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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

2009年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年01月

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旅の第2章、メキシコ入国!

長かった北米もついに最終章。
ロサンゼルスからカリフォルニアの海岸沿いを南下して旅の第2ラウンド、中米・メキシコに入る。

ボーダーに到着する前日、またしても日本人の自転車旅行者に出会った!
2年をかけた世界旅行を始めたばかりのタカ(HP)
あっという間に意気投合し、いっしょに走ろっかとなるよりも先に、ビール買ってキャンプ場所探すか!!という展開に。
これだけでだいたいの人となりは知れてしまったと思う(笑)

そんなタカも含めて向かったボーダー。
アメリカ側サンイシドロ、メキシコ側ティファナのこの国境は俗に、「世界一貧富の差の激しい国境」として有名。
旅の行程としては遠回りにはなるけど、なんとしてでも通っておきたかった場所。

1ボーダー回転扉
国境の金網地帯にはこんな回転扉があるだけで、通勤で毎日国境を越える人たちが当たり前のようにスルスルっと通り抜けていく。

2前輪アメリカ
自転車世界旅行者の定番写真、前輪はメキシコ、後輪はアメリカ。

3メキシコ側大渋滞
アメリカからメキシコに入るにはさっきの回転扉を二つくぐるだけ。
ビザのスタンプ押してもらうのも自分でイミグレーションオフィス(入国管理局)を探して行かないと、そのまま入れてしまう。ゆるすぎる!
それに比べてメキシコからアメリカに入るには厳重なチェックがあって、車はこの長蛇の列。 徒歩で国境を越える人たちの列は数100メートル。


4 ティファナ混雑
ついにメキシコ入国! 町の空気が一気に変わる。
メキシコ人だけの町はアメリカでもいっぱいあって見慣れてるし、まだお店の文字も英語が使われてたりするから見た目ではアメリカ側の町とそんなに変わらないはず。
よく感じてみると、変わったのは匂い。 何か鼻につく匂いがある。
それは排気ガスの匂い、何かを焼く香ばしい匂い、むせるようにきつい香水の匂いで、タイやフィリピン、中国で感じた、町中にパワーが溢れてるあの懐かしい感じがする。
きっと空気の中にサルサのスパイスが溶け込んでいて、人も車もみんな元気になっちゃってるに違いない!

5初タコス
危険とされるティファナから国境を越え、ちょっとテンションが上がってしまった3人はお腹がぺこぺこ。
目抜き通りで初コロナ! 初タコス!
こっちのビールは薄くて後味スッキリ。北米ビールよりもさらにすっきりでアルコール臭さが残らないので昼間からぐいぐい行けちゃう!次々いけちゃう!

5-2タコス
これがメキシコ名物タコス!
とうもろこしを挽いて捏ねた生地に、焼いた肉や魚、トマトたまねぎ香草、数種類のサルサソースをお好みでかける。
こ少し物価の高いここでは100円ほど。メキシコ本土に行けば50円ほどに下がるらしい。

5-3アミーゴス
休憩しようと立ち止まると(立ち止まらなくても)どこからか声がかかり、スペイン語ちんぷんかんぷんタイムに突入する。
身体が疲れて休憩しようとして、今度は頭が疲れて出発するハメに。
でも、出会ったその時からアミーゴ(友達)!ってなフレンドリーさは最高に楽しい。

メキシコ入国前に大勢の人から、メキシコは泥棒や強盗が多くて危険で、車の運転は最悪、道路は狭くコンディションも最低と聞かされてきた。
「世界一貧富の差のある国境」も越えたけど、そこまで言うほどのことは・・・ってな感じ。
たぶん、アメリカのロス辺りからこっちに来る旅行者の絶対数の多さと、旅慣れしていないことが原因で事件の数も増えて、こうゆう評判になったんちゃうかなと思う。
ちなみに地球の歩き方には、メキシコはアメリカ、カナダ、などと並んで北中南米の治安のいい国ベスト4に入ってる(笑)

6漆喰、白い家の風景
まるでエーゲ海のような景色! いや、マルタか!? 行ったこと無いけど(笑)
メキシコでは本州を通らず、太平洋に突き出したバハカリフォルニア半島を南下する予定。
国境の町ティファナを出るとさっそく海沿いの道に出る。
かつての領主国スペインの影響で建物には漆喰を使ったコロニアル様式の建築物が多い。ちなみに公用語はスペイン語、通貨はペソ。

6-2路上3人
3人での休憩風景。
左の奥のほうに見えるのは・・・

7メキシコ夕焼け
3人で旅するとおもしろい、酒が進む以外にもメリットが。宿が安い!!
これまで3ヶ月で宿に1回しか泊まってなかったのに、毎日のように宿に泊まれてしまう。
中世ヨーロッパのような作りの部屋が多く、ここらへんでは海に向いててテラスがあるのはあたりまえ。部屋からこんな夕陽が見れて、一人10ドル。

8エンセナダ
4~5日走って久々の都会。港町Encenada。
観光客船が立ち寄って発展した町で、観光客向けの目抜き通りには土産物屋がずらり。

s-09市場
港の市場にはマグロ、カジキ、シイラなど、南の海の幸がずらり。ちなみにマグロは1kg500円ほど。

s-10えび屋さん
斬新なエビの積み方。

10.5エンセナダ名物
エンセナダの名物。港町だけあって新鮮な海の幸が食べれる。
この町のタコスは魚、貝、ウニなどのマリネを乗せる。料金は一律100円!!

11アザラシ
港が何かうるさいと思ったら桟橋にアザラシがいっぱい。
昼間から仕事もせんとゴロゴロしやがって!とか思ったものの、そういや自分は5年間働けへんねやと思い出す(笑)

12もてもて
マリーナのボードウォークを歩いてると地元の女の子たちに呼び止められ、一緒に写真撮って~となる。
俺のフェロモンか、はたまた東洋人が珍しいだけか?

13セグウェイポリス
鼻の下を伸ばしてるとタイーホ!! と思いきや、セグウェイに乗ったポリス。
写真撮らせてくれと頼んだらしっかりポーズとって、お前も一緒に入れと、そんでもって手首に手錠をはめるふりまでしてくれるサービス精神旺盛っぷり!
でも、屋外での飲酒は禁止らしく、ちゃんと怒られました。

14ITALIKA.jpg
これは高級レストランの中に飾られてたバイク。ITALIKAというメーカーのFORZAというバイク。見たことも聞いたことも無い。
エンジンは250-400くらいのシングル一本出し。アップハンドルに極厚シート、赤い車体がかっちょいい。

15ITARIKA2.jpg
上からはこんな感じ。
古いCDとかCBみたいな感じ。
みんなググれー!!

メキシコに入って日本車やハーレーは姿を消し、代わりに出てきたのは中華バイク。
日本の250ccくらい車体に125ccエンジンを積んだ、なんかしまりの無いアメリカン。 音はペケペケペケ。

15-2バーバンド
観光客相手のバンドも多く、レストランで食ってると横に来て勝手に演奏してチップくれー!となる。
ちなみにこれはバーのお抱えバンド。
メキシカンミュージックというと、ギター、アコーディオンが基本で、そこにトランペット、バイオリン、マンドリン、チェロ、スネアなどがランダムに居たり居なかったり。
陽気な曲をみんなで大合唱というスタイル。

16ビッグバンド
町の広場でビッグバンドの無料ライブがあると言うので行ってみると曲調はキューバ音楽の香りが強い感じ。
演奏が始まってもみんな椅子に座ってぴくりともせず、ちょっと心配になり始めた頃、ステージの下に設けられたスペースに社交ダンスのカップルが3組あらわれた。
哀愁漂うキューバンジャズで苦しそうに踊り、一曲終わるとささっと退散。
そして次の曲が始まると、それまで黙って見ていた観客が、手を取り合ってフロアに出て踊り始めた。
あっという間にフロアは満杯になり、老若男女、ダンスのうまいヘタを問わず、みんな楽しそうに踊ってる。
音楽を楽しむ最高の方法は、ダンス。クラシック見に行って踊ってる人おったらそれはそれでびっくりするけど、踊れる音楽は踊らにゃ損だ!!

といっても相手がいなかったので指をくわえて眺めていただけでしたが・・。


Encenadaの滞在も3日目になり、大体町の構造も分かってきた。
いつもネットを使いに行ってる公民館では先月からずっと日本文化展をやっていて、この日は何かイベントがある模様。
チラッと覗きに中に入ると、

17正座桃太郎
着物着たメキシコ人がステージの上で正座させられてる! なんじゃこりゃ?

18立ち回り桃太郎
もう分かったかな? 正解は桃太郎。
メキシコ人が片言の日本語で桃太郎の劇をやっていて、観客も大きい会議室の半分以上埋まってる。
日本の劇にメキシコテイストがミックスされてて、斬新で楽しい。

19すもう
桃太郎の次はスモウ。
左からHawaian6のボーカル、曙太郎、関ジャニ8の男前。

動画 そして必見、着物美女の夜桜お七。

主催者の方が日本人っぽかったので話してみると、他の都市で日本語学校をしてるらしく、この日本展にあわせて遠征してきたらしい。
こんな日本から遠いところでも、日本語を勉強しようとする人がこんなにいることがすごい嬉しい。 ってかむしろ日本人より日本人らしくい人もいて、何か変な気分になる。

20オタ文化交流会
この子達はここエンセナダの日本語学校の生徒たち。
日本のアニメが好きで、涼宮ハルヒ、日暮の鳴く頃にとかコードギアス、ワンピース、ドラゴンボールは基本やし、もうむちゃくちゃ詳しい!!ぜんぜん着いていかれへん。
手書やでもパソコン使ってアニメの絵描いてたりするのもむちゃうまいし、日本語でのネタもあってずっと笑わせてもらった。
ちなみにみんなスペイン語、英語が話せて、日本語をちょっと、中国語も話せる子がいたり。いったいどう言う環境だ!?ってなジーニアスの集まり。
晩飯食べるのも忘れて3時間くらい、ガードマンに静かにしろって怒られながらワイワイ楽しみ、エンセナダ最後の夜は更けてゆく・・。


まぁこんな感じに、3人の勢いのままに入ってしまったメキシコ。
北米のまとめや何やかんやをするためにエンセナダに滞在し、ここからはデボやん&たかと別れて一人で行くことに。
そのお話はまた次回。
アディオス!

| 3 MEXICO | 10:29 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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