PatagoniaのPatagoniaへ!! ~食糧難は杉の戸を編~
ただいまアマゾン川イカダ下りのためにブエノスアイレスからペルーのリマへ72時間の大移動中!!
あわてて上げた手抜き日記ですが、どんぞ!
エスタンシア(牧場)LA SIBERIAに到着してついに死の危険から脱した。
エスタンシアにたどり着いた時、入り口で出会ったここのおじいちゃん、ヘラルド。
食べもんがなくて困ってると言ったら、よし、町に買いもんに連れてったる!
と、なぜか車に自転車を積み込み、州都のゴベルナドールグレゴーレスへ。
後で考えてみると、置いて行ったらいいのに自転車を積んで行ったのは、
ヘラルドの友達たちに、世界一周してる自転車野郎のアミーゴを自慢したかったもよう(笑)

ヘラルドはグレゴーレスに肉を買いに行くって言ってたけど、
なぜか始めに連れてってくれたのは砂地の滑走路のような場所。
ボーっと立って写真を撮ってると、危ないから後ろに下がれー!とアナウンスされた。
そして何の合図もなしにいきなり、、、

馬が走って来たw
競馬場やったんやね。

先頭の競走馬がこっちに向かってくる時から観客がコースに出ていて、
3頭のうちの2頭目が走り去った後にはみんな猛スピードで走ってるの馬に向かって走ってく!
馬って時速60kmくらい出てるよね? 当たったら死ぬよね・・。

んで、なぜか馬を追っかけて犬まで走ってる。
テレビのホームビデオ大賞に出てきそうな光景やけど、
走ってる馬に触ったり犬が馬を追って走ってたりするのも普通の光景のようで誰もツッこんでない。
ってか競馬場の後は肉屋を何軒も周って、そのまま帰ろうとするヘラルド。
ちょっと! ちょっとちょっと!!
めんどくさそうに小さいスーパーによってくれたw
でもそこには食料売ってなかった。他のスーパーに寄ってくれなんて言い出せんくらいのめんどくさそうっぷりやし、
しゃーなしお菓子とワインを補給。
何日かぶりにまともなもん食べれると思ってたのに、まだしばらくはお預けdeath。

LA SIBERIAで晩ご飯を食べようと思ってたけど、
今夜はパーティーの準備があるからレストランはクローズだ!さっき買ったお菓子でも食っててくれ!
と、なんともも突き放したヘラルドのひと言w

とは言えヘラルドはすげーいい人で、スペイン語教室を開いていろいろ教えてくれたり、
アルマジロを見たことないって言ったら近所の人のとこからアルマジロをもらってきてくれたりした。
けっきょく補給できたのはポテチとワインだけで、
もはや日常になってしまった食糧難の中、また自転車をこぎ出した。
ここからは電池の充電ができひんかったから写真がないんやけど、
エスタンシアLA SIBERIAから100km先のTORES LAGOSまでは強風のパタゴニアの中でも特別風の強い場所。
地平線まで続くまっすぐな道を、一番軽いギヤですら重くて踏みこまれへん。
ハンドルにしがみつくような前傾姿勢で、右、左、右、左、と、途方もないくらい地道な作業。
横からの風の時は、風の来る方向に思いっきり体重をかけて走るけど、
一瞬風が弱まった時は風の支えが無くなってそのまま倒れてまう。
起き上って自転車を起こそうとしても、立てた瞬間に反対側に倒れるので、
わざわざ自転車の反対側に回って自転車を立てる。
といってもこの時のパタゴニアは秋。
夏のパタゴニアの風はもっとすごいらしいし、これでネを上げてるわけにもいかん。
一日の半分は自転車を押して進む。

バラバラになった牛は、毛皮をとられて捨てられた後か?

ヘラルドの所から100kmを走って1週間ぶりの町、Tores Lagosに到着。
ここでやっと食料を補給し、R40から離れて向かうはエルチャルテンという小さな町。

エルチャルテンにはアウトドアブランドPatagoniaのロゴのモチーフになってる山々があるのだ!!

これだー!!
南米屈指の名峰、フィッツロイとセロトーレ。
この2つの山のある国立公園へトレッキングに向かう拠点の町が、ここエルチャルテン。
到着したのはお昼頃。
山のレンジャー小屋で登山情報を聞きに行くと、
今日みたいに雲ひとつなく山が見えることは奇跡的なことで、
明日から以降はしばらく天気が崩れるらしく、山に入るなら今日がベターとのこと。
町に着いたばっかで疲れてたけど、山に入ってしまえばキャンプ場でゆっくり天気の回復を待ってればいいし、
とりあえず今日の間に登ることにして、大急ぎで準備にかかる。
バックパックを持ってないので、ぺらぺらのリュックにテント寝袋など荷物を詰め込み、
町を出る前にスーパーで4日分の買い出しして、いざフィッツロイ!!
と、踏み出した時、道の先に両手を広げて何かを叫んでる不審者が・・。
怖いけど、引き返したら追っかけてくるんやろうなーと立ち止まって考えてると、
どうやら叫び声は日本語のようで、俺の胸に飛び込んでこい!! とか叫んでる。
これは恐ろしい展開になってきた・・。
こんな日本の裏側の小村のさみしい裏通りで、日本語を話す不審者か変態に目をつけられるなんて、ツイテない。
でもこういう時は拒否してしまうと逆上されるから、とりあえずそーっと近づいて様子を探る、、
逆光で変態の顔は見えへん。まだ叫んでるし、、、
あれっ?
どっかで聞いたことあるような声・・・
おー!あれは!!

でぼやん!!
どこの変態かと思ったら、アメリカ・メキシコを一緒に走ったでぼやんじゃないか(笑)
コチラ ↓↓↓ でぼやんのブログ
”自転車”世界一周踏闘記
グアダラハラで別れてから1年5か月ぶりの再会だ!!
なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
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あわてて上げた手抜き日記ですが、どんぞ!
エスタンシア(牧場)LA SIBERIAに到着してついに死の危険から脱した。
エスタンシアにたどり着いた時、入り口で出会ったここのおじいちゃん、ヘラルド。
食べもんがなくて困ってると言ったら、よし、町に買いもんに連れてったる!
と、なぜか車に自転車を積み込み、州都のゴベルナドールグレゴーレスへ。
後で考えてみると、置いて行ったらいいのに自転車を積んで行ったのは、
ヘラルドの友達たちに、世界一周してる自転車野郎のアミーゴを自慢したかったもよう(笑)

ヘラルドはグレゴーレスに肉を買いに行くって言ってたけど、
なぜか始めに連れてってくれたのは砂地の滑走路のような場所。
ボーっと立って写真を撮ってると、危ないから後ろに下がれー!とアナウンスされた。
そして何の合図もなしにいきなり、、、

馬が走って来たw
競馬場やったんやね。

先頭の競走馬がこっちに向かってくる時から観客がコースに出ていて、
3頭のうちの2頭目が走り去った後にはみんな猛スピードで走ってるの馬に向かって走ってく!
馬って時速60kmくらい出てるよね? 当たったら死ぬよね・・。

んで、なぜか馬を追っかけて犬まで走ってる。
テレビのホームビデオ大賞に出てきそうな光景やけど、
走ってる馬に触ったり犬が馬を追って走ってたりするのも普通の光景のようで誰もツッこんでない。
ってか競馬場の後は肉屋を何軒も周って、そのまま帰ろうとするヘラルド。
ちょっと! ちょっとちょっと!!
めんどくさそうに小さいスーパーによってくれたw
でもそこには食料売ってなかった。他のスーパーに寄ってくれなんて言い出せんくらいのめんどくさそうっぷりやし、
しゃーなしお菓子とワインを補給。
何日かぶりにまともなもん食べれると思ってたのに、まだしばらくはお預けdeath。

LA SIBERIAで晩ご飯を食べようと思ってたけど、
今夜はパーティーの準備があるからレストランはクローズだ!さっき買ったお菓子でも食っててくれ!
と、なんともも突き放したヘラルドのひと言w

とは言えヘラルドはすげーいい人で、スペイン語教室を開いていろいろ教えてくれたり、
アルマジロを見たことないって言ったら近所の人のとこからアルマジロをもらってきてくれたりした。
けっきょく補給できたのはポテチとワインだけで、
もはや日常になってしまった食糧難の中、また自転車をこぎ出した。
ここからは電池の充電ができひんかったから写真がないんやけど、
エスタンシアLA SIBERIAから100km先のTORES LAGOSまでは強風のパタゴニアの中でも特別風の強い場所。
地平線まで続くまっすぐな道を、一番軽いギヤですら重くて踏みこまれへん。
ハンドルにしがみつくような前傾姿勢で、右、左、右、左、と、途方もないくらい地道な作業。
横からの風の時は、風の来る方向に思いっきり体重をかけて走るけど、
一瞬風が弱まった時は風の支えが無くなってそのまま倒れてまう。
起き上って自転車を起こそうとしても、立てた瞬間に反対側に倒れるので、
わざわざ自転車の反対側に回って自転車を立てる。
といってもこの時のパタゴニアは秋。
夏のパタゴニアの風はもっとすごいらしいし、これでネを上げてるわけにもいかん。
一日の半分は自転車を押して進む。

バラバラになった牛は、毛皮をとられて捨てられた後か?

ヘラルドの所から100kmを走って1週間ぶりの町、Tores Lagosに到着。
ここでやっと食料を補給し、R40から離れて向かうはエルチャルテンという小さな町。

エルチャルテンにはアウトドアブランドPatagoniaのロゴのモチーフになってる山々があるのだ!!

これだー!!
南米屈指の名峰、フィッツロイとセロトーレ。
この2つの山のある国立公園へトレッキングに向かう拠点の町が、ここエルチャルテン。
到着したのはお昼頃。
山のレンジャー小屋で登山情報を聞きに行くと、
今日みたいに雲ひとつなく山が見えることは奇跡的なことで、
明日から以降はしばらく天気が崩れるらしく、山に入るなら今日がベターとのこと。
町に着いたばっかで疲れてたけど、山に入ってしまえばキャンプ場でゆっくり天気の回復を待ってればいいし、
とりあえず今日の間に登ることにして、大急ぎで準備にかかる。
バックパックを持ってないので、ぺらぺらのリュックにテント寝袋など荷物を詰め込み、
町を出る前にスーパーで4日分の買い出しして、いざフィッツロイ!!
と、踏み出した時、道の先に両手を広げて何かを叫んでる不審者が・・。
怖いけど、引き返したら追っかけてくるんやろうなーと立ち止まって考えてると、
どうやら叫び声は日本語のようで、俺の胸に飛び込んでこい!! とか叫んでる。
これは恐ろしい展開になってきた・・。
こんな日本の裏側の小村のさみしい裏通りで、日本語を話す不審者か変態に目をつけられるなんて、ツイテない。
でもこういう時は拒否してしまうと逆上されるから、とりあえずそーっと近づいて様子を探る、、
逆光で変態の顔は見えへん。まだ叫んでるし、、、
あれっ?
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| PATAGONIA | 06:00 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
これで、いつぞやの日記に繋がるわけね
時空列がむちゃくちゃで、どこに居るのか分からんわ(笑)
| 零翁 | 2011/07/05 12:46 | URL |