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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

2013年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年12月

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近況報告 雪だっちゃ!海だっちゃ!!@モンテネグロ

01_20131129200019e45.jpg
極寒です。
日中氷点下はパタゴニア以来。

こっから50mほど高い山のふもとの集落は50cmの積雪らしい。
山越えが一日送れてたら雪に閉じ込められてた。ヒヤっとするよね。



02_201311292000232bb.jpg
そんでもってヨーロッパ初の海!!
地中海のなかのアドリア海。赤い豚探すぞー食うぞー



03_20131129200025115.jpg
寒いけど、素晴らしすぎますこの景色・・。


現在モンテネグロ。
地元の人に勧められてのコトールという古都に来てみるとあら素敵な街。

そんでもっていい感じの宿には日本人。
今朝目を覚ますとさらに3人の日本人が来ていたり。

今夜は楽しくなりそうだぜっ!!




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相棒そういちろうとの別れ。人と旅するということ。

※この文章は現在は11月15日、コソボの首都プリシュティナで延泊を繰り返し、
 堕落した精神、堕落した肉体、堕落した体勢にて書かれています(笑)



s-P8160157.jpg
今回のタンデムあいのり自転車旅行(仮)では、スタートしたフランス・パリからそういちろうと旅してきた。

その彼が予定より少し早めのハンガリー・ブダペストで自転車を降りる事になった。

※詳しい話の前にひと知識
ヨーロッパにはシェンゲン協定というものが存在し、協定を結んでいる国々をパスポートチェックなしで自由に行き来することができるものの、6ヶ月の内で3ヶ月しか滞在することができない。
もしその期間をオーバーしてしまうと罰金、数年間の再渡航禁止などの罰則があり、
ヨーロッパを旅行する人は念頭に置いておかなければいけない重要な決まり事。

そういちろうは旅の最後にイタリアにで数週間過ごすという約束でタンデムに乗っていて、
フランスからシェンゲン圏内を2ヶ月弱旅してきてハンガリーに居る時点で、
このままのペースではイタリアで過ごせる時間が減っていきそうな状態だった。

なので、予定していたコースを大幅に短縮し、ハンガリーから西進してイタリアに向うよう旅のルートを変更した。


s-eurovelo6 (10)
ところが急転直下、急遽そういちろうとブダペストで別れる事になった。

さまざまな事を邪推されてそうですが(笑)、まぁいたって普通。みんなの想像通りケンカ別れです。嘘です。

原因はひとつ、旅の方向性の違いでした。←1回言ってみたかった

ぼくの思い描いていた旅の方法と、そういちろうのそれが違っていて、
すり合わせる努力はしたもののその差は埋まらず、別れることに。
その細かいことについてはぼくたちのプライベートなので勘弁してください(笑)


------------------------------------

ここからはそういちろうがどうとかではなく、誰かと旅するということについての話。



2009年に開始した自転車世界一周旅行の中で、誰かと旅する機会は何度もあった。
そして特に旅の前半、ケンカなどのトラブルになって別れてしまうということがあった。

誰かと旅をするということは、一日のほとんどの時間を誰かと一緒に過ごすことになる。
その期間が長くなってくると良くも悪くも次第に相手への遠慮がなくなり、ささいなことが目に付くようになってくる。

小さなイライラのタネは例外なく間違いなくあますことなく100%!自分の中で培養され大きく育っていく。

たとえば、物を取ってあげたのにありがとうが無かったとする。
そういえばあの時もありがとうは無かった。あの時も、あの時も!と頭の中でエスカレート。
少しの行動が目に付くようになり相手が何をしても全部自分に対して嫌な感情があるからじゃないかと邪推。相手のアラ探しに終始してしまう。
一緒に買ったポテトチップスあいつ食いすぎとか、トイレの後が臭いとか、
自転車で言うと、見栄を張って早く走ってるんじゃないかとか・・。
その内にどちらともなく口数が減り始める。
あいつはなんか無愛想。じゃあこっちから話しかけるのはばかばかしい。
結果、会話は無くなり、テンションの上がることがあったときだけ話すものの、
相手にイライラしてる時間のほうが長くなり、微妙な関係になってサヨウナラ。


誰しも一度は経験したことがあるかもしれないこんな事の原因は、
些細な事にイライラして自分の中でそれを膨らませてしまう自分自身の心の狭さでしかない。

それはぼく自身よく分かっているのに、ぼくはこれまで旅だけに限らず何度も同じようなことを繰り返してきた。

しかし、一緒に旅をしたり過ごしていてそうならなかった人もわずかながら存在する。

相手をゆるせる心が広い人なのか、そもそもイライラしない人なのか。
ずっと一緒にいても苦痛にならない、居心地のいい人。
なんせ大らかな人なのは間違いない。ぼくはそういう人が大好きで、そういう人になりたいと常々考えてきた。
恥ずかしい話、これはぼくの人生のテーマのひとつといってもいい。(32才無職)

どうすれば気持ちよく人と付き合えるのか、
人のことをずっと好きでいられるのか、人に好きになってもらえるのか・・。

自転車旅を始めてからも同じ失敗を繰り返しながら考え続けた結果行き着いたのは、
「感じていることを相手に伝える」ということだった。

ちょっと相手にイライラした時、それは違んじゃないと言葉にして伝える。
頭の中で膨らんで行く一方のイライラは少しでも溜め込まない。
何かあったらそのつど腹を割って話し合う。ないがしろにしない。

しんどくて口数が減っている時、相手への返事が無愛想になったとしても、
イライラして黙ってるんじゃなくていまちょっとキツイ。と言葉にして伝えるだけで大きな違いになる。

逆に、自分が話しかけて相手が無愛想なとき、しんどい?何か怒ってる?と聞くことは相手がイライラしている場合火に油を注ぐことになる。
そういう時は冗談っぽく元気出してこうぜー!とおどけるなどの小技も必要になってくる。

なんかダラダラ長くなってきましたが、そろそろ終わります。
人と仲良くなるために作戦を練っているようでなんというかすごい下衆な話で申し訳ないですが(笑)

誰もみな人と仲悪くなりたい人なんていない訳で、こんなことは相手への優しさがあれば起こらない話ですが、
正常な考えができなくなるくらい一緒にいる時間が長くなる旅とかの時の話ね。
ふだんからずっと人にイライラしてる訳ではありません(笑)

まぁこんなことを昔から考えつつ自分なりに実践し、
特に誰かと旅をするときは「感じたことを言葉にして伝える」ということを何度も約束した上で旅をしてきた。
特に今回、自分でもよく実践できていたんではないかと思う。
しかしそれだけではどうやら駄目なようです。

根本的に大らかでない人間が大らかになることは、自分が大らかでないと認識している時点で微妙に無理な話なわけですが・・。

何かいい方法はないものですかねえ。


ここまで読ませて結論なしかー!!
ってお怒りな人はこのボタンでも押しやがれー!!
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サッカー日本代表 対セルビア戦 0泊3日弾丸ツアー!!

※このエントリーは予約投稿でアップロードされています。
 現在は11月15日、コソボの首都プリシュティナの宿でイチャイチャしてまーす。(嘘)



ハンガリーの首都ブダペストでは、同じ宿に泊まってた人を誘い、
10月11日のサッカー日本代表対セルビア代表戦を見に行ってきた。

ちょっとお隣のセルビアまで、0泊3日の強行プラン。



s-soccer (1)
試合に向うサムライたち。

23時の夜行に乗って朝6時セルビア、ノヴィサドに着。



s-soccer (2)
写真はいっきに現地、カラジョルジェスタジアムに飛びます。

ってのも、この時は坐骨神経痛が始まって第一次ピークの頃。
歩くのはもちろん、電車のイスに座ってるのも痛くて痛くて。
写真撮ってる余裕がなかった・・。



s-soccer (3)
このスタジアムは「ウ」にやたらとてんてんを打ちたがるFKヴォイヴォディナ・ノヴィサドというクラブの本拠地。



s-soccer (4)
試合8時間前。気持ちは完全にサムライ!
左からサムライブラック、サムライグリーン、サムライベージュ。


s-soccer (5)
チラッとグランドが見えた。

ここが国際試合が行われるスタジアム??
高校生の地区予選決勝クラスのおっきさ。
ほんまにここで合ってるのか?不安になるレベル。



s-soccer (6)
不安の元やったチケットも、無事8ユーロで購入。



s-soccer (7)
早朝に駅についてかなりハードだったので川原で仮眠数時間。

スタジアムに戻ってくると着々と試合準備がすすんでます!
かなりの数の警察隊がスタジアムを包囲。なんかピリピリしたムード??

この時セルビアはワールドカップヨーロッパ予選で敗退が決まってたんで、
イマイチ盛り上がりに欠ける試合なのかと思いきや、
この試合はセルビアの英雄スタンコビッチ(インテル)の引退試合を兼ねてるらしい。



s-soccer (8)
おそろしく目立たんところにYOKOSOJAPANならぬ、ようこそセルビア。



s-soccer (9)
試合前の練習で選手がピッチに出てきた。

ぼくでも知ってるアイツやアイツが手の届きそうなすぐそこに!



s-soccer (11)
やっぱ目が飛び出してると思います。



s-soccer (12)
おっぱいギャグで和やかなムードを作る日本コーチ。



s-soccer (13)
まーだー?



s-soccer (14)
実況にはテレ朝系からJO!!
太ってスーツぱんぱんやないか・・。



s-soccer (15)
元ジェフ小島はなぜかガングロ。



s-soccer (16)
さー国歌も流れて試合が始まるよー!



s-soccer (17)
おっとその前に、今回いっしょに行ったサムライバックパッカーズを紹介するぜ!

何かと共通点の多い同世代ぶっち(中)、帰国寸前ハードなスケジュールにもかかわらず決断してくれた松田さん(右)。



s-soccer (18)
とかやってるとキックオフ見逃したー!!



s-soccer (19)
ぼ、ぼくも見逃したですはいっ!!

序盤、日本のボールキープがつづきゴールへの期待が高まる!



s-soccer (20)
すると前半8分、突然試合が止まる。

スタメンだったスタンコビッチがピッチの外へ。
怪我?子供の乱入??



s-soccer (21)
いや、スタンコビッチ引退セレモニーが、試合中に!!
スタンドの日本応援団は解説もないので、えっ?なにっ??
日本代表は辺りを見渡しぽかーん。本田苦笑い。



s-s-soccer (19)
えっ?ええっ???



s-soccer (22)
さー試合再開、張り切っていきましょー!

はるばる日本からこの試合のためにやってきた日本代表応援団。

今回みたいな日本から遠いマイナーな国では、日本から応援に来るサポーターは少ない。
となると現地付近に住んでいる人か、自由旅行者が集まるくらいで、
サッカーの応援の仕方なんて知ってる人は少ないはず。

こんな熱い人たちがみんなを仕切って声を出し、ぼくたちも選手も盛り上げてくれる。



s-soccer (23)
日本側スタンド。なんだかんだ日本からの観戦ツアーの人たちもいた。

日本代表のサポーターは、スタジアムのいちばん隅っこ。
熱くなったセルビア人は何するか分からんからってことやろうけど、
飲み物買いに行くことすらできひんように機動隊(バイト)が日本人を隔離。
ビールくらい買わせてよー。



s-soccer (24)
終始日本が押し気味なものの、背の高いセルビアにセカンドボールはほぼ取られっぱなし。
簡単なカウンターであれよあれよという間にゴール前まで運ばれたり、
まぁ日本が押してるし、その内ゴールするやろうって思ってたら・・・



s-soccer (25)
さらーっと、2-0で負けちゃいました。

ほんま、いいとこ無し。
岡崎はいつものように決定的なの外し、遠藤も香川も動きもっさりしてるし柿谷にいたってはどこ?

まだぼくらはブダペストから往復2000円で来てるからいいけど、
日本からのツアーで15万とか払ってきてる人とか怒っていいレベル。

まぁ、スポーツってそんなもんか。

今回はすんごい小さいスタジアムやったんで、
すぐ近くに選手が見れたり選手同士の掛け声も聞こえた。
うおぉー!って叫んで抱き合うゴールシーンがなかったのは残念やったけど、
楽しかった。いい経験ができました。


次はどこで見れるやろうな~



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古都ブダペストの町歩き ~新築かこの古都はっ!?編~


※このエントリーは予約投稿でアップされています。
 現在は11月15日、コソボの首都プリシュティナでだらだらしてまーす。



bap (1)
ハンガリーの首都ブダペストは、ドナウ川の西岸がブダ、東岸がペスト。
ふたつ合わせてブダペストというネーミング。
中世の古い町並みが残されたヨーロッパでもっとも美しい都市と称される。

対岸の丘の上には、左側に国立美術館、右奥に見えているのがブダ城。



bap (2)
ブダとペストをつなぐ鎖橋も見所のひとつ。

ちなみにドナウ川を挟んで、西岸ブダは王宮などのある歴史景観地区で、
東岸ペストは繁華街などのある市民生活地区。



bap (3)
川を渡ったところ。丘の上にでっかい国立美術館。



bap (4)
丘を貫くトンネルもいちいちシック。



bap (5)
丘の急な歩道を登っていくと、みるみる標高が上がる。



bap (6)
ゴッホがあるって話しやった美術館は入場料高すぎてパースっ。



bap (7)
街中から見えてたマーチャーシュ教会。

ブダペストの町は遠くから眺めてると美しい古都。
でも近寄って見るそれぞれの建物は補修・改修が入りすぎてる。
プラハとか他の街なら古く見えるような補修をしてたのが、
ここでの補修は使われてる石がきれいな白いものが多く、もはや新築感すら感じてちょっと興ざめしてしまう。



bap (8)
アーチェリーの出店は一回5ユーロ。あたれば景品有り。



bap (9)
丘の上では果物を使ったお酒、パリンカの試飲祭りが毎日開催中。

そこで出会ったヨーロッパ駐在員と家族の方々。ちびっこたちはみんな英語ペラペラ!
関西弁っぽく力強い東京弁を使いこなすパワフルな奥様方にお誘いいただき、
お酒をごちそうしてもらって楽しい時間を過ごさせてもらった。
もし見てくれていたら、その説はどうもありがとうございましたー!!



bap (10)
丘を下りて東側ペスト地区に戻る。
こっち側は新しい建物も入り混じってる。



bap (11)
なんかの教会。
町中にいっぱい大きな教会がある。



bap (12)
ホラーハウスは大戦時、列強支配時の記憶をとどめた場所。
入場料高くてこちらもパス・・。



bap (13)
乗員全員がペダルを漕ぎながら生ビールを飲むという画期的な移動自転車バー。
というか車??

飲酒運転上等!騒音撒き散らしながらノロノロ走るゴキゲンなヤツ!!



bap (14)
疲れたらバーでひと休み。生ビール一杯50円ほど!



bap (15)
伝統料理のグヤーシュは、トロトロになるまでパプリカを煮込んだスープ。



bap (16)
ハンガリーはトカイワインという貴腐ワインが有名。
これはただの安い赤ワインやけど、ハンガリーでは3ユーロ以下にまともなワインがなかった~。



bap (17)
別の日、夕方に丘に登る。

こちらも新築感プンプンのブダ城。



bap (18)
兵士像4つ。一番古いのは築32年だとか。 おれは兵士かっ!!



bap (19)
ライトアップに映えるね~



bap (20)
街がいちばん美しい時間帯。



bap (21)
ブダペスト歩くならやっぱ夜だなっ!!



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欧8カ国目ハンガリー入国 ~ユーロヴェロ6を走る~

※このエントリーは予約投稿でアップされています。
現在は11月13日、コソボの首都プリシュティナの宿でほっこりしながらアップしてまーす。


17.png
ヨーロッパ全土に広がユーロヴェロネットワーク。
総延長6万kmにも及ぶサイクリングロードで、現在はその内の2万kmが完成している状況。



s-eurovelo6 (1)
完成しているユーロヴェロの中でも評判のいい、ユーロヴェロ6。
フランスの西の端からロワール川沿いを、アルプス付近からはドナウ川沿いをブルガリアの黒海まで、
ヨーロッパを東西に貫く10カ国3653kmにも及ぶサイクリングロード。



s-eurovelo6 (2)
ウワサ通りの素晴らしい道。 ・・・写真で見るとなっ!!!

いや、景色はいい。自然の綺麗な場所や幹線道路から離れた市民の裏庭的な場所を通ってたり、
そこにはすんごい満足してる。

ただ実際に走ってみると、舗装が荒れてたり波打ってたりでけっこう振動が大きい。
もう少し気持ちよくサイクリングできるようあとひと手間!!
あとひと手間かけたら先進国のクオリティーなんやけどなー。



s-eurovelo6 (3)
ここではユーロヴェロ6がドナウ川の対岸に続いていて、渡し舟に乗らないといけない。
なにかお金の流れを感じてしまいますが(笑)、これまた一興。

ここはブダペストから近いので、世界各国からの観光客がサイクリングツアーで訪れる。
1時間に100回くらいHelloって言った。
スイッチ押したらHelloって鳴る装置つくろかなと考えるレベル。


s-eurovelo6 (4)
ひさびさの大都市ブダペストも近づき余裕が出てきたので、
景色のいい川沿いの公園で早めにキャンプイン。

自転車を止めると何も言わなくともぼくは釣り、そういちろうはキャンプファイヤーの準備に入る。
そしてテントを張り、夕食の準備へという一連の流れに言葉はいらない。
調理の分担も芸術的なコンビネーションで進んでいく。



s-eurovelo6 (5)
買い込んだお酒の類。
釣るでー!飲むでー!と鼻息荒い夕方ごろ。



s-eurovelo6 (6)
焚き火に現れた自転車旅行好きなゲルゲイ。彼はなんと日本語を話す。
これまでに会った日本語スピーカーの中でも3本の指に入るレベルの習熟度。
おまけに漢字も相当な量知っていて、ぼくの苗字を書いて見せると
「磯田の”磯”の左側は”石”、右側はなんだか分かりませんが機械の”機”の右側ですね?」と。
アニメ好きではないのに日本語を勉強している外国人という稀有な存在(笑)

お互いの自転車旅の話しなどしてブダペストのことを教えてもらう。



s-eurovelo6 (7)
晩御飯はラーメン定食。

北中南米を旅してるときは常に切らさないくらいラーメンにお世話になってたけど、
今回の旅では2人ともある程度料理ができるのであえてラーメンを使ってこなかった。
けど改めて食べてみると寒いのも相まってめっっちゃうまい!何より簡単なんがイイーネっ!

昼間にそういちろうと思ってることを言い合った(別名ケンカ?)こともあって、
すっきりしたし今夜は飲むぞモード。実弾は2.5Lのビール、2本のワイン!

ところがこの日がまた恐ろしく寒かった。
メシ食ったらガクガク震えながら各自テントへ・・。消化不良な夜でした、とさ。



s-eurovelo6 (8)
気を取り直してユーロヴェロ!

緑の濃い森の中、木陰の道をゆく。



s-eurovelo6 (9)
そのうち森そのものをゆくことに・・。

このユーロヴェロ。景色がいいことはほんまにいいんやけど、舗装が悪かったり、何よりダートが多い。

他のユーロヴェロ目指して何回か遠回りしてみたこともあるけど、そのすべてがダート。
タンデムでダートを走るのはきつすぎるので結局ユーロヴェロ沿いに幹線道路を走る事になる。

なんだかなぁ・・。な完成度。



s-eurovelo6 (11)
ハンガリー首都のブダペストまで25km。神様経由です。



s-eurovelo6 (12)
中世の街、ブダペストに到着だよーん!
この町にはヨーロッパの中でも名高い日本人宿、ヘレナハウスがあって、他の宿の半額くらいで滞在できる。

ここまで、15日連続雨、氷点下、山岳地帯をほとんど宿に泊まることなく越えてきた。たまにゃー沈没したっていいよね。

さーて何泊してやろうか!ブダペスト中のビール持ってこんかーい!!!



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山岳国家、中欧スロバキアは秋ですよー 注)2ヶ月前


※このエントリーは予約投稿でアップされています。


ハローアミーゴス!!
ただいま11月12日、コソボの首都プリシュティナに滞在中。
坐骨神経痛が治ったと思ったら、眠ってる間に覚えのない打ち身のようなのが毎日一箇所ずつ増えていくという奇病に襲われてます。

そうかと思ったら疲れで扁桃腺が腫れ腫れ始め、扁桃炎の恐怖におびえてると今度はジンマシンなう。
年いち祝日感覚でジンマシンは出るんやけど、扁桃炎とジンマシンのあわせ技はマジ勘弁っす。
マジジンマシン、、、 あかん、言葉が出てけえへん。

まぁその疲れってのはお酒の飲み過ぎからって話かもなんですが・・。


プリシュティナでは旅行者の集まりそうな宿があったのでパートナー見つかるかと思いきや、
まったく旅行者いません。町でも見ません。

相部屋には毎日いっしょに遊びまわってる活きの良いボスニア人がおることにはおるんやけど、
なにぶん彼の身長が190くらいあって、ちょっと後ろに乗ってもらうには・・・

そんなわけで明日にはまたひとりでタンデム漕いで山岳地帯に入ります。

標高1000mの山間に広がる湖。美しい湖畔で焚き火にあたる氷点下の夜。
立ち上る火の粉は流れ星と交差し、タバコの煙は吐く息の白さと混じわり広がりながら闇の中へ・・。

マジロマンチック!!
なんでパートナー見つからんか分からへん!←旅行者おらん

女の子と一緒やったらその場で婚姻届にハンコ押しちまいそうなシチュエーションやのにな~。
次アフリカ行くときはギャグで婚姻届持って行こうっと。


んーなわけで、ソロタンデムというホコ×タテなジャンルをパイオニアリングしながらも、
引き続きタンデム自転車旅行のパートナー大募集中でっす!!



01_20131113051245cb7.jpg
ブログではまだポーランド!
自分で書いててびっくり、2ヶ月ほど前のお話になります(笑)

ポーランド、オフィシエンチムでアウシュビッツ収容所跡を見学し、一路南へ。バルカン半島を目指す。



02_20131113051247996.jpg
チェコから引き続き、山岳地帯が続く。
9月末にしてこちらは秋。日本みたいに山全体が色づいたりはせえへんけど、
場所によって美しい紅葉が楽しめる。休憩中のひとコマ。



03_20131113051227679.jpg
昼間は半袖でも朝方にはぐっと冷え、氷の世界に。

相方そういちろうの安物テントはすげー寒そうに見える。
事実、そういちろうは寒くて眠れん日々やったらしい。

ぼくはと言えば寝袋が高級品なもので、ヌクヌクと朝までぐっすり(笑)



04_20131113051232481.jpg
立った!タオルが立った!!
クララが立ったあの朝も、寒いアルプス地方ではタオルが立っていたことでしょう。

クララ!タオルのように立ち上がるんだ!! なんのこっちゃ。


ってか、秋すっ飛ばして冬だがやー!!



05_2013111305123254c.jpg
ポーランドとスロバキア国境の山は800mほど。
そのてっぺんに山小屋のようなイミグレーションオフィスがある。

不安で不安で仕方なかったタンデム自転車での上り坂やけど、
登りの時は前後の力が等分になりやすいので、意外な事に登りは楽かも。
ここまでひと月走ってきて息が合ってるってのが大前提やけど。



06_20131113051235c40.jpg
ポーランドではロードレーサーはほとんど見いひんかったけど、
こんな景色の良い場所にはけっこういて、一緒にパチリ。

調べて見るとロードレース界ではポーランド人けっこう活躍してるみたい。



07_201311130512365d4.jpg
スロバキアはチェコスロバキアから1933年に分離独立した国。
首都のブラチスラバは西の端でオーストリアのウィーンに寄り添うようにあるし、
チェコから山の部分だけもらったんじゃないかってくらい地図を見ても山しかない。

そんな国の中央、山岳地方を旅する。

お城文化のヨーロッパ。山のお城は辺りが見渡せる一番高いところに建ってて、
遠くから見ても独立したその姿は凛としていてかっこいい。

ただ、自転車で疲れてて見学しにもうひと山。ってなれへんところがダメサイクリスト(笑)



08_20131113051207623.jpg
バス停に張られていたクラブイベントのチラシ。

Entry 2€
Black&White Other colors 3€



09_20131113051211a3f.jpg
収穫の終わった畑に大根が山積み!!延々数百メートル大根の山が続いてる。

これは砂糖用の大根?それともバイオ燃料用??
食べてみるとぱさぱさしてるけどすんごい甘い。



10_20131113051210430.jpg
この日は下りで追い風ってこともあって、
日暮れギリギリまでがんばってこの旅初の100km越え!!



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そりゃご褒美にワインも買いますよ。

スロバキアはワインが有名で、100km記念にちょいと高い目のスロバキアワインを。
っても500円くらいなんやけどね。

torockenという始めて聞く品種。ガツンとくる濃い味のナイスワインでした。
お土産にほしいがまだ早い!!残念、ジキショーソー。



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山岳地帯を3日で抜けるとドナウ川にセイハロー!!
美しき緑のドナウはゆったりとハンガリーとの国境を流れてました。



13_201311130511425b7.jpg
この橋を、渡ればどうなるものか。 ←ハンガリー
危ぶむなかれ。危ぶめば橋は無し。 ←橋はある
迷わず行けよ、行けば分かるさー!

ハンガリーです。



14_20131113051144952.jpg
クリです、こっちの。
カラのデザインがちょっとポップな秋の味覚だぜ。



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川沿いに現れる悪いやつを監視してたんであろうお城。
悪いやつのお城やった可能性も50%あり!



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ここからはドナウ川沿いのサイクリングロード、ユーロヴェロ6を走る。



17.png
ユーロヴェロはヨーロッパ全土に広がる12本のサイクリングロードネットワークで、その全長6万キロ!!

一番長いユーロヴェロ1はポルトガルの南西からヨーロッパ最北端ノルウェーのノールカップ岬までの8100km!!

すげー、、すげーよ!自転車が先進してるよヨーロッパ!!


※数日後、ユーロヴェロは使えんと反吐を吐きまくります。



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| 29 SLOVAKIA | 17:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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見とくべき場所 アウシュビッツ収容所 ~後編 もうひとつの収容所へ~

現在コソボの首都、プリシュティナにいます。
タンデムのパートナーがいないまま、ひとりでタンデムに乗って2週間ほど旅してて、
この町で誰か旅行者に会うかなと思ったものの、ぜんぜん旅行者いません。冬到来。山岳地帯極寒乙w

ってなわけで、こっからまたひとりで山越えして暖かいアドリア海を目指します。





※この記事には刺激の強い写真、個人的な意見が書かれています。
 不快に思う可能性のある方は読まないでください。


アウシュビッツ収容所は、3kmほど離れた場所にあるビルケナウ収容所とセットで
「アウシュビッツ・ビルケナウ収容所」という世界遺産に登録されている。


アウシュビッツを見学した翌朝自転車で出発し、ビルケナウ収容所に寄ることに。



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アウシュビッツ収容所のあるオフィシエンチムの町のホステルは快適。
オシャレで落ち着いたな内装、早いインターネット、おしゃべり好きで料理が下手な残念ガール有で10ユーロ。



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農園や牧場が広がるのどかな風景の中にある、ビルケナウ収容所正面。
ヨーロッパ全土から電車に押し込まれ連行された人々はこの門をくぐる。



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残っている建物は当時の1割程度ながら、アウシュビッツ収容所の数倍にもなる規模。



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窓もない粗末な車両に立った状態でぎゅうぎゅうに押し込まれ、食料も与えられず一週間以上もかかることもあった。



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現存している木造の収容棟。



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中には3段の棚のようなベッドがあり、1段に5~6人がぎゅうぎゅう詰めになって収容されていた。



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レンガ造りの収容棟はドイツが敗戦した時、兵士が残酷な収容所の実態を隠蔽するために爆破・破壊されている。



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正面の門からまっすぐ入ったビルケナウ収容所の奥、電車の最終到着地点。

ヨーロッパ各地から送られてきた人たちはここで下ろされ、「選別」を受ける。



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労働に耐えうると「選別」された者は収容所へ送られ、
労働に耐えれないと「選別」された老人や女性、子供はこちらに送られた。

建物はドイツ兵に破壊され残っていないものの、内部の様子は今も見て取れる。

階段を降りた部屋は脱衣部屋。
消毒するという名目で服を脱ぎ、次の部屋で裸になり戸が閉まると殺人ガスが送り込まれる。



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ガス室の奥は焼却場。
焼却場を出たところの池に灰などが捨てられていた。

これら一連の殺人を流れ作業のように、いかに効率よく殺人・処理していくかということだけを考えた、「殺人工場」。



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数百万人の命がここで失われ、各地の収容所から生きて出ることができた人は全体の1割。
もし自分だったら生きて出ることはできなかったんじゃないかと考えてしまう。

それとは逆に、
もし自分がドイツ兵で連行した人々を殺す側の立場だったら・・。

これは戦時下の話。
捕虜を不当に扱うことは禁じられているとしても、
虐殺に携わっていたドイツ兵も人の子で、上官の命令に従っていたに過ぎない。
その命令自体に狂気はあっても、戦争に慣れ、従うことに慣れ「殺人」を作業的にこなしていった人々を責めることはできるだろうか。

悪い歴史を繰り返さないため、保存されているこのような収容所。
しかし、ぼくが世界で一番好きな場所チベットの現状はまさにこれと同じではないのか。
そんなことを考えだすと頭の中にわだかまりがぐるぐる回りだす。



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何にしても、
戦争が国際法に則った権利として認められていて、
世界中に民族問題は山積みで紛争は毎年のように頻発している現在。
ぼくたちの子孫の時代になって、21世紀は平和な時代だった言われることは決してないのだろう。



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| 27 POLAND | 21:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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とりいそぎ現在地報告@セルビア

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ただいまセルビア。

2人目のパートナーなお君とセルビアの首都ベオグラードで別れ、
坐骨神経痛の療養のためにドナウ川沿いの穏やかなところにやってきた。


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3週間目にしてようやく引き始めた痛みはあっという間にどこへやら。

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タンデム自転車にひとり乗りでルーマニア、ブルガリアを旅してセルビアに戻ってきた。


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今後はコソボの首都プリシュティナに向かい、そこで次のパートナーが見つかればいいな。

ひとりタンデムは平地は走れても上り坂がシャレになってないしんどさ。

冬とも追っかけっこやし、なんやバタバタしてます。



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| 31 SERBIA | 18:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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