西アフリカ4か国目のシエラレオネにやってきた。

修理に必要な部品は大量にあるのに、なにひとつ売ってない!!
それもそのはず、みなスクーターを見るのが初めてというような場所。

結局シエラレオネの首都フリータウンでもなにひとつ欲しい部品は手に入らず、
信頼できそうなクオリティのメカニックも見つからず、自分でできる修理で済ます。


バイクの現状は主に以下。

・エンジン冷却水漏れ(ウォーターポンプから)
・オーバーヒートでエンジンが変形し排気がシリンダーから冷却水通路へリーク
→漏れる排気の勢いで冷却水が噴出する。アッツアツ!!
 30分も持たず冷却水は漏れきるのでさらにオーバーヒートに・・という負の連鎖。
・セルスターター不調(電通がない時もあるしドリブンギアが外れて空回りの時も)



dh (1)
英語の通じるシエラレオネですら交換部品(適合する汎用品も含)、まともな知識を持った整備士にも出会うことができず。

なんかもういろいろどうでもよくなってきて、何だかわからんけど出発することに(笑)



dh (2)
本来の予定ではこのまま海沿いを南下してリベリア→コートジボワール→ガーナ。
しかし、ひと月ほど前にこの辺りを走ろうとしたバイカーがコートジボワールに入国できなかった。
というのも数か月前に沈静化していたはずのエボラ出血熱、ギニアで新たに感染者が出たことで、
コートジボワールは西側の陸路国境を再度完全に閉鎖したらしい。
その友人は3か所の陸路国境を攻めたもののなすすべがなかったらしい。

もしかしたらひと月たった今、国境はオープンしているかもしらんけど、
まともの走ることさえできないひん死のバイクでチャレンジしてダメだった時のことを考えると、
簡単に引き返して別の道へ・・とはできなさそう。
それにコートジボワールはかなり先進国で大都会&渋滞がひどいらしい。
ぼくの冷却水漏れまくりのバイクで渋滞は走るのが不可能なのでコートジボワールはパスすることにした。

そうなるとお次の国はリベリア。しかしこのリベリアもビザが高い~

シエラレオネは諸事情により(前記事参照)200ドルくらいのお金を使って入国してる。
そこにきてシエラレオネと違って興味のないリベリアに高いビザ代を払って入国するというのがとても無駄遣いに思えた。

なもんでリベリアもパスして内陸国のマリに向かうことにした。
マリはちょっと前にテロやなんやで危ないイメージがあるけど、
欧米の旅行者にはこの今でも人気がある国。
かなりの数の欧米人も住んでるようで、そうなるとバイクのメカニックも・・・??

マリを目指せー!!



dh (3)
シエラレオネの田舎集落はこんな感じのおうち。
泥と牛の糞をまぜた壁、藁を葺いた屋根。
スコールが来るとおうちの中はポタポタポタ。
そんでもって外が暑いと中も暑い。熱がこもる。
建てるのは簡単そうやけどやっぱ木の家の方が快適だと思っちゃうのはぼくが日本人だから??



dh (4)
ちょっと遠回りしてやってきた内陸の小さな町。
このエリアではダイヤモンドが採れるので、仲買人のオフィスがたくさん。
ほかの町では見ることのないインド・中東系の人たちが多い。



dh (5)
ディカプリオ主演の映画『ブラッド・ダイアモンド』の舞台になったセワ川!
これが見たくてやってきました。あわよくば採掘体験で一攫千金を・・・

川を見ているとやたらと人がいる。もしかしてダイヤ採ってるのか!?通りすがりの人に聞いてみると、
「洗濯したり風呂入ってんだよ。ダイヤ??んなもんねーYO!!」

よそ者がダイヤを狙いに来たとで思われたのか、なんか対応が怖かったのでささーっと通り過ぎる。




dh (6)
気を取り直して進もう。
めずらしく青空が見えてきたと思ったら、山!! 久しぶりに見るなー。

景色も開けて気持ち良かったので一服してひと休み。
さぁ出発、、、と思ったらバイクのエンジンかかりません・・。

セルスターターが動かない。
スタータリレーのカチっていう音もしない。
でもここまで走ってきたのでバッテリーは充電はされてるはずやし、電圧低くてもリレーの音はするはず。
スタータースイッチの接触不良を疑ってばらしてみても問題なさそう。うーむ。

くそ暑いのでやりたくないけど車体の下にもぐり込んでセルモーターを外す。
モーターを開けてセルをonするとモーターは回る。
電気のリークもなさそうやしいったいどこだ・・・

こうしてる間も冷却水は漏れ続けているのでラジエター内はからっぽ。
近くの民家で水をもらわないとバイクが治ったとしても出発できない。
とりあえずバラした部品を組み付けて片付け、明るいうちに6リットルの水をもらい戻ってきた。

さぁどうしたものか・・・

手持ちぶさたでなーんとなくセルスイッチを押してみると、、、ブオォーン!!

故障の理由はまったく分からんけどエンジンかかったラッキー!
エンジン回したまま冷却水を放り込んで出発だ~!



dh (7)
くつろいでますねー

めぇめぇヤギさんの写真も撮り出発しようと思ったら、エンジンかからん・・・っ!!!
そらそうや、セルが不調やったの忘れてエンジンを止めてしまってた。バカすぎる。

もう日も暮れるし次の町まで行きたいのにー!!おまけにスコール!!
どうなってんだこのくそバイクー!!
と、八つ当たりでセルモーターをレンチでひっぱたいたら治った(笑)

急げー町を目指せー!!



dh (8)
なんとかたどり着いたケネマ(Kenema)の町。
町を回るも安い宿がなく焦ったけど、孤児院のドミトリーに泊めてもらうことができた。

翌朝、バイクをメカニックのところに持っていく。
といってもそこで修理してもらうのではなく、自分で修理するから場所と道具を貸してもらう。
ここまで西アフリカで数十軒のメカニックにバイクを持ち込んだけど、どこもあまりにレベルが低すぎて、
カウルを外すことくらいしか彼らに任せられる作業はないという考えに至った。(カウルを外せえても取り付けれない)

メカニックならバラされた部品を見て、これがこうなるからこう動く。みたいな想像をし理解をする。
ところが彼らは、

「なんじゃこのバイク見たことねー!とりあえずバラセー!!ヤッホー!!」

(どこが悪いんか分からん何これワロタ・・・ ってか元に戻せないんすけど・・・)

「この国にこのタイプのバイクはねぇ。首都に腕利きのメカニックがいるから持っていきな。」 ドヤァ

となる。

このメカニックでも場所だけ借りて作業してると道行く人が10人20人と集まってきて
作業してる横からあれこれ話しかけて離れない。チャイナ!チャイナ!
そのうち工具を手に取り断っても勝手に手伝い始めるんやけど、
外したネジやら部品を砂の上に置くしどこから外したかも覚えてない。
いざ取り付ける段になって、これ外したの誰?どっから外した?と聞いてもハテナ顔・・。

結局作業に集中できないのでセルスターターの故障原因もわからないまま孤児院へ帰る。
ふつうに話してるだけやったら楽しいんやけどなー。疲れた。



dh (9)
夕方からバーに入り浸った帰り道、肉の焦げる香りに誘われて出店に立ち寄る。

この辺りはガスでもなく電気でもなく炭を使って調理をするので、
ちょっとした肉を焼いたものもBBQでなんだかお得感。



dh (10)
この店のは特別おいしかった!!

食べやすい部位だけを選んで焼いてるようで、
ちょうどいい脂肪分。香ばしい炭火の匂い。
唐辛子と塩コショウ、クミンをまぜたスパイスもこれまた絶妙でいくらでもイケる!

あまりにうまくて食べ終わってすぐまた買いに走ったけど、その時には店を閉まってもういなかった。

なのでもう一泊!
あのBBQを食べるためだけにケネマに延泊することに(笑)



dh (11)
BBQ屋台が店を出す夕方まで暇なので、バイク屋さんを巡る。
修理に必要なパーツはここでは手に入らへんのはわかってるけど、
バイク屋の兄ちゃんとは趣味が合うので話してるのが楽しく、飽きるまで店を回る。

どの店もやたらとスパークプラグの品ぞろえがよかったので自分のに合うのを探してみたけど、
形状は合っても熱価が合うのがなかった。
しかしどの店のスタッフも口をそろえて、

店「熱価の数字なんて関係ねぇ!形が合えばいいんだよ!」

僕「じゃあなんで熱価をわざわざ表示してあるんだ?おれのは9番でこれは11番。
   こんなの付けたらプラグの先溶けちゃうんだよ!」

店「だいじょうぶだ気にすんな!」

僕「気にするよ!(笑)」

店「このメーカーの11番プラグはお前のメーカーの9番なんだ!だからこれでOKだ!」

僕「じゃあおれのメーカーの11番が欲しい時はそのメーカーの何番買えばいいんだよ!?」

店「それは、、、6? いや15?17? ありゃ?」

僕「適当なこと言ってんじゃねぇ!!」

ワッハッハー!!握手の手をさしだして、まぁ座れよチャイニーズ!おめえおもしれえな!


っていう遊び(笑)


結局なにひとつバイクは治らんかったけど、なんだか楽しかったケネマを出発だー



dh (12)
国道も細くなり、この先は大きな町もないギニアへと続く山脈地帯に向かう田舎道。

めったに車も通らないのでカラオケしながら走ってると、日の丸の描かれた看板を発見。
見に行ってみると、JICA(海外青年協力隊)のボランティアがこの地で農業支援をしていたという看板。

次の村で聞いてみると、数年前まで日本人の女の子が来てJapanese Riceを作っていたらしい。
ここらのお米は細長くてパサパサしたタイ米のようなの。
たぶんここらの住人はそれに慣れてるしおいしく頂いてるんやろうけど、
短くてふっくらした日本人になじみの短粒米のほうが高く売れるらしい。

想像してみると、こんな電気も水道もない村に一人で派遣されてきた女の子。
共通語が英語とはいえこんな辺鄙なとこじゃ話せる人も少ないやろうし、
さらに暑くてジメジメした中で、過酷な2年間やったんやろうな~と。
おかげでこのあたりの人は日本人を認識してる。(日本は中国の一都市ではなく一つの国)
会ったことも名前も知らん人やけど、日本の看板を背負ってがんばってくれた人にご苦労様と言いたい。




dh (13,)
シエラレオネ北東部に入り、ついに舗装路がなくなった。

このポンコツスクーターでダートはほんとにキツイ!!
ゆっくり進むとエンジンの温度が上がりすぎてオーバーヒートするし、
冷却水は相変わらず30分ももたずに漏れきってしまうので、1時間に1回は井戸のある集落を探して水をもらう。

ダートがさらに荒れて登山道のような道を走っていくと、コインドゥ(Koindu)という町に入った。
道が荒れ放題で下から突き上げられてどっかんどっかんしながら進む。
シリンダーから排気が漏れているので上り坂ではバイクを押しながら上る。
汗びっしょりで町の中心の市場に突入するとボロボロの車やロバで道はカオス状態。
低速になりすぎてエンジンが止まる。セルモーターは動かず・・・

旅行者のやってこないど田舎の市場に、見たことのない乗り物に乗った中国人が現れたらそら好機の的にもなるよね。
あっという間に200人くらいの人に囲まれ、「ヘイチャイナー!どこ行くんだ!U?+$&”%$!!!」

バイク壊れて焦ってるしすんげー坂やしなんか全身びしょびしょやし、あぁーうっとおしいっ!!!
もうやめてくれひとりにしてくれー!!叫びながら坂を押して上がるとなぜか市場の片隅にバイク屋さん。飛び込みますー

状況を伝えてセルモーターをばらして見せると、それを見たボスが「後ろに乗んな!」と、ぼくをバイクにのせてどこへやら。




dh (14)
たどり着いたのはふいごで煽った炭火で鉄のコテをあっためハンダ付けするお店。
精密作業の欠片もないダイナミックすぎる作業。ってかハンダ付け屋さんて商売(笑)

メカニックのボス曰く、
スクーターのセルモーターのブラシが偏って減っていて、
モーターをケースに入れ取り付けたとき導通するポイントまで届かなくなっているらしい。

なるほど~。
たしかにセルのブラシの減り具合はチェックしてたけど、引っかかってるとは考えてなかったー

ってなわけでその辺に転がってたジャンクのでっかいセルモーターからブラシを取り外し、
鉄塊に押し付けてガリガリ削って整形し(笑)、炭火ハンダごてで固定していく。

ハンダ付けの作業跡が汚すぎてケースに収まるかと思ったけど、取り付けてみると一発ブオォーン!!

市場のメカニックさんハンダ付け屋さん、ビッグサンクス!!

別れを告げてエンジンをスタート。 ・・でも馬力がないので坂のぼりません。
颯爽と立ち去りたいのにバイクを押しながら恥ずかしそうに立ち去る。このパターンもういや!




dh (15)
ギニア国境が近づいてきて、最後の町に入るあたりでスコールにあった。
全身びしょびしょでバイクの調子も最低最悪。もう無理だ・・・

ホテルなんてあるわけないので誰か泊めてくれる人がいないかと尋ねまわると、
この地方の首長の家に行けと教えてくれる。
この辺りでは大統領よりもえらい人らしく、尋ねてみると、とんでもない豪邸で道端で遊んでた子供らもみんな英語が流暢。

子供たちと仲良くなり、首長が帰ってきていざテントを張らせてもらう時になって、
「君の身分が保証されていない。テロリストの可能性がある」
とかで警察に引き渡されることに。

急転直下すぎますー(笑)

けっきょくブタ箱ではないけど、常に警官の目の届く警察署のピロティにテントを張ることに。
泊めてくれるのはありがたいけど、テロリストって・・・
この国に入った時にもテロリスト容疑でワイロ要求3時間バトルがあった。
シエラレオネは人もいいし英語も通じて楽しく過ごせた国やけど、警察だけは他と同じ。てかそれ以上に腐ってるね。

ちょっと腹立ちながらも、ビールを探しに外に出る。
その道すがら出会った女の子にこの国の内戦や現在の話を聞いた。
悲しい過去を持った彼女はとても利発で、しっかりと自分の未来を見据えていて、
内戦、エボラの惨事を経て今まさに立ち上がろうとするこの国のようだと思った。
しかし、彼女がこれから先の人生で欲しているどの選択肢も、現実離れした夢物語に聞こえた。


ジャングル村の警察署で寝袋に包まりながらハードだった一日を振り返る。

自分の現在や状況があまりにもあやふやすぎて、この町で虐殺があったことや
バイクが今にも壊れそうなこと、さっきの女の子が妖精のように綺麗だったこと、
なんかすべてが本当なのか嘘なのか、、、信じれるようなありえないような、
もうどうでもいいか・・・と疲れに負け思考停止したシエラレオネ最後の夜。



dh (16)
警察署は朝から大忙し。
地元のドライバーが尋問という名のワイロ要求で連れ込まれてたり、
ただの酔っ払いなのか犯罪者なのかよく分からんのがギャーギャー叫んでてゆっくり寝てられない。

さっさとずらかろう。



dh (17)
ギニアへの山越えルートがディープなジャングルに入りますた。
ガッツンガッツンと岩や段差でバイクのボトムを打ち、砂にタイヤを取られスタック、
アップダウンではバイクを押していて転倒しバイクの下敷きに、
渡河では渡り切れずそのままドボン。襲い来るスコール!

もう勘弁してくださーい!!



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≫ EDIT

シエラレオネ・フリータウン。キャンプとエボラと内戦と。~難民オールスターズ編~


ヨーソローフレンズ!
11月末に穴に落ちたケガもほぼほぼ回復し、3週間とちょっとぶりに自転車旅を再開しました。

見どころ目白押しのザンビア→ボツワナを走行しつつ、12月24日にいつものNHK「地球ラジオ」に出演しつつ、
2017年元旦にもまたまた「地球ラジオ」に出演します。そんなに話すネタはあるか!?
とりあえずクリスマスの回はタンザニアでの盗難被害&ザンビアでの怪我について。
なんだか暗い話題ばっかりですが、おヒマなら聞いてみてね?
「地球ラジオ」のHP上で放送から一週間の間聞くこともできます。


さーて滞りまくってる旅ブログですが、
スクーターを購入しての西アフリカ周遊旅行。

壊れまくるバイク!ワイロ要求の嵐!そして恋・・・ ヒアウィーゴー!!



fret (1)
えーっとたしかシエラレオネのお話。

ギニアの首都コナクリでバイク故障の大本の部品を奇跡的にゲットし、交換。

しかしまだまだ直らないバイク。
いっそのこと、耳垢ほども理解できないフランス語圏から英語の通じる隣国シエラレオネまで行ってしまって、
快適に滞在しつつバイク修理生活を送ろうと計画。

順調にシエラレオネに入国し、首都フリータウンが見えてきた。
しかし目指す中心地の手前10km、市場のど真ん中でバイクが停止!そして訪れる日暮れ、暗闇・・。

故障の原因はぼくの凡ミス。
バイクの電力を発電するオルタネータの配線をひとつ忘れていた。
おかげでバッテリーがすっからかんになってエンジン掛からず。
バッテリーを充電してくれる店を見つけ、バイクを預けることもでき、この日は町のホテルへ。

翌朝戻ってバイク修理。

しかし充電されたはずのバッテリーを装着してもかからないエンジン。
しょうがないので近くのバイク屋に持ち込みバラシ。

バイクの電源は入る。
セルボタンを押すとカチッという音。リレーは作動しているよう。
セルモーターが周らないのでオープンしてみる。
モーターを裸にし接続させてみるとセルモーターは回る。
周辺のパーツを見てみても不具合はなさそう。

うーん、よく分からん。とりあえずもっかい組んでみよう→エンジンかかる!!

いったいどこが悪かったのかはまったく分かってないけどとりあえずOK。
フリータウンの宿探しにGOだ!!


テンキューボーイズ!元気でなー!



fret (2)
シエラレオネのポジションはこんな感じ。

ちなみにシエラレオネは旧イギリス植民地で公用語は英語。
とはいえ普段人々は現地民族ごとの言語で話す。
英語を話せる人はしっかり教育を受けた人で、首都以外の小村ではそこまで多くない印象。




fret (3)
木の感じ。

フリータウンは大西洋・ギニア湾に突き出た半島の北側の町。

冷却水が漏れエンジンがオーバーヒートしちゃうぼくのバイクで、
大渋滞のフリータウン中心地に向かっていくのは自殺行為。

いろいろ調べてみると半島の反対側にキャンプ場がある。
ホテルより安いやろうし長期で泊まるならそっちがいいやと向かってみる。




fret (4)
しかしこのGrafton Scout Camp。一般向けにはオープンしていないとの事。

残念やけど他を当たるかー。と思いつつマネージャーのジョンと話していると、
ここはスカウトキャンプ。つまりボーイスカウト対象のキャンプ場らしい。
去年、日本でジャンボリー(世界中のスカウトが集まるイベント)があったらしいけど、
シエラレオネはその頃エボラ出血熱が蔓延していてスカウトも海外に出ることができず、
日本でのジャンボリーに参加することができなかったらしい。
ついでに、ぼくも大学の頃青少年をアウトドアに連れ出す活動をしていたよと話すと意気投合。
特別に泊めてもらえることに!




fret (5,)
さっそくテントを張ろうとしていると雨が・・・
雨季が始まっていてこれからは毎日雨が降るだろうってことで、スカウトの引率者用の小屋を使わせてくれた。

ゆるやかな山の斜面に広がるキャンプはかなり広い。
宿泊棟から子供たちの声が聞こえてくるのであいさつがてら向かってみる。
すると小学生低学年から赤ちゃんまで幅広い年代のキャンパーたちがいて、めずらしい中国人の来客にキョトンとしてた。

それにしても赤ちゃんのスカウトって?と思いジョンに尋ねてみると、
現在ここにいる子どもたちはスカウトではなく、先のエボラ大流行で両親を失った孤児たちらしい。その数30人!!
その費用は国やスカウト協会から出るにしても、30人の子供たちを面倒見るってとんでもなく大変な事。

ジョン曰く、
「彼らが彼ら自身の力で生きていくことはこの国では不可能なことではないんだ。
 しかし、彼らが盗むことなく、物を乞うことなく生きていくために僕たちには出来ることがある」

このキャンプ場はジョンと家族だけで経営されている。
ある日を境に30人の親になるなんてこれから先いったいどれだけの苦労が・・・

ジョンの素晴らしい人がらに一瞬で恋に落ちてしまった。
滞在中は毎晩、月明かりの森の中ふたりで話した。
お互いの国の子供たちについて。大きな厄災に見舞われたこの国の未来。


ふたたび立ち上がろうと活気のあるこの国の中で、背負った十字架を大きな力に変えていくことが彼にはできる。




fret (6)
さてフリータウンの町歩き!

この町のシンボル、大きな木。
いいですよシンプルで(笑)




fret (7)
イギリス植民地時代の建物もたくさん残ってます。




fret (8)
通貨はレオン。
1ドル=5500レオン

物価は他の西アフリカ諸国と変わらず、安食堂での一食が100円~150円くらい。
しかし旧フランス領ではないのでバゲット(フランスパン)はなくなり日本と同じような食パンに。あんまりおいしくない。




fret (9)
市場はかなり活気があって、人の海の中に車とリヤカーが突っ込んでくるカオス。




fret (10)
露店の店主は女性オンリー。
携帯いじったりごろーんと寝てたりしてるけど、働かない男たちに代わって良く働いてます。




fret (11)
中学生ヤンキーが好きそうなお店。




fret (12)
調子の悪いバイクの部品を探してこの町でもクズパーツ屋を回る。
やっぱりスクーターはこの国にもないらしい。何にも手に入らないね~

他にも歪んだエンジンの加工をしてくれる工房を探したけど、この国も路上修理が基本らしく、
英語は伝わるもののあんまし他の国と変わんねーなー




fret (13)
この日の買い物で手に入れたもの。

ライオンがどどーんと派手なシエラレオネ代表ユニ。かっちょE-!!
右上は買い忘れてたギニア(コナクリ)代表ユニ。

他にはバイク用の部品少々と蚊取り線香(これまでと同じメーカーの物やけど英語表記になった)、
缶詰、Tシャツ。



そして最後に長々ともうひとつ。

ここシエラレオネは西アフリカ旅でいちばん楽しみにしていた国。
というのも、10年くらい前にリゾバで苗場の某ホテルで働いていた時、
フジロック期間に入るとぼくの働いていたバーレストランはアーティスト用になり、
少しだけ英語が話せ、酒を作ることができたぼくはカウンターの中に立っていた。

外に食べに行くことができない有名人たちは、あますことなくぼくの働くレストランにやってきては豪遊する。
期間中、アーティストには1食1500円分の食券が1日につき3枚支給されているらしかったけど、
そんなものを使う人は少なく、次々やってくるアーティストどうしテーブルをくっつけ盛大に飲み食いする。
(売れたばっかりでまだ貧乏だったフランツフェルディナンドは飲み食いした伝票をソニックユースのテーブルにこっそり置いてたw)

そんなところに一人の黒人さんがぼくのところにやってきた。
肌が漆黒に黒く、アメリカとかの移民ではなくアフリカ系の黒人だと一目でわかった。
理解しづらいなまった(?)英語で何度も聞きなおしてみると、

「この券で食べれる中でどの料理がいちばん量が多い?」

セレブしかいないこのレストランでまさかの問いに言葉を失ってしまった。
アーティストとして海外から日本に招待されているはずの人が、
食べ物の量を気にして注文するなんてことは理解できなかった。貧乏人じゃないんだから。

1500円で収まりいちばん量の多いロコモコ丼を頼むことにした彼。
「飲み物はどうされますか?」とは聞けなかった。

馴染みのシェフ(見習い)に超大盛りでおねがい!とオーダーを通し、
配されたロコモコ丼を鼻息荒く書き込む黒人の彼。

食べ終わってコップの水で一息つき会話が始まった。

やはり彼もアーティストで、ぼくの知らない国シエラレオネから来たらしい。
彼のなまりの強い英語とぼくのつたない英語ではほとんど会話にならなかったけど、
ぼくがロコモコ丼を大盛で注文したことに気付いていたらしい彼が感謝の言葉を述べた後、
「もしシエラレオネに来ることがあったらオレたちを訪ねてくれ。誰でも知ってるから」

彼のバンド「Refugees All Star of Sierra Lenone」とジェフという彼の名前だけを覚えていたものの、
フジロック期間中彼らについて調べることはなかった。
 ※Refugees=難民の意味

後々調べてみた「Refugees All Star of Sierra Lenone」はまたこれすごい経緯のバンドだった。
fret (14)


1991年から2002年まで続いたシエラレオネ内戦。
ディカプリオ主演の「ブラッド・ダイヤモンド」は素晴らしく臨場感のあるこの戦争での話。
反政府勢力に制圧された首都から逃れ、国を捨て、難民となった50万人の人々。
その難民キャンプの中で、人々を元気づけようとたちあがった同じ境遇の8人。
彼らは海外NGOの残した古ギターひとつに、空き缶に革を貼ったドラム、歌声という質素な装備で難民キャンプを周り、
レゲエと西アフリカの土着音楽をミックスした陽気なサウンドは人々を躍らせ、勇気づけた。
その模様は映画にもなってるので気になる人はブラッド・ダイヤモンドも一緒にチェキってみてね。

バンド名とジェフという手がかりだけでなんとなく会えるような気がしてやってきた。

しかし、現在も精力的に海外を周って活動している彼らはちょうどヨーロッパツアー中で、残念ながら今回彼らに会うことはできなかった。



わずか10数年前に終結した内戦、エボラ出血熱の大流行を乗り越えたシエラレオネ。

キャンプ場のジェフと言い、Refugee allstars of Sierra Leoneと言い、
厚いホスピタリティと強い信念、行動力を持った人々が生まれる活気あるこの国。

シエラレオネの未来は明るい。
そう祈るように確信したフリータウンでの日々だった。






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| 52 SIERRA LEONE-GUINEA | 01:21 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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近況:引き続きザンビア滞在中 ~穴に落ちて顔ケガしました編~


ヤーマンフレンズ!!

ただいまザンビア。ってかまだザンビアにいます。
長くなりすぎてビザの延長とかしちゃいました。

長居させてもらったJICA隊員のこんちゃん家。
盗まれたカメラなどの補給物資を無事受け取り、気持ちを新たにザンビア南部目指して出発し、
次の町モンゼでこれまたJICA隊員のおうちにお世話になることに。
1日のつもりが2日、3日と楽しませもらっちゃって、さぁ出発。
そしたらまたまた次の町チョマでもJICA隊員さんの集まりに参加させてもらうことに。

夜、隊員さんたちとインドレストランで飲んで食べ、2軒目にバーへと向かう途中、
大通りの側溝に気付かず落下、思いっきり顔を打った。








01_20161207234545613.jpg
イテェ・・。

ものすごい激痛、腫れ、頭痛、熱も高く、痛み止めを飲んでもぜんぜん効かず、一晩中のたうち回ってた。

翌日、JICA隊員さんに付き添ってもらい病院へ。
吐き気がすごくてこりゃ折れてるかも・・と思ったけど、ちらっと触っただけでお医者さん「そのうち良くなるよ」と。
なんとか頼み込んでレントゲンを撮ってみると、これまたちらっと見てだけで「オッケイ」とお医者さん。 なんか軽いな・・。

よく分からないけどレントゲン写真を自分でも確認してみると、
写りが悪すぎて顔中ヒビだらけにしか見えない。顔の周りに土星の輪っかみたいなんが飛んでるんやけど・・・

痛み止めだけいっぱいもらってとりあえず(?)様子を見ることに。


チョマには1泊だけの予定が、身動きが取れなくなってしまいJICA隊員さんちに引き続きお世話になる。
痛みも吐き気もすごくて3日間寝たきり。1日20時間くらい寝てた。

しかしぼくを泊めてくれてたJICA隊員さんがしばらく家を空けるというので、ホテルに移動してさらに療養する。

ケガから一週間たって、打ち付けた頬骨部の腫れはだいぶ治まってきた。
しかし腫れによって神経が圧迫されているようで、頬から口にかけての感覚がなくしびれた状態。
左目が腫れに押されて上を向いちゃってて、焦点が合いづらく、ただ目を開けているだけで車酔いみたいに気持ち悪くなってくる。
自転車旅を再開するまでまだ時間がかかりそう。
ホテル代も1000円ほどするのであんまり長いしたくないのにーと思っていたところ、
怪我をしてからずっとご飯を差し入れてくれたり看病してくれていた天使のようなJICA隊員さんが一軒家にお引越しするらしく、
家のお手伝いするからー!と転がり込ませてもらうことに。

現在、隊員さんちの改装?改造?が楽しすぎてずっと泊まっていたい病ナウ。
あいかわらずの滞在型(沈没型)自転車旅行やってます。



それにしても、チョマで働くJICA隊員さんにお世話になりまくりまくりました。

家に泊めてもらったり、病院で働く隊員さんにはスムースに診察を受けさせてもらい、
毎日様子を見に来てくれてご飯を差し入れてくれたり・・。

最初の5日くらいは気分が悪すぎて食料を買いに行くこともできひんかったし、
頬骨が折れてるかもしれない恐怖でメンタルもかなりキツかった。
みんなが心配して助けてくれたおかげで順調に快復してきてます。
チョマ―ズの皆さん、ほんとにありがとー!!




02_201612072345470f1.jpg
さて旅、これが現在地。

この先出発すると、現在地点のドクロから南下していく。
ビクトリアの滝、ボツワナ入国、チョベ国立公園でサファリとやっつけ、12月24日いつものNHK地球ラジオに出演。
そんでもって1月1日の新年あけましておめでとうSPにも。


その後のルートは絶賛未定中!

・イカダ下り第2段 ザンベジリバー1000km編
・インド洋で大物釣りの海辺生活
・天空の国レソトでトラウト狙いの渓谷生活

などなど、魅力はあるけど実現するにはちょっと大変やなーっていうお楽しみイベントを妄想中。


ってか、チョマライフ素敵すぎて出発したくないよー!




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| 60 ZAMBIA | 23:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ギニアからの脱出、シエラレオネを目指せ ~アジ演→初めての革命!編~



現在(11月15日)ザンビア南部カフエの町にいます。
首都ルサカに日本からの荷物を受け取りJICA隊員こんちゃんちに戻ってきました。

おニューのサドルをバシッ!と装備、カメラをフロントバックに仕込んで準備万端。
明日から自転車旅行再開だよーん!

考えてみるとカフエで2週間。
ルサカの前はトラックヒッチハイクして一週間トラックで過ごしたり、
その前はタンザニアで盗難にあってしばらく停滞していたのでここんとこ自転車をこいでない。

おまけに東アフリカに入ってからサドルの調子が悪くてポジションが安定せず、
あちこち体を痛めながらの走行が続いてたから、サドルを交換してここから気分一新。

ちょうど良い450km先に次の目的地、リビングストンにてビクトリアの滝を見に行ってきます。


そーんなわけでブログは今年5月くらい?
スクーターを買っての西アフリカ旅、ギニア編だよーん。




sl (1)
エンジン冷却水の漏れが悪化し、不動車になりながらもたどり着いた首都コナクリ。

故障個所を開けてみると冷却水の漏れを防ぐメカニカルシールがバラバラにちぎれていた。
エンジンの反対側で回転軸を支えるボールベアリングも粉々に砕け、
水を循環させるためのプロペラは6つ中5つの羽が折れていた。

スクーターのないこの国で、交換部品が手に入らない=廃車というプレッシャーの中、
首都コナクリのバイク&車屋を片っぱしから訪ねて回った。


そして奇跡の発見!!




sl (2)
この国にひとつあるか無いか、という確率に思えた部品探し。
見つけてくれたバイク屋クルーたちにビッグラブ!!




sl (3)
さっそくウォーターポンプメカニカルシール部を全交換。

隣国シエラレオネを目指して出発だぜバディ!!




しかし、、、


水漏れはコナクリで修理してきたけど、他の修理を忘れった!
走り出してエンジンが温まってくる頃には熱で変形したシリンダーから排気が漏れ、
それが冷却水路に漏れ出してラジエター液が足元から吹き出した。
このスクーターって蒸気機関車やったっけ? なんて考える間もなく熱湯が降り注ぐ!




sl (4)
出発早々で引き返すのもなんかやだなーと地図とにらめっこ。

目指しているのは東隣のシエラレオネ。
聞いた話では首都のフリータウンまで舗装された道路で行けるらしい。

このまま行っちゃうか? でももし途中で壊れたらなぁ・・・

そだ!シエラレオネは旧イギリス植民地で英語圏!
部品買うにしても修理してもらうにしても言葉が通じるのはデカい。

行くのを楽しみにしてた国でもあるし、バイクはひどい状況やけども今までよりはだいぶマシ。

このままぱぱーっとシエラレオネに向かっちゃおう!!




sl (5)
ぼくの乗るスクーター、ホンダ・パンテオン150。

セネガル・ダカールではほとんどのバイクがスクーターだったけど、他の町や他の国ではスクーターは走っていない。
(部品点数が多いのとタイヤが小さく未舗装路が走れないからかな。)
なもんで、スクーターが珍しいようで現地人にものすごいガン見される。
路肩に停めるとわらわらと人が集まってきて、これはバイクか?車なのか??オートマティックだと!?と、興味津々。
まるで未来人の気分。

ぼくを抜かしていく車やバイクもスピードを落としてガン見。事故らんとってね。




sl (6)
なーんかいい感じの橋じゃないですか!夏休み感!ボーイミーツガール!




sl (7)
久しぶりのキャンプは雨。

バイクの故障が続き時間がかかってしまい、雨季が本格的に始まってしまった。
涼しくなるからそこまで悪くもないし、キャンプ飯後に皿を洗うのが楽でいいんやけどね。




sl (8)
途中の村で買ったお米は3級米。

こっちのお米はタイ米のように細長くバサバサしたものがメイン。
たまに短粒米と呼ばれる日本米のように丸っこくてジューシーなやつと出会うこともある。
それぞれのコメの種類ごとにランク(品種)があったりするけど、最下層のお米がコレ。

なんの米だか知らんがバッキバキに割れた米。
運ぶときの衝撃でここまで砕けたのか、普通の米から割れたのだけを集めたものなのか、
こうなった経緯が気になりまゆゆ。




sl (9)
今日も走りまっせー
ギニア・コナクリからシエラレオネ・フリータウンへは200kmほど。

順調に走って2日目夕方、国境イミグレーションオフィス着。


おっと、シエラレオネ側のイミグレでひと悶着。

180ドルという信じられない料金を振り込みネットで申請したシエラレオネのビザ。
支払いが済んだという確認メールは来たのに、いつまでたってもビザ発給のメールが来ていない。
通常なら2~3日で済みそうなものがすでに一週間以上経過している。
申請時に指定しなくてはいけない入国指定日は今日。

できるだけのことはしておこうと支払い受領のメールをプリントアウトし、イミグレーションオフィスにやってきた。


「ビザ代金の支払いが済んでいるのは分かった。で、ビザナンバーは?」

そりゃそうっすよね・・。

入国管理局に問い合わせてみてくれと言っても、オフィスの閉まる時間だといって拒否。
コナクリに戻ってビザ取って来いの一点張り。

「あほか!コナクリまで戻るやつがおるか!電話しろ!そっちの怠慢のせいやろ働けク○が!!

そーんなやり取りを小一時間。
泥仕合はイミグレが閉まる時間にもつれ込み、ひとりまたひとりと係官はリングを去っていく。

このままじゃほんとに入国できひん。ってかギニア側に戻るにもギニアビザはもう失効してるし・・。
ちょっと焦りつつもしつこく食い下がり日がとっぷり暮れたころ、ようやく相手が折れてくれた。

「しょうがないなぁ。ビザを発給してあげるよ。
 でもこれは異例中の異例だから絶対口外しちゃダメだよ」
そういってビザのスタンプを取りに出て行った若手係官。しかしすぐに戻ってきた。

「スタンプ庫のカギを所長が持って帰ったみたい!ごみーんwww」


試合は延長戦に突入。舞台はリングから場外へ。
というのも、帰っちゃった所長のお宅にトツゲキ~!イミグレを出てバイタクを拾い、所長の家へ。
ビザもなければ入国手続きも済んでないのに(笑)

事情を話す。支払い済みメールをプリントアウトしたものをのぞき込みふむふむと所長。
ながーい沈黙の後、ひと言。

「doubtful」 =疑わしい。

そして、

「This is fake」 =偽もんだろ

180ドルも振り込んだのにdoubtfulってなんじゃ!180ドルやぞ180!!とまた怒り、
払った!怪しい!コナクリ戻れ!いやじゃ!払った!怪しい!コナk・・(略


なんやかんやすったもんだあり、最終的に「じゃあ200ドル」。はいでました。


とっくに180ドル払っとるんじゃ!うっさい怪しい!コナクリ戻れ!いやじゃ!払った!怪しい!コナk・・(略


正規の手続きで高い代金を支払ってるのにすげー煮え切らんけど、所長も出かけると言ってもう時間がない。
このままここにいてもどうしようもない。ってか不法入国状態やし。

値切りに値切った20ドルを支払い、シエラレオネビザ(ふたつめ)ゲットだぜっ。 全然うれしくねー


ちなみに、ネットで申請していたオンラインビザはそのさらに一週間後、めでたく届きましたとさフ○ック!

ってか国境で取れないはずのシエラレオネビザ。
おまけにぼくの持っていったビザ代金受領メールのプリントなんて自分でいうのもなんやけどすげー怪しい物。
悪い人がこの記事読んだら適当な書類作って入国できちゃうね(笑)



この日はまっ暗闇のなか、入国イミグレから500mほどのブッシュにバイクで突っ込みキャンプ。

翌朝早く畑仕事に向かう人がテントを通りがかり、セイハロー。
起こされて眠たかったけど、英語で話せるってイイ!!
ボンジュールだかアッサラームだか、あんなのは難しすぎて会話にならん!

シエラレオネではちょっとした目的もあり、楽しみにしていた国。
楽しい旅になりそうやなー。とコーヒー飲んでいるところにお巡りさんがやってきた。

身分証明書を見せ、どこから来たどこへ行くと一通りいつもの流れ。
ちょっと警察署まで・・・ とテントを畳んでご同行願われる、これまたいつもの流れ。

警察署に行ってお偉いさんと話してみると、
さっきセイハローした農夫が見知らぬ外国人がいると警察に通報したらしい。
笑顔で話してたのになぁーとちょっと悲しくなりつつ、話は変な方向へ。

「お前はテロリストだ!逮捕する!」

「はい喜んでー」ってなんでやねん!

国境や警察署とも近い場所でキャンプしていたなんて、攻撃するすきを狙っていたテロリストに間違いないとか。
これからぼくを逮捕して首都に送る。裁判を受けて何やかんや。
当分は帰れないぞ!という脅しで、もしそれが嫌ならば、ほらっ。ほらっ!と手のひらを差し出してくる。
この手はなんだと尋ねると、「気持ちだ」とのこと(笑)

「こんな国にテロを起こすメリットなんてあるか!金はやらん!汚い手を下げろ!」いつもの流れ。
「金払うくらいなら逮捕されて裁判所行ったるから書類作れ!さぁ!はよ!」

さすがに書類まで作っちゃうとほんとに送検しなきゃいけなくなるのでむこうも及び腰。
話は進展しないまま時間だけが過ぎる。
警察署内には7~8人の警官がいるので向こうもなかなか強気で諦めない。


同じ部屋の中には警察署前のチェックポストで警官に難癖をつけられ
今まさにワイロを払わされようとしている一般市民がたくさんいて、
自分のことよりぼくの成り行きを湿っぽくじぃーっと見守っている。

不当に拘留されて1時間以上。イライラもピークに。

「お前ら警官の仕事はいったい何や!人々を守ることやろう!
 その警官が一般市民から金を搾取するってどないなっとんねん!犯罪者と変わらんやろ!
 だいたいお前ら(一般市民)も悪いんじゃ!
 拒否しろ!怒れ! 警察に賄賂を要求されたらその度にデパートメントに電話して
 何月何日何時何分、誰々にいくらワイロを請求されましたって報告しろ!
 一か月も続けたらコイツら全員クビじゃ! 行動しろ!アクションだ!」

 「アングリー!!(怒れ) コール!!(電話しろ) アクション!!(行動しろ!!)」
 
いつの間にか熱くなりすぎて拳を握って一般市民に向かって叫ぶという初めてのアジ演体験(笑)

するとエライもんで、警察官に対して怒ったり反抗したりは絶対にしない現地人たちが、
ぼくの問いかけにうなずき、搾取される者たち同士が何やら熱く語り合いだした。

あたたまってまいりましたー!

ワイロを突っぱねて拒否するやつがでてくると、所内には怒号が飛び交いはじめた。
やっべ、怖くなってきちゃった(笑)

警官達にしてみるとまさかの市民の反抗。しかも普段と違って相手も多い。
誰がどう収拾をつけるのか指示系統がはっきりせず、防戦一方。 下剋上あるで!!

そんな中、ぼくに賄賂を要求していたボスが小声で「お前はもういい。行け!」

自分が起こした騒ぎなので最後までその場におるべきかな?とも思ったけど、
マジで土一揆でも起こりそうな雰囲気だったので(みんなカマとかクワを持ってるw)、
目立たないようにそぉーっと退室。署外に出てバイクをぶっ飛ばしてサイナラ~


後々新聞を見てみたけどそれらしい記事もなかったので、暴徒化する前に鎮圧されたってことでしょう(笑)


ふぅ。もうちょっとで革命起こすとこやった。




sl (10)
首都フリータウンが近づき、道路わきは途切れることなく市場のような人手。
そこに急なアップダウンが続き、道路は大渋滞。

目指す中心地まで15kmほどのところでシエラレオネのお金を下しておこうと銀行に寄った。
財布をパンパンにしてさぁ出発! と思ったらエンジンがかからない。

ここのところセルスターターの動力を伝えるドリブンギアがケース内で外れて空回りするという故障が続いていた。
しかし今回のは空回り音以前の問題で、スターターボタンを押してもカチッという音がするだけでモーターが動いていない。

この場合まず疑わなければいけないのはバッテリーの電圧低下。
セルはちゃんと点滅するけど心なしかヘッドライトが弱い。

配線を確認している最中に思い出した。
コナクリでエンジンを修理した後、オルタネータの配線を繋いだ気がしない。
やり慣れた作業なので無意識に繋いでたり・・・いやぁ自信がない。

しかしこれがまたスーパーめんどくさい作業。
カウル、マフラーまで外さないといけないので時間もかかるし、何よりその作業場所が必要。
こんな市場のど真ん中みたいなとこでバイクをバラシだしたらどえらいことになってしまう。

尋ねてみるとこの近くにバイク屋があるというのでその辺の人にバイクを押してもらって持ち込んだ。




sl (11)
オルタネータカバーを開けてみるとやっぱり、配線忘れてた!

ということは充電回路が遮断された状態ということ。
ここまでの3日間をバッテリー電力だけで走ってきたことになる。

この整備屋にはテスターなんてものがなかったものの、原因は電圧低下で間違いないでしょう。




sl (12)
市場の中にある充電屋さんへ。

この辺り首都の近くと言えど、電力があるのは夜のみ。
昼間は明るいから電気はいらんし、そもそも家に冷蔵庫なんて基本的にないので問題ない。
ただこの時代、携帯の充電ができひんのは困る。

電力が不安定な国ではそういった携帯電話を充電するお店がある。
店の外でジェネレーターを回して発電。
店の中にはマキシマムにオクトパス配線で充電器がズラーっ。

携帯の充電だけでなくラップトップ、ゲーム機、足元には車用のバッテリーも10個くらい繋がれてた。

発進できる(セルが回る)程度まで、2時間は充電しなくてはいけない。




sl (13)
シエラレオネ初メシだー!

醤油で味をつけたフライドライスに上げたチキン。
少しの野菜とたっぷりのマヨネーズを添えてどうぞ。
まぁこんな料理なので特別うまくもないしまずくもない。
ちょっといいお店だったので15000レオン(270円くらい)。




sl (14)
さー充電完了!出発だあぁ、、、あれ?

ウンともスンともいわねぇじゃん。
相変わらずリレーからカチっという音のみで、スタータモーターは動いていない。

バッテリーの充電が2時間だけでは不十分だったか。
そりゃ3日間充電されることなくやから、もしかして放電しつくして復活できないかも?
とりあえず、さっきの充電屋さんにバッテリーを持ち込んだものの、今日はもう遅い。
バイクは銀行の敷地内で預かってもらえるように話をつけた。

フリータウンの明かりは見えてるってのに遠いよ~!!

ほんと何ひとつすんなり行かないね、アフリカ旅行。





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| 51 GUINEA | 07:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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近況:荷物受け取り@ルサカ ~またしても盗難・・・編~


投稿日11月12日
日本から送ってもらった荷物の受け取りとザンビアビザ延長のために首都のルサカに戻ってきました。

人気宿のハズが前回来たときはガラガラだったKALULUバックパッカーズは、
日本人旅行者だけでも7・8人おるという大漁っぷり!

滞在させてもらってるコンちゃんとはまた違ったフレッシュ感を感じつつ、さて本題。

日本から送ってもらってた荷物はちゃんと届いてました!!

11月1日にクロネコヤマトの国際宅急便で発送してもらい、届いたのが11月8日。
なんと8日間というガン速! 

EMS(日本郵政)ので送るよりも半額以下の5㎏まで5350円という料金で、
現地側の取扱いは現地郵便局ではなくUPSだったので安心安全。
こうなるとEMSで送るメリットないよね。

そーんなわけで届いた荷物の内訳はこんな感じ。


lkh (1)
寝ぼけてポチってしまった高級サドル、セラアナトミカ!!かっこよすぎて震えちゃいます。

タンザニアで盗まれたHDD。
日本で買うと8000円しないものがこっちでは10000円越えちゃうので送ってもらいました。

これまたタンザニアでマサイに盗まれたサイクルメーター。
ぼくは無線式が好きではないので有線式の一番安いCATEYE VELO 9。
今年5月のモデルから積算距離(ODO)も入力できるようになったとのことでこれまで走った距離を見ることができます。
ちょっとテンション上がるよね。

他にはMP3プレーヤー、GOPROのマウントをいくつかと自転車のシートクランプ。



lkh (2)
今回のメイン、タンザニアで盗まれたカメラと同じモデルのボディ(レンズなし)も送ってもらった。

オリンパスPENの古い型で中古で6000円弱。
電化製品は日本で買うのが安いです。



そんでもって他にももうひとつ、キャンプ用のエアーランタンがあったんやけど、、、盗まれました・・。

ソーラーパネルが付いててバッテリーいらずの優れもので、さっそく物干し竿にくくりつけて充電してて、2時間後に見たらもうない。
不用心と言えばそうかもしらんけど、スタッフもだいたい顔見知りやし宿泊客は外国人が多いので安心してました。

盗るとしたらスタッフか・・。

警察呼んで徹底的に調べてもらうと脅してるけど、いったん盗んだものが出てくるかどうか・・・

荷物を受け取って気分一新と思ってた矢先にまたしても・・。

おまけに携帯のバウチャーをチャージするためにATMみたいな機械にお金入れたら、フリーズ。

「下記の番号に電話してください」って表示出たけど、
バウチャーがねえからこの機械使ってんだよクソが!!!



ほんと、、、やる気なくなる。












アフリカ沈めっ!!!








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近況:ザンビア・カフエでゆっくり荷物待ち ~日本から海外へ安い荷物の送り方!編~


rer (2)
ヌーブラヤッホー!



rer (1)
現在はザンビアは首都ルサカから50㎞、カフエという町に滞在しています。
タンザニア・ザンジバル島で出会ったJICA隊員こんちゃんの働く中&高校のおうちでお世話になってます。

rer (3)
折あしく、一年でもっとも暑い時期。
家の中にいてもだらだら汗が流れる暑さ。
お昼はお掃除したりご飯作って、夜は遅くまでビール!ビール!ビール!!!
やることやってんだかやってないんだか、キッチンドランカー生活を送ってますよ。

タンザニアでの盗難被害の心の傷にビールという名のモルヒネを流し込み忘却の彼方を目指すストイックな日々・・。
つまるとこ単なるだらだら生活なんですが(笑)、今日で5日目6日目??

rer (4)
ちょっとリフレッシュしたいってのと、もうひとつ、
盗難で失った物品の補給を日本から待ってます。
カメラのレンズは盗られずに残ってたので中古のボディや、新しい外付けHDDも。
あとはちょこちょこと自転車パーツをネットでポチったんですが、、、そんな時、史上最大の衝動買いをしてしまいました・・。

それは自転車のサドル。
詳しいことは届いててから書きますが、まぁ髙かった・・。レースもののサドルはもっと高かったりするんやろうけど、
『安物買いでも意地で銭失わねえ!』をモットーとする不肖ワタクシが18170円という大金をはたいちゃいました。

これまで使ってきたブルックスのサドル(12000円くらい)を買う時にも悩みに悩んだあげく、
お酒の勢いを借りて目つぶってせーのでポチったのに、今回は朝方寝ぼけて携帯でポチってるという状況・・。

一日へこんだー

まぁでもそのサドルは愛する旅の大先輩、伊東心さんが使っててラブずっきゅんしちゃったすんげーかっちょいいヤツ。
はやく届かんかな~


そうそう、今回の物資補給でちょっと発見があったので長期旅行者・海外滞在者におしらせだぜ!

日本からの物資を送ってもらう時、だいたいの人が利用するのが日本郵政(郵便局)のEMS。
世界を広くカバーしていて荷物の追跡可能で料金もまぁ納得できるもの。

緊急事態で急いでる時は料金が2倍3倍あたり前のDHLやFEDEXが有名。
その代わり通関などでの申告もぬかりなくスムーズに代行してくれ、
日本―ヨーロッパでも5日で届いちゃったりするアメイジングなカンパニー。

今回の物資補給でもいつものように日本郵政のEMSで料金検索をと思ってみたら、なんとザンビアは配達圏外!!
こんなことってあるんですね・・。かといって周辺国では受け取るまでの時間がかかり過ぎるし、
何より信頼できる受け取り先が用意できない。
苦し紛れにDHLを調べてみるとザンビアまで2万円以上・・。

そーんな時、何気に調べてみたのがクロネコヤマト。
国際宅急便というのがあって、日本側はクロネコヤマトが、海外で配送してくれるのは提携しているDHLやFEDEXなどの海外の会社のようす。
ビジネスや海外への引っ越しやらでヤマトは聞いたことあったけど、
旅行者でヤマトで送って受け取ったなんて話を聞いたことがない。
どうせお高いんでしょ?と思って調べると、へっ?? 驚きの5350円!!
EMSがもしサービスしてたとしたら13000円くらいかかってたはずなので、半額以下ということになる。

利用規約のはしっこに小さい字で「別途手数料1万円」とか書いてあるんじゃ?と疑ってかかったけど、
どこをどうみても5350円。おまけに配達日数7~11日と激速!追跡可!ほんとかよー!


ほんとに何も情報がないのと料金のあまりの安さに何とも言えない不安が残りますが、
今回は人柱覚悟でクロネコヤマトを使ってみます!!

実際のとこどれくらいで届いてくれるのかはまだ分かりませんがこ、
もし今回問題がなければこれから先海外で荷物を受け取るとき、EMSよりまずクロネコヤマトをチェックだぜバディ!



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さて荷物の近況

11月1日に発送してもらいました。
予定配達日数は11日後なので11月12日。
気になる荷物の追跡履歴をどんぞー!


11月1日 発送@大阪

11月2日 東京ベース店

11月4日 大阪 通関完了
       東京着
  成田発

11月5日 深圳着&発
香港着

11月6日 香港発
     ドバイ着

11月7日 ドバイ発
    ザンビア・ルサカ着!!!

もうそこまで来てんじゃん!!
ってか序盤の大阪→東京→大阪→東京の流れはなんだ(笑)
まぁとりあえずルサカには着いてるようで一安心。ここまで1週間。なかなかの速さ。

しかしまだまだ油断はできない。
現地の郵便局で配達までの間に紛失されたり、
そもそも配達する気が無くて倉庫の片隅で忘れ去られるというケースがほんとうに多い。

何にしても受け取りに行けるのは今週末なのですが、はやく来い来い宅急便~♫

とりまっ!!



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| 60 ZAMBIA | 09:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

近況;タンザニアにて最悪の盗難被害。現在@ザンビア

 
10月14日早朝、ぼくが眠っている部屋に泥棒が入りました。

翌々日にせまったNHK出演の為にタンザニアはムベヤで宿を探していたもののどの宿も高く、
値段を聞きに訪れたある宿では、「ごめんだけど高くて泊まれない。いつも10000シリング(500円)で泊まってるんだ」
と伝えたぼくに、オーナーが「そんな安い宿じゃすべて失うことになるぜ!」と、馬鹿にしたように叫び、
他の宿を蔑むよりも営業努力をしろ!と思いつつ、次に訪れた10000シリングの宿にチェックインしました。


まさかその通りになるとは・・・


実際にはすべてを失ったわけではありませんが(後述)、22時~翌3時の間にぼくが眠っている部屋に侵入し枕元に置いてあったものを盗むというなんともアフリカらしいシンプルで大胆な手口でした。

盗られたものは、ミラーレス一眼レフカメラ、この旅の初めから1年4か月分のデータの入った外付けハードディスク、
財布から18000シリング(900円)と1ドル札3枚。財布に入っていたおもちゃのお札は抜かれていなかったので、
犯人の大胆かつ冷静なことにほんとうにおどろかされます。
ってかぼくの財布はお手製のマジックテープ式!バリバリ音がしたはずやのに・・・

朝起きて気付きてすぐに警察を呼び、容疑者である宿の夜警(警備員)と住み込みの女性スタッフが連行され、
5日間にわたって留置&取り調べが行われましたが、そのどちらかが犯人だったとしても、盗られたモノが出てくるわけもなく、
「捜査継続」ということで事実上幕が引かれました。

カメラにはちょっといいレンズが取り付けられていたものの、まったくどうでもいいです。
何よりこの旅の写真を失ったことが辛すぎる・・・

盗られた後にぼくにできたことといえばフェイスブックでもらったアドバイス通り、町の電気屋を片っぱしから周り
「誰かが売りに来た時に連絡をくれたら200ドル」と書いたチラシを配って回ることくらい。
しかし2週間以上たった今も何の連絡もありません。もう絶望するしかありません・・。


幸いなことに、更新していたブログ上に圧縮されてはいますがめぼしい写真が残っていること。
もしぼくとどこかで一緒にすごした人がこれを見ていたら、その時の写真(ぼくのものだけでなくその場所の風景なども)を送ってもらえるとありがたいです。
未圧縮で送ってもらえるようにストレージを用意するので、また準備が整ったらブログで改めてお願いしたいと思っています。


ムベヤからは気持ちを切り替えて自転車で出発し、南隣のザンビアに入りました。

国境の町に入ると誰にでも英語が通じたことと、何よりザンビア人の純粋さに驚かされました。
タンザニアのように「ギブミーマネー!」攻撃や、中国人(日本人ですがw)を蔑んで馬鹿にしてくる輩もおらず、
子どもたちがキラキラした目でただただ純粋な好奇心からムズングー!(白人ー!)と追いかけてきて、
行きちがうほとんどの人が「ハワイユー」と声をかけてくれるフレンドリーさ。まるで楽園!

この国では暗い感情を持つことなく純粋に旅を楽しむことができる。
気持ちよく国境の町を出て首都のルサカを・・・と思った刹那、トラックにひき逃げに遭いました・・。


What the hell!!!


至近距離を通り過ぎていったトラックにつづき、その後ろに牽引されていたトラックが前が見ていなかったようで、
ぼくの右ひじに左フロントがヒット! ぼくはバランスを崩し車道の中央まで飛び出し転倒。

立ち上がるよりも早く反射的に後ろを振り返ると、運良く後続車は来ておらず事なきを得ましたが、
もし後続車が来ていたら1000%死んでました。


前方ではぼくに当たったトラックが上り坂にさしかかりそれほどスピードが出ておらず、
ぶつけた事に気付いている挙動だったのにもかかわらずそのまま走り続けるトラック。

牽引車両の荷台に立っていた若者は一部始終を見ていて目がバッチリ合っていて、
「停まれ!!逃げんな!!」と叫ぶと何やら手を広げてリアクション。

右ひじの痛みで追いかけるにも起き上がることもままならず、次第に離れていくトラック。

路上に這いつくばりながらせめてもと目をやったナンバープレートは、タンザニアナンバーでした・・。



タンザニアァァーーー!!!!!




ふぅ。

所時期な所、盗難に遭う前からいろいろな点でかなりアフリカに疲れていました。
このままじゃダメだとナイルパーチ釣りに向かったり、
気持ちを切り替えるため走行中に明るくジャンボ(ハロー)と挨拶を心がけ、
少しづつまた現地人の目を見て話せるようになってきていました。
そんな時の盗難。

盗難から1週間かけて気持ちを持ち直し、
美しい国ザンビアに入って気持ちも一新と思ったその瞬間にひき逃げ。

首都のルサカ(1000km先)からすぐ近くの町にザンジバル島(タンザニア)でできたJICA隊員の友達がいるので、
とりあえずそこまでたどり着くことだけを考え、曲がった自転車のハンドルを直し、出血の手当てをして出発しました。

打ち身はかなり痛かったものの走行できるレベルで、
幸いなことに(?)、ザンビアに入って町々の距離は30km以上は開いているので
走行に集中して余計なことを考えずに走れるかと思いきや、休憩するすきもないくらいに道路沿いの藪の中に粗末な家が続きます。
その密度はキャンプ場所を探すのに2時間走っても一部のすきもないくらい。

四六時中常に誰かの視線にさらされエンドレスであいさつ。身体も痛いし正直そんなフレンドリーな気持にはなれず、
次第に純粋な子どもたちがムズングー!と追いかけてきても、ゾンビか野犬に追われてるような恐怖感に襲われだして、もう頭がストップ。

張り続けていた緊張の糸が完全に切れてしまいました。


なすすべなく路肩に止まっていたトラックにヒッチハイクを頼むとあっさりオッケー。
首都の大都市で先進国の人間と酒飲んで現地人へのグチを肴に・・・とひと息ついたら、今度はトラックが動きません。

積み荷の証明書類が届かないらしく、それを持ってくるはずのエージェントに連絡すると200km離れた町から今バスに乗ったとのこと。
夜中に到着するというので、一晩停車したトラックの中で過ごすことになりました。

しかし夜が明けてもエージェントは来ず。
「電話をするといまバスの中」と・・・


そのまま七日間。


バスのドライバーたちとは仲良くなって楽しく過ごしていたものの、
エージェントが現れないまままた週末に突入してしまい、またまたプッツン。

「悪いけど先に行くことにするよ」と宣言し、ルサカ行きのトラックに声をかけて回り、無事トラックをゲット!

しかしそのドライバーはぼくが昼寝している間に声をかけてくれることなく行ってしまいました・・。


またしてもタンザニア人っ!!!


そこから何だかんだすったもんんんだあって、結局バスに乗って首都のルサカにやってきました。


とりあえず首都に着いてひと安心。
(インド人と大喧嘩したけど)

友達のところで失ったカメラなどの物資補給を受ける予定なので、
荷物を待つ間、精神のアルコール洗浄(=忘却)を行いたいと思います。おわり。



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