現在モロッコ。
内陸から大西洋(!)を目指して走ってまーす(たぶん)
目的のエッサウィラでは日本からの自転車パーツ受け取り、西アフリカのビザ取りなどなど忙しくなるはず。
それが終わればサハラ縦断、西アフリカのビザ取りフランス語地獄などなど、ハードになっていく。
その前の最後のゆっくり地点。
タンデムのパートナー見つかったらいいなー
自転車の部品を取り寄せてもらうのに4~5日時間ができたのでふらっと夜行バスにジャンプオン!!

やってきたのはお隣、ポルトガル。
首都リスボンはまぁとんでもない観光都市。

バスが着いたのは早朝6時。
眠すぎるしガイドブックもないのでネットが使える店が開くのを待つ。

広場。

リスボンは坂の町。観光するにも勾配がきつく息が切れる。
旧市街のバイロアルトは路面電車が細い路地を走る。

町の建物はシンプルめなスペインと派手装飾のおフランスとの中間ぐらい。

暖色系の建物が多い。
ただ、町全体がなんとなく薄汚れてる感がある。
それぞれの作りはかわいかったりするんやけど、石畳が荒れてたり窓が割れてたり、
古さだけではない、味がでてるわけでもない汚らしさ。

町の中心を出るとほとんど全ての建物にストリートアートと言う名の落書きがされている。
悪そうな人もいるっちゃいるけどそこまで多くない。なのになんとなく歩く気が失せてしまう。
気候はあったかくて人もいいとは思うけど、なんかなー。
観光大国としてまず落書きから取り締まるべし。

ちょっと離れた観光。
ジェロニモス大聖堂は現在工事中で入れず。

大西洋に注ぐテージョ川を監視するベレンの塔。

発見のモニュメント。
そう、この辺のスポットはすべて大航海時代のもの。
バスコダガなんちゃらやコロンブなんちゃらが新大陸を目指して海へ出た大航海時代。
その時代のポルトガルと言えば一大強国で奴隷をつれてきて植民地を増やしたり確変ブチ上げ真っ最中!!
世界中から奪いまくった潤沢な資金でこんなでっかい建物ばんばん建ててたんでしょう。
冒険家がこの場所から盛大に出帆し、帰り着き、はたまた海賊が攻めてきたり。
そんな歴史の悲喜交々がこの場所にあったことを想像。

レモネードとモヒートがこの町の人気。

休憩に寄った公園にはタイ式寺院。

昼を過ぎるとこの渋滞。
一車線の道でバスが見える限りで10台以上の団子状態。

エッグタルトなどのスイーツも名物。
有名店は行き逃したけど、どんな店でもエッグタルトは絶品。

ポルトガルビール。

オベリスク@旧市街の中心地。

駅の入り口。

町はどこも物価が高く、宿もバカンスシーズンでヨーロッパからのパーティーピーポーが占拠。
なのでビール買い込んで海辺でリラックス。
大航海時代の豊かさのみでできたようなこの町。
小国が世界中に植民地を作るに至った顛末を想像してみるも、知識がなかった・・。
世界中に未知があふれていた時代。冒険の時代。
しかしこの頃の冒険は一部特権階級に限られたもの。
打って変わって現代。
世界地図上に残された空白地帯は消え、未知に挑むような冒険フィールドはもはや残されていない。
現代の「冒険」には、「単独」や「厳冬期」などの縛りが付きまわる。
しかし、個人的な「冒険」であれば、どんな装備もインターネットで手に入り、
どこにだって飛行機で簡単に行ける。言い換えれば誰にだって「冒険」ができる時代。
「昔の冒険」を現代の装備でやってしまうことほど興ざめすることはないとは思いつつも、「冒険」に挑んでいる現在の自分。
(ぼくは自分の自転車世界一周を冒険だと考えます)
結局は自分が満足するかどうかやからそこにクドクド引っかかったりはないんやけど、
もし自分が大航海時代に生きていて潤沢な資金もあったとして、前人未到を目指すような冒険に挑んではなかったやろなー。
その頃の冒険家たちといえば、
人を惹きつけ統率し、資金を集め大自然の驚異にも怯むことなく立ち向かったすげー人ら。
懸垂1回しかできひんぼくはクルーとしても採用してもらわれへんねやろなー。
いまみたいなぬるま湯時代に生まれてよかった。ちゃんちゃん(笑)

ひたっているとこに酔っ払い登場。
こんなおっちゃんも昔からおったんやろなー。
「カーボヴェルデだ! カーボヴェルデを目指せっ!」
と、人生の転機にでもなっちゃいそうな御指針を賜りました。
カーボヴェルデかぁー。
どこにあるんやろ・・。
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