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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

2016年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年08月

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誕生日でした!! ~今後の旅程とNHKラジオに出るよー編~

s-GOPR5776.jpg
7月27日は誕生日でした!

1日(日本時間で2日)遅れでネットにつないでみるとまぁとんでもないお祝いメッセージの数々!
ほんとうにうれしかったです。ありがとうございました!

長く旅をしていると自分が日本から少しづつ離れていって、
日本にも旅先の現地にも自分の居場所がないような孤独感を感じていたりします。

ブログもフェイスブックもあんまり更新しないもので、オレのことなんてみんな忘れちまったのさ・・・
みたいな中二病的なモノですが(笑)

でもそんなのは自分が勝手に思っていただけで、ほんとうにたくさんのあたたかいメッセージにホロっときちゃいました。



35歳になったその日は、ニジェールの首都ニアメのバス停でバス待ちの為に丸一日野宿をしていました。

お金をおろしにいったATMでお金が出てこず(しっかり2万円引き出されてた・・)、
深夜、50人ほどが雑魚寝する待合所内で眠っている間に、握りしめていたスマートフォンと、音楽を聴いていたウォークマンを盗まれてしまいました。

窃盗、強盗に遭うのはその人にも過失があると考えてきた自分の、まさに大きな過失。この旅初の被害となりました。

なんとも手洗い誕生日のお祝いをいただいてしまいました・・。



しかしスマホと音楽プレイヤーを失ってどこかすっきりした気分にもなっています。

強がりとか負け惜しみでなくて、旅を始めたばかりのころふとシャンプーをやめ、全身を石鹸ひとつで洗ってみた時に感じた
「自由になった」感。
その時と同じような、肩から力が抜けていくような、解き放たれたような快感でした。


旅をしている間にスマホが普及し、便利な地図アプリの登場、オフラインGPSで世界中どこでもナビができる時代がやってきました。
SNSではいつでも日本の友人の近況を知ることができ、オンラインで会話までできる現在の旅行スタイル。

ぼくはGPSを使うことはしませんが、それがあるとないとでは「現地にいる感」に大きな違いがある考えています。
「いざという時にどうとでもなる気軽さ」は、現地人との会話の機会を減らし、
カフェで、バス内でスマホに目を向けている時、ぼくは現地にはいません。

海外を旅し始めたころはメールすら日常的なものではなく、情報は人に尋ね足で稼ぐものでした。
旅を簡単にするテクニックばかり身について移動ばかりの旅になっていたのではないかと、旅を始めたころの自分に恥じま・・・





誕生日だってのに辛気くせーーー!!!




そーんな感じの散々な35歳バースデイでした!!ちゃんちゃん。






西アフリカ全図
さて現在、8月6日のNHK出演のためにセネガルはダカールを目指して超長距離移動中です。

トーゴ・ベナンと駆け抜け、
ベナン→ニジェール 23時間。
ニジェール→ブルキナファソ 18時間。

とブルキナファソまでやってきました。お尻が割れそうです。


そして今夕のバスでマリへ。これも24時間ほどでしょうか。
そして極めつけは、マリ→セネガルの33時間。


アフリカのバスはなかなかハードですが、同じ距離を自転車で走ることと比べたら有り難すぎて鼻血がでちゃいます。


8月6日のラジオ後は、東アフリカに自転車とともに飛びます。
たぶんケニアin。
そこから動物パラダイスを満喫しつつ南アフリカを目指すような感じです。



とりあえず落ち着いたら西アフリカブログを更新するのでしばしお待ちをっ!


重ねがさね、誕生日のお祝いありがとうございました!

結局またスマホは買うことになるとは思いますが(笑)、このタイミングで初心を顧みることができたのはほんとうに幸運でした。
35歳の一年は今回感じたことを活かした東アフリカ旅行にしていきたいと思っています。

(そんでもってお嫁さんも探したいな・・・)


チャオっ!!





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近況:ただいまベナン!明日ニジェール、もうすぐダカール


あ (1)
ヨーロソーアミーゴス!
西アフリカはベナンより生存報告だよーん。




k (2)
自転車を置いて、バイクを買ってバイクを捨てての西アフリカバックパッカー旅。

バイクが壊れたマリからブルキナファソ、ガーナ、トーゴ、ベナンとやってきました。

毎日楽しくやってるんですが、いまいちバックパッカーになって旅がしんどい。自分にバックパッカーは向いてないなーと痛感してます。


・・・まぁそんなネガティブ話はおいといて、
とりあえずついでなんで何枚か写真上げときまーす。




あ (2)
これはブルキナファソの伝統家屋群の集落。
泥の家に泥やなんやでペイントしてあります。




あ (3)
これはガーナで行ったサファリ。

ゾウを見に行って見つけたのは、、、なんやっけ、あのもののけ姫の例のアレ。
森のすげー遠くの方でチラッと目が合うコウゴウしいヤツ。
そう、あれっぽい鹿。

まぁ鹿です。他には猿。イノシシ。



・・・箕面の山かっ!!




あ (4)
ひさびさの海はギニア湾@ガーナ。

ラスタとリゾートな日々。




あ (5)
ガーナには西アフリカ旅の大目的、みんな大好きさゆりちゃんに会いにいった。
JICA(青年海外協力隊)隊員としてガーナで働いてるお友達ともエンカウント。


まぁそんなこんなな旅ですが、詳しいことはその内ブログが追いついてくることでしょう。 そう、その内、、、

へい、そんなわけですがガーナ以降はすっ飛ばして旅してます。
タイトル通りガーナ、トーゴ、ベナン、ニジェールと旅して、自転車を預けているダカールに向かいます。
ブルキナファソ、マリ、セネガルとこれから一週間はバスに乗りっぱなしのエブリデイです。

というのも来月早々いつものラジオに出るのですが、
前回出演が西アフリカバイク旅を始めて4日目、セネガルから。ちょうどこのブログの進行状況と同じとき。
ちょっと急げば放送までにダカールに戻れるので、キリよく西アフリカ旅を終わらせて出演しようかなと。


そーんなわけで8月6日(土)5時半くらい、NHK『地球ラジオ』をドンミスィっっ!!




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西アフリカバイク旅スタート! からの、バイク死亡・・。 ~暗黒大陸アフリカはじまりますた編~



てぃす!
ただいまワガドゥグで絶賛ごろごろ中の34歳無職です!座右の銘は”健康の為なら死ねる”です!

今日もおいしいご飯を求めて町へ出てみると、全ての店が閉まって通りは閑散。
レストランどころじゃねーぞ、もしかしてテロでもあった?戒厳令?と不安になりすれ違った人に聞いてみると、
今日はイスラム教の断食月「ラマダン」の終わる日らしい。
なるほど、そりゃキリスト教の教会施設の集まったこの地区は特別静かにもなるわなー。

今ごろ町は盛り上がってるんやろなー。
こういうビッグイベントは群衆が暴徒化しやすいので近寄らないのが鉄則と、
一軒だけ開けていたスーパーで食料を買い込みささっと宿へ。

ふと、宿に入るときに思い出したけど、いま泊まってるこの宿って教会内の宿泊所。


イスラムのイベントで大盛り上がり

        ↓

       暴徒化

        ↓

   キリスト教徒を襲えー!!


うーむ。無きにしもあらず・・。


事実ここワガドゥグでは外国人を狙いカフェを爆破したイスラム過激派が、
ホテルに立ち籠もって一般人14人を殺害するという無差別テロが数か月前に起きている。


まぁさすがに教会も昔からあるものやし人々の中でしっかり折り合いもついてるやろうから、
本当にここが襲われるとは思ってないけど、、、神経使わせてくれるね~アフリカ。


さーて今日も予約投稿 de バイク旅、はじまるよー!!





k (1)
さて。
約2か月をかけたバイク購入&登録もようやく済み、住み慣れたダカールをついに出発だー!!



k (2)
和心を出て、郊外まで繋がる高速道路に乗る。

すると、5kmくらいびっっっちりと車の詰まった大渋滞が。
あまりの暑さに待っていられないのですり抜けて進んで行くと、原因は料金所のよう。



k (3)
どうやらトラックがスピード殺さず料金所のおっきな縁石に突っ込んだ模様。
ぼくが来た時にはトラックの積み荷の魚がぶちまけられて、料金所のブースと前車の屋根が魚で埋まっていた。
こりゃ怒られるぞ~



k (4)
郊外へ出るとまぁきれいな道路。

西アフリカの伝統的な泥レンガに藁葺きの家、カーズの集落が並ぶ。



k (5)
それにしても暑い・・・それもそのはず、気温は43度を指していた。

気温が体温を越えると呼吸したときに熱風が体内に入ってきて喉がキュッとしまっておもわずむせる。
さらに40度を越えてくると、目の水分はもっていかれるし意識も朦朧としてくる。
暑くてだらけるのではなく、カラダが無意識に危険警報を出しているようで変な緊張感が出てくる。



k (6)
出発時、和心のみんなが持たせてくれたカツ丼を昼食で頂く。

ダカールでの3ヶ月を思いだしながらダシのよくきいたカツ丼を食べていると、
なんか胸がキューンと締め付けられるような寂しさに包まれた。

身体と心にしみてくる料理ってほんと日本食くらい。
和心のみんなありがとー!!



k (7)
全天候型一軒家の鳥の巣は吊り下げ式で、風が吹いたら気持ちよさそう。

それにしてもトゲトゲだ。すげートガってる。



k (8)
今日のキャンプは国道から100mほど入ったところ。

人家もなければ畑もない、たまに放牧の牛が草を求めてやってくるだけの土地。
この辺りはキャンプ天国だー!



k (9)
セネガルには信号がない代わりにときたま牛やロバの横断待ちがある。

前触れゼロで飛び出してくるので要注意な!やつらコッチ見てねえぞ!



k (10)
さて、遅くなったけど今後のルート。

ギニアビサウで釣り生活を送るのが目下の目標。
ダカールから南下していくとガンビアという小国がセネガル内に妙な形で鎮座している。
ガンビアは民族的にはセネガルとほとんど変わらないのに旧イギリス領で英語を話すらしい。
ぜひとも行ってみたいけどちょうどこの時、この小さい国には車が溢れすぎて、車やバイクの流入を制限していた。
つまりは車・バイクでは入国できないということ。
バイクをセネガル側で預けていくにも荷物を持っていけないのは不安だし、
ビザ代に7000円くらいかかるからまぁパスでいっか。

というわけでガンビアを迂回するとなると南東側にぐぐーっと遠回りしなくてはならない。

迂回だけでその距離400km!!大阪から静岡までの距離!
ちょっと遠回りって距離じゃないなこれ・・。



k (11)
もうダートがはじまっちゃうの?

セネガル南東の大都市タンバクンダで折れ、西側に進路をとる。
ギニアビサウとの国境越えからダートかなと思ってたけど、甘かった。



k (12,)
かと思ったら道路工事の前段階やったよう。
国道6号線がこれじゃなー。

さーてそろそろ夕方。買い出しだけ済ませてキャンプ場所を探そうかね。

畑仕事から家に向かう人がぽつぽつ歩く田舎道をはしっていると、

カンカンカンという高い金属音とともにバイクが急停止!!

スターターは回るもののアイドリングしない・・。


やばい、、、何??


メーターを見てみると水温系がMAXを振り切ってえらい方向を向いてる!

あわててシートを開けてエンジンルームの蓋を外すと、水蒸気とものすごい熱気がぼわっ!!
朝に満たしたはずのクーラント(冷却水)は、、、 ない。


オーバーヒートだ。

ってか、オーバーヒートでエンジンが止まった。
金属打音ってことは、、、まさか、エンジン焼き付き!?


エンジン焼き付きと言えばバイクの故障の中でも最悪の部類に入る重大故障。


どうしよう何からしたらいいんだ!
連絡?だれに?和心に?なんで!?

暑さと焦りとでボトボト汗が落ちる。蝿が群がってきてさらにイライラする。


森の中から現れた子供が仲間を連れて戻ってきて、シノワシノワと話しながら遠巻きに見つめ始めた。

頼む、どっかに行ってくれ。

ほんと自分勝手やとは思うけど、人が困ってるところを無配慮にジロジロ眺められるとほんと腹が立つ。

「あぁーもうどっか行け!!」

叫んでもまぁ、どこにも行かんよね。
少しバイクを押して動かしても一緒になって付いてくる。
そして何も言わずにしゃがみこんでじーっとただただ眺める。

5分、10分、1時間だろうと、彼らに予定なんてものはないのでぼくが立ち去るまで永遠に眺め続ける。

あぁーイライラする。石でも投げてやろうか。



k (13)
※エンジン焼き付き(この時の場合)

オーバーヒート(異常過熱)でエンジン内のピストンが熱膨張し、
シリンダー内でピストンとシリンダーが溶着(金属が溶けて互いがくっつく)した状態。
重度の場合はエンジンまるまる交換。
軽度でも修理には特殊な工具、作業者の熟練が必要とされる。



エンジンは数百度まで熱されているのでしばらく待っても冷える様子はなかった。

もうすぐ日が暮れる。

この辺りでキャンプして明日の朝一から修理にかかろうか。
いや、食料もなければ水さえない。おまけに子供たちがついてくるのでキャンプすることは不可能。

来た道を戻ったところに町があった。
バイク屋なら間違いなくある規模の町だったはず。




押すか・・・




2kmくらいか。
ちょっと坂道になってるな。

いざバイクを押し始めると、汗が頭からTシャツの内側、太もも、靴の中へと滝のように流れ落ちていくのを感じる。

スクーター、ほんと押しづらい。足にカウルが当たるし、ハンドルの高さが微妙で左腕が攣りそう。
もう無理、いったん休憩。 時計を見ると3分も歩いていない。水が欲しい。

何より日が暮れる前に、バイク屋が閉まる前に町に着かなければ、、、、押そう。


夕日に背を向けバイクを押し始めると、さっきから付いてきていた子供たちが数人、バイクの後ろに回って押し始めた。


うぅっ・・。

さっきはあんなに邪険に追い払おうとしたのに、、ありがとう!ごめんよー!!

3歳くらいのたいして役に立ってなさそうなこどもまで一緒になってバイクを押してくれる。みんな笑顔だ。

なんか自分が情けなくて恥ずかしくなりすぎたのでお礼を言って今度は笑顔で家へ帰るよう促す。



k (14)
町に着いた。

一番大きなバイク屋を探してやってきたところは村の広っぱの端の青空メカニック。
衛生状態がヤバいとか、ぶわぁーっと群れてくる30人ほどの群衆とか、あいさつもそこそこに状況を伝える。

バイクが金属音とともに急停止したこと、
冷却水がなくなっていてオーバーヒートが原因でピストンがシリンダー内で焼き付いてしまったこと。
カタコトのフランス語と身振り手振りですんなりと意思は伝わった。


分刻みで暗くなってくる日没時。
あたりを見回してみるとろくな工具がない。
エアーツールはもちろん、ラチェットも見当たらない。
この分じゃホーニングどころかスナップリングすら外せないんじゃ・・・


このメカニックじゃ、直せない。





終った・・。




2か月と20万円ほどのお金をかけたこのバイク旅。
出発して1日半で終了なんて、、、ひどすぎるよ。

こんな、、、こんな一瞬のことですべて終わってしまうのか、、、






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| 49 SENEGAL | 17:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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待望のバイク登録完了!! ~ダカールの最後遊び編~


ヌーブラヤッホー!元気かいヤーマン!

絶賛ブルキナファソ滞在中。

首都ワガドゥグといっても大きな建物は省庁くらいで、
ビジネス街だか市場なんだかよくわからないごちゃごちゃしてるけどこじんまりとした過ごしやすい町です。

ただ、ご飯があんましおいしくない。

西アフリカはだいたいご飯にトマト系のソースを掛け、肉(牛・鳥・魚)をのっけたぶっかけご飯。
他の国と同じメニューでもここのはかなりレベルが落ちる。
そのうえこの国独自のメニューもなければレパートリーも多くない。

そんな訳で、

「ここは昨日食べたけどちょっと味がうすいんよなー。
 あそこは夜お腹痛くなったし、、、
 あっちはおつりごまかそうとしてきたよなー。
 あそこは客のテンション高すぎてちょっとしんどいし・・・」

とかつぶやきながらレストランを探して歩くことになる。

昼間はほんとに暑いので結局バーに吸い込まれてしまうことが多い。
バーに併設するBBQの屋台でほしいだけの肉を注文し、ブルキナ産の「ブラキナ」というビールでつまむ。

肉とビールだけで3日すごしてみた昨日の朝、
起きたときじぶんの顔が会ったことないけど土方歳三みたいになってたので、
もっと他の物を食べなきゃとまた、レストランを求め路上に戻りました。


そーれではブログ本編、旅日記をどうぞ~!






s (1)
西アフリカをバイクで旅することに決めバイクを購入したものの、その登録にやけに時間がかかる。
陸運局に足を運んでも、また明日また明日と引き延ばされ、
イライラしたり怒ったりあっという間に一ヶ月!!

まぁそんな中でもしっかり遊んでます。

この日はダカールのJICA職員の方のお誘いで、釣り大会へ!



s (2)
JICAや大使館関係者やらなんだかちゃんとした人たちの集まりにおじゃましまーす。

20人ちかく日本人が集まっていて、漁師の船を4艘借り切って沖に出るらしい!!



s (3)
和心メンバーと主催者と同船。



s (4)
港から20分ほど、だいぶ沖に出ましたなー。

おのおの適度な距離を取り、イカリを下して釣り開始ー!!

漁師の船なので竿の貸し出しはなく、漁師スタイルの手釣り。
しかし手釣りで船釣りなんてプロでもなけりゃ難しすぎる。ので、ぼくは竿を持参。
邪魔にならないよういちばん後ろに陣取る。

この日は海風も弱く仕掛けを落とすも、やっぱり沖は流れが速い。
まっすぐ落としても真横に流れながら沈んでいく。
でも他の人の仕掛けもいっしょに流されてるのでそんなに引っかかることはない。

魚のいるタナにうまいこと沈んだなと思うとすぐさまアタリが!

上がってきたのは真鯛の子供、チャリコ。

20㎝前後のチャリコがポツポツ釣れる。
やっぱり漁師は慣れてる分だけよく上げてる。

何度か場所を変えてるうちに大当たりの場所にかち合った。
50mほどの底近くまで落とすともうその瞬間に魚がかかる!
サイズもよくなってきて、30~40㎝くらいのも混じってきた。
竿は手返しが早いので、この時を逃さず釣りまくる。
和食レストラン「和心」の食材にもなるのでいっぱい持って帰らんとね。

こりゃまだまだサイズが上がってきそうやなーという雰囲気ムンムンの中、タイムアップ。

早朝からお昼までの3時間。
ちょっと早い気もしたけど、陸に上がってみるとどっと疲れがでた。



s (5)
和心号の釣果。

40㎝くらいの真鯛を筆頭に、白鯛がすこし混じる。よく釣れて楽しい釣りができました。

冬が終わったとこで回遊魚もいないし、居つきの魚もまだ小さいし、釣りにはどうかなってシーズン。
ぼくらの船はみんなもれることなく釣れたけど、他の船はあんましやったみたい。
釣れてない人もいたようで、いつもはもっと釣れるんやけどなーと首をかしげてた。

エサのつけ方と、手釣り仕掛けの糸の出し方さえちゃんと漁師が教えてあげてたら誰でも釣れるのになぁ。
まぁ彼らも商売じゃないからそこんとこは適当なんやろう。

ちなみに夏ごろにはダカールにカツオが周ってくるらしい!
かなり釣りに出かけたけどほとんど釣れなかったのは海流のせいにしておいて、
バイク旅終えて夏に帰ってきた時また勝負やな!



s (6)
バイクの慣らしに近所をドライブ・・・中になにやら暴動!?

幹線道路が封鎖され、道路の真ん中で火柱が上がってる。
若者が遠巻きに集まっていて、たまにはしゃいだ奴が奇声を上げながら炎に向かって物を投げつける。
巻き添えを食いたくない車のドライバーたちは猛スピードで走り去る。

後々聞くと、もともとこの地に住んでいた民族がインフラ整備だか何だかで追い出されそうになっていることへの抗議らしい。

実際は子供たちが夜の炎にテンション上がってキャッキャやってるだけで、猛スピードで走り去る車の方が危ない。
ダカールもメイン道路以外は車道が砂に埋もれているので、スピード上げようとしてタイヤが空転してスリップしてる車もいた。



s (7)
翌朝、早朝から外が騒がしいなーと窓から覗いてみると、、、

朝から暴動?デモ?祭??



s (8)
なるほど、今夜燃やすタイヤのセッティングね(笑)
子供しかいないねー。

昼間歩いてみると、この地区の4か所でタイヤの燃えた跡があった。
住人に聞いてみてもこんなの全然あぶなくないよ。お祭りみたいなもんだから。との事。



s (9)
さぁそうこうしてる間にも時は流れてます。

一緒にギニアビサウに釣りキャンプでもしに行こうかと計画していた皆川さん。
日本からの荷物待ちもあったけど、最後はぼくのバイク登録待ちになってしまい、
それもうまく進まないので計画を変更しお先に西アフリカのディープな方へ出発していった。

皆川さん、長いこと待っていただきごめんなさい!
いっしょにギニアビサウ行きたかったのは残念ですけど、またどこかで一緒に大きい魚釣りましょう!!




s (10)
皆川さんが出発して、他の和心宿泊客も外に出たりなんやかんやでちょっと寂しくなった。

そんな時の酒飲みセット。
中央のFLAGはセネガル産。他のは輸入品。一本120~150円くらい。

ビールは外れはないけどあんまし酔わないので箱ワインへ。
しかし箱ワインも1Lが400円ほどとちょっと高い。
どの国でも長居すると最後は労働者の安酒に手を出してしまう・・。
安ウォッカと安ウイスキー。
ウォッカはこれで300円くらい。ウイスキー最安のは「神の河」くらいのボトルで100円もしない。
ただ頭は痛くなるけどね(笑)



s (11,)
これはギニアビサウのビザ取りで大使館。所要1日で簡単ゲット!

ビザを受け取りその足で今日も陸運局へ向かう。

「明日の朝こそエブリシングフィニッシュだ!」
というのが三日続けて週末までまたいで続いていた。最悪の流れ。
さんざん怒ったけどどうせ今日もダメなんやろう?という気持ちもあるけど、
今日こそはイケるぞ!って気持ちの方が実は強かったりする。



s (12)
取れたー!!

たった一枚の書類の為に1か月半。
すげー手間とその間の滞在費を考えると腹が立つけど、
なんかもうテンション上がってもうて交渉してくれたブローカーと陸運局の姉ちゃんにかなりチップをばら撒いてしまった・・。
もちろんそれとは別にバイクを売ってくれたシェッドにはそれ相応に。

さーあこれで出発できる!明日出発すっぞー!



s (13)
ダカールもう一つの日本人宿「O・MO・TE・NA・SHI」にも最後のあいさつに。

気兼ねせずにおれる場所がダカールにはいくつもあってほんと幸せ者です。
また帰ってきたときか、日本で会おうぜモナミ!



s (14)
和心最後のご飯はリクエストして唐揚げ定食。

かやくご飯・・・ おいしそう。ちょっとご飯買いに行ってこよう。



s (15)
荷物も積み込み出発準備万端だー!!

いやマジで長かったダカール生活。3ヶ月だよっ!!
まったくフランス語の勉強はしなかったけど、ほんと楽しかったなー。

ブログに上げた以外にもナイトライフ小林君に連れられクラブもいっぱい行ったし、
ほとんど釣れへんかったけど釣り場もけっこうがんばって開拓した。
最後はなぜか野球の朝練とかしてたもんな。

ほんと和心スタッフの原田君、ひろみちゃん、ナイト小林君、お世話になりました!
ダイチ兄さんにもよく遊んでもらったー。ムッシュ野間、水道引けよ!



s (16)
西アフリカを周遊してダカールに戻ってくる頃には和心マンゴーも大きくなってるかなー。




s (17)
西アフリカバイク旅、、はっじまるよー!!






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バイクの登録手続き@ダカール ~エンドレス待ちぼうけniプッツン編~



今日も元気に予約投稿!

現在ブルキナファソの首都ワガドゥグに滞在中。

どこだよそれ!ってなっちゃうよね。

とくべつ有名な場所とか珍しいものがある訳でもない国ですが。

西アフリカの中で特筆するならちょっと人が静か目で、バーが多いくらいでしょうか。

ビザ待ちで時間だけはあるので、ブログを書かずにマンガばっかり読んでます。

「予告犯」の幕引き、鮮やかでしたね~

さてそんなわけで、ブログの本編をどぞー!
今から3ヶ月ほど前のセネガルはダカールでの日々です。



j (1)
西アフリカはバイクを購入して旅することを決めた前回。
個人売買サイトを使い、1週間もかからず程度の良いホンダ、パンテオン150を6万円で購入。

購入しただけでは旅ができない。登録をせんといかんばい!!

セネガル国内ではバイクの登録なんて9割されておらず交通法規もマナーもあったもんじゃない
文字通り「無法地帯」で、外国人と言えども登録なしでバイクに乗ってるもよう。

しかしぼくはセネガルだけではなく国境をまたいでいくつもの国を旅する。
その際に自分のパスポートとバイクの登録名義が一致してなければならない。
文字にしてみると当たり前すぎて笑えてくるね。

バイクを売ってくれたセネガル人のシェッド(少しの英語を話す)が登録をしてくれるというので丸投げ!

一週間で済むよ。というので気楽に待つことにした。
シェッドは登録にかかる費用を請求するもののそれ以外に自分に対するお金は要求してこない。
お金を受け取ってドロンされるのを警戒していたけど、それどころか毎日まめに連絡をくれる。
調子のいい性格ながらも信頼はできそう。


しかしそれも2つ目のプロセスでさっそく雲行きが怪しくなってきた。

このバイクはイタリアから輸入されてセネガルに入ってきたばかりらしく、前オーナーはいない。
その代わりに、輸入した人が直接名義変更の書類にサインをしなければいけない云々カンヌン。

その人がダカールから400km離れた町にいるからウンヌンカンヌン。


書類を送って受け取りに行ってだかなんだか、あっという間に一週間が経った。


まぁその書類がないことにはというので待つしかない。



j (2)
まぁそんなわけでダカールライフを満喫しながら待ちましょうかね。

この日は和心のみんなとオーガニックなサンデーマーケットへ。
特に見るものはなかったけど、よくもまぁこれだけ集まったなぁというくらい白人だらけ。
味が濃かったり油ギトギトだったりする現地料理なんでこういうナチュラルなんが欲しくなるんやろうねぇ。

和心は宣伝もかねて、来月ここで寿司屋を出店することに!
オープンに向けて着々と歩んで行ってるこの感じ、間近でそれを見ているとほんとワクワクしてくるね。
みんな頑張ってるし、一日でも早くお酒の販売許可が下りて日本食レストランの営業が始まったらいいな~



j (3)
顔が映ってないけど和心メンズ、タクシーをひろうのがすげーうまい。
車を止めるってんじゃなくて、値段交渉。
彼らにかかると普段ぼくが1500CFA(300円)で行ってる20分ほどかかるとこまで1000CFA(200円)で行けてしまう。
3人も4人も載せてこの値段やからなんかタクシーの運ちゃんがかわいそうになってくるね。



j (4)
バイクも購入できたしちょっとした整備も始めた。

ダカール中をくまなく歩き回った皆川兄さんに何から何までお世話になりつつ。



j (5)
バイク屋探索中に見かけた中華電動バイク。

電動バイクは電池とモーターさえあったらいいから簡単だよねー。
まぁクオリティは置いといて、普段の買い物使いならすごい便利そうな一品。



j (6)
レバノン人経営のバイク屋さん。品ぞろえヨシ。

謎の「IPONE」という日の丸を冠した用品ブランドがセネガル中を席捲してたけど、日本のメーカーじゃないよね??



j (7)
一日歩きつかれたご褒美は中華レストラン!

他の大陸と違ってアフリカは中華が高い!
安商売はせず高級路線で売ってます。

その代わりクオリティはどこも外れがなく、ここも吃好了でした。



j (8)
バイクに乗りなれとこうと、ちょこちょこ町を走る。

マッドマックスばりに無法地帯のダカールの車道。
バイクが無茶するだけならゆっくり走ってりゃいけど、このミニバスが酷い。
追い越しかけてきたと思ったら客を拾う為に前に回り込んで急停止。
車道側によけるにも後続は車間ゼロ距離やし、歩道側は穴ぼこだらけ。
仕方なく停止するとそれはそれで後ろからクラクションの嵐。

現地人に倣ってバイクは中央線の上を走るというのがこの国ではベター。



j (9)
ちょっとは遠出もしてみんと。ということでダカールから40kmほど離れた観光地、ラックローズへ。



j (10)
ここは濃度の高い塩湖で、原始的な方法で塩を生産してる。

ものすごい濃度の中に入って船を押してるけど、アソコ痛くなるよね?



j (11)
一生分はあるかなー



j (12)
ラックローズは名前の通り、ピンクの湖として有名。

ぼくは色弱でよく分かりませんが、ピンクですか??



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バイクの登録待ちの間にとある計画が進行してた。

ぼくはセネガルを出た後、南隣のギニアビサウに行って、離島に渡って釣りキャンプ生活を送る予定。
そこに、ダカールではお魚さんとまったく縁がなかった皆川さんもいっしょに加わることに!
となると必要なのは釣り道具。

ってなわけで日本から釣り道具を送ってもらいましたー(メインはバイク用品のはず)

ダカールにも一軒だけ釣り道具屋があるけどまともなものはなく、
きわめてクオリティの低いメタルジグが1000円以上する。

なので、AMAZONで(日本のね)中華ルアー(日本製有名ルアーのコピー)を中国人顔負けの爆買い。
ほんものならひとつ2000円はするものが200円ほど。ものによっては100円くらい。
日本からの送料はかかるけど、箱一杯に積めて送って1000円でサバければこれだけで食っていけるよね。



j (14)
それに加えてあれやこれや。

所属しているJACC(Japan Adventure Cyclist Club)の機関紙(季刊誌でもある)ぺダリアン。
サイクリスト仲間の寄せるブログとはまた違った文章でおもしろい。



j (15)
釣り活動もしてます。
この日は6時に和心を出ての朝釣り。

ここまでほんっっっっとに釣れてない!!
この季節は寒流で魚が岸に寄ってこないという話だったけど、それにしてもひどい!



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ガツン!とアタって、バシっっ!とアワセ、釣れたー!!

ハタ系かと思ったけどよく見りゃこれ、クエじゃん!!

(最終的に15回くらい釣りに行ってまともな獲物はコレだけ・・・)



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持って帰ってお刺身だー!!

この魚はこっちでも高級魚らしく、素晴らしいお味でした。
 ※刺身を食べるようになったのが最近でざっくりした感想です



j (18,)
さてバイク登録の方もやってます。

警察署での売買契約書等の作成と認可が終わり、お次は陸運局へ。ここまでで2週間経過。

早朝から100人以上の人が集まっていて、検査ラインは動いてるんだか動いてないんだか・・。
みんなただただボーっと待ちぼうけてます。

日本なら車の登録なんて半日あれば終わるよと伝えると、
こっちじゃひと月かかっちまうってのになんてこった!!

と、みなさん驚き。


陸運局に来てみてもまぁ登録は進まない。

あとはアレとコレで終わるから、って段階からピクリとも動かない。

「明日の朝7時半に来い」

ってので早起きしていくと、係官がいない。

「午後だ」

出直して午後イチに行くと、

「今はボスがいない。待ってろ」

することもなく1時間、2時間と過ぎ、3時ごろ係官がやってきた。

「ボスが帰ってしまった。オレにできることはない。また明日な」

こんなことが嘘みたいに毎日毎日毎日繰り返される。


仲介に入ってくれてるシェッドは

「明日こそはオッケーだ!」「来週月曜にはノープロブレムだブラザー!」

と相変わらず調子がいい。

そんなこんなでひと月も経ってしまった・・。



j (19)
シェッドがサボってるもんやと何度もせかして怒ったけど、

「申請はすでにしてある。あとは係官の仕事を待つしかない。オレにできることはないんだ」

確かに、、、そう言われるとそうよなぁ。

もうラチがあかないのでもう一人、専門のブローカーを雇った。

すると建物内の係官の部屋へと呼ばれる。これは進展ありそうな雰囲気っ!!

ちょっと待っててね♡(おばちゃん)というので、待つこと3時間。

仕事の様子を見ているとまぁ働いてるんだかおしゃべりに来てるんだか、
電話したり果物買いに行ったり長ーいトイレに行ったり。

PCに向かってる時間なんて1時間のうちに5分くらいのもんで、ほんとに働いてない。
日本人の50分の1くらいの作業効率。

待っててねっつってから3時間。処理した書類5枚ほど・・・。

「あのーいつになったら・・・」

「うるさいわね中国人」

シェッドとブローカーの静止をきかず、キレた。

「お前らはダラダラ楽しく仕事してるかもしらんけどな、こっちは毎日ダカールに滞在するのに
お前らの1日の給料よりさらに多くの金払って滞在してるんじゃ!
外を見ろ!いったい何人の人がお前らのクソみたいな仕事を待ってると思ってんねん!
働け!おまえの仕事やろ! #&%%*@P#*&%$&?*%ーーー!!!」



j (20)
すると何とも間のいいことに、お祈りの時間。
顔を真っ赤にして怒っているぼくを無視してもそもそとお祈りを始める係官。
お祈り中は話しかけるのは失礼やし、なんか怒りも治まってきたような・・・
それにしてもいつもより丁寧にやってない?と思いつつ20分ほど待ち、ようやく顔を上げてひと言。

「今日はボスが帰っちゃったからまた明日来てね(特大ハート)」

ボス帰ってるならもっと早くに言えよ!!!



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そんなバカみたいな状況で父として、乳として、遅々として登録は進まず。

これはナンバープレートを作る時。

陸運局の近くにナンバー屋さんがいて、希望の番号で作ってくれる。
末尾のBAをABって作ってしまうくらいのクオリティ。

ってかこれってバイクを盗んで来たらナンバー偽造できちゃうよね・・。



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イライラした時はおいしいものでも食べましょう。プルコギだー!!



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和心メンバーみなさん勢ぞろいでたまには外食ってんで韓国レストランへ。



j (24)
ダカールのもうひとつの日本人宿「O・MO・TE・NA・SHI」にもしょっちゅう遊びにいってた。

オーナーの山ちゃんはセネガルのガイドブック作りの取材にあっちこっち飛び回ってたけどようやくひと段落。
一通りの取材を終えて編集に入ってた。

もうそのガイドブックも出来上がってるんじゃないかなー。
ネットブックで購入できるので興味のある人はぜひ!おれも買うよー!

「O・MO・TE・NA・SHI」も留学生やインターン生が滞在していて楽しい雰囲気。
ナイスリビングと台所もあるいい宿です。



j (25)
その山ちゃん経営の商店。セネガルのガチローカルスタイルの商店。

そこに登場したカキ氷。年中夏みたいなセネガルではヒット間違いなし!?



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そのお近くにはなぜかダチョウが飼われてる。



j (27)
はぁ、、、バイクの登録進まんねぇ。

それでも、昼間にぼーっとタバコ吸いながらバイク眺めてるだけで、楽しい旅の妄想ができちゃうからタチが悪い。







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| 49 SENEGAL | 07:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

旅の路線変更、バイク旅はじめますっ!! ~バイク購入編~


バイクが壊れてバックパッカー旅に切り替え、ブルキナファソの首都ワガドゥグに来ました。

ビザ申請に時間がかかるのでひさしぶりにゆっくりできています。
ほんっとに見るところもなければ便利でも快適でもないけど、宿もちょっと安めやし、
その辺がバーだらけで毎日2軒ずつ回ってます。ほんと驚くくらい店ごとの違いがないんやけど。没個性!!


まぁとりあえずはゆっくりってことで(笑)




d (1)
なお君の去ったダカール。

アパートは二人で折半して借りていたので一人になるとかなりの値段になる。
ダカール到着時に滞在してタンデム自転車も置かせてもらっていた日本人宿の和心(和食レストランがメイン)に戻ることにした。
ダカールの宿はどこも高いけど、和心には長期割引があるので長く滞在すれば他と比べてかなり割安になる。



d (2)
和心は現在レストラン免許の発行待ち状態。
イスラムの国なのでお酒を出す飲食店の免許をとるには一筋縄ではいかないらしく、
それ専門のブローカーが存在するくらいで、彼らはブローカーを通さずにがんばってるけど、まぁ大変そう(笑)

それでもお弁当販売と配達、口コミで来てくれる人には夕食も提供している。

この日はダカール四天王のひとり、和心の夜遊び担当ナイトライフ小林が厨房で何やらゴソゴソ。



d (3)
ラ、、ラーメンだとっ・・・??

この日の夕食は今年30歳、結婚したいけどダカールじゃ出会いがないと嘆くナイトライフ小林のお手製ラーメン、
すっきり系ながらもしっかりコクのあるスープ。かやくご飯に唐揚げ、替え玉までついた通称「小林ラーメン」。

あぁ腹減った・・。



d (4)
さてそんなこんなで今後の予定決め。

なお君とのアパート暮らしのひと月では休暇と決め込んでまぁほとんどフランス語の勉強をしてない。
走行してる間に西アフリカの季節も進み、少々厄介なことになった。

内陸部の暑さはどこも日中40℃を越えているようで、直射日光をあびると45℃はくだらなさそう。
まだ涼しいはずの海岸沿いの国々は雨季に入り始めてる。

インターネットの地図で予想する感じでは、ほとんどの国で大幹線道路以外は舗装されていない模様。
国境越えなどの道はさらにひどいようで、かなりひどいダートで、さらには降った雨が川となりいくつもの川越えになる。

ダート走行となるとタンデム自転車のひとり乗りでは走ることが難しい。
後ろに人を乗せていないと重みのかかっていない後ろのタイヤが空回りしてしまうのだ。

それが上りとなるとまったく不可能で、押して上るにしても雨でぬかるんだ赤土ではかなり厳しい。

正直なところ全くと言っていいほど見どころの無い西アフリカ。
水道どころか電気が通っていないのが当たり前の西アフリカ旅行にぼくが期待するのは観光客ズレしていない現地人との出会い。
かといってダートの道で現地人を乗せて旅するなんてことはできそうにない。

スコールに打たれながら自転車を押して押して進んで行ったとして、
言葉も分からない現地人との出会いを楽しめる余裕があるのか・・・

・・・きっと、日中のハードな走行に疲れ果て、集まってくる現地人をうっとおしく感じるだろう。
腐敗した警察官に賄賂を要求されたり、ビザ取りにもかなりのお金と手間がかかる。それなのに観光地もないような場所。

これは楽しくない。というか楽しめない。
楽しくないのにいったい何のために旅をするのか。

2009年に始まったこの旅の始めのころは自転車で走り切ることだけにがむしゃらだった。
しかし旅も長くなってきて旅の本質というか、自分なりの旅がなんなのか考え、行動できるようになった。

それは楽しむということ。

楽しくないことを意地になって続けることは無駄だとはっきり言える。
楽しむために旅をしているのだから。

どうしたらこの西アフリカを楽しめるのか・・。

・自転車を置いてバックパッカーになる。
  →バスがすっ飛ばしていく小さい村にこその国の現地人がいて生活がある。こりゃ旅する意味がない。

・バイクを購入する。
  バイク購入にお金がかかる。(ガソリン代がかかっても進めえる距離から考えると自転車の方がお金はかかる) 
  →手続きとかカルネ(バイクの免税措置)などよく分からないことだらけ。

・キックボード&ヒッチハイク
  →ダートばっかりだって言ってんだろ!!

・普通の自転車(MTB)を購入する。
  →なんだかなぁ・・。  





・・・。





d (5)
手続きとかなんやかんや面倒くさそうやけど、バイクにするっ!

旅を楽しむため、旅の一番の楽しみであり目的でもある現地人との交流。
肉体的・精神的に余裕をもって人と接することができ、
その国の本来の人々が生活する地方都市を旅することのできる手段として、バイクを選んだ。

バイク旅行中の皆川さんが、西アフリカ諸国はカルネ(気になる人ググってね)が不要で、
バイクの保険もCDEOという国際保険がどの国でも通用という情報をくれたのも後押しした。

そうとなるとお次はバイクの購入DA!!

これはネットの個人売買サイトに、店で買うよりかなり安くアップロードされている。
交渉は和心に滞在してるフランス語留学中のムッシュ野間をビールで釣って召喚すればヨシ。
そもそも俺は年長者だ!嫌となんか言わせるもんか!

なんとかなるぞっ!!
というわけでさっそく売買サイトで連絡し、見に行ったバイクがこれ。

まぁかなり痛みの激しいスクーター。ピアッジオ製の150㏄、5万円。



d (6)
しかし、このバイクには登録証(カルテグリース)があった。

ダカールを走るバイクには90%の割合でナンバープレートがない。
ということは登録されておらず、そもそもバイクの免許が存在していない。

庶民の足のバイクに規制を掛けちゃうと市民生活に支障がでちゃうからの配慮なのか、
そのおかげでバイクは信号を守ることなく、もちろんヘルメットなんて・・。まぁ無法地帯ですよ。

セネガルでバイクを買ってセネガル国内を走るのには登録されてなくても問題はない様子で、
たまに警官の気分で取り締まられても500~1000CFA(100~200円)の罰金で済むよう。

とはいってもこのバイクで他国への国境を超えるとなるとバイクの登録は必須。

一から登録するのは手間がかかりそうでも、一度登録されているバイクの名義変更となると少しはマシか。



d (7)
ジョージはこの翌日にドイツに帰る予定。
お邪魔させてもらったおうちは荷物が運び出されガランとしてる。美しい奥様。



d (8)
彼はシンガーソングライターとしてこの国で活動していたらしい。

出会いの記念に一曲プレゼントしてくれた。



d (9)
バイクはとりあえず保留にして引き上げてきた。
アニメを、、昼飯を食べながらあのピアッジオはどうかと考える。

引っかかっていたのは、カルテグリース(バイク登録証)の名義はとある企業だったこと。

ジョージがその企業からバイクを購入したらしく、名義変更をしたいなら連絡してくれると言っていたものの、
そのジョージは明日にはドイツに帰国してしまう。
何度も手間のかかるようなことに仕事に忙しい一般企業が相手してくれるのか・・。

まだコンタクトをとったのは一人目だしサイトにも格安バイクはまだまだある。
もっといい条件のバイクを探すことにした。



d (10)
この日の和心晩ご飯はチキンカツ丼。

スーパーウルトライチオシメニュー!!!



d (11)
日を改めて連絡した二台目はホンダ製のパンテオン150㏄。

聞いたことのない名前なのもそのはず、イタリアホンダ製のヨーロッパ向けスクーター。
試乗してみた感じはかなりパワフル。いい感じ。

しかし引っかかるのは2st(ストローク)エンジンということ。

普通の車やバイクは4stと呼ばれる形式のエンジンで、ピストンの上下が4回するうちにガソリンを燃やした爆発が1度起こる。
それに対して2stエンジンは2度のピストン上下につき1度の爆発。

同じ排気量のエンジンと比べると、爆発が早い分ガソリンの消費は多いけど(3~4割多め)、パワー(馬力)はすさまじい。

環境になんちゃらで現在2stエンジンは日本では生産されていないけど、
ぼくが高校生くらいの頃のスクーターといえばぜんぶ2st。(スーパーカブは昔から4sut)
スクーターを買った友達にちょっと乗らせてもらう時、
アクセル開きすぎてウイリーして吹っ飛ばされるというのは現在三十路あたりではあるあるでしょう。

そんなパワーは必要としてないし、燃費の悪さも気になるレベルではないと思う(1L=30kmくらい)ものの、
気になるのは2stエンジンはパワフルでシンプルな機構の反面、エンジンオイルとは別の2stオイルの補充が必要で、
それが切れたときにエンジンが高熱になり、ピストンが数百度になり熱で膨張し、
シリンダー内で引っかかってしまうエンジン焼き付きという重大な故障を引き起こすことになる。

大学の時に調子の悪かった彼女のバイクが軽度のピストン焼き付きになっていて、
捨てるくらいならぼくが整備すると自分の寮に向かってるときに思いっきりエンジンが焼き付き、
走行中にいきなり後輪がロックし後続車に轢かれかけて死にかけた悪夢が・・・

説明が長くなったけど、そんなわけで2stエンジンは長時間の走行には向いていない。

保留して考える。

そこら辺でよく見かけるし、そこまで心配する必要もないんかなぁ。
それにバイク旅と言っても時速50㎞くらいしか出すつもりはないし、
150㏄の2stエンジンで時速50㎞といったら慣らし運転くらいのもんやから、
そこまでエンジン温度が上がり過ぎることもないかぁ。
エンジンの機構自体は4stに比べてシンプルやから壊れたときの整備性はいいはず。
それにホンダ製というのが心強い。

ブレーキの利きなど気になるとこは整備して持ってきてくれて、
バイクの登録手続きも手伝ってくれると、売り手のシェッドも言ってるし。


300,000CFA(60000円)。


よし、コレに決めたっ!!


と思ったらあのバイクは登録するにはちょっと問題があったらしい。

たぶん盗難バイクやったんでしょう(笑)



d (12)
振り出しに戻ったと思いきや、同じHONDA PANTHEON150を見つけてきてくれた。
これも気になるようなポイントは簡単なことで整備して持ってきてくれるとのこと。

エンジンは異音もなく調子よく回ってるし、後ろにキャリアがついてるのもポイント高し。
色的にはシルバーの方が良かったけど(ちょっとは涼しそう)、まいっか。



バイク購入だよー!!

西アフリカをバイク旅に決めてからの行動は我ながら早かった。
バイク屋を見に行ったり、売買サイトでコンタクトをとって3台目で決定。

順風満帆なバイク旅になりそうだぜっ!!



あっそうそう、ちょっと勘違いしてる人がいるのでひとつ付け加え。

バイク旅は西アフリカ限定です!
西アフリカをぐるっと回ってダカールに戻り、バイクを売却。
タンデム自転車を受け取って東アフリカに飛行機で渡ります。以上!




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