いやー、やっと書き終わった!!
正直このヲタ日記三部作だけで二週間もかかってしまった・・。
ほんま文章書くのが下手すぎて絶望するわ。
そんなわけでけっこう長いんやけど、
後になればなるほど軽くなって読みやすくなるので、
ぜひぜひ最後まで一言一句逃すことなく読んじゃってチョーヨ!!
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ここまでのおさらいはこちらで↓でどぞ!
失恋しました ~前編~
http://earthbiker.blog47.fc2.com/blog-entry-241.html
失恋しました ~中編~
http://earthbiker.blog47.fc2.com/blog-entry-242.html
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ぼくが旅をしている間にヒット曲を連発し、文字通り遠い存在になってしまったAKB48。
しかし次第に離れていくぼくのヲタ心を、旧チームBのストーリーがふたたびぼくの心を突き動かした。
気持ちも新たにAKBを推し続けることを決意した、2011年。南米大陸を旅していた頃の話である。
ふたたび燃え上がったぼくのヲタ心に、もはや迷いはなかった。
ネットのある宿に着く毎、まとめサイトでAKBの近況を追い、
新曲があればひと晩かけて音源・PVをダウンロード。
自転車で走行中は、手に入れておいたAKBのラジオ番組を聞き、
海外にいてはイマイチ掴みづらいメンバーのキャラクターを追った。
テントに入ってもプリントアウトしておいたAKBメンバー全員のプロフィールに毎夜目を通し、
増え続ける新メンバーの顔と名前を一致させるという努力も忘れなかった。
ちなみにこの時に推していたのは、

一期生のオリジナルメンバーで、移籍した旧チームBを作り上げた平嶋夏海(なっちゃん)
1に努力、2に根性、3、4がなくて、5になっちゃ~ん!
というキャッチコピーが示すとおり、ほんとうに真面目でしっかりした女の子。
しかしあまりにちゃんとしすぎた性格のせいでバラエティなどでのコメントが硬く、
メディア露出の機会に恵まれず他のオリジナルメンバーとは知名度的でかなりの差がついてしまった。
選抜総選挙では3年連続で26位に甘んじている。
でも、なっちゃんのウソのないまっすぐな瞳に見つめられるとキュンキュンしちゃう!!
これ見てくらっちゃってください!!!
キーボードにヨダレ落とすんじゃねえぜ(・`ω´・ ●)キリッ
平嶋夏海 AKB1/48 アイドルとグアムで恋したら・・・ (Youtube動画)
同じく旧チームBで、現チームAの仲川遥香(はるごん)
いつも元気で運動神経抜群、スーパー子供キャラのはるごん。
しかし実は今年21歳で前田敦子と同い年。(学校もクラスも一緒だた)
参加するユニット渡り廊下走り隊でも最年長の末っ子と呼ばれる。
全メンバーとある程度話せるという特筆すべきキャラクターがあるも、
精神的に幼すぎて失言連発、運営サイドに推されずメディア露出は少ない。
選抜総選挙では20位、24位と、これまでシングル曲の選抜に入ったことはない。(じゃんけん選抜を除く)
はるごんの屈託のない笑顔を見ているとなんだか思い出しちゃうんだよね。
小学校時代の夏休みにさ、どこからか聞こえてくるセミの鳴き声を・・・
はるごんは今年の夏なにをして遊ぶのか
改めてAKBを好きになって、南米大陸を南へ南へと物理的には彼女たちから遠ざかっていく旅路ではあったが、
精神的にはむしろ、常にぼくのすぐそばに彼女たちがいた。
秋冬の極寒パタゴニアを走り南米最南端のウシュアイアに到着し、
次はアマゾン川いかだ下りへと向かうことになった。
これまでとはまったく趣の違う冒険なので、命を守る装備などを時間をかけ、何日も町を歩き回り、入念な準備をした。
そしてAKB関連においても、これまで以上に入念な準備を行った。
アマゾン川源流域のジャングルに、インターネット環境などあるはずがないのだ。
ひと月、ふた月、丸々AKB関連の情報に触れることが出来ないのだ。
AKBの劇場公演音源、渡り廊下走り隊の全楽曲、数十回分のラジオ番組をMP3プレイヤーに入れ、
推しメンの写真をA4サイズに引き伸ばしてポスターにし、いかだ内の壁に貼り付けた。
ひまな時に踊れるよう、渡り廊下走り隊の代表曲
「完璧ぐ~のね」のダンスも覚えた。

アマゾン川いかだ下りのタイトルである「たらちゃんけんちゃんの 夏休み!アマゾン川いかだ下り!!」は、
ご存知の通り、渡り廊下走り隊の1stDVD「走れ!夏休み」から文字ったものである。
アマゾン川上では場違いながらも、よく大音量でAKBの曲を流していた。
相棒のおしゃんてぃーボーイけんちゃんとAKBの話をすることも多く、
日が経つにつれ次第に興味を持ちはじめたようで、貪欲に知識を求め、
乾いた大地が雨水を吸収するようにヲタ知識を蓄えていった。

そのけんちゃんも、今となってはこんな有名ヲタに変貌してしまった。

いかだ旅はその後沈没に見舞われ、多くの装備を失い旅を続けることが危ぶまれたが、
幸いすぐにリスタートすることができ、失ってしまったポスターも新たなものに貼り変えた。
ブラジル入国手前の町で相方けんちゃんがいかだを下りると、そこからひとりでいかだを操ることとなった。
ブラジルに入ると環境は一転した。
対岸はかすんで見えないほどに川幅が広がり、川面が凪いでいるような時間は一瞬たりともなくなった。
川幅が広くなれば、それに比例して波も大きくなる。
さらにはそれまでにはなかった激しい嵐に毎日みまわれ、
太平洋をも横断する巨大タンカーがつれてくる壁のような曳き波が追い討ちをかける。
イカダは木の葉のように踊らされ、衝撃とともに水面・岸に打ち付けられる。
基礎の丸太は何本も砕け、外れていくのがいかだの傾きで感じ取れる。
嵐が過ぎ去り、修理に追われているところにも、容赦なくまた次の嵐が・・。
もはやイカダの上で気楽に過ごしていられる時間はほとんどなく、24時間恐怖と絶望の中にいた。
心も体も疲れ果てた毎日の中で考えていたことは、日本に帰ることだった。
アマゾン川いかだ下りのあとはオーストラリアに渡る予定だったものの、
南米からオーストラリアに飛ぶ安い航空券が見つからず(2000ドル以上)、
沈没事故で電気製品をすべて失っていたこともあって、
それらを安く買いなおすためにも、いったん日本に帰ろうと考えていた。
世界一周旅行中に一時帰国することは不本意だったけれど、
この厳しい環境の中で、喜びを見出せる具体的な目標は、もはや日本に帰ることくらいだった。
日本に帰れば、いや、アマゾンから生還すれば、、、AKBに会える。
荒れ狂う嵐の中で、貴重品を体にくくりつけ脱出準備を済ませ、
転覆するそのぎりぎりの時を震えながら待っているとき、
全身にまとわりつく吸血バエを追っ払い続けるうだるような日中も、
ポスターの中のなっちゃんはいつでも、ぼくに微笑んでいてくれた。
ここから生き抜いて日本に帰ろう!なっちゃんに会いに行こう!!
嵐の中で何度もなっちゃんの名を呼んだ。叫んだ。
そして、、、
ブラジルに入って一月半。
基礎の丸太を2本失い、スタートしたときとは見間違えるほどに色あせた満身創痍のイカダは
アマゾン川いかだ下りのゴール、マナウスの町に到達した。
マナウス到着と同時に、実家の祖母が死んだとの連絡があり、
冒険後の余韻を楽しむことなく、大急ぎで帰国することとなった。
日本。
成田から自転車を漕ぎ大阪へ。
仏壇にお線香を上げ、看取れなかった不幸を祖母に詫びる。
落ち着きを取り戻した12月。
旅中に出演していたNHKの番組に、スタジオから出演することになった。東京でだ!
これはチャンスだ!!
しばらく東京に滞在して秋葉原のAKB劇場に行こう!
しかし、希望に胸を膨らませバイクで東京へと向かう途中、足を縁石にぶつけ、ケガをした。
まったく歩けないような状態で、友達の家からほとんど出れず1週間滞在し、大阪に帰った。
AKBに会うことは叶わなかった。
それから一ヵ月後、年が明けた2012年1月。 ついにチャンスが訪れた!!!
渡り廊下走り隊「希望山脈」全国握手会@ZEPP大阪
ZEPP大阪はぼくの家からバイクで10分。
AKBを好きになって五年。 ついに、、 ついに会える!!
しかし不思議なことに、会いに行くのをためらう気持ちがあった。
いまはまだ会うタイミングではないような気がしたのだ。
それは、地球の裏側から思いをはせ続けたAKBに、
こんなにも簡単に会えてしまうということのあっけなさからだった。
すべての旅を終えた後に会いに行けば、その感動は今とは比べようもないはず・・。
しかしこれからまた4・5年後も変わらず彼女たちが芸能界で活動しているとは限らない。
芸能界から引退ということになっていれば、一般人の彼女たちに会うすべはなくなるのだ。
彼女たちに会えるこのタイミングをけっして逃してはいけない。
そう考え直し、握手会に参加することを決意した。

この日のイベントは、早朝から行列に並び入場券を引き換え、
昼過ぎからのミニライブ、その後握手会という流れだった。
ミニライブは最後方からだったが、人の頭越しに小さく見えた彼女たちは、天使そのものだった。
腹の底からMIX(オタ芸のひとつ)を打ち、会場が一体となり、ミニライブは終了。
そしてついに、、 握手会が始まった!!
フロアの客が端の方から順々にステージ上に誘導され、
パーテーションで仕切られた奥にいるメンバー7人と連続で握手していく。
ファンたちは通称「剥がし」と呼ばれる人員整理スタッフに腰の辺りに手を置かれ、
立ち止まりそうになると前へ前へと力づくで押し出されていくので、
立ち止まってメンバーと会話できるような時間はない。 そしてその人の流れは思いのほか速い。
握手していられるのは一人当たり一秒弱か・・。
少しでもその時間を引き延ばすため、頭をフル回転させ名案を考えた(略)
フロアでの待機時間は一時間を超え、時折パーテーションの向こうから上がる歓声にやきもきした。
そしてついに、ぼくもステージ上に上がる順番が来た。
行列に平行して一列に並んだメンバーがついに見えた!!
先頭にいるのは、なななんとなっちゃん!!
続いてこもりん、らぶたん、まゆゆ、はるごん、あやりん、わさみんと続く。
各メンバーに割く時間をここで決めるつもりだったが、
なっちゃんの顔を見た瞬間、ぼくの眼はその天使から離れられなくなってしまった。
ぼくはなっちゃんの瞳に吸い込まれる夢遊病患者のようにおぼつかないまま前進し、
あっという間にぼくの順番がめぐってきてしまった。
リアルタイムで見ていた2ch情報では、今日のなっちゃんはお疲れモードで塩対応(対応が悪い)だったが、
なっちゃんはぼくの目を見つめ、両手を差し出して迎えてくれたのだ!!
地球の反対側で愛し続けてきたこと握手会に来るまで長かったこと、、、
話したいことは山ほどある!!しかし口をついて出てきたのは、
「かかかかわいいいいぃぃぃぬえぇぇぇー」
いくら童顔とは言え、職なし金なし彼女なしの三十路男である。
そんなぼくになっちゃんは「ありがとう」と微笑み、ぴょこっと頭を下げてくれた。
いわゆるLOVEずっきゅん状態である。
笑顔からにじみ出る優しさも、ちょっと厚くなってしまった不器用なお化粧も、
白くて柔らかいお餅のようななっちゃんのおてても。
すべてが想像していた通りだった。
なっちゃんは存在していたのだ!!!
ゆるくぼやけた視界と頭でそのままこもりん、まゆゆと握手をし、ふと正気に返る。
次はるごんやがな!!
慌ててしまって、考えていた言葉は出てこず、
「かかかかわいいいいぃぃぃようぉぉぉー」と。
しかしはるごんもまた、あのハスキーボイスで「ありがとござますー!」と微笑んでくれた。
そしてあやりん、わさみんとも握手をし、退出の列へ。
永遠の先にあるかのように夢見つづけた幸せの瞬間。
それは一瞬なようでも確実に、ぼくの手に柔らかい感触とぬくもりを残してくれた。
フロアへの階段を降りながら、右手を見つめて微笑が爆発した!
ぼくだけではなく、周りを見てもそんな人ばかりだった。
しかしこの時、ぼくには他のファンには言えないひとつの確信があった。
メンバーのぼくを見る目は明らかに他のファンに向けた視線と違っていたのだ。
いや、そんなことはありえない。
メンバーにしてみればぼくは何百万人もいるファンの中でただの一人にすぎないはずだ。
しかし!
7人のメンバーは全員、ぼくの前のファンの手を握っているときからぼくを見つめ、
ぼくと握手し次のファンの手を握ってもまだなお!ぼくを見つめてくれていたのだ。
特にこもりん、まゆゆ、わさみんにいたっては、通り過ぎたぼくを振り返り、
次のファンの手を握りながらもずっとぼくの目を見つめていた。
その様子はまるで売られていく子牛のように寂しげに、ぼくに助けを求めるかのよう、
数百万人の中のひとり、ただぼくだけを見つめていたのだ・・。
恥ずかしげもなく、彼女たちの感情を言葉にしようと思う。
彼女たちはあの一瞬、間違いなくぼくを愛していた!!
あろうことか今をときめくアイドル、渡り廊下走り隊7のメンバー全員が、
どうしようもない引きオタニートと恋に落ちてしまっていたのだ!!!
それから数日間、
ぼくは冷め切らない握手会での興奮と、
ぼくを愛した彼女たちを置き去りにしてしまった自責の念の中、
毎日をやみくもに浪費していた。
そして1月27日。
地上すべての光は失われた・・・
ぼくが愛し、ぼくのことを愛したはずのなっちゃんの、
facebook個人アカウントや、男性とのパジャマパーティー写真が流出してしまったのだ・・・
いま思い返してもあのときの感情を表す言葉はたったひとつしか見つからない。
それは ”失恋” だった。
~あとがき~
なっちゃんがAKBを脱退した後、
推していたもうひとりのメンバー、はるごんを単推しする気にはなれず、
かといって、ポッカリ空いた心の隙間を9nineやももいろクローバーで埋めることは不可能だった。
AKB関連の曲を聴くことが今も辛く、
不意にプレーヤーから流れてくると反射的に早送りしてしまう有様だ。
部屋のテレビが地デジ対応でなかったことにいくらか救われているが、
アイドルはもうそろそろ卒業かなと、考え始めている。
と思ってたら出会ってもーた!!!

NMB48 福本愛菜 通称あいにゃん!!

新たな希望はすぐ近くにあったのだ!!

あい、、、にゃん(*´Д`)ハァハァ
・・ふぅ。

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