fc2ブログ

現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

2011年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年07月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

降伏か死か!この命ある限り ~There's no food no people編 その2~

11_20110627082436.jpg
土管にぶち当たって通り抜けていく風の音がうるさく、あんまり眠られへんかった。

カルテラアウストラルからアンデス山脈を越えた東側はパンパ(大草原)エリアで、
パタゴニア名物の強風地帯。自転車で世界一周をした人の本には必ず登場する難所。

といっても、
強風地帯よりこの地獄国境越えの方が100万倍しんどかったけどねw

ここでの様子をとった動画もあるよーん
Chile-Argentine border @ the middle of nowhere(Youtuve動画)



2_20110628104124.jpeg
ゴーゴーと台風ど真ん中レベルの風が絶え間なく吹き荒れてるのに、牛はのーんびり。

ってか写真にしてみると北海道的なのんびり感でちゃってるよね?
ここでは普通に立ってることすらできひんかったんやけどね・・。

そうそう、パタゴニアの強風で、牛とか車が飛ぶとか飛ばないとか。



3_20110628102836.jpg
This is Michi!!

これは道です!!(エキサイト翻訳より)


あらん限りに大な声で、「みちー!!」って叫んだよねw


そんでもってパタゴニアの強風は真後ろから吹きつけてくるので、ペダルを回さんでも時速15kmはキープできる!!
お腹はぺこぺこやけど、R40(国道40号)まであと80km、今日中に着ける!

この国境越えはずっと時速2~3kmで自転車押してたから、スピード出るのが楽しくてしゃーない!!



4_20110628104124.jpeg
なんとかなると思うと、景色を眺める余裕も生まれる。



5_20110628102745.jpg
パンパに入ると雲ひとつない快晴エリアで、何週間かぶりの晴天。

すべてがうまく転がりだした!!

自転車世界一周なんてほんまちょろいなw とか調子乗る始末。


とはいえ自転車の走行はカロリーを使う。自転車乗りが良く言うのは、一日走って10000キロカロリーを消費するとか。
山の中を押してた時より激しい腹ペコ感。

200gだけ残ってた小麦粉を水に溶き、スライスした玉ねぎ4分の1と混ぜてフライパンで焼く。
お好み焼きとは呼びたくても呼べんような代物やけど、マヨネーズとケチャップでまぁまぁ食べれるものになった。



6_20110628102745.jpg
とはいえMichiはあんましキレイではなく、追い風の中で調子に乗って時速30kmとか出してたら石踏んで一発パンク。

無限に転がってる石を、自転車こぎながらぜんぶ避けるってのはすげーむずかしい、集中力のいること。




7_20110628102744.jpg
パタゴニアは生活するには苛酷な場所ということもお忘れなく。



8_20110628102743.jpg
妙な形をした雲がUFO並みのスピードで流れてく。



9_20110628104452.jpg
日が暮れる寸前、疲れ果てて足ガクガクやったけど遠くに灯りが見えて猛ダッシュ!!

道路工事の作業員用宿舎でキャンプさせてもらえた。
到着したころは5~6人でキャンプファイヤーを囲んでて、そのまわりには狩ってきた直後と思われる、
血の滴る下品な香りをぷんぷんさせたヒツジを串刺しにして地面に刺して炙り焼きにしてるやつがいくつも並んでる!!


超絶mouretuいい匂い!!!


テント立てると彼らの所に行って、いま食べ物がなくて困ってるから、できたら食べ物を売ってくれとお願いしてみた。

しかし彼らの答えは、、、 No・・・。

ちょっとでもいいから、しっかりお金出すし!って食い下がっても、、


NO!!!


こっちは頼んでる側やから偉そうなこというのは図々しいって分かってるけど、
イミグレの奴らといいここの人らも・・・


なんでやねんアルゼンチン!!! この厳しい大地に優しさはないのか・・。


しっかりジッパーを締めてても、テントの中まで漂ってくる肉の焼けた良い匂い・・。

おまけにギターを持ち出して飲めや唄えのパーティーが始まった模様。

寝袋にくるまってイヤフォンで音楽を流しても耳に入ってくる楽しそうな声、肉汁が火の中に落ちて焦げた香ばしい匂い・・。

グゥー・・ とお腹が鳴るたびに腹が凹んで背中のほうに落ち込んでいくような感覚。



R40まであと数キロ。
明日こそは、山盛りのうまいもんをナイフ&フォークも箸も使わず手づかみでジュルジュルグチャグチャ鳴らして口の周りも鼻の頭まで血と油と$%^&*でベタベタにして、ついでに裸でお○っこもう○こも垂れ流しで、中指はアルゼンチンに突き立てたままで腹いっぱい食ってやる!!!



明日こそは・・・





なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw  でも押して
  ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| PATAGONIA | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

降伏か死か!この命ある限り ~There's no food no people編 その1~

50時間バスに揺られてブエノスアイレスに戻ってきたー!

ゆっくりしたいとこやけどペルーのリマ行きのバスチケットも買ったし、アマゾンへの勢いは右肩上がりDAZE!!

ちなみにバス代は500ペソ=10000円、72時間の超強行軍!!!
そんでもってみんな気になるアマゾン下りの相方、骨折りけんちゃんボーイの紹介はまた今度な!


さて、4カ月ぶりのブエノス・上野山荘。
あの頃ここで出会ったみんなのことが浮かんでくるねー。

まだ他の大陸で旅を続けてる子もおるけど、旅を終えて日本に帰った子も多い。
ここから日本に帰った直後に震災に遭った子も・・。

みんなそれぞれ違う場所で違う生活の中におるんやろうな。

でも、自分はまだここにいる。

そう考えると言いようもない焦りがでてくる。

この場所での新しい出会いもあるし自分も新しいこと、アマゾン下りに向かって動き出してるんやけどね。なーんかみんなに遭いたくなってそんなことを考えてしまいました。


さー!!
ちょっとおセンチボーイなってますが、三十路まで一ヶ月のカウントダウンがついに始まった!!
山下清より半ソデ半パンの似合う30才目指して日々精進すます!!

誕生日メール&プレゼントの送り先はアマゾン川源流水面漂うボートまで!!


んーで、ご無沙汰してた旅日記だー。
がんがんアップして今現在のことも書いてかなあかんし、
じゃんじゃん上げてくよーん。

んじゃ地獄国境越え腹ペコ編をどんぞ!!



道路のないハードな国境越えをクリアして、ようやくアルゼンチンに入った。
地図で見るとこっからは県道81号線に出るので安心。

1_20110627082637.jpg
ほんま頭おかしいんちゃうかと思う。
どこが道路やねん!原っぱやんけ!!

わだちもないぐにゃぐにゃした草の上を進む。

時速5km!!!
完全な計算違いDA!!
こんな時間かかると思ってなかったから食料が足りひん。

山の中で時間がかかり過ぎたのと、アルゼンチンに入った後、
R40(国道40号)まであと一日で行けるやろうと、余分な分は普通に食べきった。

その直後のこの原っぱ。
いつR40に出れるかわからん状態で持ってた食料は、
米300g、小麦粉200g、パン2つ、野菜少々。

普段なら夜めし一食分くらいか。
節約して一日はもたせれるか・・。



2_20110627082637.jpg
草原と湿地をこいだり押したりしてようやく、道と呼べるところに出た。

のに、

2日前の雨で道路の表面は泥がびちゃびちゃにぬかるんでて、
泥の深いところはタイヤが埋まるし、泥が浅いところでもスリップして自転車に乗られへん。
押して歩くにも靴がズブズブと埋まってく始末。

やっと道に出たってのに、いったいいつになったら自転車に乗れるねん・・。



3_20110627082636.jpg
自転車を押して山から下ってくると道が川で寸断されてる。

むかつくイミグレ係官が言ってた川越えはコレのことか・・。。

今まで越えてきた川とは比べもんになれへん広さ。川幅は30mくらいある。

これまでは広い川で5mくらい、それでも雪解け水の冷たさで足の指がちぎれそうに痛むのになってた。
おまけに、深さを確かめるために石を投げ込んでも、川底に石に当たる音が聞こえてけえへん。
これほんまに太ももくらいの深さがありそう。
そして、、雨季で水量が増してて激流になってる。


渡れるわけねー!!!


どこかに浅くなってて簡単に渡れそうな場所がないかと上流下流と歩き回るけど、どこにもない。

ここまでの山越えで充分、肉体的にも精神的にもやられてる。
道路と呼ぶことすらできひん道や延々と繰り返される川越えに、腹の底から叫びちらしたりするくらいイライラしてた。
でも、わめいて八つ当たりして石とか木を蹴ったりしてたのも始めのうちだけで、
初日のうちにあっという間に怒りを通り越し、目の前にどんな難所が広がってても、
ハイハイ。またですか。とつぶやいて淡々と自転車の荷物を外し始めるような無の境地に達してた。

でもさすがにこの川見た時は叫んだ。渡れるわけないし。

イミグレの奴がへらへらしながら深いよーとか言ってたけど、ほんま優しさのかけらもない。
別に車で送ってくれなんて言うつもりはないけど、こんな激流、渡ろうとして足滑らしたら水が冷た過ぎて死ぬかもしらん。
そんな場所で重い荷物を持って何往復もできるわけがない。

そんな危険な場所に行こうとしてるやつがおるんやったら、どうやって渡るかを考えてくれたり
助言してくれたらええのに、へらへら笑って追い出すなんて・・。


どう考えても渡れそうにない川を前に呆然としてたけど、氷河から吹き下ろす爆風に体温を奪われて、川を渡る前からガクガク震えてる始末。

あかん、、渡らなしゃーない。
どんだけ時間かかったって明日になったって車が来るはずなんてないし、このままじゃ凍えてまう。
どうせいつかは自分で渡らんとあかんねやったら早いほうがいい。


行こっか・・。


そう決心して、ウギャーとか叫んで気合いを入れ、自転車の荷物を外す。


すると爆風の中からなにか音が聞こえてきた。

こんなとこに車!? と振り返ると・・・



4_20110627082636.jpg
うわーおっちゃん!!

森の中で彷徨って、不安なキャンプナイトが明けた朝、どこからともなく現れてアルゼンチンイミグレの生き方を教えてくれたおっちゃん。
あんな所でいったい何をしてたんか、どっから来たんか、おまけに不思議な雰囲気の謎なおっちゃんやったけど、不安のどん底におったぼくを救ってくれた。

そのおっちゃんがまた、ぼくがどうしようもない状態で困ってる時にどこからともなく現れた・・。
普段なら考えもせえへんことけど、このおっちゃんもしかして、、、神様?

「神様おっちゃん様! この川を渡れなくて困ってます!」

そういうとおっちゃんはぼくの荷物を指さし、こっちへよこせと。
荷物を渡すと馬の背に乗せ何も言わずに川へと向かう。
馬は川を渡りなれてるのか、浅くなってる場所を的確に選んで一歩一歩慎重に進んでいく。
対岸に着くと荷物を下ろし、またこっちに戻ってきて、ひとつひとつ荷物を運んでくれる。

最後、自転車とぼくが残された。

おっちゃんは自転車もぼくも運んでくれようとしたけど、最後は自分で渡ることにした。

靴を脱いで自転車と一緒に流れに足を付けると今までの川とは比べもんにならん冷たさ!!
川の底には大きな石がゴロゴロしてて、表面には滑りやすいコケがびっしり。
こんな中でコケてもうたら・・・
足を一歩ずつ前に出して川底を探り、安定を確保してから踏み出す。

かといってあんまりゆっくりともしてられへん。
流れの速い川でに指先は凍りつき、ギンギンと痛みだしてる。
その痛みもすぐに鈍くて重いものに変わってきて、川を半分も渡りきらんうちに指先やくるぶしの感覚がまったく無くなった。水に浸ってない太もも、足の付け根までしびれてくる。
延髄から後頭部にキーンと痛みがつき上げてきて目ん玉が裏返っていく気がする。
とんでしまいそうな意識を歯を食いしばって必死でつなぎとめ、曲がらんようになった足を、手で持ち上げて少しずつ進む。


それが何分間続いたんかはまったく分からへん。10分くらいかかったような気もするし、1分くらいやったような気も・・。

とにかく、叫びながら向こう岸に倒れ込んだ。

手で水を払ってる間も手が足に触れてる感覚はなかったけど、しばらくすると血が足まで巡ってくる感覚。そしてそれは猛烈に痛い!!

心臓の鼓動に合わせてジンジンと痛み、その痛みはしばらくして痒みに変わり、ようやく足があったまり始める。

横になってもだえ苦しんでるぼくを馬に乗ったおっちゃんは微笑みながら眺め、
ぼくが落ち着いたのを確認して、Bien?(大丈夫か?)とタオルを差し出してくれた。


おっちゃんが去って、自転車にカバンを付けてると、川の向こうから車の音。




5_20110627082636.jpg
さっきのイミグレの係官たち。
タイヤが大きく車高の高い軍用車両で水しぶきを上げながら川を渡り、こっちにやってきた。

係)オーラ、アミーゴ! シャワーはどうだったw?

僕)・・・。

さっきイミグレで聞いた時は、車で川の向こうまで行く用事はないって言ってたし、川の向こうまで送ってくれと頼んでもムリーwって笑われた。

僕)何しに来たの?」

係)おまえがシャワー浴びるのを見に来てやったんだ!もう浴び終わったのか?



へらへら話すそいつらを無視し、自転車に荷物を積み込んでそこから去った。



6_20110627082635.jpg
そこからR81(県道81号)は立ち入り禁止の看板のあるゲートをいくつも通って行く。
誰かの土地なんか? でも道はそこにしか通ってないからしょうがないよね。



7_20110627082438.jpg
また泥の道。自転車こげず。



8_20110627082438.jpg
木の枯れた荒野をすすむ。


9_20110627082437.jpg
ひどい道。



10_20110627082437.jpg
ようやく固く閉まった道に出た!コルゲーション(道路の波打ち)はひどいけど、自転車に乗れる!!

真後ろからパタゴニアの爆風が吹きつけるのでスピードも上がる。

調子乗ってると石を踏んでパンクした。



11_20110627082436.jpg
川越えで時間を食って、今日も早朝から日が暮れるまで自転車を運び、10kmしか進めんかった。


荒野に残された土管の後ろで風をよけてキャンプ。

明日こそは町に着けそうやけど、食料が残り少ないのでセーブする。
300gのお米を、晩ご飯と朝用に炊き込みご飯にした。

残った食料は小麦粉200g、パン2つ、玉ねぎがちょっと。



12_20110627082436.jpg
テントの中でここまでの道のりを見てみた。
Paso Rio MayerのPの字の左側からR81の始まってる所まで。

直線距離ではたった10kmほど!!
普通の道路やったら30分の距離!!



はぁ・・・ 腹へった。



なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw  でも押して♥

  ↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| PATAGONIA | 08:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

降伏か死か!この命ある限り ~Boder in the middle of nowhere~ その5

現在地はただいまバスの中?
最南端ウシュアイアからブエノスアイレスに戻るため、50時間のバスに揺られてることでしょー。



んーでもって日記は戻って、値打ちこいて引っ張りに引っ張ってる地獄国境ネタ第5弾!!
今回か次回くらいからちょっと展開変わります。
スピリチュアルな方に行ってみたりヨガ的なニュアンスを含んできたり??

まぁそんなわけで最後までお付き合いよろしくお願いします!!
んでもって読み終わったら日本一周村のボタンを押してもらえたら、
帰ってからの活動につながりますので夜露死苦~!!


dfafeae (1)
眠れない夜、、と思いきやすんげー熟睡した、深い森の夜。

朝起きて、濡れたクツと自転車のカバンを乾かすためにたき火を起こしてた。
こんな深い森の中で煙が上がってるのを誰かが見たら、山火事やと思って駆けつけてくるはずやと思った。

コーヒー沸かしてタバコ吸いながら、
昨日進んできた道が正しかったのか、他に選択肢はなかったか、今日はどう進んでいくのか、思いを巡らす。

すると、視界の端に馬に乗ったおっさん。




あぁ、馬に乗ったおっさんね。























・・・・































UMA!!


いや、


おっさーーーーん!!!













































お)オーラ、調子どうだいアミーゴ?






おっさん軽いなw
とか思いながらもカクカクシカジカガクガクブルブル!
この後の道はどうなってんだ!アルゼンチンのイミグレはこっちで合ってるのか!
聞きたいことは山ほどある。

お)おぉアミーゴ、チリから来たのか、すげーな。プーマいたろ?

僕)いたよw

お)こっからイミグレまではこの道をまっすぐさ。

僕)どこに道がw
  坂はあるのですか? 川は越えるのですか? 自転車は通れますか!?

お)こっから先には川越えは・・・ 一ヶ所だけだな。
  この丘を下ったらずっと平地でイミグレまで3Km、一直線さ。
  イミグレを越えたら一ヶ所だけ川越えがあるぜ。
  それさえ越えちまえばあとはR40(国道40号線)でウシュアイアまで1週間だ。
  じゃあな、アミーゴ!  ぱかっぱかっ・・・


僕)ちょっと待ってよおっさーん!
  聞きたいこと山ほどあんだよー!


ぱかっぱかっぱかっ・・・


まぁ、、 良かった!!

進んできた方向はあってたみたいやし、川越えもあと一ヶ所。
食料は今日までの分しかないけど、R40に出れば牧場があるやろうからなんとかなるか。


よっしゃー行くでー!!



dfafeae (2)
どわっ!!!
丘降りたらいきなり川やんけ!!

イミグレまで川ないって言ってたのに、キャンプから1分で・・。



dfafeae (3)
荷物全外し。

でも川を越えたところから、まちがいなく車のものと思えるワダチが!!
よーし!ワダチあるくらいやし、これでイミグレまで川越えはもうないやろう。

しばらくは荷物外さんでええやろうからガッチリと堅~くカバンを固定。



dfafeae (4)
どっひゃー!!!KAWAー!!!!
さっきの川から5分だぜコンチキショー!!!


全外し・・。


なんやねんあのおっさん、言ったこと全部間違ってるやんけ、、、いや、
あのおっさんは親切で教えてくれたんやから、それが間違ってたからって恨んだりしちゃいかんな。

おぉ、日本ブログ村上位サイトの自覚を持ったアタリサワリのなさw

まぁおっさんと出会って不安はだいぶ楽になったしね。
そうそう。ありがとう、おっさん。



dfafeae (5)
長かった深い森ゾーンから抜け出し、木の立ち枯れした荒野に入った。
東西南北に数十キロ広がる大草原。
東京都も大阪府も何個か入っちゃうでしょこの広さ!?

でけーなーパタゴニアは。



dfafeae (6)
縄張りを荒らしに来たと思ってるんかおいしそうやと思ってるのか、
10羽くらいのコンドルがぼくが進む先々に回り込んで、木の上から見張ってる。
ここで倒れたりしたらコイツらの餌食かぁ・・・



dfafeae (7)
自転車押してる頭の上を、ぎぃぎぃ鳴きながら飛び周ってたまに急降下してくる。
寒いし辛いし腹へってるのに、鳥にもからかわれてるみたいでイライラ。

石を投げてみもヒョロロ~と飛んで逃げて、またすぐ戻ってくる。
くっそー、、コイツラだけには喰われたくない。



dfafeae (8)
頼りのR81は、車のワダチに水が溜まって走れたもんじゃない。
道路わきの草むらは地面が柔らかくて走られへんし。
せっかくまともな県道に出られたと思ったのに、結局ほとんど押し・・。



dfafeae (9)
ミニ四駆かw

溝が深く、カバンが引っ掛かって走れないので、溝の上を走る。
風にあおられて落ちる。
押す。

自転車に乗らしてくれー!!!



dfafeae (10)
つ、、ついに、、、



dfafeae (11)
アルゼンチンイミグレだー!!!

あぁ、助かった・・。

昨日の早朝にチリイミグレを出て、道路のない深い森に入り、迷ってるかもしらんという不安の中、
日が暮れるまで自転車を押して山を登って川を渡り、2日目の昼過ぎようやく安心できるところにたどり着いた。

さぁ、とりあえずメシがない!腹へった!
R40までの90kmバシっと走りきってたらふくうまいもん食おう!!

アルゼンチンの入国手続きはさっと終わった。
情報収集だけして出発だー!

ぼく)この先の道はどんな感じですか?

係官)ずっとまっすぐやでー

僕)川があるって聞いたんですけど・・

係)あるあるー!深いよw 太もも、いや、腰まであるかなーw

僕)そんなんどうやって渡れば・・?

係)川入ったらええねんw

僕)冷たいでしょ?

係)うんw

僕)何メートルくらい?

係)30メートルw

僕)流れは・・?

係)超速ぇwww

僕)えーっと、、、 自転車は可能??

係)夏はねw

僕)えぇっと、、、 ここの人たちが車で川越えて行く用事とか・・・

係)ねぇしww

僕)たぶん、たぶんやけど、、自転車でそんなとこ渡るの無理やと思うんです・・。
  もしできたら、、そこに停まってるすっげーかっちょいい軍用車で送ってもらったりとか・・・

係)ムーリーー!!! ハッハーww

僕)・・・。
  あっ、最後にもうひとついいですか?
  いま食料持ってないんで、できたら売ってもらえないですかねぇ・・?


係)R40は98Km先になりまーす
  お出口はアチラーww


追い出された。

コイツラが国家権力じゃなかったらしばいてた。
東洋人やと思ってバカにしやがって・・。

こっちが言ってることもまぁめんどくさいことばっかやろうけど、何ちゅう奴や。
イミグレは国の入り口、その係官はいわばこの国の顔。
この国の印象が決まってまうような大事な役職のはず。
そんなことちょっと考えたらわかるやろうしそう教育されるべき。
毎日の朝礼で笑顔の指差し呼称しとかんかーい!!


ツバ吐いて建物を出、自転車をこぎ始める。

すると建物から30mで川!!
敷地内に川! 日本庭園かっ!!



dfafeae (12)
迂回する橋があったけど、川の向こう側は水たまり。底はドロが深くて渡っていかれへん。
人間だけならジャンプで飛び越えれるけど、60kgの自転車ではこんなとこすら越えられへん。
そんくらいのもんちゃんと作ってくれよ~!!

カバン全外しかと思ったけど、欄干が崩れた木を運んできて、橋を造る。

こんな水たまり渡るだけで30分。
くっそー何から何までムカつくぜ、アルゼンチンイミグレ・・。


まぁそっからはR81=県道81号線に入るし、追い風やからR40までの90km、気合い入れたら明日には着けるはず。

まぁいくつか牧場もありそうやし、いざとなったら食べ物売ってもらいに行けるか。
なんとかなりそうやな。(フラグです)



dfafeae (13)
R81。


あほか!!道路ってかワダチすら無いやんけ!! これが県道て・・。

なんやねんアルゼンチン!!!




チリ―アルゼンチン国境は越えたので「降伏か死か!この命ある限り ~Boder in the middle of nowhere~」編は、今回で終わります。
代わりまして次回からは「降伏か死か!この命ある限り ~There's no food no people編~」が始まりますw

2日毎AM6:00に予約投稿でアップップなんで、通勤登校前にチェキってくれよな!!




ブログのランキングに参加してまーす。
記事読んだ後にボタン押してくれたらランキングが上がって、アクセス数とランキングに応じて報奨金がガッポガッポ!!
ってなわけはぜったいありまへんが、ランキングを励みにブログ更新するんちゃうかなーという淡い期待w

押して~!!

  ↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| PATAGONIA | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

日本ブログ村、はじめました。

日本ブログ村というのを知ってますか?

いろんなブログのポータル&ランキングサイトなんやけど、
知り合った旅行者が参加してることが多く、ランキングが何位やとかいうのをよく聞いた。
このランキングっては、ブログ記事の中にある日本ブログ村のボタンを押してもらった数でランキングが決まる。


ぼくがバックパッカ―で旅をしてた数年前からでは考えられへんことやけど、
海外を旅をしてる人の100%全員がネットのアドレスを持ってて、
その中でも多くの人がブログを持ってる時代になった。

日本人宿で他の旅行者同士が出会うところを見てると、
あーあのナントカってサイトのナントカさんですか! みたいな場面によく出くわす。

とくにラパス・パラグアイで出会った友達たちにはランキング20位以内に常時おるような有名旅行者が多くて、メキシコ&ブエノスで出会った亀やんのサイト(飛びます×2)なんて6位。むっちゃおもろいから見てみて。


ここらへんになるとすげーアクセス数。


と、


いろんな人からのいつも見てますコメント。






すっげーうらやましいw





ぼくのサイトに初めて書き込んでくれる人ってだいたい、
ケツ出すなとか汚い言葉使うなとか自転車乗りやのにバス乗るんですねワロスw、とか、、、

そんなんばっかやねん!!
同じ自転車乗りにも書きこまれる始末。


んーなわけで、現代日本の秘蔵っこ気付けばオントシミソジのチェリーBOYはあったかいメッセージを求めて登録することにしたんやけど、この日本ブログ村にはたくさんのジャンル・カテゴリがある。

ぼくは自転車での世界一周やから、自転車ジャンルの中の海外ツーリングカテゴリに登録しようと思ったけど、
このカテゴリの登録数、わずか46サイト。

ちょっと少ないかなー。身内だけでサイト訪問し合ってる感じがする。

どうせやったらもっと登録数の多いカテゴリの方がいいかなーと。
ぼくの旅には伝えたいメッセージがあって(ほんまやでw)、それなら登録数の多いカテゴリで上位に入ったほうが多くの人の目に触れることになる。というのも、日本ブログ村ランキングから飛んできてくれる人のアクセス数はとんでもない数になるからね。

んなわけでバック―パッカ―の友達たちが登録してる海外旅行ジャンル18212サイトの中の、
世界一周カテゴリ。登録数は1085。
日本ブログ村の中でも屈指の激戦区に登録してみた。


すると、初日
全10000サイトの中で250位くらい。
登録してからの24時間でぼくのブログを訪れてくれた人は数人。
まぁ、、こんなもんか。



2日目
47位! 上がったね~!!
世界一周ランキングのトップページ入りじゃん!!
記事書いたばっかやったからいっぱい人きてくれたんやろうなー。



3日目
なんと20位!!!


ちょろいw ←こういうのにクレームがくる


ってなわけですげーテンション上がってこの日記を書いてるわけですが、ひとつだけ書いときたいことがある。


日本ブログ村ランキングの上位サイトを見てると、上位に入ってることが納得できる理由がはっきりと分かる。

読者を意識した非旅人に対する丁寧な説明、書くまでもないことやけど日記はほんまにおもろい!
何かの雑誌を読んでるような、うまいこと引っ張って続きものにしたり、ちょっとしたお色気で読者をあおってみたり、いろんな工夫がある。 そんでもってこれが一番大事なんちゃうかなと思う、頻繁な更新。


でも逆にそうゆう上位サイトにありがちな気になることもある。
人気をとるために読者の為のブログになりすぎてて、ランキング投票のボタン押してー!!
ってゴリ押ししてるサイトやとか(亀やんw)、旅をしてるとしょっちゅう出くわすはずの腹立つこと、
現地に対するネガティブなことをまったく書かず、人類ラブ!世界にセンキュー!みたいなってたり、
ブログを読んでくれてる人が読者さまさまーってなってたり。

なんちゅーか、”素晴らしい人格者ブログ”が多い気がする。


ぼくもネガティブなことばっかりを書くつもりはサラサラないけど、
たとえ読んだ人を不快にさせたとしても、ぼくに起こったことや感じたことはありのままに書いていきたいし、
キレイ事ばっかり並べたり読者にサマを付けて媚びるようなこともしたくない。


んで、、、




いろんなとこで脱ぎたいしw




言い方はすげー悪いと思うけど、
そんなぼくのブログを不快に思うなら、わざわざ貴重な時間を割いて記事を熟読してまで批判コメントを残してくよりも、
ただ単純にぼくの日記を読まんかったらええんちゃうかと思う。

ブログサイトには”不特定多数の人の目に触れる公共の場”的な側面があるかもしらんけど、
ぼくは政治家でもなければ芸能人でもない”いち個人”なので、過剰に人の目を意識する必要はないと考えます。


さらにムカつかれるのを覚悟で言ってしまうと、
ぼくは、ブログの読者に対して”読んでもらってる”という気持ちが薄いじゃないかとも思うw

ぼくがブログを更新するのにも膨大な時間(書くのが遅い)と莫大なお金(ネット代)がかかってるし、
だからって読者に記事書いてくれてありがとー!って思ってほしいわけでもなく、
記事を書くぼくとその記事を読む人はあくまで対等でいいんじゃないかと思う。


ので! 過剰に読者に気を使う事はしません。

モチのロン!!
ぼくのブログを読んでくれてる人がおるってことはすげー嬉しいことで、
日記にコメントが付いたりするとうれしくてテンション上がってニヤニヤしながら100kmくらいドカーンとこいじゃったりするんですがw



なんかすげークドイ日記になったねーww



まっそうゆうわけで、、 日本ブログ村始めましたっ!!!




あっ、そうそうこのボタンね、
このボタンをポチっと押したらランキングが上がるわけです。

  ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村




















いやべつに、、、
































このボタン押してほしくてこんなこと書いてるわけじゃないですよ。
読者にサマ付けしたり媚びたりもしませんから!ぼくは!

  ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村











 
























でもね、





































もし、





























もしあなたが、



































ボタンが押したくて、、






















押したくて押したくて体がズキズキ疼いてパンツもぐっ・・・

ってなってるんやったら、、、 ムリに止めることはしませんが・・。



おれは媚びねーよ!!

  ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村










































ぜってーな!!

  ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


































ぜってー・・・

  ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



























































押してーww

  ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」 TOP→旅でござんすへ!
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| その他 | 06:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Goal of America!! ~世界の果てFin del Mundoへ~


Hola Amigos!!

I have to say sorry first for didn't write a dialy in English long time.
I'm fine and traveling with much fun!

and so finally,,,


winter has come in Patagonia!!


everyday I was cycling among ice and snow.at night time temprature is fallen to minus 10 degrees.

I saw some tipical winter things.
iced road,iced lake and river,skiing ground,Penguins,and dog sleds!
it's not the place for cycling,right!?


いんやーひさぶりっす!
しばらくブログ更新できてまへんでしたが、またこっからアップしまくるよーん。

んーなことより!!
今回の日記はとりあえず報告だ。

まぁもっかい日本語で書くのめんどくさいんで、上野文相・・・じゃなくて上の文章で。
ぼくの中二レベルの英語が分からん元劣等生諸君はグーグルかエキサイトの翻訳にでもぶっこんでください。

まぁ一応要約すると、、
パタゴニアに、恐れていた冬到来!!
ゲロ寒地獄の最高気温氷点下、最低気温マイナス10度。
道路はスケートリンク、ドリンクボトルもテントも、ひどい時は朝起きたら寝袋が湿気で凍ってたり・・・

そんな極寒地獄を走り、



1_20110619044408.jpg
ペンギン畜生や(詳しくはまた別の日記で書きまーす)
Penguins from antarctic continental.



2_20110619044314.jpg
犬畜生そり(詳しくは・・以下同文)
dog sled
one of the important transportation.


3_20110619044208.jpg
スケートリンク(烏賊同文)
skating rink.


anyway!
at last!! finally!! after all!!





I,,,







reached,,,







4_20110619044017.jpg
Ushuaiaaaaaa!!!

世界最南端の町、南北アメリカ大陸のゴール、
ウシュアイアに到着DAーーー!!


and
そして、、











5_20110619043918.jpg
Road of the end!!!

my American continental travel is finished!!!

OMG!!!
I was forgeting one thing to announce!!

I go back to Peruvian Amazon and make a laft for...

rowing down Amazon river by raft!!!

detail would be here soon!! chao!


ここは”Fin del Camino”、道路の終わり。

カナダ・バンクーバーを出発して1年10カ月前、22000kmの距離を走って、南米の最南端、道の終わりへ到達。


これにて南北アメリカ大陸の旅、しゅーーりょーーー!!!


いやー、まぁとりあえずはご報告まで。
とゆうわけで世界で一番有名かもしれない日本人宿、上野山荘にやってきました。
季節外れの現在、客はぼくひとりという寂しい状態ですが、
達成感とあったかーい布団に包まれて、一週間くらいゆっくりしたいと思ってます。


えーっとそれと、この後オーストラリア行くって言ってたけどその前に、
すっげーおもろい計画をネルネルネール練ってます。ふっふっふ。

実現性の問題があるからまだ実行できるか怪しいとこもあるんやけど、とりあえず何するかだけ。



AMAZONGAWA IKADA KUDARI!!!



詳しくは後日アップ予定、2日毎にアップされるこのブログをチェキれー!メモれー!!
そんでもってヒマならこの↓ボタン押してぼくの売名活動の一端を担っちゃってください!チャオっす!

 ↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」 TOP → 旅でござんすへ!
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

≫ Read More

≫ EDIT

降伏か死か!この命ある限り ~Boder in the middle of nowhere~ その4

alswejf (9)
橋を渡り切ると、景色の開けた場所。
遠く南のほうには川が見える。イミグレ職員が沿って進んでいけと言ってた大きな川。
すぐ北側にはさっきまでの山&森ゾーンが続いてるけど、あの山を越えていくのはもう肉体的にむり。
自転車持ち上げる動作で手腕肩腰背中の筋肉がパンパン。

川に沿って東に進んでいくと、岩がゴロゴロした河原に出た。

河原ゾーン、自転車はぼっこんぼっこん跳ねるけど先が見通せるから、森の中よりこっちの方がマシかな?と来てみたけど、河原に入るとすぐに石がデカすぎ・・。
ひとつひとつの石にぶち当たって自転車が止められ、自転車持ち上げて前輪・後輪交互に、岩をひとつずつ越えていかなあかん。そんな中でさらに、パタゴニアの強風も遮るものなくゴウゴウとぼくにぶち当たって体温を奪ってく。

河原を通ってくの不可能と判断。

山側に戻る。



alswejf (10)
大きな石の河原ゾーンから山&森ゾーンの間には林ゾーンが。

森のように大木だらけでもないし、河原のように岩だらけでもない。
こりゃあ進みやすいかもしらん。と一歩踏み込む。



alswejf (11)
ズモモモーー・・ ブズゥッ! 足がぁぁぁーー泥にぃぃぃーーー!!!

林に見えてエライ罠、歩けそうな草原に見える生い茂った雑草の下は泥沼。
広大な湿地帯で、気付かずに踏み込んだ一歩目で、あえなく靴、水没。 orz・・・

泥も深く、やけくそで自転車を押して進んで言ったけどカバンの下のほうは泥に水没。

そんでもっておまけに恐怖の吸血バエ、サンドフライまで現れた!!

サンドフライの恐ろしさは古い日記へ、飛びます×2。
     ↓   ↓   ↓   ↓  
小さくて速いヤツに気をつけろ!! ~to Cusco Peru編~



数十匹のサンドフライが顔の前にたかって飛び回る。
もしこいつらに血を吸われると、あまりの痒さに血が出ても掻きつづけるし、夜が特に痒くて、一週間は満足に寝られへん。

自転車を押すだけでも前代未聞にしんどいのに、その上サンドフライ・・・


飛び交うサンドフライが目や鼻の中に入ってくる。
思わず自転車を掴んでた手を放してしまい、泥沼の中にヌチョっとしずんでいく自転車。


湿地帯の泥の中をズボズボ進むのはほんま辛かった。
自転車もカバンも自分の体も、どんどん汚くなっていく。

橋を渡った後からずっと辿って来た馬のトレイルと思ってたものはただのケモノ道で、
トゲトゲの草むらの中に拵えた小さなトンネルの奥へと消えていった。
湿地帯の上にも、河原にも、山&森にも、どこを調査に行っても、道はない。
馬のトレイルに見えてたケモノ道は無数にある。


疲れ果てた。もう動きたくない。
けど、こんな泥沼のなかじゃテントなんて張れんし・・。

もっかい崖を越えて森の中に入ろう。

森に向かう途中、、、



alswejf (12)
でっけー猫やなー

ってOi!これプーマの!!

あれっ、誰かなんか言ってたな!

記憶の片隅に、、何か引っ掛かってる、、、



alswejf (13)
あれはたしか2つ前の日記・・・

誰かがなーんか言ってた。

左から右に通りぬけてったような・・・


もうちょっと! うーん・・・



alswejf (14)
言ってたw

チリイミグレか、


「あっ、プーマとかおるよw」


なんちゅう軽さw ・・って笑えるか!!
こっちはヘトヘトで、頭のすぐ上をコンドルの大群が今か今かと飛びまわっとんねんぞ!!


もしプーマに襲われたらどうしよう・・。
対熊の戦法は昔から完璧にシミレーションしてるから絶対勝てるんやけど、いままで対プーマ戦は考えたことなかった・・。


まぁ勝てるか。しょせん猫やしw


以下、プーマ対応策

・走るんむっちゃ早い
 →逃げてるふりして大木を使って三角飛び、眉間に向かってアチョー

・森でばったり出くわした
 →手のひらを上に向けるとあら不思議、お手をした。

・寝てるところを襲ってきた
 →この卑怯者!!とテント越しに説得

・ぺんぺん草でごろにゃん
 →できたらいいな

・子供のころ、ピューマと呼んでいた
 →若さゆえの無知

・アディダスの創始者と
 →兄弟

・おすぎとぴーこも
 →兄弟




ってか実際はかなりビビったよ、コレ見たときw



alswejf (15)
もっかい自転車の荷物を外し、断崖を登って森に戻る。

んだらなんか車のっぽいワダチが!!
もしかしてここまでは車が入ってこれるような道があるのか??
このワダチを辿って行けばアルゼンチンイミグレか、最悪でも誰かおるところに到着できるやろ!!

すっげーテンション上がった。生き返った!

とはいえワダチっぽい跡はだいぶかすれて雑草に覆われてるところがほとんど。
いつのもんなのか・・。


結局またすぐ、ワダチは薄くなって消えていった・・。


alswejf (16)
この日は崖を登ったところで日が暮れた。 風をよけて林の中でキャンプ。

テントを張りながら、
もし近くに人がおったら聞こえるように、
もし近くにプーマがおったら逃げるように、、
大声で歌を唄う。独り言も当社比300%、大きめに。


この日はめずらしく早起きで行動開始したから、ほんまに長い一日やった。
いつもはMAX4時間くらいしか自転車こげへんのに、この日はなんと8時間も自転車を押してた!
歩いた距離は13km。三輪車よりおせー!



その夜はほんま不安やった。

今進んでるこの方向ははたして合ってるんか? もし間違ってたら・・・
食料も今日の長い一日でパンとかお菓子とか、すぐに食べれるものは全部食べつくしてしまった。
米とか炭水化物はあと1日分、つまり明日の晩飯までしかない。

地図を見て予定を考えてた時は、今日中にアルゼンチンのイミグレに着いてどっかで食料補給できると思ってた・・。

食料を無駄にはできひん状況。
ってかヘタしたら自分自身が食料になるかも知らんという緊急事態!

プーマの!!

これまで何にもなかったらこんな足跡くらいでビビったりせんかったと思う。
メキシコを走ってる頃、道路脇でキャンプしてて、そのすぐ近くで豹が死んでた事があった。
メキシコ第1と第2の都市を結ぶハイウェイ沿いで。

ぼくらが気付かんだけで、奴らは意外と近くにおってこっちを見てるはず。身をもって体験した。

そう考えると、この場所の自然の深さは、、、 おるやろw


ちなみにテントの近くで豹が死んでた話はコチラ ↓ ↓ ↓
灼熱の0mから1200mへ。ここはシャングリラか、それとも・・・ ~Mexの路上は動物園編~



その夜は森の中で、風もなく、落ち葉のじゅうたんで柔らかいベットの様。
山の中を一日中自転車と歩き回った疲れで、ぐっすり眠った。







朝起きて、火をおこして靴を乾かしてた。
















alswejf (17)
うわっ! 誰かおる!!!




なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw  でも押して♥

 ↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| PATAGONIA | 06:00 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

降伏か死か!この命ある限り ~Boder in the middle of nowhere~ その3

モエ(・∀・)モエ

拍子ヌケ━(・ω・)━‥

━(・ρ・)━‥

キモ━(・ω・)━

ハート




んじゃ地獄国境越え3つめどーんどーんどん!


alswejf (1)
この深いジャングルの中での唯一の頼り、馬の通り道。 もともと頼ってええんかと思うくらいに薄かった。
こんなところで分かれ道もあったもんじゃないと思うんやけど、深い森の中でその馬の通り道はガンガン分かれて合流してを繰り返していく。

道が分かれる度にそのワダチを描く筆圧は半減し、目に見えて、、ってか目に見えへんくらいに薄くなってって、気付けばいつの間にか馬の道はなくなってた。


東へ、道なき森の中を自転車を押し、ただただ東へと進む。

荷物を外して川に入り、4往復して川を越え、また荷物を付けて自転車を押す。
南極ブナの茂る森の中をさまよい、60kgの自転車を引き上げる崖越えの連続で、
まだ森に入った初日やってのに、写真を撮ってる余裕は梨!!



alswejf (2)
空は憎たらしいくらいに晴れてるけど、最高気温は5度もない。
大阪の冬の最低気温ってどんくらいやったっけー。
ここよりもっと寒かったような気もするし、もっとあったかかったような気もする。
考えてみても思いだせん。うーん。



alswejf (3)
何本目かの川越、何度目かの荷物全外し。
ここまで来ると、川を見つけた瞬間に物事を考えること全停止できるようになった。

森はどんどん深くなっていく。

木々は高く生い茂って光の射さない地面にはコケが一面にびっしり。
腐った木を踏みぬいたり、落ち葉に隠れた岩で体を打ったり。
そんな深い自然の割には動物をまったく見かけず、静まり返った森。
地図では道路も通ってない緑一色(役満じゃねぇよ!)に塗りつぶされたエリア。

よく考えたらこんな場所って地図上にいくらでもある。
そんな場所の全てがここみたいに人を寄せつけず、人間とはまったく関係を持たずただ時の流れに身を置いてきたありのままの自然やったとしたら、地球上にはドラマにあふれてる。
冒険なんてどこでもできるんやと思った。

自転車世界一周は冒険ではない、という自転車乗りは多い。

そういう人の多くは事前の情報収集にご執心で、行く先々の町の規模、宿・店の有無、坂道の勾配・標高までを完璧に調べ上げ、その上でどこを目指してどこに泊まって進むかを決め、万全に万全を期した状態で旅をする。

でもそれって、小学校のころ遠足でやったポイントラリーと変わらんよね。
そこまでの情報を調べ上げた時点で、すでに頭の中で一回旅しちゃってるよね。

自分にリスクを科すわけじゃないけど、地図から得る情報や現地の人々からカタコトの言葉で聞き出す情報で旅した方が自分で旅する充実感もあるし、出会いも多い。 何より、思いもよらんことが起こって楽しい。

旅の始めの頃はいろんなことが不安で他の旅行者のブログをチェックしまくってたけど、
そういうのが自分の旅の面白さをどんどん削っていってることに気付いて、今もうはしてない。


・・・


何の話やっけwww


あっそうそうw
地図上の空白地帯ってことね。


まぁあれですよ、
こんなすげーとこがいっぱいあるんだってこと。

ちょっと酒飲み過ぎて何書こうとしてたか完全に忘れてもたねw


尾根越えゾーンが終わると立ち枯れした森ゾーンに入った。
そこで発見したひさしぶりの人工物!!



alswejf (4)
ヒツジのなる木!!(なっちゃんパクったよーw)

たぶんここにはカウボーイ的な人が、牧場から逃げ出した野良ヒツジを捕まえて、
ここでサバいて干しておいて、乾いたころに回収に来る。って感じの場所かな?
ほとんど越える人のおらん国境から森の中に残されてる馬の足跡も、それなら説明がつく。



alswejf (5)
写真では載せられへんけど、この辺りにはヒツジの頭やら内臓やらが干物になってて、
あたりが血の海やったのがはっきりわかるくらいの赤い地面。
一番左のヒツジの毛皮には骨も爪も残ってる。

まぁかなりグロい場所ではあるんやけど、人の気配がする場所を見つけて、
ぼくが進んできた道は間違ってないってことがわかって安心したけど、
この広い森の中でたまたま見つけたもふもふの木。

もしこれを見つけて立ち止まらんかったら山の上のほうに向かって進んでた。
気合いといっぱーつとか叫びながら山越えてもてたら、その後はいったいどこへ・・・

遭難よね。そうなんdeath。

今自分が置かれてる状況は、ただ辛いだけじゃなくて、正しい道をとらんかったらやばいことにもなりかねへん。
そんな不安はそれまでぜんぜん感じてなくて、そんな自分がいちばん恐ろしいと思った。



alswejf (6)
ヒツジ直後、川があって吊り橋も見えてきた!!
人の気配がもうはっきりと見えてきたからひと安心。
アルゼンチンのイミグレは近いのだ!!



alswejf (7)
ウゥープス!!
橋にたどり着くための道が見あたりません艦長!!
ちょっと滑ったら真っ逆さま。怖すぎる、崖下り。



alswejf (8)
たどり着いた橋、幅30cm・・ とはいかんでもまぁ40cmくらいか。

そういやオヒギンス村のサビエルと国境警備隊が言ってたな。
幅30cm長さ30mの橋がどうたらこうたらって。コレですか・・。

この吊り橋、やっぱり荷物全外し。
例によって4回に分けて荷物を運ぶ1回目。

吊り橋の手すりは鉄のワイヤーむき出し。
補助の柵も全部ワイヤーを蜘蛛の巣のように編んでで作られてて、そのワイヤーの末端は処理なし、切りっぱなしで飛び出してる。
普通に渡っただけでもぐらぐら揺れる頼りない吊り橋。おまけにパタゴニアの強風が左から右へとゴゴォー。

橋の欄干を持たずに重い荷物を持って渡ることすら難しい状況。
そこへさらに左右両側から延びるむき出しのワイヤー!!

スタートしてわずか数メートル、、ゴアテックスのジャケットがワイヤーの末端に引っ掛かり、ビリビリリーっ!!

OMG!! ←オーマイガッ

めっちゃ高かったのに・・・
モンベルさんにチャレンジ支援を受けたジャケット。
大好きなストームクルーザー水色。悲しすぎる。


橋の幅は40cmちょい。
自転車のハンドルの幅も40cmちょい。
ってかぼくの幅も40cmちょい。

ジャケット破れてからは慎重に慎重を重ね、体が揺れへんように顔を固定し、首だけ左右に動かして服が引っ掛かってないか確認して、一歩を踏み出す。 そーっと体重移動して、反対の足・・。
すげー時間かかってひとつ目の荷物を持って行った。

川を渡り切った場所はところどころ雑草の生えた草原で、
なんか足首がチクチクするなーと思ったら、億千万のひっつき虫地獄。

ひっつき虫が靴とズボンの間とさらに靴下にくっつき、とげが生地を突き抜けて足首にザックザク。
5分くらいかけて数十個のひっつき虫を外し、気合いを入れて踏み出した次の一歩でまた大量の・・・


そんな状況でゆっく~り橋を戻って、荷物を持ってまたゆっく~りくっつき虫地獄へ・・・


気狂うわ!!

なんやねんこの橋の細さ!!
どうせ作るんやったらもっとまともなん作らんかい!!あほかっ!!


結局もう一ヶ所、ジャケットにワイヤーが引っかかり、大穴がふたつ・・。



グチばっかでぜんぜんおもんないブログになってしまいましたが、
2日後にもまたアップするよーん。こうシバザキ!!



なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw  でも押して♥

 ↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| PATAGONIA | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

極寒現在地情報と予約投稿のお知らせ ~漢字ばっかやな編~

どわー!!
プンタアレーナス着いた!!ヒッチで着いたーw


よくもまぁ自転車乗りがヒッチしたなんて堂々と言えるよな。
・・ってつぶやきが聞こえてきそうですが、、、(言われてるからねw)


へっへー。
まぁそれにも已むに已まれん(やむにやまれんと読む!)理由があるんすよ! それは、、



日中最高気温がマイナスの寒波が到来

→夜中なんて-10℃w

→ズボン3枚はいても眠れまへん

→寝違えて首ムチ打ち

→一日中道路ガチ凍り。

→コケまくル。

→ゴアのジャケット破れる

→凹む。

→腹立てる

→親指立てる

→運ちゃんと楽しいひと時

→100万ドルの笑顔とハグでお別れ

→ここプンタアレーナスちゃうやんw

→中指・・・ 立てない!!!


こんな感じです。

ってかガチでマジマジに路面が凍ってて、2回こけた。
2回目からは怖くて自転車に乗れず、路肩の砂利の上をゆっくり走ってたけど、
そのうち路肩も舗装されてきやがって(普段ならむっちゃ嬉しい)、自転車に乗ることができんように。

氷の上をそーっと自転車押しながら進んでったけど自転車がツルっとこけ、
立ち上がって自転車を立てたらこんどはぼくがこけ、
自転車に掴まりながら立ちあがろうとしたらどっちもこけ・・・

ひとりできゃっきゃ、お約束コントしてるとこを通りがかりの車に見られて自転車への気持ちが萎えました。


~中略~




koori.jpg


えーっとんなわけで、プンタアレーナスついて明日の朝ぱっと出ちゃうわけですがそれまでにブログしっかり上げときます!
日本ブログ村とかいうのに登録したらあれよあれよと順位が上がり、
気分がいいので(だいたひかるかっ!)一旦つかんだ読者をギュッと掴んで離さんよう、2日毎に予約投稿で更新しちゃおっかなーなんて。
地獄国境日記第3話目は明日の朝6時ごろにアップするから登校出勤前にチェキってくれよな!!

ん?読者に媚びてなんかねっすよ!! どーでもいいですよ!!(だいたひかるかっ!)



なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
このランキングを励みにブログを更新するように、、、ならんかw  でも押して♥

 ↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/

| PATAGONIA | 14:51 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

降伏か死か!この命ある限り ~Boder in the middle of nowhere~ その2


予約投稿でーす。
ただいまのぼくはとうとう、と言うかやっぱり? いや、案の定??

うん、案の定。真冬に突撃してしまったパタゴニアを南米最南端ウシュアイアに向かって走ってます。生きてればね。

天気予報では今朝の最低気温-7℃。


魔冬w


このブログで何回もパタゴニアの魔冬はさすがにヤバい、魔冬に入るのを避けるために急がなアカンって重ね重ね書いてきたのに、あれはフラグか前振りか(笑)


んーなわけで地獄国境越え、パート2death!!


1_20110605151050.jpg
前回日記、イミグレで道を聞いたら係官はこの川を指さしひとこと。


見えるだろ、対岸。 と、、


そう、オヒギンスでサビエルと国境警備隊が言ってた地獄国境がついに始まったのDA!!


ここで国境警備隊が言ってたこれからの道をおさらい。

・車の通れない登山道のような泥の山道

・雨季の水かさが増した橋のない川越え、

・幅30cmで長さ30mの橋(謎)

でだ、
とりあえずイミグレを出て、考える。

この川どうやって渡ろう?

ってかそんなことは分かってんねん。
自転車の荷物をぜんぶ外して、靴脱いで川に入って荷物と自転車を運ぶしかない。3往復くらいか・・。

そんだけの事せなあかんし他にやりようがないってのもちゃんと分かってるんやけど、
すぐにはこんなとこ突っ込んでいかれへん。ちょっとでも間を置いてこの後の辛い時間から目をそらしたい。


ちなみにこの時の気温は3℃くらい。風はゴォゴォ、立ってるのも辛いくらい。

試しにちょっと触れてみた川の水。
さすが、雪解け水。


飛びあがるほどチベテーー!!!


小宇宙燃やしてもムリーーー!!!
(ここんとこ星矢ネタが増えてますが、ググってでもついてきてくれ!!)


こうなったら最後の手段、アレしかねー!!

川を前に考え込んでるはるか地球の裏側から来たハポネスアミーゴをイミグレ係官が見て不憫に思い、建物のすぐ脇に停めてある軍用車で対岸まで送ってやろうかボーイ!!と声をかけてくれるのを待つ、人の優しさおんぶに抱っこ大作戦!!

それっ、考える人ポーズ。 (実際けっこう使えます、この技w)
























5分経過。
さむー!!
すでに体の芯まで冷え切ったぜ・・。
早くイミグレのやつ声かけてこいYO!!
くっそーこうなりゃタバコに火つけて、どのルートで川を渡るか考えてる人のポーズだっ!!
























10分経過。
手の感覚なくなって何回タバコ落とすねん状態。早く気付いて~!
石を投げて川の深さを測ってる、アウトドア知識の豊かな人が小首を傾げ、
ここひょっとしたら渡られへんくらいに深いんちゃん?って訝ってるポーズっ!!






























15分経過。
ムリ。カツラ飛ぶってw
イミグレのやつ、メシ食ってるからぜったいおれのこと見てないしw





























15分10秒経過。
ごんむえぇ~んおにいちゅわぁ~ん
あすぉこのくるぅまであっっっちまでおくぅってくぅんないっ??

イミグレに戻って娼婦ばりに甘えた声で係官に媚びてみた。






























ダメーwww




































分かってんねん・・。そんなこと全部分かってんねん。

たださ、
ちょっと決意がつかんかっただけやねん。
だってきっと辛いやろうしさ、怖いしさ、、、

いやでも、そんなこんなでだいぶ時間かかってもうたな。
行こう!何時間ここでおったっていつかは川渡らなしゃーないし。

そう決意すると早い。
テンションが冷めてまえへんうちに靴を脱いで川に向かう。
この川は幅は30mくらいあるけど、細い流れに分散してるところを渡って行けば水に入るのは3~4回くらいで済むかな。

よしっ、まず手前のに、。ざぶっざぶっ。







ヒャド━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!






冷たすぐる!!

でも行くっ!!まだおれの小宇宙は消えてないぜ!燃えろ、俺の小宇宙よ!!

20kgくらいあるリアのバックを抱えて川の中を進む!!

滑りやすい川底の石に気をつけてフラフラ一歩一歩。
水の冷たさで指先がちぎれそうなほどジンジンする。
でもその痛みはすぐに足の裏が水底に着地する衝撃と相まって、
足の裏から突き抜けてくるズンズンにレベルアップ!! ヒャダルコ━━━(゚∀゚)━━━!!!


うぎゃー!


あひぃ


ぐぐぅ・・・


どんどん叫び声もテンションが下がっていく。
たかだか3mくらいの一回川を渡るのでこの騒ぎ。
この辛さは対岸までの片道すらヤバいって!
荷物多いから4往復、8回も横断なんてしたらもう・・・



そんな時、ぼくの100倍のザブザブ音が後ろから聞こえてきたっ!!


OMG!! TOYOTAのハイラックスジャマイカー!!!


くーるーまぁーーー!!!

のじでぐでぇーーー!!!!




2_20110605151017.jpg
助かった、、マジで助かった、、、

正直帰ろうと思ってたもん。絶対無理やってこんなん。
いくらドMと言ったって愛のない痛みには耐えられまへん。

そんなことより、
ぼくを乗せてくれた車、たまたまテレビのクルーが自然の何やかんやを撮影する下見に来てるらしい。
普段ならこんなとこに車が来ることなんてありえへんくらいのことらしい。


ムーチョラッキー!スーペルグラシアス!! ほんま助かった~



3_20110605151017.jpg
対岸を渡ると民家があった。

ここは両国のイミグレの間の国境緩衝地帯。
言わばどこの国でもない場所。

そんなところで数十匹の犬に囲まれ、髭の濃い青年がふたり(ここ大事w)、住んでいる。

想像してしまうのは、
人の目、家族の目からも逃げた許されぬ関係のフタリ。
逃げて逃げて、行きついた先はどこでもない場所。
ここのことボーイズはエデンとか呼んじゃってんだろなー

いやー妄想膨らむねーw



4_20110605151016.jpg
さて、川越えを乗せてきてくれた車は謎ボーイズ家の敷地内で停まった。
テレビクルーはここに車を置いて歩きまわるらしい。

アルゼンチンのイミグレまで行ってくれるんかと思ってたのに・・。残念。

そして家の敷地内で自転車ごと下ろしてもらい、こっからは自分で走りな、と。

ここでイミグレの係官にも言われたし謎ボーイズも口をとんがらしてすっぱくして教えてくれた、今後のルート。

こっからは車の走れるような道はない。山の中を自転車を押して進まなあかん。
崖とか川とか泥とか~~~(←分からんスペイン語)とか、自転車を持ち越える所がいっぱい。
数キロでジャンプで越えられへん大きさの川があるので、そこに突き当ったら、
3kmその川沿いに遡って行く。橋があるか。らしい・・。。

あとは、ずっと東に進め。
ずーーーーっと、ずずずーーーーーーーーっっっっと、東に進むだけだ。
あっ、プーマとかおるよw


オッケーりょうかいグラシアスチャオチャオー
・・って、
後ろを振り向いて出発しようと思ったら柵にどーん!!

まず第一の関門、胸の高さまである柵。

まだTVクルーとか謎ボーイズが見てたのでみんなが手伝ってくれ、60kgの自転車を担いでその柵を越えた。
胸ポケから黄色いハンカチ取り出して今度こそ、チャオチャオ!! いろいろグラシアス!!




5_20110605151016.jpg
どーん!!ふたつめー!!!

どんだけ侵入ふせぐねん!!

冷静に考え、プライヤーを取り出して木を留めてるワイヤーを外し
、一番下の木を抜いて地面とのスペースに自転車を滑り込ませる。

なんとか荷物を外さんですんだ。ふぅ。
もちろん、後には柵を元通りに直したよ。

そっからしばらくは登山道のような人の通った跡を進む。
さっそく倒木バカバカ倒れてて、藪の中を自転車押して迂回する。
この時点ではゆっくりやけど、自転車にはまだ乗れてた。

乗れなくなったのはココから・・・


6_20110605151015.jpg
踏み絵かっ!!
いつかぜったい踏んでまうやんw


なるほど、、、
この道は人が馬に乗って通る道なのね。

にしてもこんな堂々と、自信満々に道の真ん中にう○こするのって、、、 気持ちいいやろうなぁ。



7_20110605151015.jpg
1kmも進まんうちに道が細くなってきた。
両側にせり出した植物にはトゲがあって、その間を押して進むにもカバンの両側からトゲに挟まれて突っ切れずに止まってまう。
手を離しても自転車は自立してるような状態で、ハンドルを右へ左へ、押したり持ち上げたり引っ張ったりして少しずつ進むしかない。

そしてザクザク足にトゲが刺さるw



8_20110605150800.jpg
丘を登って下ったら小川があった。
こんな丸太の上を自転車通すだけでもだいぶ時間がかかる。難しい。



9_20110605150800.jpg
出た・・・

ジャンプで越えられへん川ってこれ・・・?

いーんや、こんくらいやったらまだジャンプで飛べる。
自転車じゃムリやけど。

記念すべき、一回目の荷物全外し。

自転車から荷物外すつっても、このカバンはガチっと固定できるかわりにストラップが多い。
おまけにギターとかもあるしね。外して着けるだけでも30分。

それに加えて荷物と自転車を運ぶ。4往復の道のり。

川の深さはふくらはぎ程度やけど、やっぱり雪解け水。死ぬほど冷めてーよ!!

結局こんな小川一本越えるのに1時間近くかかった、。



10_20110605150759.jpg
さぁどんどん道が険しくなってまいりました!!

馬のトレイルはこの木々の間に延びてるけど、カバンのついた自転車の幅じゃ通行不可。
迂回できるようなスペースもなく、、、


記念すべき2回目の、荷物全外し。


さっき荷物付けてから50mしか進んでないのに、、、

頭おかしなりそう・・・



11_20110605150759.jpg
2回目の荷物を装着した後で、いいことに気付いた。
荷物を外したらその難所を越えてもすぐに荷物を装着せんと、
もうちょい先の方にまた荷物を外さなあかんような場所がないかどうかを調べに行けばいいんや!!
そしたら付けたり外したりの手間が省ける!

と思ったけど、荷物だけで40kg近い重さ。
それを森の中で4往復して運ぶのも、やっぱりキツい。

自転車があるだけでこんだけの荷物を楽に運べるんやね~。
やっぱ偉大だ、自転車は。


12_20110605150759.jpg
こんなんばっか。
迂回するにも、トゲがあるところを避けたりせなあかんし、
どこもすんげーデコボコしてて倒れた木だらけの密度の濃い森の中で、
自転車が通れるようなルートって実はなかなかない。ってか森の中に平らな場所なんてねー!
自転車を持ち上げるように押して進む。


13_20110605150758.jpg
はい3回目ー!!

頭おかしなるー!!


もぅさっきからぜんぜん進んでない。

チリのイミグレからたった3kmくらいの距離を4時間もかかってる。
そして3回目の荷物全外し、死ぬほど冷たい川を、4往復・・。


とはいえ、まだ余裕あったんかもね。写真とってるくらいやし。


ただ、、こんなひょうきんな姿はここからはなくなります。
ってか辛すぎて写真すらなくなるっていうw




なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw  でも押して♥

 ↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| PATAGONIA | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

降伏か死か!この命ある限り ~Boder in the middle of nowhere~ その1




やべーよ!ぜんぜん進んでねーよ!!
この季節外れ、誰が集めたわけでもないのにカラファテの日本人宿には自転車乗りが集まって、楽しくワイワイガブガブプカプカグーグー。
光陰矢のごとし、コインばっかのサイフはちょっと重し。

あっちゅー間にすぎちゃったよ2週間!!!
ピカピカだったコインもくすんじゃうよね、2週間・・。

意気揚々順風満帆アンパンマンでカラファテ出発。
ちょこっといろいろありつつ到着したチリのプエルトナタレスからはパイネ国立公園にトレッキン、、、グ~

時間はかかりま滝川クリステル左斜め45度やけど、パタゴニアの見たいとこはだいたい見た、行った。

あとは冬ショーグンとの問答無用の一騎打ち!!
敵の本陣に中途半端なヨロイとなまくらバディでちゃりーんと乗りつけ、
打ち殺れるのか、狙うは大将ウシュアイアの首。

冬ショーグン、い、ざ、か、く、ご~!!!


なんのノリかよーわかりませんが、最後まで読んでね♥ 


sIMGP9965.jpg
へんなテンションなるのも理由がある。
明日の天気見てみたら、最低マイナス7℃!!

街中でマイナス7℃ってことは大自然の中はマイナス10℃は堅いよね(笑)
こうなったらウ○コ焼き!!もとい、焼けクソでいくぜー!!


釘でバナナは打てるのか、
凍った鼻毛は吹き矢になるのか、


いっぱいあるよねみんなの素朴な疑問!!
テレビの前の君も、秘蔵っ子にこんなこと試してきてほしいってのがあったらドシドシお便りくれよな!
君の質問に誠心誠意、征夷大ショーグンで答えちゃうZO!!






























(いっせいのーでっ、)
































羽賀健二かっ!!
























んーなわけで、
寒い=冬、冬ショーグン=羽賀健二。

そんな感じで始まります、旅日記。
今回は、この旅で一番辛かったってかヘタすると死んでた、語るも涙、聞くも涙の続きもん。

まずは一発目、、どーーんぞ!!



dsfv (1)
チリのカルテラアウストラルからアルゼンチンの国道40号=R40へと抜けるのに、
地図上で道の表記がない国境、Paso Rio Mayerへと向かうことにした。

こうなったいきさつはコチラ→(飛びます×2)

世話になったHostel El Moscoのサビエルに別れを告げ、大雨のオヒギンス村を後にする。

数日前に通って来た道を7km戻ると、国境へ向かう道への分岐がある。
それにしてもいきなりスンゲー角度。

気合い入れてペダルを踏み込むと、ぼくの自転車はタイヤは細いのでズリっと砂利で空回りして、走り出すまでに何回バランスを崩して、それだけで体力を使う。
ってか普通に走ってても10cmくらいの石がゴロゴロしてるので、踏んでまうと足元をすくわれてコケる。
10メートルほど先を見て進むルートを頭の中に描きつつ、体は1メートル先の石に注意してハンドルを切る。一瞬も気が抜けん。
人間の目って2つあってもそれぞれ違うところを見られへんからあんまし2つの意味ないよね。あと2つくらいほしいなー。

んーなわけで、まだ道路やのにしょっぱなから押しになる。
先が思いやられるぜコンチキショー!!



dsfv (2)
さて、オヒギンス村で国境警備隊に情報収集に行った時、自転車での国境越えを止められたけど、早朝朝8時までに国境を通過するって約束で国境越えを許可してもらった。

でもその国境に向かうまでの距離が計れんかった。
地図では20km程度。でも標識には50kmと書いてあった。

でも、国境警備隊が言ってた、

・車の通れない登山道のような泥の山道

・雨季の水かさが増した橋のない川越え、

・幅30cmで長さ30mの橋(謎)

は未だなく、荷物を外して自転車を担ぎあげたり川を渡ったりするような場所もない。



dsfv (3)
おっ、橋。

これが幅の狭い30mの橋・・・?

んーなわけないよなー。


国境警備隊が言ってたような恐ろしい道はどっから始まるんか、
きっとむっちゃんくっちゃんに辛いやろうけど、ほんまはぜんっぜん始まって欲しくないんやけど、、、
どんなもんか見てみたい気持ちだけはやっぱりあって、怖いもん見たさってか冒険心ってか。

焦らしプレイは続く。



dsfv (4)
国境に向かう道路はカルテラアウストラルと比べても遜色ないってか、むしろさらにキツい道。
カルテラアウストラル東側の山脈をいくつも峠を越え回り込んでいく。

パタゴニア名物の風は、太平洋からの偏西風と、チリ側フィヨルド地帯の氷河が溶ける時の冷気が山を下り、
そのふたつの風が合わさって猛烈な風となる。

チリ・カルテラアウストラルは氷河地帯ながらも高い山にさえぎられててそこまで風は強くなかった。
ここは例えると風工場の原材料置き場。

チリ・アウストラルから山脈を越えてアルゼンチン・パンパ地帯へと向かう途中のここは、
言わば風の原材料置き場から偏西風と氷河の吹き下ろしをラインに乗せ、
2つの風をでっかいナベで混ぜ合わせてぐつぐつ煮込んで商品化するための製造行程。

でっかい鍋からたまに飛んでくる沸騰した風の飛沫は、たった一滴でも大ヤケドするくらいの破壊力。

突風の地響きが遠くからどんどん近付いてくる。
3両くらい連結されたでっかい牽引トラックがこっちめがけて突っ込んでくるような音。
ちぢこまって風に対して身構え、緊張して突風が来るのを待つ。


ゴオオォーーーーーー、、、グワォォォン!!(水木一郎で)


風がぼくと自転車を通り抜ける一瞬、ものすごい音と圧力で自転車ごと吹っ飛ばされる。

聞こえてくる地響きが大きい時はすぐに自転車を止め地べたに倒し、しゃがんで俯き、風が通り過ぎるのを待つしかない。

自転車フラフラこいでる時にこの突風を食らうと風が来たのと反対側に数メートル吹っ飛ばされる。


そんでもって忘れてほしくないのは、その風は氷河の吹き下ろし。
体感では氷点下の冷たい風。


あったかいとこやったら車のボンネットで卵が焼けるんやけど、ここでは冷たい風のおかげでこんなんが作れます。



dsfv (5)
氷河の氷漬けがカミュなしで!!



dsfv (6)
日が暮れて気温が下がりだしてあっちゅー間にマイナス5℃。
今日は50km以上進んだし、明日は朝から走れば約束どうり国境のイミグレーションオフィスに朝のうちに到着できるやろう。



dsfv (7)
見えたー!!

雪山と雪解け水の川しかないほんま自然のど真ん中、自然以外何にもないと思えるようなどえらい所にチリのイミグレはあった。

ここに来るまでに牧場のピックアップが数台以外、車とも人ともほとんどすれ違わんかった。
だれがこんな国境を越えに来んねやろ?
このイミグレを運営するお金はすげー無駄に思える。
素直にその質問をイミグレの係官にぶつけると、


こんなとこ誰もこねーよ。

そもそも人住んでねーしw


おいw


それでもたまにぼくのように迷い込んでくる自転車乗りも、年にひとりくらいはいるらしい。あとはトレッキングの人ら、よくスペイン語が分からんかったけど馬が来るとか来ないとか。どないやねんw


こんな辺境でもやっぱりPCはあって(自家発電)、出国手続きはあっさり終わった。
奥の方から何やらおいしそうな匂いがしていて、はやく奥に戻りたそうな係官を引き止めてこれから先の道を尋ねる。
こっからアルゼンチンのイミグレに向かうにはどの道を行けばいいの?道が見あたれへんねんけど。

職員が指差したのは・・・




dsfv (8)
見えるだろ、対岸。


へ??




なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw  でも押して♥

 ↓↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/


★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!
31How to comment

| PATAGONIA | 06:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |