『
サバイバルお試しバカンス八重山旅行 その1 ~萌え萌え石垣島編~』はコチラ

石垣磯田3姉妹に泣く泣く別れを告げ、高速船で西表島へGo!!
西表への船に乗る直前上原の民宿を電話で予約してたものの、
西表島に着いてみたらどうやらその宿は島の反対側にあるというドジっ子展開!!てへぺろ!!
まぁ次の日に南栄見田キャンプ場まで自転車で走るつもりやったし、まだお昼で時間もあるし、
たった35kmやし、いっちょサイクリングやなーとこぎ出す。

ここはイリオモテヤマヌコの島。
島内に100匹ほどしかいないとかで、交通事故にでもあったらえれぇこっちゃ!
今年目撃された数や事故死した数を標識で表示したり、島を挙げてヌコを保護してます。
後日、たまたま居酒屋で仲良くなったおっさんがイリオモテヤマヌコの第一発見者という偶然が。

15km走ったとこでパンク!!
今回借りた自転車は10年くらいはほっとかれてたであろう真っ赤っ赤に錆びた状態で、
車体と金属パーツはさびを落として使えるようにできたけど、サイドにヒビの入ったタイヤにだけは手を入れてなかった。
予備タイヤを買いに石垣でホームセンターへ見に行ったけど高かったので買わず。
まぁ西表島内だけでそんなに距離走るわけじゃないし、とタイヤ問題はほったらかしてた。

そしたらタイヤのサイドが裂け、チューブが飛び出しブレーキに引っかかってバースト!
まぁ八重山やし簡単にヒッチハイクできるやろうと気楽に思ってたら結局1台も止まってくれず。
5時間!!
40kgの荷物を載せた自転車押して5時間!20km!!
日も暮れて街灯もない島の道を押したり引いたり、大原の民宿に着いたのは夜10時。
2kgのライザップ。

宿で楽しい人たちと2日間過ごし、西表島南東部にある南栄見田キャンプ場へいざ!
バスの終点から4km、のどかな道を歩く。30℃くらいの気温の中、荷物もあるので汗びっしょり。

やっと着いた~!
南栄見田キャンプ場は電気がなく水も山から引いた水、よってシャワーも水。一泊500円。
不便そうに聞こえるけど、東屋には囲炉裏があって火を起こしたりキッチンもあって人が集まれるようになってたり、
トイレ風呂はまぁ衛生的。キャンプ場内に誰かが種をまいた野菜がなってたりパパイヤの木があったり、
白砂と珊瑚が美しい南栄見田の浜のすぐ近くで魚の調達も簡単。
本土のカラフルすぎるキャンプ場とは大違い、そこだけで自然を楽しめるナイスキャンプ場です。

次回アフリカに備えて買いなおした3代目J-soulテントはモンベルさん。

こもれびのトンネルを抜けると、、、

南栄見田の浜。
海向いた写真はないんやけど、ビーチから300mくらいの遠浅になってて、干潮まわりにはサンゴ礁が顔をだす。
サンゴ礁帯の先は崖のように切り込むリーフエッジで、いっきに50m以上の深さに。
干上がった浅瀬を歩くとモズクやウミブドウっぽいの、カニやシャコ、貝類などでにぎやかで、
潮が満ちてくるとその流れに乗ってタマン(フエフキ鯛)やメッキが浅瀬に入ってきて、ルアーで簡単に釣ることができる。
金がないなら海にが行くさ♪とはよく言ったもので、ほんとうに沖縄の海は豊か。将来一文無しになったらここ来よう。

大原の民宿で一緒だったサイクリストのお父さん。
自転車やバイクや、なんやかんやと趣味が合って宿を出てもキャンプ場まで遊びに来てくれた。
その後もお父さんに会いに6kmの道のりを毎日会いに行っていっしょに飲んだお友達。

誰もいない場所でサバイバルしてみたいと、会社の休みにアウトドア用具一式買い揃えてやってきた大阪っこ。
アウトドア経験なしって言ってたけど、どういう思考でここにたどり着いたのか(笑)
さすが、西表まで来るとおもろいヤツが揃ってます。

夕方になって潮も満ちてきたし、ご飯の調達に出陣。

西表初ヒットはイサキっぽい彼。後で聞くとイッテンフエダイとやら。
20cmくらいの個体でも10cm以上あるルアーにアタックしてくる果敢なフィッシュイーター。

沖縄でのルアー釣りといえばやっぱりこのサカナ!!
成長すれば1mにもなるシマアジ、カスミアジなどの大型回遊魚GT(ジャイアントトレバリー)の子供、メッキ。
トップウォーターというルアーで水面を溺れた小魚を演じるよう引いていると、
突如バシャっと水面を割って魚が飛び出しルアーをひったくっていく。
こんな30cmのメッキでもさすが回遊魚。むちゃくちゃ走る!
シーバスでいうと60cmクラスの引きを楽しめ、そのうえ刺身でいけるし焼いてもおいしい。
お米を炊かんでも魚だけでおなかいっぱいになる幸せ。with泡盛。
暑すぎることなく気候で食べ物や治安も心配することなく、
ゆるーくお外を楽しみ自然にとけ込む八重山キャンプ。青と緑の世界。

この時期はGWが始まる前で他にテントは4~5張りくらい。
そんな中に、ブルーシートで覆われ決してキャンプ用ではない家庭用のナベや皿、
なにに使うのかナタまで装備した大型テントがあった。
その主は毎朝早くにサトウキビ狩りの仕事に出て、夜は早くに眠ってしまう真っ黒に日焼けしたお兄さん。
ひと昔前には八重山や北海道にはこんなプロキャンパーが年単位で住み着いてたけど、今はどこも有料になったし、
肉体労働でも寮に住み込んでワイワイって感じにシフトしてるのか、もはや絶滅危惧種!
お兄さんが畑に行くのに使ってるママチャリがなぜかハンドルが180°逆さ。
魔改造って訳でもなさそうやし、もしかして空気抵抗を考えた故の前傾姿勢!?
どことなく玄人臭を感じ、んな訳ないよなーと思いつつも尋ねてみると、なんと!
ぼくより10年前から海外を走ってる自転車旅行の大先輩!
マサさんを通じてお友達(僭越ながら)の
石田ゆうすけさんたちと同じころに海外に出ていて、
ゆうすけさんの著書『行くまで死ねるか!』に出てくるキヨタ君とかもお友達。
このときタイミングよく(?)製糖工場の設備が壊れてキビ刈りの仕事もしばらく休みらしく、
自転車旅行あるあるや装備ウンチクなど毎晩盛り上がることに。
ちなみにぼくより少し先の6月中旬にヨーロッパに入るらしく、2ヶ月後むこうで会えそう。
いんやーさすが八重山。おもしろい人いっぱいいてます!!
次回はいよいよサバイバル編だよー!
ブログのランキングに参加してます!
読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになるとか、、、 ならんかw
でも押して

↓↓↓↓
にほんブログ村