アマゾン川いかだ下りのゴールと、緊急帰国の報告。
最後の4~5日は流れのない浅瀬の支流に入ってイカダを押し続け、
マナウスを過ぎた後に、対岸のイカダハウスでゴールを迎えました。
ブラジルに入って倍加的に広くなったアマゾン河の流れに翻弄され、
木の葉のように簡単に岸に押し付けられたり流されたり、一日漕ぎ続けたり。
自然の破壊力もこれまでとは比べ物にならん脅威で、
それまでになかった規模の嵐に巻き込まれてイカダの基礎がガタガタに、
小屋も柱が折れたり壁に穴が開いたり・・・
夜も怖くて熟睡できひんし、心身ともに常に張りつめ憔悴しきってて、
弱気になって早くゴールを迎えたいって常に考え続けてた。
もっと時間を掛ければいろいろ考えてた工夫を試したり、ひとつふたつくらいやり残したこともある。
まじでキツかった。でも後悔してることは何もねー!!!

男の中の男、磯田喜之。御年三十路の青春ボーイ、アマゾン川イカダ下り、終了だー!!!
ゴールしたイカダハウスでの最高な出会い。
イカダはいつの日かぼくがそこに戻る時まで置いてといてくれると言ってくれた。
何から何までイカダ下りのことをすぐに書いておきたいんやけど、ちょっと不測の事態が起こった。
まぁ結局書くことになるやろうからあえていま書いとくけど、
母親代わりに育ててくれた祖母が先月末に亡くなった。
ぼくがこの旅に出発する前、老衰と病気とで生死の境をさまよい続け、
なんとか落ち着いて老人介護施設に入ったばあちゃんに最後のお別れを言いに会いに行った。
混濁する意識の中で奇跡的に、一瞬だけ正気を取り戻し、
気つけて行ってきーや、いつ戻るんや? はよ帰ってこなあかんで。
と、車椅子にダラッともたれかかりながら生気のない顔で、自分のことよりぼくのことを心配してくれたおばあちゃん。
工場で住み込んで働いてるときは、おばあちゃんが亡くなる日まで絶対旅に出るつもりがなかった。
それが結局、働いてる間にどんどん年をとっていく焦りと、このまま旅に出ることがないんじゃないかという不安に負けた。
マナウスに到着したら2週間以内に急いで日本に帰ろうと考えてた。
病状とかを聞いてたわけでなく、それはまったくおばあちゃんと関係ないことで。
ぼくがマナウスの巨大な町の灯りを見た夜、ばあちゃんは逝ってしまった。
ぼくがアマゾン川を下りを終えるまでがんばってくれた。って考える人もおるんやろうけど、
そんなロマンチックな考えはまったくない。
あとちょっと頑張ってくれたらよかったのに・・・
ぼくが親不幸なままにして勝手に死んでまうなんて、ひどいよ。
ばあちゃんに文句とゴメンを言いに、日本に帰ります。
なんかよう分からんけどブログのランキングに参加してみました。
まぁとりあえず読んだ後にこのボタン押してくれたらなんかええことあるらしい。
ランキングを励みにブログを更新するようになる、、、ならんかw でも押して

↓↓↓↓

にほんブログ村
毎週登場してます! NHK「地球ラジオ」 TOP → 旅でござんすへ!
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/
★How to leave comment★
tipe some comment and Push comment button,
you can find vended Japanese characters in small window under the comment space.
Compere under Japanese character and figure,
It'll be 4digit, and, tipe fixed one!

- 関連記事
-
- 大阪到着報告 (2011/11/21)
- mousugu NIHON (2011/11/10)
- アマゾン川いかだ下りのゴールと、緊急帰国の報告。 (2011/11/04)
- ごーるgaみえてきた!! ~アマゾン川イカダ下り~ (2011/10/26)
- イカダ転覆日記 その5 再出発 ~アマゾン川イカダ下り~ (2011/10/11)
| 21 BRAZIL アマゾン川イカダ下り AMAZON Rafting | 05:56 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑
(T_T) 泣いちゃった。。。
きっと、天国でおばあちゃん、よっちゃんの様子見てるはずだよ。
この、いかだ下りもね。
日本にかえって来たら連絡してねー(*^o^*)
| NAO | 2011/11/04 13:39 | URL |