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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

2011年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年10月

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イカダ転覆日記 その2 水中へ・・・ ~アマゾン川いかだ下り!!~

イカダ転覆日記の第二弾!!

前の日記からの続きなんで、前の読んでねーよって人はコチラから↓どんぞ。

イカダ転覆日記 その1 激突 ~アマゾン川いかだ下り!!~



真っ暗やみの中でぼくはもがいていた。

上下左右も分からない中で、狂ったように手を回している。

なぜだか、服を着たまま水中でもがいている見えるはずのないぼくの全身像が脳裏にうかび、
自分がいま水中にいるということが分かった。

水面から顔を出すと暗闇の中にうっすらと小屋のシルエットが見え、少しもがくと簡単にたどりついた。

イカダの上に上がろうと、水中からバタ足で勢いをつけて腕を突っ張り、一気に体を持ち上げようとするが、
しかしこれまで大人二人と満載の荷物を支えてきてくれたはずのイカダはなぜかぼくの重みだけ簡単に沈んでしまう。
小屋の中に何とか入ろうとしても小屋は傾き、体重をかけると傾斜がどんどん急になって滑り落ちる。

どういった状況かがまったく判断できないまま、傾きを増す小屋の中になんとか体を滑り込ませた。

小屋の半分の高さまで水がきていて、床板は見えない。 
体を水にうかせるように床板にかかる体重を抜いていくと、小屋の傾きはゆっくりと落ち着いていき、
とりあえずはピラニアやワニに襲われる心配はなくなった。

これで死ぬことはないな。

そう考えた瞬間、ふとけんちゃんはどうしてるのかと思った。

「けんちゃーん!!!」

けんちゃんはこっちに向かって泳いできている所で、すぐに小屋までたどり着いた。
しかし小屋に掴まると小屋はまた傾き始める。2人分の重みでは到底もたない。

その時やっと状況が呑み込めた。

ぼくたちのイカダは丸太を組んだイカダの基礎部分と、小屋の部分が完全に分離していたのだ。
浮力となるはずの基礎部分がないので、ぼくらが乗った小屋は半分沈んでいるというわけ。

けんちゃんは小屋には入らず柱を掴んでいる状態で、どうにか助かったね。とりあえず落ち着こう。
といくつか言葉を交わす。 しかしこれからどうしていいかは見当もつかなかった。
ふしぎと、怖い。という言葉は出てこず、そして意外と冷静に次のことを考え始めてる自分もいた。

傾いて半分沈んでいるイカダの入り口から荷物が次々と流れ出ていて、
両足を使ってそれを防ぐことくらいしかその時できることはなかった。
こんな生きるか死ぬかの瀬戸際でも、荷物を失いたくないという物への執着心。
ぼくが死ぬとしたらきっと、こういう2次的なことだろうなと、自分でもあきれてくる。

これからどうしよう、まず何からすればいいのかを考えているぼくらの目に、
少し離れた所をイカダの基礎部分が流れているのが見えた!

半分沈んだ小屋の部分よりも、10本の丸太で組まれた基礎の方がはるかに頼りがいがありそうで、
この真っ暗な中をあそこまで泳いでいくべきか?と考えていると、その基礎部分はゆっくりとこちらに近づいてきているようだった。

しばらく注視していると、イカダの基礎は川に流されながらもまるで見えない糸に引っ張られるように、
ぼくらのいる小屋の方にゆっくり回転しながら近づいてくる。

それは、宇宙ステーションのドッキングのように寸分の狂いもなく完璧な精密さで、
”こっちに乗りなよ” と、ぼくらに促すかのように、イカダ先端のデッキ部分をぼくらに向け、ぼくらの手元に届いた。

イカダの上には、ひもで縛っていたわけでもないのにニワトリが残っていた。パニック気味にこっちを見つめている。

まずけんちゃんがデッキの床板に上がり、ぼくも乗り移ろうかと思ったけど、
小屋の中を見回すと、水没はしているものの、残っている荷物が目に入った。

丸太の浮き具合からすると、あっちに荷物を積み込んでも沈むことはなさそう・・。

手元にあったぼくのリュックは防水だったけど、口が開いていたのでそこから水が入り、とんでもない重さになっていた。
中に入っている一眼レフやPC、全てのコンピューターは絶望的だったけど、どうしても置いていく気にはなれず、
まっくらな川の中で、やぶれかぶれサルベージ作戦が始まった。

イカダに乗ったけんちゃんに、沈みかけの小屋からひとつずつ荷物を渡して行く。
ほとんどのカバンや荷物を入れた段ボールは残っていてけど、
手の届くところに置いていたよく使う小物類は、水の中をまさぐっても見つからなかった。

時間をかけてすべての荷物を回収すると、ぼくも小屋からイカダに移り、
屋根の葉っぱの補強に使っていたロープをほどいてイカダと小屋とを縛り付けた。

見た感じ、イカダの基礎部分の上に乗っかっていた小屋が落ちただけのように見える。
これなら小屋を持ち上げることさえできれば、修理は簡単に済みそうな気がしたけど、
会話の中でけんちゃんは、これ以上イカダ旅を続ける気はなさそうだった。
ぼくは、たった2週間ぽっちでイカダ旅行を終えるつもりはさらさらなかったし、
何より、”アマゾン川いかだ下り”の、アマゾン川にも到達してないというのが情けなさすぎる。
小さなボートなら中古で安く買えるだろうし、最悪それで一人旅をしてもいいかなと考えていた。
しかし、イカダが修理できればそれに越したことはない。

川から上がると水を存分に吸った服の重さが感じられて、
改めてイカダが転覆して川に放り出されたんだという実感が湧いてきたけど、
少しパニックだったのか、妙なハイテンションで、恐怖はまだ感じていなかった。 

やらなくてはいけないことは無限にある。でも何から・・・

日用品を入れていた大きなズタ袋の中には、カートンで買っていたタバコがあって、
ビニールに包まれていた新品のたばこは無事だった。


湿ったライターにやきもきしながら火を付けると、ようやく周りの状況を確認する余裕が生まれてきた。



うわー こわー
自分で書いとっても寒気するわ。
今となってはこんなこともあったねー
って気持ちが大きくなってることが残念なんと、
学習できてないんじゃないかと思うと、自分がちょっと怖い。


そーんな時はやっぱコレ!!
まだまだあるよ、イカダに張ってたポスターw

今回のはコレだー!!


simg_799794_24994615_4.jpg
じつはえれぴょんが辞めるまでそんなに好きじゃなかった。
最後の公演やこれまでのやきもきした彼女の歴史をひも解くと、

好きになっちゃうよねー!!

ぼくは信じてますよ、語学留学w

キラキラパワーのぴょうん吉だーい!!



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イカダ転覆日記 その1 激突 ~アマゾン川いかだ下り!!~

イキトス出港前にこれはやっぱ書いとかなあかんよね。

イカダ転覆日記DAーー!!!


イカダ下りを始めて13日目の夜。

この日は朝からよく進んだ。
ずっと本流の中にいて、カーブを4つか5つ抜けて、夕方になってもまだ本流の真ん中にいたので、
けんちゃんとも特に話し合う事なく、夜の間もそのままイカダを流しっぱなしにする事にした。

まぁそれまでも毎晩、イカダを流しっぱなしにしてたから、
たまにカーブ外側に寄せられて夜中に立ち木に当たることはあったけど、
たいがいは夜の間に流れのない所で何かに引っ掛かったり、
砂浜の浅瀬で座礁して止まってることが多かった。

夜中に船とすれ違う時にはエンジン音で目が覚めるので、
起き出してライトで船に合図し、衝突しそうな目にもあってなかった。

少しでも危険な目に遭ってたら、夜の間もイカダを流すことに着いて話し合ったりしてたやろうけど、
マフィアや麻薬シンジケートによる強盗ばかり心配していて、夜も流しっぱなしにすることに対しては安心しきっていた。

一日よく進んだことでぼくもけんちゃんも気分が良かったし、
おまけに今日は風も波もまったくない、完全な凪。
水面は鏡のように景色を反射して、たまにイルカが飛び跳ねるこれまでで一番トランキーロ(平和)な夕暮れで、
晩御飯を食べた後にデッキでの一服を楽しみにしながら、夕食を作って食べた。

夕食がすむと、すぐに寝れる準備だけしておいてデッキに出た。

予想通り、空は満天の星空!
ぼくらのイカダは天の川に沿って進んでいて、
ロッキングチェアーで揺れながら1時間くらい、
これ以上ない順調な一日について気分良く語り合ってた。

夜9時ごろ。

どこからともなく、ザァーという音が聞こえてきた。
これは細い川が勢いよくウカヤリ川に流れ込んでいる時や、
カーブ外側の流れの速い場所に立木がある時に聞こえてくる音。

この時は後者だった。

ぼんやりと見えるジャングルのシルエットが通り過ぎていく速さで、イカダのだいたいのスピードを計ることができる。

かなりスピードが出てる様子で、しかもだいぶ外側に寄せられている。
川の中央に向かって漕いでおくかな。と考えながらも、冗談半分でけんちゃんに、

「滝みたいな音してるね。ナイアガラクラスやで!」 と笑っていた。

しばらく間があって、

「川の中に3本、なにか立ってるように見えるね」と、けんちゃん。

「ん?見えへんけど、どの辺?」

「あの右の方・・・」

暗闇の中に目を凝らすと、3mくらいの間隔で3本、水面からまっすぐ上に向かって飛び出した立ち木が見えた。

「漕いどこか?」

そう言ってリラックスモードから切り替えてパドルを握った。

まずは下流に向かっている舳先を川の内側へと向け、真っ暗な水面に力いっぱい櫂を入れる。

その間もザァーという音は徐々に大きくなってきていて、もはや地鳴りのような轟音に変わっていた。

緊張感は高まって行くけど、まずは漕ぐことが最優先、左右のバランスなど考えず力任せに思いっきりこぐ。

しかしぼくらの焦りとは裏腹にイカダの前進はひどくゆっくりだ。

俯いて歯を食いしばり、ガボッ、ガボッと、全ての力を込めて水を前から後ろへと押しやる。

1分か、30秒か、会話する余裕もなく時が流れ、どれくらい進んだのかと顔を上げた。


目の焦点が合わない。


遠いのか、


近いのか、、、


ようやく立ち木にピントが合ったとき、巨大なシルエットはわずか数メートル先にあった。

3本並んでいるうちの左端の木が、水中からこちらに傾いて飛び出していることを認めたのと同時に、もはやこれは避けられないということを悟った。

自然と漕ぐ手を止め、けんちゃんに向かって叫ぶ!

「けんちゃんあかんわ!」

もう一度立ち木の方に振り返った時には、太い木の先端がぼくの顔に向かって伸びてきた。

反射的に左側に逃げようと立ちあがったその時、

ドンッという衝撃とともに木の先端がイカダ前面の壁板、一瞬前までぼくが座っていた所にぶつかった。

立ちあがった足元をすくわれけんちゃんの方につんのめる、

スローモーションの視界の中、

衝突の勢いと後ろからの川の流れに押されてイカダは右弦が沈み込み、垂直に向かって激しく傾いていく。
水面ギリギリにあるはずの左舷の床板がぼくの顔ほどの高さに見えたと思うと、 ぼくの視界はブラックアウトした・・。



(´;ω;`)ツライハナシダナー

いやー続きが気になるね~!!

とはいえ、あんまし根つめてもね。 ←書きたくないだけ

今回も行きますか、イカダに貼ってあるオタポスター紹介w


1回目はシェフなっちゃん。
2回目は立候補じゅりたん。
3回目はワロタ6。
こう来たら、お次はシンプルに。



s17_062_05.jpg
はるごんをイカダ下りに連れてきたらすげーはしゃぐんやろなー

飛んでるトンボ見つけて小屋からダッシュしてそのまま川に落ちそう。
遊び疲れてスイカ持ったまま寝るんやろな~

まったくラブくるしいぜっ!!



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アマゾン川で釣りのオハナシ その1 ~アマゾン川いかだ下り!!~

魚の写真ないのに釣りのことを書いちゃうの微妙やけど、
まぁけんちゃんがリマでカメラも買ってきたし、
次町に着いた時に写真を上げれば・・・ じゃなかった、
もっかい似たような日記書けばネタ切れせんですむよねw ナイスw

そーんなわけでアマゾン川の釣り事情!!

ぼかぁ、釣りが大好きなんだなぁ。(大将風に)

ん?待てよ。


4988003989095.jpg
こっちのつもりで書いてみたけど、



s41waka0111.jpg
こっちの大将でもいけるね。

ってか若大将で画像探してたらすっげーの山ほど出てきたw



51GK3HFTEGL.jpg
若大将のイメージピッタリのさわやかな作品。

にしても田中邦衛は若い時から主役顔じゃなかったのなw



gvwposter.jpg
ゴジラと戦っちゃったよw
ギターでなにをするww


他にも大学の若大将、日本一の若大将、アルプスの若大将、
ニュージーランドの若大将などなど、すんげーシリーズ化されてるけど、
最後に紹介するのはコレ!


512K70831EL.jpg
就職しちゃったよw

ツッコミどころ満載の若大将シリーズ。
気になった人は今すぐTSU○AYAでチェキっ!!

そんなわけで、、、 なんやっけ??
あっ、釣りの話ね。なんでこんな話になったんやろ。


アマゾン川をイカダで下ることに決めた時から、釣りを一番楽しみにしてた。
ってか、釣りをするためにイカダ下りをしてるくらいの感じ。

ぼくは日本におる時からずっと釣りをしてきて、
昔は親父と一緒に投げ釣りのクラブに入って週末にはおっちゃんらに混じって遠征したりしてた。
この旅にも5本継のルアーロッドを持ってきてて、海川湖、いろんな所で魚を釣ってきた。

イカダ下り前にネットでいろいろ調べてると、
これまでアマゾン川を下った人たちももちろん釣りはしてたよう。
でも、みんなそろって ”アマゾン川といっても意外と魚は釣れないもんだ” みたいな記述がある。
植村直巳の本ではナマズを釣って食べたって書いてたけど、
ネットでHPを検索してみてもほとんどの人たちが魚を釣れていない。

ピラニア、アロワナ、古代魚ピラルク、ピーコックバスなど、
釣り人を魅了する憧れのターゲットが山ほど住んでるアマゾン川。
しかし、約3000種の魚が生息している(大西洋で2000種)。
それでも、これまでのイカダー(イカダ下りをする人w)は、釣れなかったという。

川が大きすぎて釣りづらいんかなーとはちょっと思ったけど、
やっぱりこれまでの人たちに釣りの知識が無かったからじゃないかなーという気持ちが強かった。

”釣り”は、針にエサを付けて水の中にただ放り込んでればかってに魚が掛かってくれるようなもんじゃない。
釣り師が初心者を釣りに連れていってその時は山ほど釣れたとしても
その初心者がひとりで後日別の場所で釣りをするとなると、前回と同じように簡単に釣れることはない。

釣りをする時はまず、どんな魚を釣るかを考え、その魚はどこに生息しているのか、
そのためのエサを予測し、それに対応した仕掛けを作らないといけない。
釣り場所に着いても、流れの速さ、深浅、障害物、天気、時間帯など、
考えんとあかんことは無限にある。そしてその少しの違いによって釣果は全く変わってくる。

1匹釣れたなら2匹3匹と増やしていくことは簡単やけど、
0匹から1匹目を釣るまでにはかなり高い壁がある。
魚のおらん所で何日粘ってみても、魚が釣れるわけがない。

そんなわけで、きっとこれまでのイカダーたちは、釣りの経験がなかったからやろうと思う。


プカルパでイカダが完成し、ペイントのためにイカダで寝泊りを始めたころ。
食べ残したご飯を餌にしてイカダの真下に仕掛けを落としてみると、1分もせんうちに釣れた。


ssdfbgghr.jpg
ボリビアのアマゾンツアーやパラグアイの移住区で釣りに行った時に釣れた、灰色で細めの体のナマズ。
日本でルアーで釣りに行ってたやつと同じ種類の、グロテスク感のないシュッとしたやつ。

写真はボリビアのやつね。

それ以外にも口先が平たく伸びた靴ベラのような形をしたショベルノーズ系も釣れた。
しかしプカルパではピラニアは釣れず、現地人に聞いてもこの辺りには生息してないとの話。
それでも市場には並んでたので、きっと細い支流にでも住んでるのかなと思ってた。

まぁとりあえず、魚は釣れることが分かった。
これが釣りの経験のない人やったら、現地人と同じように竿を使わずに重りと針だけのシンプルな仕掛けで、
辺りがあってもうまく合わせることができずに釣りをすること自体をあきらめることになる可能性が高い。

それに、現地人はそもそも港で釣りをする人がいない。
こんな浅瀬に魚がおると思ってない人も多いけど、他にも川岸に住む人だけに分かる理由がある、

プカルパで停泊してる間に何十匹と釣ったけど、ぼくらがその魚を食べることはなかった。

というのも、イカダのすぐ近くにトイレ屋さんがあったから。
トイレ屋さんというのは、大きなイカダの上に小屋があって、その中が仕切られてトイレになってるもの。
まぁ水上有料トイレってことなんやけど、もちろんブツは垂れ流されるわけで、、、

そこでブツを垂れ流したけんちゃん曰く、
ブツが垂れ流された瞬間おびただしい数の魚がウ○コをグチャブニョ*&^%&$#%#$。

そんな魚をアナタ、食べれますか??

だからトイレ屋さんの近くの魚は食べへんみたい。基本的には・・・

ぼくらが魚を釣って逃がそうとしてると、顔見知りになった川岸の住人が(川原に蚊帳で暮らしてる人ら)
「その魚おくれーい!」と言って、喜んでもっていった。
食べもしない魚を釣るのは好きじゃないので、ぼくらも嬉しい。


けど、、ウ○コでパンッパンに腹の膨らんだナマズ、いったいどんな味が・・・


次々と話が逸れていくのでw、めんどくさいから結論から書くけど、
アマゾンでは魚が釣れまくる!! むっちゃ簡単に!それもでっかいのが!!
最低限のやり方さえ分かれば初心者でも絶対釣れる!!

まぁ例によって写真はないんやけど・・・

釣り場所、釣りのエサ、狙う深さ、魚に合ったあわせ方。
これさえマスターすればウルトラ簡単、アマゾンの釣り。

今後アマゾン川を目指す若い冒険家さんたちへ、
釣りのコツが知りたかったらビール持って話聞きに来てね
アマゾン旅行が100万倍おもろくなること間違いなしっ!!!

長くなったんで魚の紹介は次の町に着いた時、写真付きで上げよっかな。

まだまだ釣るよー!!


おぉーっと待てぇーい!!(たかみなのノリ突っ込み)
恒例のイカダに張ってるポスター紹介忘れった。

えっ?イカダに関係無いって? 
いやいや、今回のはちょっと関係あるんよね。気合い入ってるし!
なんてったってブログのトップ画像に変えたいくらいのやからね。 なんのブログかわからんようなるけどw


それじゃーくらっちゃってください!

渡り廊下で追いかけて~♪ 愛しの彼に・・・


sAKB2 - コピー
アマゾンダァーッシュ!!!


チャオっ!!!


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DD気味なイカダ下りの日常 ~アマゾン川いかだ下り!!~

この旅を始める前は、きっとあり余る時間との戦いになるかなーなんて思ってたけど、
来てみると意外と毎日なんやかんややってて、昼寝ばっかしてたりヒマ死にしそうになったりは今んとこない。


毎日朝は8時くらいに起きる(けんちゃんは7時w)。意外と遅い。
自転車で旅してると10時とかに起きるからそれから考えたら奇跡的な早さやけどねw、

起きるとまず、夜の間に小屋の中で殺した大量の蚊の掃除と、
前の晩めしの洗い物に別れて、次はコーヒーを沸かして朝ご飯。

その後は長ーいフリータイムで、
溜まりに溜まってる日記を書いたり、
ギター弾いたりスケールの勉強したり、いい場所があったら釣りしたり、
イカダの修理・改造したり、ヤシの実とか流木で家具作ったり、
暑い時には川に飛び込んでひと泳ぎしてきれいな飛び込みのフォームを研究したり、
転覆事故の時に流されたけど一人乗りボートにのって散歩に行ったり。


sDSCF8905.jpg
そーんな感じで夕方6時前にはイカダを岸に着ける。(転覆事故までは夜も流してた)
蚊が大量に押し寄せる夕方6時20分に備える。

この6時20分ってのがけんちゃん曰くなんやけど、
それまではほとんど蚊はおらんのに、6時20分になった途端にどっからか大量の蚊がやってくる。

イカダの扉や窓には網戸を入れてあるので中に入ってくることはないと思いきや、
屋根に使ってる葉っぱの隙間とかからどうやってか侵入してきて、中にもかなりの蚊が溜まる。
蚊取り線香やスプレーなんてまったく意味がなくて、オーセンティックやけど人力で殺しまくるしかない。
ひと晩に30~50匹は殺してるはず。ひとりね。
バシバシ殺しまくって小屋の中が落ち着くころには外にも蚊はいなくなってて、
晩飯を作ってタバコで一服しながらけんちゃんと話したり音楽を聴いて、いつの間にかZzz...


単調といえば単調なんやけど、ヒマでヒマで発狂するー!!って感じではない。


すげーダラっとした文章やけどwだいたいこんな毎日送ってます。


そんじゃー最後に、イカダ下り日記恒例のポスター紹介DA!!

前回日記のはチームB、AKB一期生なっちゃんのシェフ姿やったけど、今回は何にしよっかなー

sboQQe5.jpg

なっちゃん・はるごんに推し変する前に推してたSKEのじゅりたんに清き一票でっ!!

いやーDD気味で困ってますw
最近はまゆげのあーみんの成長ぐあいから目が離せない!!


※風景写真はなおき君のを使わせてもらってます。

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イカダの操舟方法と、アマゾン川の様子。 ~アマゾン川いかだ下り!!~

最高にトランキーロ(平和)なスタートをきって、アマゾンの景色とイルカの歓迎を受けた初日。


景色的な変化を見つけるのは難しいけど、
毎日何かしら発見やイベントがあって、飽きることなくイカダ下りを続けてきた。

そんなイカダ下りの毎日を紹介します。

まずは、、、

ぼくらがスタートしたのはアマゾン川源流の一番奥に位置する、ウカヤリ川。

大西洋にそそぐアマゾン川河口の町ベレンからイキトスで3900km。
そのベレンからぼくらの目指すマナウスまでが1700km。
イキトスからプカルパまでは直線距離で1000km弱。
でも、そのほとんどがグネグネ蛇行しているのでウカヤリ川上の距離では1500~1800kmあると思われる。

ということは、、、
プカルパ~イキトス 約1700km
イキトス~マナウス  2200km

合計で3900kmの距離をイカダで下ることになる。

この距離は日本で例えるなら、
鹿児島から北海道で折り返して大阪まで戻ってくるくらいの距離になる。

いま始めて計算してみたけど、、、すごいね。 イカダやからねw

ウカヤリ川の蛇行は川の上を進んでる分には体感しづらいけど、地図で見たら馬鹿らしくなるくらい強烈なもの。


3_20110917033541.jpg
そもそもひとつのカーブすらカーブの終わりが見えへん大きさで、
ひとつのカーブを曲がるのにもいろいろ大変なことがあるのに(後述)、
やっと曲がり終わってもまたすぐ次のカーブ、そしてまた次の、、、と無限に繰り返される。

一日よく流れた日でも、カーブを3つ4つくらいが限界。
直線距離にすると10kmも進んでないというような日もある。


カーブの何が辛いのかと言うと、川は本流は直線からカーブに入るときに、
カーブの外側を大周りに周って、カーブを曲がり終えると反対側の岸に向かう。
そしてまた次のカーブの外側を大周りする。

1_20110917033541.jpeg
図で表すとこんな感じ。
黄色い線がイカダが流されていくコース。
本流以外の場所では流れがまったくなかったり、ひどければ逆流してることもあるし、
地形によって水が下から突き上げてたり、大きな渦を巻いている場所もある。

一番恐ろしいことは、
地面ごと削り取られた大木がカーブの外側の沈み、引っ掛かって水中から先端をのぞかせてること。

それを沈木とか立ち木って呼んでるんやけど、カーブの外側はどこもこの立ち木だらけで、
もしイカダをまったく漕がずに流され続けてると、その立ち木に突っこんでくことになる。

速い流れの所では時速に20km近いので、その勢いでイカダが激突すると衝撃でイカダが大破したり転覆するやろうし、
大破せんでも沈木に引っ掛かってイカダが止まってまうと、後ろからくる水に押されてイカダごと川に飲まれてまう。

完全に沈みきってしまう事はなくても、ぼくらは川に投げ出されるか、小屋の中におったらそのまま水の中に閉じ込められる。

なので、イカダが外側に寄ってきたなと感じだしたらパドルを持って、川の内側を目指して漕がんとあかんわけです。

それも、風のない所なら10分漕げば30mは進めるやろうけど、
風が川の外側に向かって吹きつけてるとまったく進まんかったり後退するような時もあって、
ほとんど漕がんでもうまいこと本流をキープしてくれる日もあれば、
常に外側に向かってないか気を抜けず、漕ぎ続けんとあかんかったり、
ひどいときは強い風にカーブの外側に押しつけられたまままったく動かれへんようになる時もある。

イカダをこぐパドルは1.5mくらいのもので、ひとかきするのにかなりの力がいるし、
左右の力を合わせて漕がんとイカダは回転するだけで進んではくれへん。

さらには上流からの流れでイカダは下流に回転しようするので、
下流側にいる人は上流側の人よりも強い力で漕がんと、イカダはバランスせえへんし、
それに加えて風が影響してくるので、常に風と川の流れからどの方向にどれくらいの力で漕げば進むかを意識して考えてんとあかん。

風で外側の岸に押しつけられて動けず、いったん上流に向かって進んでから内側を目指すとか、
思い切った作戦も必要になってくる。


と言っても、常にそんな緊張した状況におるわけでもない。ってか、まったくないw

岸に寄せられたり流れから外れた時にイカダを漕いで、
5分から長くても30分漕いでまた様子を見る。の繰り返しかな。

基本的に暑い日中は小屋の中でギター引いたりごろごろしてて、
ほかには、

simg_221366_3983239_1.jpg
小屋の壁に張ったAKBメンポスター見ながら48人言えるかなやってみたり、なっちゃんとしゃべったりしてます。


これ書いてる今日は9月16日。
朝にけんちゃんがリマからもどってきたし、明日のお昼にはイカダ下りを再開できるかな。

あとはブログを上げるだけ・・・


あと5本!!がんばりなっちゃん!




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初日の夜の宇宙旅行 ~夏休み!アマゾン川いかだ下り~~

ついに大海原・・ じゃなかった大河アマゾンへとイカダを漕ぎ出した。

7月26日3時ごろに出発して、本流に乗るとイルカたちが乱れ跳んで迎えてくれ、
写真を撮ったりワーワーやってるうちに日が暮れた。

幅500mくらいの川のど真ん中を1時間も流れると、プカルパから離れてカーブに入った。
外側の岸に寄せられるかと思いきや漕ぐ必要もなくきれいなコーナリングで曲がって行くので、
そのまま夜もイカダを流しておくことにした。



夕暮れはまた素晴らしく美しかった。

西の空は炎のように赤く燃え、夕陽を中心に放射状にオレンジ、ピンクへと変化していく。

強烈なグラデーションのなかにところどころちぎれ雲がアクセントになっていて、

それだけでも十分感動的やのに、それと同じだけの景色が水面にも映り込み、

右や左だけでなく上も下も、見える景色の全てが夕焼け色に染まってた。きっとぼくらも。

そんな水面をいたずらに破る、イルカのジャンプ。

行きかう船も村々へ戻り、風も波も収まった。

虫が鳴き始めるまでの一瞬の静寂。

もはや頭の中に言葉はなく、言葉にならないため息だけが口をついてでてくる。

呼吸することを忘れてしまいそうで、胸が詰まる。


この世の中に自然以上に美しいものはないな・・。


こんな景色をこれから毎日見ることができるなんて、
アマゾン川いかだ下りは冒険ではなく、なんて贅沢な旅なんだろうと思った。




日も落ちて、夜ごはんの準備にとりかかる。

初日のごはんは簡単に、トマトパスタにした。
自転車乗りの基本ともいえる作りなれたこのメニュー、

しかし完成してみると、口がつけられへんほど苦い。
銅鍋のコーティングが剥がれて溶けだしたのか、オレガノが強烈すぎたのか・・。

しょぼーんとインスタントラーメンを作る。

それでも腹いっぱいなると、すぐまたデッキに戻る。

暗いので足元に注意して、できるだけ景色を見ないようにしてロッキングチェアーに座る。

顔を上げるとそこはまっくら闇。徐々に目が慣れていくのを待つ。


ぼんやりと、両岸のジャングルのシルエットが照らしだされてきた。

正面の低いところにふっくらした上弦の月があって、
イカダのすこし先の水面から、月までつづく光の道が延びていた。
その上を歩いていけそうな気がした。 歩いていこうか。


”この美しさに飲まれてしまうと危険だよ” と、本能が呟く。


タバコに火をつけ、危なっかしい気持ちをコチラ側に引っ張りこむ。

その勢いで音楽プレーヤーに電源を入れてみるけど、いくら探してもこの夜にぴったりの音楽はなかった。

王道すぎるかな? 恥ずかしくなりながらもクラシックを流してみると、
オーケストラの壮大なハーモニーが、自然というビジョンとともにぼくらを包み込んだ。

体の中から外から、形のあるもの無いもの、ぼくの知っていること知らないもの、
そんなすべての事象が自然という理由のもとに成り立っていたことを知った。


”それ以上行くと危険だよ”本能の声を無視して、さらに、音楽に気持ちをリンクさせていく。


バッハ、主よ、人の望みの喜びよ。

ビバルディ、四季。


この深いジャングルは地球の始まりの場所で、150億年前に始まった宇宙の創生は現在も続いている。

そしてそれはぼくの中に帰結する。宇宙はぼくであり、ぼく自身が宇宙だから。
ロッキングチェアーで揺れがら、ぼくはどこにでも行けた。


ベートーヴェン、第九。

冒頭の勢いそのままに、まっ暗闇の中で暗闇のオーロラが爆発し、”生”の喜びが広がった。


となりにいるけんちゃんとも、言葉は交わしてなくてもきっと同じことを感じているんだろうという確信があった。

しかし自然が見せてくれたものは全てではないこともどこかで意識していて、
その残りの全てはぼくの中にあるということは簡単に想像がついた。

今日知ったことだけでもすでにぼくの頭はいっぱいだった。
今日という日はなんて貴重な一日だったんやろう。



ときどきけんちゃんと、これからのこと、これまでのことを話した。

いつしか会話は途切れ、自然に支配された長い時間がぼくらの間に横たわった。

ふとけんちゃんの方に振り向くとどうやらウトウトしてるようで、
しばらく眺めてると突然けんちゃんの頭がガクっと横に倒れた! その勢いで椅子ごと川の方に傾く!


けんちゃん落ちるでww


そーんなわけで、そろそろ寝よかと小屋に引き上げましたとさ。

結局4~5時間デッキで景色を眺めてたなー。

jn.jpg

※写真はなおき君の使わせてもらってます。

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| 21 BRAZIL アマゾン川イカダ下り AMAZON Rafting | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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いやまじで、アマゾン川日記始めます!!  ~夏休み!アマゾン川いかだ下り!!~

イキトスついてだいぶたつねー
けんちゃんボーイがパスポート作りにリマへ行き、ひまになるんかなーと思いきや、
同じく自転車乗りで、別の川からイカダ旅行中のなおき君がイキトスに到着。
ぼくの泊ってる宿にやってきて、お互いのいかだ見に行ったり、夜遅くまでイカダートークwしたり、楽しくやってます。


そーんなわけでそろそろ書きます、アマゾン川いかだ下り日記!!


スタートしたの7月26日。

イカダはだいぶ前に完成してたけど改良したり色塗ったりで出発予定日をだいぶすぎてた。

この日の朝は出発する気まんまんやったけど、ちょこちょこ作業してるうちに昼を過ぎてしまい、
出発はまた明日にしょっかー的な空気が流れてた。

とりあえずいつでも出発できるように買い残してた野菜とニワトリを買いに市場に行ってイカダに戻ると、
ここんとこ毎日遊びに来てた近所の女の子たちがその日も来てて、
その子らと釣りしたり色塗って遊んでるうちに2時をまわり、けんちゃんは明日に出発するモードになってた。

また延期かぁ・・・

イカダで生活してる分には宿代がかからんのでいつまでだっておっていいんやけど、
このまま延期延期が続けていくと、このイカダ旅の勢いそのものが無くなってしまいそうな気がしてた。

イカダが完成してしまえば下りながらでも作業や色塗りはできるわけやけど、
なんとなく今日までダラダラきてしまったのは、イカダ下りを始めるのにぼくらが怖気づいてたからかもしらん。

近くを船が通った時の波でどれくらい揺れるのかとか、風や雨の時にイカダの中まで影響があるのかとか。
ずっと心配しつづけてきたことは、イカダの上で生活をしてみると意外とあっけなく、無意味やったことを知らされた。

四畳半ほどの大きさのイカダには荷物を満載しても2人が足を延ばして寝れるスペースが十分あったし、
近くをボートが通っても、デッキにも小屋の中にも水が入ってくるようなことは全くなかった。

ただ、それはあくまで岸につないでる時点での話で、何日か前に対岸へ渡った時、
30cmくらいの波でもボートはひどい揺れで、船底が水面に叩きつけられる音の恐怖は忘れ難く、
イカダ下りなんて根本的に不可能なことなんじゃないかと思われた。

貨物船とすれ違う時や沈木を避ける時、人力だけではたして1トンを超えるイカダが進むのか。

それとこれまでブログには書いてなかったことやけど、ぼくらがプカルパに着く少し前、
ウカヤリ川のプカルパよりさらに上流からカヌーで下って来ていたオランダ人二人組が、
首を切られて現地人によって殺されたという事件があった。
それを知らされたのはイカダができた後のことやったし、逆にそういう事件の直後のほうが逆に襲われる可能性が少ないという考え方もある。 けど、間違いなく嬉しい話ではない。


毎日毎晩、こんな不安についてけんちゃんと話し合ってきたけど、何ひとつ答えが出ることはなかった。
どれも出発してみんと分からんことばっかりやから。


前の晩、ビデオカメラを回して長々と、改めてこのイカダ下りへの意気込みと、今の正直な気持ちを語ってみた。
楽しみな気持ちの強さと同じくらい、実は不安も持ってることをお互い確認しあった。

そんなわけで、なんか停滞気味の雰囲気があってこの日も出発する感じではなくなってた。
これから出発したところで、あと数時間で日が暮れるし、わざわざ今から出発するメリットもなかったけど、
もう明日出発するつもりになって落ち着いてしまってるけんちゃんを見てると急に焦りが出てきた。

このままじゃビビりっぱなしの旅になってまう・・ なんとか打開せな・・・

「けんちゃん、今から出よか。」

「えっ、今から!?」

けんちゃんは、まさか?って感じやったけど、意見を押しとおした。

ぼくも心の底からその時出発したかったわけじゃないけど、いざ出発するとなると一気にテンションが上がり、
にわかにイカダの上は慌ただしくなった。

遊びに来てた子たちにイカダから下りてもらい片づけを済ませ、デッキ先端のポールにペルー国旗を掲げ、
岸と繋がってたロープをほどいた。

顔見知りになった人たちは、2週間も停まってたいかだに今さら特別な興味もなくなってて、
このまま出発せずにここに住み着いてしまうかのように色になじんでしまってたし、
本当に出発するのか?しかもこんな時間に!? とつぎつぎと問いかけてくる。

「ほんとに出るんだよ!」

そう言いながらゴミだらけの川に膝までつかり、沖へ向かってイカダを押す。

岸から少し離れたイカダに乗りこむと、デッキの両端にそれぞれが座り、
満を持して、コーヒー色したウカヤリ川にパドルを突き刺した!


イカダは水の上を滑るでも水面を切りわけるでもなく、
水の壁にがっぷりよっつで組みついて力比べをするかのように重々しく不器用に、少しずつ動き始めた。

50m先の川の本流まで流れの無いよどみが続いていて、その安全な場所にいる間に、
パドルが水を掴み、前から後ろへとしっかり押しやれてる感覚を確認しながら、ゆっくりと漕ぐ。

自転車のようにひと漕ぎの加速を実感することはないけど、それでも着実にスピードが上がっていくのは分かる。


ゆっくりゆっくり、ひとこぎひとこぎ。


岸から数m離れたところでパドルを置いて岸へ向き直る。
ぼくらがイカダを停泊させていた場所にはぼくたちのイカダのぶんだけ、ぽっかりと穴が開いてた。

お隣さんやった中型船のおっちゃんや、岸の上の露店の家族、いつも遊びに来てた女の子たちが手を振ってくれ、
船の職人たちも作業の手を休めてみんなで笑いあってる。
たまたま通りがかった人はあきれ顔でこっちを見てる。

これまで嫌で嫌でしょうがなかった現地人の視線が心地いい。

ぼくらはかっこよく大航海に旅立つ冒険家の気分で大きく手を振ってたけど、
陸にいる人たちからすると、広大な川の上にポツンと浮かぶ小屋から救助を求めて手を振ってるようにしか見えへんのかな?


まぁんなことは知ったこっちゃない!とにかく最高の気分やった!


イカダはしだいに流れに乗りだして、ゆっくりと港から遠ざかって行く。
ビルの無いプカルパの町、識別できるものは広場の時計台くらいになり、
やがてぼくたちは、アマゾン源流の上にポツンと浮かんでいた。

見えていないかもしれんけど、見送ってくれた人たちに最後大きく手を振ると

さっきまでぼくたちの周りにあったプカルパの喧騒の代わりに、
今ぼくたちの前にあるのはキラキラ輝くウカヤリ川と、川沿いに広がる無限のジャングル。


ついに始まったね。


本流に乗っても流れは穏やかで、水上にいる事をまったく感じさせへんほどイカダに揺れは無かった。

この冒険、なんとかなりそうやな。
そんなことを考えながらデッキに置いてある揺り椅子に座って広い川を眺めてみると、
鏡のような水面をつき破る何かが見えた。

ブフ~!

という音とともに数秒間顔を出して呼吸する川に住む、ピンクイルカ!


iruka-0.jpeg
見慣れないイカダを偵察に来てるのか、はたまたいっしょに泳ごうと戯れてるのか、
はじめ呼吸だけをしに来ていたピンクイルカは、徐々にテンションが上がってきて、
60cmくらいの子イルカがたて続けにジャンプする!

気づけば右にも左にもあちこちでイルカが跳ねていて、
数十頭のイルカの群れが川の流れと同じスピードで流されながらぼくらのイカダをとり囲んでいた。

それはまるでアマゾン川の新参者であるぼくたちを迎えてくれてるかのように、
日が暮れてあたりが静寂に包まれても、イルカの飛び跳ねる音はいつまでも続いていた。






※写真はなおき君の写真を使わせてもらってます。あっ、イルカのは違うよ!

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| 21 BRAZIL アマゾン川イカダ下り AMAZON Rafting | 12:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アマゾン川いかだ下り日記、始めます。  ~夏休み!アマゾン川いかだ下り!!~

てぃっす、タッキーです。まじきつい。

今日でけんちゃんボーイがパスポート再発行のためにリマへ旅立って3日目。
昨日にはもう大使館でおニューのパスポート手にしたとメールが来た。

駄菓子菓子!
飛行機のチケットは往復で買ってある。それが来週の金曜日。
パスポート早くゲットできたからってけっきょくは来週金曜までイキトスで待っとくことに変わりないんやけど、
まぁとりあえず安心したー。

んーなわけで、そろそろ書かなあかんよね、アマゾンブログ。

いややなー 文章書くの嫌やなー ほんま文章書くんむっちゃ嫌い・・・

ブログ書こうと思いつつ、ついついまとめサイトをチェックしてたら2時間たった。
同じようなことを昨日もしてたような・・・ おとといも・・・ そのまた・・・

ついさっき、旅で出会った友達がツイッターでつぶやいてた。

”今、文章を書きたいという欲望が溢れ出ている”


ネ申www


書きたいと言う欲望・・・ねぇーw ゼロ、ってかまじマイナスw

とか言ってると何にも始まらんから、そろそろぼくもキッチリ風呂がーもとい、ブロガーになろっかなー
せっかく参加したなんとかブログランキングもアマゾン下ってる間にむっちゃ順位落ちたし。
どどっとまとめて書いた日記やったから内容が無いよーやったもんなー。反省。

じゃーそろそろ行きますか!
たらちゃん・けんちゃんの 夏休み!アマゾン川いかだ下り!日記、始まるよ~!!



jjkhjk.jpeg
舞台は7月26日。

アマゾン川源流の町プカルパは、ここ2週間毎日そうだったようにこの日も暑かった。

いかだは数日前に完成してて、ぼくらは2日前に宿からいかだに荷物を運び込み、寝泊まりしていた。

けんちゃんの提案でペイントを始めたいかだは、”冒険”という言葉からはほど遠く思える鮮やかな青色に代わり、
虹や太陽、”漂流の掟”などが描かれ、炎天下でしゃがみこんだ現地人たちは飽きることなく、何時間でもぼくらを眺めている。


dfgh.jpeg
とはいえ、絵心のないぼくらにはどこまで描けば完成なのか、次は何を描くのかのビジョンもなく、
このままダラダラと川辺での滞在が伸びていきそうな雰囲気があった。

数日前から繰り返されていた、”出発は明日にしよっか”という会話はもはや形骸と化していたし、
いかだ下りへの不安がそれに拍車をかけていたのは暗黙の了解だったっておぉーーーーい!!

めっちゃ難しい言葉使ってるやんオレw
形骸と化しってw 沈黙の戦艦ってw ←言ってない

なーんか文章書く時ってどんなテンションでいったらええか分からんのよねー
おっすー!って軽い感じやと写真がないと辛いし、
こんな硬い感じはなんかこそばゆいし、、、

うーん、、、 やーめたっとw

台湾人にもらった”仁”とかいうドラマ見て屁こいて寝よーっと


おっ、そういや昨日のブログで書いた自転車乗りでいかだ下りしてる彼が来たよ!

了解得たことやし彼の個人情報を上げまくるぜ!!

大学を2年休学して自転車南米&アマゾン川いかだ下りをするなおき君。

どんな学生やねんww

しかも家がけっこう近所という、これからの成長が楽しみな22才。

彼も同じくブラジルのマナウスを目指してて、何日か後にはイキトスを出発してまうらしく、
夜もいかだを流してるらしいし、けんちゃん帰ってきて出発しても追いつけるかは微妙・・・

日本人のいかだが2艘がアマゾン川をぷーかぷか。

ばしゃっと川に飛び込んで向こうのいかだに遊びに行ったり遊びに来たり。

魚いっぱい釣ったらお隣さんにおすそ分け。

佐藤がキレたら、、、砂糖が切れたら、借りにも行けちゃう。

あっちとこっちのイカダからゴム紐くわえてレッツゴー3匹ごっこまで・・・


なんとかして追いつこー!けんちゃん!!



あしたはなおき君と遊びに行ってきまーす!





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| 21 BRAZIL アマゾン川イカダ下り AMAZON Rafting | 13:04 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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イキトス到着と男の中の男  ~夏休み!アマゾン川いかだ下り!!~

どうもおひさしぶり、
AKBオタチーム旧B神推しのドMのド変態、春がきたー、春がきたー、どーこーにーきたー、、



タラちゃんだよ━(・∀・)━!!!




おほん、
私、トシガイもなく、旅中はタラちゃんと呼ばれております・・・

心さんはるごんごめんなさい、パクりましたw



ま、んーなわけで、イキトスついたー!!

3日前やけどね。
いろいろハプニングありつつも宿に落ち着き、
昨日の早朝にけんちゃんボーイはリマへとパスポート作りに旅立って行きました。

故に!!
ひまなのだ!!

来週金曜まで、、、


絶賛HIMA中なのだ!!!


いやーなんかテンションあがっちゃってますが、それにはいろいろ事情がある。


ついさっき泊ってる宿に日本人が来た。

なんとその彼は(名前出していいかわかんない)、


自転車旅行者なのだ!!ババン!!


んーでもってその彼、
ペルーのアマゾン地帯のとある町まで走ったあと、
自転車からあるモノに乗り換えた。


そのあるモノとは、、、



モノ分かりの読者さんならもうおわかりですね。



そう、、

























いっせーのーで、でいくよー!



























いっせーのーでっ!!! やで!

  ↑
昔よくやったよね。
けんちゃんとたまにやるw























いっせーのーでっ!!

































ika.jpg
                           DA!!!!



そう彼も自転車乗りでさらにさらには同じくイカダ下りをしてるのDA!!!


つい最近、やっとネットの使える町に着いた時に、
カラファテで管理人してる藤さんゆきちゃんのゆきちゃんからメールがあって(藤さんはメールなんて送ってくれませんw)、もうすぐイカダ下りを始める自転車乗りがおるという情報を得てた。

スタートした時期も場所も(川が違う)違うけど、
ぼくらのスタートしたウカヤリ川と彼のスタートしたマラニョンw川が混ざったところからアマゾン川が始まるわけで、
ペルーアマゾン最大の町イキトスでぼくはだいぶ滞在するから会えるかなーと思って彼のHPに書きこんでた。

そんだらついさっきHPを見てぼくの泊ってるホステルまで会いに来てくれた。
彼は今日はイカダの近くで泊るらしく、明日こっちに移ってくるらしい。

南米を自転車で旅してアマゾン川をイカダ下り。

すげーことのように思えるけど、
自転車で海外走ろうと思うやつならイカダ下りは絶対考えるでしょう。
あとはほんまに実行に移す度胸があるか、やりたくてもできひんという運もでかい。

見た感じ、彼は男の中の男っぽかった。
ええ感じにシャツの汚れた船乗り感でてた。

それに比べておれなんて一日三回はシャツ洗うからシャツむっちゃキレイもんw
髪もサラサラ猫毛でタッ○ーみたいなってるもんなごめんなさい。


Picture0007.jpg
タッ○ー(三十路)

そうそうこの後ろに移ってる台湾人の彼、友達のはた坊に似すぎてて笑える。


ってーなわけで、また彼(はた坊じゃねーぜ)の話はおいおい。

おいおい、そんだけかよって突っ込みは梨田監督近鉄優勝。



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| 21 BRAZIL アマゾン川イカダ下り AMAZON Rafting | 09:26 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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リマへ!アマゾン川イカダ下り、ついに始動!! ~72時間バスの旅編~

ただいま絶賛

「たらちゃんけんちゃんの
  夏休み!アマゾン川いかだ下り」


進行中!!

アマゾンの日記と自転車旅の日記がごっちゃなっちゃってるので、
分かりやすいように右列のカテゴリにアマゾン川いかだ下りを加えときました。
出発後はこれまでの自転車旅の溜まった日記が予約投稿で自動アップされ続けるけど、
その日記の最初にもアマゾン川いかだ下りのリンクを貼り付けときます。


充実してたブエノスアイレス滞在。
心さんたちを見送って、イカダ下りの計画を本決定。
釣り道具とか、いよいよ準備も始まった。
そしていよいよ、イカダ下りを始めるペルーのアマゾン源流の都市プカルパへ向かう。

安いフライトが見つからず、バスで行くことに。

ブエノスアイレス→メンドーサ→アコンカグア越え→チリ入国→アタカマ→ナスカ→リマ。

計3日間、72時間のウルトラロングドライブは、バス降りて観光したいとこばっかのとんでもねー贅沢ルートw



1_20110726020446.jpg
メンドーサを過ぎてアコンカグアを見つつ、



2_20110726020410.jpg
チリに入国。
大渋滞で4時間かかった。
別の列に並ぶ事になるトラックは雪の積もった山道の中を10km以上の渋滞が続いてて、
後ろの方のトラックは、延々と坂道発進と停止を繰り返しながら夜を越すことになる。



3_20110726020409.jpg
4ヶ月前に越えた道を通る。 ここの下りは最高に楽しかったな~



4_20110726020409.jpg
アタカマ辺りの町で昼飯休憩。
ダウンを着てたブエノスアイレスから、チリに入るとシャツ一枚になった。

2時間休憩で、昼ごはん食べても時間が余ってたので、買い物したりカーニバルの練習見てダラダラ歩いてると、見覚えのあるバスが走ってる。

ぼくらのバス!!

走り寄ってバスを止めると、むっちゃ怒られた。
休憩時間は45分やったらしい。

30分くらいぼくらを探したけど見つからず、しょうがなく出発したところでの遭遇やった。

もしバスに気付いてなかったら恐ろしいことになってたw



5_20110726020409.jpg
リマ―!!!

3月のイースターの時にも来てるから、3回目のリマ。
緯度的には暑いはずやのに、南極からの寒流が作用して異様に寒い曇り続きの町。

プカルパでは手に入りそうにない電化製品とアウトドア用品を中心に買い物する。

ただいまサッカーの南米選手権中!
街頭テレビでもない、レストランのテレビに人だかり。

ちなみに7月19日現在、
準々決勝でおとといペルーが勝ち進み、本命アルゼンチンが敗退、
おまけに昨日の夜にはパラグアイが大本命ブラジルを破った。

次の試合が気になるけど、明日かあさって出港death・・・



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市場を歩いてると日本語で話しかけられた。
イランやトルコ人の商売人で、みんな日本に16年住んでたらしく日本語ぺらぺら!

話し始めてすぐに、あなた関西人ですねって言われたw



7_20110726020408.jpg
中南米最大の電化製品市(こう呼ばれる所はいっぱいあるw)、ポルボスアスーレス。

カメラのフィルターやら音楽プレーヤー用の延長コードなどなどを購入。



8_20110726020151.jpg
市街のアウトドア屋で、飲料水が無くなった時用の浄水フィルターを買った。

試しに、フィルターを通してビールを飲んでみると、、、 けっこう水!



9_20110726020150.jpg
製作時間数十時間のカメラバックもついに完成。


リマで準備できるもんはこんなもんか。

さぁ!いよいよプカルパへ!!!

またしても20時間バスの旅。



10_20110726020150.jpg
食事は付いてたけど、ペルーのバスは狭くて古くて汚い。
っても、それはアルゼンチンとチリに比べたらの話し。
ボリビアのバスや中国の電車と比べたら遥かにマシ。
ただ、途中からのダートがかなり疲れる。



11_20110726020149.jpg
プカルパの町に入ったころ、ふと窓の外を見慣れたものが・・・

大阪市のゴミ収集車ww
あのカワイイ音楽も鳴るんかな? 聞いたら里心がついちまいそうだぜ・・。



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けんちゃんボーイはずっと寝てた。



13_20110726020149.jpg
着いた・・・

けっこう満身創痍な朝6時着。

バスから降りたらすぐTシャツに。
ついにやって来た!熱帯地方!アマゾン川源流! プカルパの町にー!!!

とれたての魚が並ぶ朝市。

売られてるのはナマズ、ピラニア、フナ、ボラ。
すっげー生臭さで食欲ぜんぜん湧かん!!

こんなんでやってけるのか、、 アマゾン川イカダ下り、、、




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| 21 BRAZIL アマゾン川イカダ下り AMAZON Rafting | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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