現在ポーランド!!
どこ?ポーランド? って人もきっと多いことでしょう。
ぼくも一週間前までどこにあるか知りませんでした。
その内ヨーロッパの地図も上げるっちゃー
オーストラリアで仲良くなった友達と再開するため、毎日ひたすらに自転車を漕ぎ節約したキャンプをし、
知り合いの家を訪れても長居せずに一泊だけで出るという悲しい努力を重ね、
ポーランドはポズナンという町を目指してます。
いろいろあって待ち合わせ場所が変わり、結局当日に(9/9)に電車に乗って別の町へってなバタバタ具合。
かと思えばその子の町の手前で工事で電車が停まってて、さぁどうする!?←いまここ
いやほんま、どうなるんでしょう(笑)←笑えない

さてさて本題。
自転車旅行者の間でウワサには聞いてたヨーロッパの走りやすさ。
この写真はベルギーの首都ブリュッセルやけど、東京で言う渋谷や新宿のようなところにでも、
こんな風な自転車専用レーン、自転車用信号機がある。
タンデム走行を開始したパリ市街からも自転車レーンはけっこうあって、
レーンのない所でも、自転車は車道を走るものとしての認識があるので、
車のドライバーもゆずってくれるし、ぼくらを見つけたら早い段階で停まってくれたりする。
タンデムは漕ぎ始めが動いてるのかってくらい遅くてフラフラなので、
ノロノロと横断歩道を渡ってるのが申し訳なくなってまうくらい。
これが日本なら、車と車の合間を見つけてそれっ!と飛び出しかんとダメなわけで、
もし道路の横断途中に迷いが出て立ち往生でもしてしまうと、
ギャル男のワゴンRかムーブ(ネオン管、白いモフモフ有)にすげーやかられるか(BGMはブチアゲトランス)、
気合といっしょにソリまで入ったトラック野郎の特大ホーンでびっくりしてまたこけてしまうという恐ろしい負のスパイラルが待っている。
自転車が交通弱者じゃないって、、イイーねっ!!


パリから走り始めてベルギー、オランダと、田舎、都会を問わず自転車の多さにびっくりする。
これはブリュッセル市街地での信号待ち。
写真を撮ってるぼくの後ろにも20台くらいの自転車が自動車レーンの最前列を埋め尽くす。
ひと昔前の中国状態なのがちょっとおもしろいけど、ツイードのジャケットにハンチングかぶった紳士が葉巻くゆらしふるーい自転車をぎこぎこ漕いでたりするとそれだけでオシャレ。
おばちゃんはフランスパン紙袋からのぞかせてるし、男前の兄ちゃんの後ろには金髪美女が横のりでちょこんと座ってたり。
いやー、やっぱ自転車っていいよ!
※日本で二人乗りはダメっだっちゃ。

みんなが自転車に乗るってなるとこんな問題も。
まぁでも自転車置く場所もいっぱい用意されてるので、こんな状態のを見たのはブリュッセルだけ。
あっ、自転車の盗難はかなりの激しさらしく極太チェーンロックや、
ってかそれほんまのチェーンやんってな鍵できっちりロックされてます。
部分的に盗まれへんために、ロックした後に前後のタイヤを外して持ち運ぶ人も。
そこまでするなら電車で来いよ・・。なんて言っちゃあいけません。
なんてたって自転車先進国ですから!!

自転車乗りの噂 ~ヨーロッパ編~ には、自転車道路が国中に張り巡らされてるから車を気にせず走れるよー。
ってのもあって、楽しみにしてきた。
日本で自転車道路と言うと、川沿いの土手道、夕方や週末にはウォーキング、ジョギング、自転車、犬の散歩、
部活帰りのニキビ顔たちで埋め尽くされ、気持ちよくスピードを保ちながら走ることは不可能な細いものが多い。
大阪の淀川サイクリングロードは、京都までと距離もあるし、車道2~3こ分の幅もあって一見最高のサイクリングロードに見える。
でも実際走ってみると、バイク進入禁止の柵が自転車の幅ギリギリに設置されていて、
それを通過するのにいちいち停車してよっこらしょ、ってな作業が数キロごとに設置されているので、
漕ぎ始めのペダルの重さにイライラは積もるし、インターバルトレーニングしてるみたいで気持ちよくサイクリングはできまへん。
自転車にサイドバッグなんて積んでたら通過することすら不可能やし。
それがコレ!!
ベルギー北部からオランダにかけて、こんな広々とした並木道サイクリングロードが数十キロ続いた。
周りは地平線まで続く畑か牧草地で、木の葉のこすれるサラサラ音とタイヤの滑るツーっという音だけの世界。

オランダには国土中に水路が張り巡らされていて、その水路に沿ったサイクリングロードがある。
時速100kmでスレスレを走り去るトラックとか雨の日のドロ跳ねとか気にせんでいい!
ってか鼻くそほじってても走れるし目をつぶっててもいい!!(よくない)
道路が水路を渡るときは橋が架かっていて、その水路をヨットやボートが通過する際には橋が跳ね上がる。
しばし休憩のとき。

一回しか見てないけどこんなもんも!
水路の対岸に渡るための手動渡し舟。
写真左側の丸いところにチェーンがあって、それを手で巻き取って対岸へと進む、ちょっとしたレクリエーション。
この写真に写ってるふたりはまた次のブログで大紹介するぜ!!

自転車道路があるってことはもちろん、コッチも充実してます。
特急以外の電車には自転車を置くスペースがあって、
老若男女問わずみんな普通に自転車を押して電車に乗り込む。
電車乗ってるやん!
ってツッコミはまた次々回くらいでお話ししまーす。

自転車道路沿いでキャンプ。
毎日ロマンチックタイムを眺めながらの夕食作り。

これだけハードが充実してればソフトももちろん!
前にカーゴのついたこんな自転車も多かった。
これが東南アジアやと、あーぁやっぱりな。ってなるけど、オシャレなんです!!
白人はええなー(なりたくはない)
ほかにも子供を載せるカートを牽引してる自転車も多く、
ちっちゃい馬車みたいに横並びでお嬢さんたちが乗ってるものもよく見る。
むっちゃ可愛くてついつい笑顔になってまうけど、写真はまだ撮れてない。
ロリコンじゃないYO!!

バンブー(竹)バイクが一時期話題になってたけど、これはただの木バイク?
ブレーキは日本で禁止されてるあの方式。
ヨーロッパの自転車にはロードバイク、マウンテンバイク以外に大衆車もある。
といっても日本のようなママチャリではなく、ママチャリのハンドルを平たくしたようなセミドロップのハンドルに、後ろ8段くらいの変速がついたもの。
でもタイヤはロードバイクと同じ700cで、走る気になれば本格的な自転車とそん色なく走ることもできるシロモノ。
おじいちゃんおばあちゃんはこれに電動アシストがついたりするけど、
ほとんどのヨーロッパママチャリには後ろのキャリアに振り分け式のバッグが着いてて、
若者は自転車の色と統一してビシっときめたり、おばあちゃんはヨーロッパ貴族的な瀟洒な花柄やったりと、
そのバリエーションはひとつとして同じ物がないんじゃないかと思うくらいの豊かさ。
そしてそんなバッグがまた安い!
ちょっとした買い物に使えそうなものが1000円くらいからある。
自転車が先進してるYO!

こっちでびっくりしたことに、自転車道路で原付きバイクが走ってることがある。
車が歩行者・自転車を気にせず走ることのできる車道ってなると、
原付きくらいのエンジンの大きさのバイクも邪魔になってくる。
それで歩道・自転車道にコンバートされたんじゃないかと思うけど、
原付きも車道で制限時速30kmって嘘くさいこと言うんやったら、
広々とした歩道・自転車道を作ってそっちに持ってった方がトロトロ気持ちよく走れると思う。
あっ、写真のこれもサイクリングロード走ってた!
普通車の四分の一くらいの大きさで、エンジン音的には2スト100cc以下。
日本ならミニカー登録、こっちは原付き登録??

こっちじゃパンクくらい直せんと生きてけんのじゃ。
日曜の自転車デートに出かけたおじいちゃん、おばあちゃん。
パンクしちゃったけど水さえあればあたりまえのように自分たちで直す。
なんか、、、

イイーねっ!! 間違えたー!!
タンデム自転車を手に入れるために力を貸してくださった藤本さんという方が、
歩行者も自転車も安心して通行できる環境づくりを目指し、具体的には自転車道路の拡充とかを求める活動をされてます。
この間は大阪の本町通りにできたばかりの自転車レーンで、走行・講習会のイベントを開かれていました。
じつはぼくがパリにインしたときに藤本さんもパリに自転車文化の視察に来ていて、
パーツがなくてオペラ座で立ち往生してたとき助けを求めようかとしたけど、
結局ネットに繋げず断念したという裏話も(笑)
自転車に乗るみんなの安全ために活動されてます。ほんまありがたいことです。
いつかは10000人で御堂筋サイクリング!!
一度チェキってみてねーメルシー!
御堂筋サイクルピクニック
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