イカダ転覆日記 その3 漂流 ~アマゾン川いかだ下り!!~
アマゾン川いかだて転覆日記第三段!!
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イカダ転覆日記 その1 激突 ~アマゾン川いかだ下り!!~
イカダ転覆日記 その2 水中へ ~アマゾン川いかだ下り!!~
できることならイカダを岸に着け、夜明けを待ってから救助を呼ぶなりイカダの修理をしたかった。
しかしこの日はあいにくの日曜日。 他の日と比べて通りがかる船は激減する。
灯りの見えた集落に大声を張り上げてみても、返事はなく、
後ろの方から小型ボートのエンジン音と灯りが近づいてきてかなり期待したが、
ぼくたちのイカダの手前でエンジンを止めた。何度かこちらをライトで照らしたので気づいているはずなのに、
面倒事に関わりたくないのか、何度呼びかけても返事はなかった。
それ以降船はまったく通りがかることが無くなった。
そしてぼくたちのイカダは真っ暗闇の中でふたたび本流に乗り、流され始めていた!
さらに最悪なことには、イカダを漕ぐための櫂(パドル)は転覆した際に流されてしまっていた。
イカダを漕ぐことも操るすべもなく、イカダが停止するまでの間ぼくたちに何ひとつできることはない。
つまり、寄せられて砂浜に座礁するか、さっきのような立ち木に激突するのを待つしかないのだ!
タバコばかり吹かす緊張した時間が続く。
イカダは相変わらず川の中央を流されていて、まだしばらく岸に寄せられそうな気配はなかった。
闇に浮かびあがる岸のシルエットはどこも立ち木のある崖になっていて、穏やかにイカダを停止させることのできる、砂浜はどこにも見えない。
少し片づけをしたり、あてもなくしゃべって気を紛らわせる。
会話が無くなって無言になることが怖かった。
しかしそんな極限状態でも、体の疲れがピークに達したのか、信じられないことに睡魔が襲ってきた。
1時間交代で見張りを付けることにして、ぼくから先に仮眠をとらせてもらうことにして、
泥まみれの丸太の上にマットを敷き、横になるとあっという間に眠りに落ちた。
ふたたびけんちゃんの声で起こされて時計に目をやると、ちょうど見張り交代の時間だった。
しかしけんちゃんがぼくを起こしたのは、見張りの交代の時間だからではなかった。
「ちょっと先の方にまた、、 立ち木があるんよね・・・」
イカダは先ほどよりだいぶ左側の岸に寄せられていて、
けんちゃんの言う立ち木は、完全にイカダの軌道上にあった。
水面から葉っぱを付けたままの木が2mほど顔をのぞかせている。
川の流れはそこまで速くないけど、このままでは間違いなく当たる。
そしてパドルの失ったぼくたちには、それを避けるすべは・・・ ない!!
衝突の衝撃で荷物が落ちないよう、イカダの内側に押し込む。それ以外に備えれることはなく、
低い姿勢でイカダに這いつくばると、立ち木に突っ込んでいくまでの恐怖のカウントダウンが始まった・・・
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しかしそんな極限状態でも、体の疲れがピークに達したのか、信じられないことに睡魔が襲ってきた。
1時間交代で見張りを付けることにして、ぼくから先に仮眠をとらせてもらうことにして、
泥まみれの丸太の上にマットを敷き、横になるとあっという間に眠りに落ちた。
ふたたびけんちゃんの声で起こされて時計に目をやると、ちょうど見張り交代の時間だった。
しかしけんちゃんがぼくを起こしたのは、見張りの交代の時間だからではなかった。
「ちょっと先の方にまた、、 立ち木があるんよね・・・」
イカダは先ほどよりだいぶ左側の岸に寄せられていて、
けんちゃんの言う立ち木は、完全にイカダの軌道上にあった。
水面から葉っぱを付けたままの木が2mほど顔をのぞかせている。
川の流れはそこまで速くないけど、このままでは間違いなく当たる。
そしてパドルの失ったぼくたちには、それを避けるすべは・・・ ない!!
衝突の衝撃で荷物が落ちないよう、イカダの内側に押し込む。それ以外に備えれることはなく、
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