見とくべき場所 アウシュビッツ収容所 ~前編~
※このエントリーは予約投稿でアップされています。
現在10月26日、セルビアのベオグラードの深夜2時!!書き溜めるっちゃよー!!
チェコのプラハからだいーぶ遠回りしてやってきた、アウシュビッツ収容所。
ヨーロッパを回る旅ならやっぱり訪れとくべき場所でしょう。
ちょうど旅の前からヨーロッパ近代史についていろいろ知る機会があって、
その中で何度も出てきたドイツ、そしてここアウシュビッツ収容所。
来て見て楽しくなるような観光場所ではないけど、ヨーロッパの中でも興味のある場所のひとつやった。
※この先は刺激の強い写真があります。
できるだけ淡々と書いてはいますが、不快に感じる意見があるかもしれません。
不快に感じる恐れのある人はご覧にならないでください。

アウシュビッツ収容所の入り口。
当時ここに連行された人々もここから入場した。
門に掲げられているARBEIT MACHT FREIは、働けば自由になるの意味。
これを作らされていた溶接職人がせめてもの反抗の意を込め、「B」を反対に溶接してあるのは有名な話。

何重もの有刺鉄線には高圧電流が流されていた。

敷地内にいくつも並ぶ収容棟。
不謹慎を覚悟で言うと、こういったところにも遊び心のあるデザインがあったのは意外やった点。

もともとあったZELAZNA通りに訂正線が引かれその上にEisenというドイツ名に変えられてる。
ちなみにアウシュビッツ収容所のある場所はポーランドのビルケナウという町で、
それをナチスドイツが攻撃・占領した時、アウシュビッツという名前に変えられた。

ヨーロッパ各地から連行した人たちの出自の詳細をまとめ、顔写真とともにファイリングしていた。
これまた不謹慎かも知らんけど、ドイツ人の生真面目さが垣間見える。
但し、収容所は労働力になると選別された人が収容されていた場所なのであって、
労働力にならないと除外された人たちはそのままガス室に送られて処刑され、ファイリングされることすらなかった。

髪を刈られた女性の収容者。
写真7
ユダヤ人は別の場所に移り住むだけとだまされ、人によっては架空の土地を購入するために全財産を払い連行されてきた人も。
革のトランクに家財道具を詰め込み、夢を抱いてやって来たと思うと、とてもやりきれない。

没収されたメガネの山。

刈り取られた女性の髪。
ナチスドイツはこれでじゅうたんを作って売っていた。

人々を効率的に殺害するために用いられたガス、チクロンB。

懲罰房

意外な事に医務室もあった。
しかし説明を読んでみると、治療と称して人体実験として注射され殺された場所でもあるとのこと。

アウシュビッツ収容所の一番奥の棟はほかと変わらないように見えて、
各窓に目隠しがされていた。

死の壁と呼ばれる、銃殺場。

窓にされていた目隠しはこれを見せないため。

当時の収容棟はさまざまな資料の展示場として使われている。
そんな中、通路に何気なくあったこれは、収容されていた誰かが脱走するために掘った穴。

こんな簡素なものでも人を殺すことができる。

見学コースの最後にあった、黒く煤けたレンガの建物。

中は悪名高い、ガス室。

ガス室の隣は、死体をそのまま焼くための焼却室。
焼却炉まで線路が引かれていて、効率よく死体を処理する設備が整えられていた。言うならば人を殺す工場。

収容所見学を終え、ひんやりした空気で深呼吸。
ふと振り返ると、収容棟を利用した建物の中にレストランがあった。
誰がいったい・・。
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