降伏か死か!この命ある限り ~Boder in the middle of nowhere~ その3
モエ(・∀・)モエ
拍子ヌケ━(・ω・)━‥
━(・ρ・)━‥
キモ━(・ω・)━
ハート

んじゃ地獄国境越え3つめどーんどーんどん!

この深いジャングルの中での唯一の頼り、馬の通り道。 もともと頼ってええんかと思うくらいに薄かった。
こんなところで分かれ道もあったもんじゃないと思うんやけど、深い森の中でその馬の通り道はガンガン分かれて合流してを繰り返していく。
道が分かれる度にそのワダチを描く筆圧は半減し、目に見えて、、ってか目に見えへんくらいに薄くなってって、気付けばいつの間にか馬の道はなくなってた。
東へ、道なき森の中を自転車を押し、ただただ東へと進む。
荷物を外して川に入り、4往復して川を越え、また荷物を付けて自転車を押す。
南極ブナの茂る森の中をさまよい、60kgの自転車を引き上げる崖越えの連続で、
まだ森に入った初日やってのに、写真を撮ってる余裕は梨!!

空は憎たらしいくらいに晴れてるけど、最高気温は5度もない。
大阪の冬の最低気温ってどんくらいやったっけー。
ここよりもっと寒かったような気もするし、もっとあったかかったような気もする。
考えてみても思いだせん。うーん。

何本目かの川越、何度目かの荷物全外し。
ここまで来ると、川を見つけた瞬間に物事を考えること全停止できるようになった。
森はどんどん深くなっていく。
木々は高く生い茂って光の射さない地面にはコケが一面にびっしり。
腐った木を踏みぬいたり、落ち葉に隠れた岩で体を打ったり。
そんな深い自然の割には動物をまったく見かけず、静まり返った森。
地図では道路も通ってない緑一色(役満じゃねぇよ!)に塗りつぶされたエリア。
よく考えたらこんな場所って地図上にいくらでもある。
そんな場所の全てがここみたいに人を寄せつけず、人間とはまったく関係を持たずただ時の流れに身を置いてきたありのままの自然やったとしたら、地球上にはドラマにあふれてる。
冒険なんてどこでもできるんやと思った。
自転車世界一周は冒険ではない、という自転車乗りは多い。
そういう人の多くは事前の情報収集にご執心で、行く先々の町の規模、宿・店の有無、坂道の勾配・標高までを完璧に調べ上げ、その上でどこを目指してどこに泊まって進むかを決め、万全に万全を期した状態で旅をする。
でもそれって、小学校のころ遠足でやったポイントラリーと変わらんよね。
そこまでの情報を調べ上げた時点で、すでに頭の中で一回旅しちゃってるよね。
自分にリスクを科すわけじゃないけど、地図から得る情報や現地の人々からカタコトの言葉で聞き出す情報で旅した方が自分で旅する充実感もあるし、出会いも多い。 何より、思いもよらんことが起こって楽しい。
旅の始めの頃はいろんなことが不安で他の旅行者のブログをチェックしまくってたけど、
そういうのが自分の旅の面白さをどんどん削っていってることに気付いて、今もうはしてない。
・・・
何の話やっけwww
あっそうそうw
地図上の空白地帯ってことね。
まぁあれですよ、
こんなすげーとこがいっぱいあるんだってこと。
ちょっと酒飲み過ぎて何書こうとしてたか完全に忘れてもたねw
尾根越えゾーンが終わると立ち枯れした森ゾーンに入った。
そこで発見したひさしぶりの人工物!!

ヒツジのなる木!!(なっちゃんパクったよーw)
たぶんここにはカウボーイ的な人が、牧場から逃げ出した野良ヒツジを捕まえて、
ここでサバいて干しておいて、乾いたころに回収に来る。って感じの場所かな?
ほとんど越える人のおらん国境から森の中に残されてる馬の足跡も、それなら説明がつく。

写真では載せられへんけど、この辺りにはヒツジの頭やら内臓やらが干物になってて、
あたりが血の海やったのがはっきりわかるくらいの赤い地面。
一番左のヒツジの毛皮には骨も爪も残ってる。
まぁかなりグロい場所ではあるんやけど、人の気配がする場所を見つけて、
ぼくが進んできた道は間違ってないってことがわかって安心したけど、
この広い森の中でたまたま見つけたもふもふの木。
もしこれを見つけて立ち止まらんかったら山の上のほうに向かって進んでた。
気合いといっぱーつとか叫びながら山越えてもてたら、その後はいったいどこへ・・・
遭難よね。そうなんdeath。
今自分が置かれてる状況は、ただ辛いだけじゃなくて、正しい道をとらんかったらやばいことにもなりかねへん。
そんな不安はそれまでぜんぜん感じてなくて、そんな自分がいちばん恐ろしいと思った。

ヒツジ直後、川があって吊り橋も見えてきた!!
人の気配がもうはっきりと見えてきたからひと安心。
アルゼンチンのイミグレは近いのだ!!

ウゥープス!!
橋にたどり着くための道が見あたりません艦長!!
ちょっと滑ったら真っ逆さま。怖すぎる、崖下り。

たどり着いた橋、幅30cm・・ とはいかんでもまぁ40cmくらいか。
そういやオヒギンス村のサビエルと国境警備隊が言ってたな。
幅30cm長さ30mの橋がどうたらこうたらって。コレですか・・。
この吊り橋、やっぱり荷物全外し。
例によって4回に分けて荷物を運ぶ1回目。
吊り橋の手すりは鉄のワイヤーむき出し。
補助の柵も全部ワイヤーを蜘蛛の巣のように編んでで作られてて、そのワイヤーの末端は処理なし、切りっぱなしで飛び出してる。
普通に渡っただけでもぐらぐら揺れる頼りない吊り橋。おまけにパタゴニアの強風が左から右へとゴゴォー。
橋の欄干を持たずに重い荷物を持って渡ることすら難しい状況。
そこへさらに左右両側から延びるむき出しのワイヤー!!
スタートしてわずか数メートル、、ゴアテックスのジャケットがワイヤーの末端に引っ掛かり、ビリビリリーっ!!
OMG!! ←オーマイガッ
めっちゃ高かったのに・・・
モンベルさんにチャレンジ支援を受けたジャケット。
大好きなストームクルーザー水色。悲しすぎる。
橋の幅は40cmちょい。
自転車のハンドルの幅も40cmちょい。
ってかぼくの幅も40cmちょい。
ジャケット破れてからは慎重に慎重を重ね、体が揺れへんように顔を固定し、首だけ左右に動かして服が引っ掛かってないか確認して、一歩を踏み出す。 そーっと体重移動して、反対の足・・。
すげー時間かかってひとつ目の荷物を持って行った。
川を渡り切った場所はところどころ雑草の生えた草原で、
なんか足首がチクチクするなーと思ったら、億千万のひっつき虫地獄。
ひっつき虫が靴とズボンの間とさらに靴下にくっつき、とげが生地を突き抜けて足首にザックザク。
5分くらいかけて数十個のひっつき虫を外し、気合いを入れて踏み出した次の一歩でまた大量の・・・
そんな状況でゆっく~り橋を戻って、荷物を持ってまたゆっく~りくっつき虫地獄へ・・・
気狂うわ!!
なんやねんこの橋の細さ!!
どうせ作るんやったらもっとまともなん作らんかい!!あほかっ!!
結局もう一ヶ所、ジャケットにワイヤーが引っかかり、大穴がふたつ・・。
グチばっかでぜんぜんおもんないブログになってしまいましたが、
2日後にもまたアップするよーん。こうシバザキ!!
なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw でも押して♥
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こんなところで分かれ道もあったもんじゃないと思うんやけど、深い森の中でその馬の通り道はガンガン分かれて合流してを繰り返していく。
道が分かれる度にそのワダチを描く筆圧は半減し、目に見えて、、ってか目に見えへんくらいに薄くなってって、気付けばいつの間にか馬の道はなくなってた。
東へ、道なき森の中を自転車を押し、ただただ東へと進む。
荷物を外して川に入り、4往復して川を越え、また荷物を付けて自転車を押す。
南極ブナの茂る森の中をさまよい、60kgの自転車を引き上げる崖越えの連続で、
まだ森に入った初日やってのに、写真を撮ってる余裕は梨!!

空は憎たらしいくらいに晴れてるけど、最高気温は5度もない。
大阪の冬の最低気温ってどんくらいやったっけー。
ここよりもっと寒かったような気もするし、もっとあったかかったような気もする。
考えてみても思いだせん。うーん。

何本目かの川越、何度目かの荷物全外し。
ここまで来ると、川を見つけた瞬間に物事を考えること全停止できるようになった。
森はどんどん深くなっていく。
木々は高く生い茂って光の射さない地面にはコケが一面にびっしり。
腐った木を踏みぬいたり、落ち葉に隠れた岩で体を打ったり。
そんな深い自然の割には動物をまったく見かけず、静まり返った森。
地図では道路も通ってない緑一色(役満じゃねぇよ!)に塗りつぶされたエリア。
よく考えたらこんな場所って地図上にいくらでもある。
そんな場所の全てがここみたいに人を寄せつけず、人間とはまったく関係を持たずただ時の流れに身を置いてきたありのままの自然やったとしたら、地球上にはドラマにあふれてる。
冒険なんてどこでもできるんやと思った。
自転車世界一周は冒険ではない、という自転車乗りは多い。
そういう人の多くは事前の情報収集にご執心で、行く先々の町の規模、宿・店の有無、坂道の勾配・標高までを完璧に調べ上げ、その上でどこを目指してどこに泊まって進むかを決め、万全に万全を期した状態で旅をする。
でもそれって、小学校のころ遠足でやったポイントラリーと変わらんよね。
そこまでの情報を調べ上げた時点で、すでに頭の中で一回旅しちゃってるよね。
自分にリスクを科すわけじゃないけど、地図から得る情報や現地の人々からカタコトの言葉で聞き出す情報で旅した方が自分で旅する充実感もあるし、出会いも多い。 何より、思いもよらんことが起こって楽しい。
旅の始めの頃はいろんなことが不安で他の旅行者のブログをチェックしまくってたけど、
そういうのが自分の旅の面白さをどんどん削っていってることに気付いて、今もうはしてない。
・・・
何の話やっけwww
あっそうそうw
地図上の空白地帯ってことね。
まぁあれですよ、
こんなすげーとこがいっぱいあるんだってこと。
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尾根越えゾーンが終わると立ち枯れした森ゾーンに入った。
そこで発見したひさしぶりの人工物!!

ヒツジのなる木!!(なっちゃんパクったよーw)
たぶんここにはカウボーイ的な人が、牧場から逃げ出した野良ヒツジを捕まえて、
ここでサバいて干しておいて、乾いたころに回収に来る。って感じの場所かな?
ほとんど越える人のおらん国境から森の中に残されてる馬の足跡も、それなら説明がつく。

写真では載せられへんけど、この辺りにはヒツジの頭やら内臓やらが干物になってて、
あたりが血の海やったのがはっきりわかるくらいの赤い地面。
一番左のヒツジの毛皮には骨も爪も残ってる。
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自転車のハンドルの幅も40cmちょい。
ってかぼくの幅も40cmちょい。
ジャケット破れてからは慎重に慎重を重ね、体が揺れへんように顔を固定し、首だけ左右に動かして服が引っ掛かってないか確認して、一歩を踏み出す。 そーっと体重移動して、反対の足・・。
すげー時間かかってひとつ目の荷物を持って行った。
川を渡り切った場所はところどころ雑草の生えた草原で、
なんか足首がチクチクするなーと思ったら、億千万のひっつき虫地獄。
ひっつき虫が靴とズボンの間とさらに靴下にくっつき、とげが生地を突き抜けて足首にザックザク。
5分くらいかけて数十個のひっつき虫を外し、気合いを入れて踏み出した次の一歩でまた大量の・・・
そんな状況でゆっく~り橋を戻って、荷物を持ってまたゆっく~りくっつき虫地獄へ・・・
気狂うわ!!
なんやねんこの橋の細さ!!
どうせ作るんやったらもっとまともなん作らんかい!!あほかっ!!
結局もう一ヶ所、ジャケットにワイヤーが引っかかり、大穴がふたつ・・。
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