一人、また一人、、、硬軟取り混ぜた自在な論理 ~Cuba part.3~
ビニャーレスの町をぶらぶら歩く。
今日も人民ビールを買いに並んでると、

カミカゼBMX!! ・・は、あんまり関係なくて、

キューバ人の生活が垣間見える、物資の配給所を見つけた。
棚には米やとうもろこしの粉、石けん、洗剤、ジュースが並べられているけど、
手前に住民台帳があって誰がいつ何を支給されたかが記録してあって、
商品を購入する事もできるけど、それにも限度があって買い占めて他で売るようなことはできなくなっている。
紙パックジュースは0.1人民ペソ=0.4円、タバコは2.5ペソ=10円と、他の貧しい国々と比べてもリアルに桁が違う激安ぐあい。
ちなみにコンドームは3つ入って2ペソ=8円。
もちろん、住民でない外国人がここで商品を買うことは出来ない。
はずが、、、
頼んでみると葉巻(1ペソ=4円)とタバコ(7ペソ=28円)で売ってくれた。
外国人用紙幣のセウセで買える葉巻は安い物でも1本200円くらいするし、たばこは一番安いのでも60円くらい。
この配給所も各商品一種類ずつ。物が無くなり次第店じまい。夕方5時になったら人が並んでいても、追っ払って店じまい。
朝には行列ができていても夕方ごろには閑散としている。
キューバでの物資の需要供給バランスは圧倒的に需要に傾いていて、例えば寝具の枕。
ただの枕が商店に並ぶだけで朝から大行列ができる。 それほど無いんです、ただの枕ですら。
それでもたいがいその日のうちに売り切れて次回入荷は未定。
金持ちがいくら札束を積んでも、買えない物は買えない。
そしてキューバ政府が作ってるもの以外、ほかの共産諸国から輸入された商品の値段はとんでもなく高価で、
タバコが10円の物価で生活している人民に対して、洗濯バサミ10本セットが200円だったり、便所サンダルが500円したり。
TVや洗濯機は日本と同じくらいの値段なので、物価の違いからすると数百万円くらいの感覚か・・。
たしかに、最低限の家財道具があれば、配給される物資だけで生きていけないことは無い。
でもそれじゃあまりに生活の質がひどすぎる。
全ての元凶、アメリカによるキューバの経済制裁は非道で残酷だ。
キューバがアメリカの保護国だったころ、アメリカの搾取・圧政によってキューバ人民が暴動を起こし、キューバを社会主義国として独立させてしまった。
その報復として、アメリカはキューバとの通商を断つ。というのなら分かる。
しかし自称世界のリーダーアメリカは、世界の警察としてグレートパワーを発揮し、世界各国にキューバとの通商を断つように迫った。
アメリカからの制裁を恐れずそれを跳ね除けた勇気ある国は、同じ社会主義国家の数カ国だけで、キューバの経済封鎖は現在も続いている。
ここまではよく知られた知識。ネットでいろいろ見ていると、
国連は人道的な観点から、アメリカの経済制裁に反対する決議を毎年、もう18年も連続で採択され続けているらしい。
その決議に反対したのはアメリカ、イスラエル、パラオ。アメリカの息の掛かった国ばかりで、
圧倒的多数で採決されたにもかかわらず、アメリカはそれに応じるわけも無く国連法を無視。
さらには、キューバがスペインからの独立を目指していた頃にアメリカはキューバ支持の立場をとり、
支援の見返りに1900年頃にキューバ南部に置いた海軍基地(グアンタナモ刑務所)を、国交断絶した現在でも保持し続けている。
100年以上前に借りた土地を返さない理由として、キューバの法律、アメリカの法律ともに介在しない軍法があるので・・という今度は法を盾に取ったどうしようもないとのもっともらしい理由。
しかし、イラク、アフガン戦争の捕虜をジュネーブ条約で規定された捕虜の扱いをせず、アメリカ国内の犯罪者として扱いグアンタナモ刑務所に連行して虐待を加えていたことがビデオで流出し、アムネスティインターナショナルや国連で審議され、改善の決議がされている。
何という身勝手で傲慢な国・・。
おーっと! 別にアメリカ批判がしたかったわけではありません(笑)
社会主義のキューバでは学校、病院は無料。
政府に仕事を決め与えられ、人と同じだけの給料をもらう。
専門的なことを学べば職業を選ぶ自由がふえ、その結果少し良い給料をもらえたりするけど、
だれもが大学まで無料で通える状態にもかかわらず、多くの人民は知識としてそれを知っているだけで行動を起こそうとしない。
勉強だけが良い給料に繋がるということを知っていても、労働に対する価値を見出していない人たち。
お金がいくらあっても欲しいものが売っていない状態では努力する人がいるはずもない。
それでも生活が出来ていくと言う点では幸せな事かもしれないけど、働らかない国民が昼間から路上に溢れている現状は共産主義という国家体制から考えると末期状態ではないのか。
まぁ、国民全員がやる気に溢れている社会主義の国なんて見たことないですが。
これはキューバに住んでる日本人から聞いた話。
キューバの若い人々は、豊かになりようの無い今のキューバの状態に失望し、国自体の存在含めて変化を望んでいる。
年配の人々は、アメリカからの搾取から救ってくれたカストロ・ゲバラに感謝し、教育・医療が無料の現在の生活を享受している。
前国家元首のカストロが国民の前から姿を消して数年。
新聞などで外国の首脳との写真が出たりするものの、影武者説など、すでに生きていないのではないかという憶測が飛んでいる。
キューバ革命の象徴カストロが死んだとなると、アメリカはキューバへの攻勢を強めるだろう。
象徴を失った国民はその誘惑に打ち勝てるのか。そして全てが開放された時、何を望むのか。
最近のブログはちょっとマジメ過ぎる(笑)

だいーぶ話しが飛んだけど、こちらが7ペソ=28円の人民タバコ。
もちろんフィルター無しで、パッケージも紙につつまれただけ。

こちらもパンの配給所?
1ペソ=4円で買う事もできるけど、住民台帳を持ってないぼくらはひとりたった1個。

ハバナで散々食事に泣かされてきたけど、ビニャーレスで泊まった宿は食事付きでそれが豪勢!うまい!
前菜、スープから始まり白飯、肉料理、たまにデザート、食後にコーヒー。

うえっ
多すぎる量やけど残すのが嫌いな日本人。 全部食べきる!
毎日食後の2時間は動けまへん(笑)

宿の屋上で犬と戯れるさとしさん。
いかつい体に似合わずコンタクト常用者やったり、この頃からかわいいキャラに路線転換。

この頃ビニャーレスは1年で一番大きい祭りで、金曜からの朝0時から日曜の夜12時までの間、セントロではノンストップで音楽が流れ踊り続け、屋台が出る。
屋台では人民ペソが使え、ハンバーガー5ペソ=20円など、キューバとは思えない快適な生活が送れた。

といっても出店の商品は物不足のキューバ。
ボタン、コンセントのカバー、髪止めのゴム、プラスドライバー、何かのひも、なぜか遊戯王カード。
コンセプトもくそも無いこの品揃え。

バイク日記にも登場したじいさんたち。
昼は町をぶらぶら、夜はお祭りで踊って朝方帰る。
そんな毎日でビニャーレスの観光すんの忘れった!!

なんと、ビニャーレスは世界遺産らしい(笑)
世界遺産に認定されてるビニャーレスの谷を見にいく。
部屋でだらけてるさとしさんとさりーなちゃんを置いてやまちゃんと2人で行く。

もっこりした山。
中国の桂林や石林、ベトナムのフエのような奇岩地帯を遠くから眺め、

帰りはヒッチハイク。
農園のトラックが止まってくれ荷台に乗り込むと、祭りの為に出てきた田舎の若者達がいっぱい。
みんなとっておきのオシャレをしてて、B系のTシャツにキャップ、サイケなサングラスにピッカピカして先のとんがった革靴。一見ギャング。
それよりもトラックの荷台は風と揺れがすごい!、掴まってても振り飛ばされそうで怖い。
富士急のエエジャナイカには及ばんものの、TDLやUSJのジェットコースターより100倍怖い。命のかかったベルト無しジェットコースター!!
田舎Boyzとギャーギャー叫びながらビニャーレスの町に戻る。
別れ際に荷台に転がってたオレンジくれたけど、これって田舎Boyzのんじゃないよね? まいっか。
宿に戻って腹いっぱいご飯を食べた後は、今日も祭りにくりだす!
セントロではキューバ音楽でサルサ踊ったり、キューバ音楽に低音を効かしたようなキューバポップス、キューバテクノ、たまにアメリカのポップスも流れる。
広場を埋め尽くした観衆の中でひときわ盛り上がってる集団が見える。飛びぬけて背の高いギャングのような黒人、、、

田舎Boyzじゃん(笑)
仲間に入れてもらってどっかーんと盛り上がる!
回ってくるラムを一気し、ビールを一気し、みんなベロベロのフラフラな中、リーダー格のでかいやつが妹を紹介してきて、兄ちゃんの前で無理やりセクシーダンスを踊らされたり・・。
わけ分からんけどわけ分からんくらい楽しかった!
さすがにつぎの日はしっかり二日酔い・・。
昼すぎて起きると

屋上に野人が!
ビニャーレス滞在もあと2日。
みんなでビニャーレスの谷までぶらぶら観光に行くことに。

セントロで昨日のやつらが!
しかもポップコーン売って小遣い稼いでる(笑)
おまえらポップコーン買ってけよー! 今夜も踊りにくんだろー?
と元気モリモリやけど、こいつらいったいいつ寝てるんやろう??

田舎の一本道をひたすら歩く。
目的地は谷に描かれた壁画。

30分歩いてバスをヒッチハイクしてたどり着いた、壁画ってこれかい!!
てっきり先住民が残した大昔の壁画やと思ってたら、、何やこの鮮やかな!
山にペンキぶちまけだだけじゃあ・・・ とはいえこれ、メキシコ三大画家の一人が書いたもんらしい。
山の崖を全面使ったすげー大きさやけど、この写真からその大きさは伝わりまへん(笑)
写真中央のちょっと下を拡大して拡大して拡大すると・・・

ちゃんといます(笑)
絵は右に人間3人、真ん中に恐竜、左に貝やらイカっぽいのやら。テーマは太古の迫力ってとこでしょうか。

この彼、、
ビニャーレスの町を出たところから案内するとか行って着きまとってきた酔っ払い。
フラフラのベロベロでガイドでもなんでもなかったし、さりーなちゃんにセクハラするし、すげーイライラしたけど、家族の写真を見せて話す姿は良いお父さんでした。
最後はしっかりお小遣い請求してきたけど(笑)
思いがけないお祭りに遭遇して、よく踊ったしうまい飯も安いビールも飲んだ、大満足のビニャーレスでした。

出発の朝、セントロ前のバス乗り場になんとペドロが!!
ぼくらが帰る日を憶えててくれて見送りに来てくれた!
時間言ってなかったからもしかしたらずっと待っててくれたんかも??
何から何までお世話になって最後まで・・・
ほんまに粋なことしてくれるペドロ。
ペラペラおしゃべりな人じゃないけど、知り合ったからには最後まで面倒見るぜって気持ちが伝わってくる。
日本とキューバはほんま遠いけど、心からまた来たいと思う。ヤーマン!!
ぼくは10日間、みんなは7日間キューバで過ごし、さとしさんとさりーなちゃんと一緒にジャマイカに飛ぶ。
やまちゃんはあと数日キューバを観光してカンクンに戻る。
一足先に帰ったあいちゃんは、大学の卒業式に出て、就職のために東京に引っ越した頃かな?

最後はカピトリオで撮ったみんなとの思い出の一枚。 アディダスキューバ!
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Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, Tipe fix it!

今日も人民ビールを買いに並んでると、

カミカゼBMX!! ・・は、あんまり関係なくて、

キューバ人の生活が垣間見える、物資の配給所を見つけた。
棚には米やとうもろこしの粉、石けん、洗剤、ジュースが並べられているけど、
手前に住民台帳があって誰がいつ何を支給されたかが記録してあって、
商品を購入する事もできるけど、それにも限度があって買い占めて他で売るようなことはできなくなっている。
紙パックジュースは0.1人民ペソ=0.4円、タバコは2.5ペソ=10円と、他の貧しい国々と比べてもリアルに桁が違う激安ぐあい。
ちなみにコンドームは3つ入って2ペソ=8円。
もちろん、住民でない外国人がここで商品を買うことは出来ない。
はずが、、、
頼んでみると葉巻(1ペソ=4円)とタバコ(7ペソ=28円)で売ってくれた。
外国人用紙幣のセウセで買える葉巻は安い物でも1本200円くらいするし、たばこは一番安いのでも60円くらい。
この配給所も各商品一種類ずつ。物が無くなり次第店じまい。夕方5時になったら人が並んでいても、追っ払って店じまい。
朝には行列ができていても夕方ごろには閑散としている。
キューバでの物資の需要供給バランスは圧倒的に需要に傾いていて、例えば寝具の枕。
ただの枕が商店に並ぶだけで朝から大行列ができる。 それほど無いんです、ただの枕ですら。
それでもたいがいその日のうちに売り切れて次回入荷は未定。
金持ちがいくら札束を積んでも、買えない物は買えない。
そしてキューバ政府が作ってるもの以外、ほかの共産諸国から輸入された商品の値段はとんでもなく高価で、
タバコが10円の物価で生活している人民に対して、洗濯バサミ10本セットが200円だったり、便所サンダルが500円したり。
TVや洗濯機は日本と同じくらいの値段なので、物価の違いからすると数百万円くらいの感覚か・・。
たしかに、最低限の家財道具があれば、配給される物資だけで生きていけないことは無い。
でもそれじゃあまりに生活の質がひどすぎる。
全ての元凶、アメリカによるキューバの経済制裁は非道で残酷だ。
キューバがアメリカの保護国だったころ、アメリカの搾取・圧政によってキューバ人民が暴動を起こし、キューバを社会主義国として独立させてしまった。
その報復として、アメリカはキューバとの通商を断つ。というのなら分かる。
しかし自称世界のリーダーアメリカは、世界の警察としてグレートパワーを発揮し、世界各国にキューバとの通商を断つように迫った。
アメリカからの制裁を恐れずそれを跳ね除けた勇気ある国は、同じ社会主義国家の数カ国だけで、キューバの経済封鎖は現在も続いている。
ここまではよく知られた知識。ネットでいろいろ見ていると、
国連は人道的な観点から、アメリカの経済制裁に反対する決議を毎年、もう18年も連続で採択され続けているらしい。
その決議に反対したのはアメリカ、イスラエル、パラオ。アメリカの息の掛かった国ばかりで、
圧倒的多数で採決されたにもかかわらず、アメリカはそれに応じるわけも無く国連法を無視。
さらには、キューバがスペインからの独立を目指していた頃にアメリカはキューバ支持の立場をとり、
支援の見返りに1900年頃にキューバ南部に置いた海軍基地(グアンタナモ刑務所)を、国交断絶した現在でも保持し続けている。
100年以上前に借りた土地を返さない理由として、キューバの法律、アメリカの法律ともに介在しない軍法があるので・・という今度は法を盾に取ったどうしようもないとのもっともらしい理由。
しかし、イラク、アフガン戦争の捕虜をジュネーブ条約で規定された捕虜の扱いをせず、アメリカ国内の犯罪者として扱いグアンタナモ刑務所に連行して虐待を加えていたことがビデオで流出し、アムネスティインターナショナルや国連で審議され、改善の決議がされている。
何という身勝手で傲慢な国・・。
おーっと! 別にアメリカ批判がしたかったわけではありません(笑)
社会主義のキューバでは学校、病院は無料。
政府に仕事を決め与えられ、人と同じだけの給料をもらう。
専門的なことを学べば職業を選ぶ自由がふえ、その結果少し良い給料をもらえたりするけど、
だれもが大学まで無料で通える状態にもかかわらず、多くの人民は知識としてそれを知っているだけで行動を起こそうとしない。
勉強だけが良い給料に繋がるということを知っていても、労働に対する価値を見出していない人たち。
お金がいくらあっても欲しいものが売っていない状態では努力する人がいるはずもない。
それでも生活が出来ていくと言う点では幸せな事かもしれないけど、働らかない国民が昼間から路上に溢れている現状は共産主義という国家体制から考えると末期状態ではないのか。
まぁ、国民全員がやる気に溢れている社会主義の国なんて見たことないですが。
これはキューバに住んでる日本人から聞いた話。
キューバの若い人々は、豊かになりようの無い今のキューバの状態に失望し、国自体の存在含めて変化を望んでいる。
年配の人々は、アメリカからの搾取から救ってくれたカストロ・ゲバラに感謝し、教育・医療が無料の現在の生活を享受している。
前国家元首のカストロが国民の前から姿を消して数年。
新聞などで外国の首脳との写真が出たりするものの、影武者説など、すでに生きていないのではないかという憶測が飛んでいる。
キューバ革命の象徴カストロが死んだとなると、アメリカはキューバへの攻勢を強めるだろう。
象徴を失った国民はその誘惑に打ち勝てるのか。そして全てが開放された時、何を望むのか。
最近のブログはちょっとマジメ過ぎる(笑)

だいーぶ話しが飛んだけど、こちらが7ペソ=28円の人民タバコ。
もちろんフィルター無しで、パッケージも紙につつまれただけ。

こちらもパンの配給所?
1ペソ=4円で買う事もできるけど、住民台帳を持ってないぼくらはひとりたった1個。

ハバナで散々食事に泣かされてきたけど、ビニャーレスで泊まった宿は食事付きでそれが豪勢!うまい!
前菜、スープから始まり白飯、肉料理、たまにデザート、食後にコーヒー。

うえっ
多すぎる量やけど残すのが嫌いな日本人。 全部食べきる!
毎日食後の2時間は動けまへん(笑)

宿の屋上で犬と戯れるさとしさん。
いかつい体に似合わずコンタクト常用者やったり、この頃からかわいいキャラに路線転換。

この頃ビニャーレスは1年で一番大きい祭りで、金曜からの朝0時から日曜の夜12時までの間、セントロではノンストップで音楽が流れ踊り続け、屋台が出る。
屋台では人民ペソが使え、ハンバーガー5ペソ=20円など、キューバとは思えない快適な生活が送れた。

といっても出店の商品は物不足のキューバ。
ボタン、コンセントのカバー、髪止めのゴム、プラスドライバー、何かのひも、なぜか遊戯王カード。
コンセプトもくそも無いこの品揃え。

バイク日記にも登場したじいさんたち。
昼は町をぶらぶら、夜はお祭りで踊って朝方帰る。
そんな毎日でビニャーレスの観光すんの忘れった!!

なんと、ビニャーレスは世界遺産らしい(笑)
世界遺産に認定されてるビニャーレスの谷を見にいく。
部屋でだらけてるさとしさんとさりーなちゃんを置いてやまちゃんと2人で行く。

もっこりした山。
中国の桂林や石林、ベトナムのフエのような奇岩地帯を遠くから眺め、

帰りはヒッチハイク。
農園のトラックが止まってくれ荷台に乗り込むと、祭りの為に出てきた田舎の若者達がいっぱい。
みんなとっておきのオシャレをしてて、B系のTシャツにキャップ、サイケなサングラスにピッカピカして先のとんがった革靴。一見ギャング。
それよりもトラックの荷台は風と揺れがすごい!、掴まってても振り飛ばされそうで怖い。
富士急のエエジャナイカには及ばんものの、TDLやUSJのジェットコースターより100倍怖い。命のかかったベルト無しジェットコースター!!
田舎Boyzとギャーギャー叫びながらビニャーレスの町に戻る。
別れ際に荷台に転がってたオレンジくれたけど、これって田舎Boyzのんじゃないよね? まいっか。
宿に戻って腹いっぱいご飯を食べた後は、今日も祭りにくりだす!
セントロではキューバ音楽でサルサ踊ったり、キューバ音楽に低音を効かしたようなキューバポップス、キューバテクノ、たまにアメリカのポップスも流れる。
広場を埋め尽くした観衆の中でひときわ盛り上がってる集団が見える。飛びぬけて背の高いギャングのような黒人、、、

田舎Boyzじゃん(笑)
仲間に入れてもらってどっかーんと盛り上がる!
回ってくるラムを一気し、ビールを一気し、みんなベロベロのフラフラな中、リーダー格のでかいやつが妹を紹介してきて、兄ちゃんの前で無理やりセクシーダンスを踊らされたり・・。
わけ分からんけどわけ分からんくらい楽しかった!
さすがにつぎの日はしっかり二日酔い・・。
昼すぎて起きると

屋上に野人が!
ビニャーレス滞在もあと2日。
みんなでビニャーレスの谷までぶらぶら観光に行くことに。

セントロで昨日のやつらが!
しかもポップコーン売って小遣い稼いでる(笑)
おまえらポップコーン買ってけよー! 今夜も踊りにくんだろー?
と元気モリモリやけど、こいつらいったいいつ寝てるんやろう??

田舎の一本道をひたすら歩く。
目的地は谷に描かれた壁画。

30分歩いてバスをヒッチハイクしてたどり着いた、壁画ってこれかい!!
てっきり先住民が残した大昔の壁画やと思ってたら、、何やこの鮮やかな!
山にペンキぶちまけだだけじゃあ・・・ とはいえこれ、メキシコ三大画家の一人が書いたもんらしい。
山の崖を全面使ったすげー大きさやけど、この写真からその大きさは伝わりまへん(笑)
写真中央のちょっと下を拡大して拡大して拡大すると・・・

ちゃんといます(笑)
絵は右に人間3人、真ん中に恐竜、左に貝やらイカっぽいのやら。テーマは太古の迫力ってとこでしょうか。

この彼、、
ビニャーレスの町を出たところから案内するとか行って着きまとってきた酔っ払い。
フラフラのベロベロでガイドでもなんでもなかったし、さりーなちゃんにセクハラするし、すげーイライラしたけど、家族の写真を見せて話す姿は良いお父さんでした。
最後はしっかりお小遣い請求してきたけど(笑)
思いがけないお祭りに遭遇して、よく踊ったしうまい飯も安いビールも飲んだ、大満足のビニャーレスでした。

出発の朝、セントロ前のバス乗り場になんとペドロが!!
ぼくらが帰る日を憶えててくれて見送りに来てくれた!
時間言ってなかったからもしかしたらずっと待っててくれたんかも??
何から何までお世話になって最後まで・・・
ほんまに粋なことしてくれるペドロ。
ペラペラおしゃべりな人じゃないけど、知り合ったからには最後まで面倒見るぜって気持ちが伝わってくる。
日本とキューバはほんま遠いけど、心からまた来たいと思う。ヤーマン!!
ぼくは10日間、みんなは7日間キューバで過ごし、さとしさんとさりーなちゃんと一緒にジャマイカに飛ぶ。
やまちゃんはあと数日キューバを観光してカンクンに戻る。
一足先に帰ったあいちゃんは、大学の卒業式に出て、就職のために東京に引っ越した頃かな?

最後はカピトリオで撮ったみんなとの思い出の一枚。 アディダスキューバ!
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| 4 CUBA | 07:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑