ヤッホー!! KOMOREBI DRIVIN'

いやーおかしいよね。 ええ、狂ってると思いますよ。ほんと・・・
あんだけ坂がイヤ、山がイヤって言っときながら、、、
来ちゃいましたよ、イエローストーン国立公園!!
せっかく近く通るのに行かなかったらモグリでしょ!ってかもったいない!!
事前の知識は梨! Sun Dance酋長からのスチームボワッボワ!エブリウェアーボワッボワ!
だけを頼りに、標高1300mのモンタナ州から標高2000mのイエローストーンへ!!
と、その前に。こんなことがありました。
YouTube動画だ!!
YouTubeで動画をアップするというなんとも現代人的な!!携帯からの人はごめんなさい!

乗せてくれたガブリエル、通称ガブちゃんと温泉に入り、ベロンベロンで送ってもらった大草原。

夕方に着いたときはまだ気分よく、こんないい顔して写真撮っちゃってますが、水をなくし、夜中は暴風。
朝起きたときにはこんなになっちゃってました↓

ここでこの旅初めてのパンク。 原因はなんともモンタナらしい、サボテンのトゲ!
写真撮るのに足が血まみれだったような、なかったような・・。
2週間、向かい風に叫びまくったモンタナの丘陵地帯にツバを吐きつつ別れを告げ、一路、山へ!!

おやおや、何やら見えてきぞ・・。
ちなみに、近くに見えるこの山でもふもとまで1時間以上かかります。

こんなものが落ちてます!! あぶないあぶない!!
そういやガブちゃんも車のポケットに44マグナムが入ってました。

ここがイエローストーン国立公園の入り口。
1880年代に世界で初めて作られた国立公園で、カナダのバンフ、アメリカのイエストってなくらいにこっちでは有名な場所です。

公園に入るとすぐ、こんな勾配が10%を越えるとんでもない坂に。日本じゃありえません。

登り始めて30分、川原で何やら・・・

SPAだー!! 川原に石を積んだだけの湯船で、上から流れてくる熱々の温泉と川の水で、ちょうどいい温度にうすめて入ります。
あっ、そういやイエローストーンに入る前の日、自転車で旅してるシアトル娘ケシーナと知り合い、
公園内で合流していっしょに走ってきました。左の子。

温泉で知り合った夫婦が晩御飯に招待してくれた!!
キャンプファイヤーの上にアルミホイルひいて、バターの塊りをどーん!その上に肉の塊りどどーん!
な、厚み3cmのステーキ!! ちなみにこの旅で2度目のちゃんとしたお肉(笑)
ステーキにビールという、世界が終わる前夜に食べたい献立潤・Pをいただき、お互いの無事を祈って解散!

この日のキャンプ場にはぼくら以外にも自転車旅行者が。
バシッとおしゃれに身を固めたニューヨークからのおじさん3人組で、
ウェアはオール日本製。われらが誇るパールイズミ!
そして自転車がアメリカのTRECK、SPECIALIZED、イタリアのBIANCHI。
アメリカ人が他国の自転車に乗ってるのはめずらしいことで、なぜBIANCHI・・・
と頭に引っかかってて、しばらくしてから気づきました。
坊主頭、白いヒゲ、そしてこの細身の体。もうお分かりですね?
栄光のツール制覇、その後のドーピング発覚、出場停止、そして謎の変死・・・
そう、孤高のクライマー、マルコパンターニ!! まるでレプリカ!むっちゃ似てました。
パンターニ御一行と別れ、イエローストーンの中へ中へと入っていく。

どーん!

ででーん!
ってか、なんか見たことねえかこの風景・・。
カルスト台地に皿池。 そだ! 山口県の秋吉台!秋芳洞!
規模的には秋芳洞のほうが100万倍くらいおっきいですが、
このドピーカンのド青空の下にあるってとこがまた違う雰囲気です。

ちょっと進むとお次は間欠泉ゾーン。
澄み切った熱泉は空の色を映して色を変え、

間欠泉はあっちこっちからボワッボワー!! 酋長これですか!!
・・ってか、なんか見たことねえかこの風景・・。
山のあちこちから噴出す湯気に硫黄の臭い。 そだ! 熊本の阿蘇山!!
規模的には阿蘇山のほうが10倍くらいおっきいですが、
この針葉樹林が広がるド青空の下でってとこがまた違う雰囲気です。
ん?? まいっか。

そんなわけでえっちらおっちら山を登ります。
不思議なもんで、自分から進んで山を走ってると坂がきついことにも腹が立たず(それほど)走れちゃいます。

そしてたどり着いたのが、イエローストーンで一番有名な、

Grand Canyon of Yellow Stone!
峡谷の高さは300mくらいあって、上見て下を見ると目のピントがなかなか合いません。
さすがアメリカ。でかい!でかいことはいい事だ!大は小を兼ねまくるからな!!Hahaha-!!

公園内の湖から流れ出した川がいくつもの滝を越え、山をガリガリ削りながら蛇行して大西洋へと注ぐのです。 ちなみにこの滝は落差95m。

それを見に来る観光バス。 どこの国でも同じ光景です。

そして自転車を置き、崖の上沿いにハイキング。
木漏れ日降り注ぐ森の中を、峡谷を吹き抜ける風とともに。

ちょっと道からそれるといっきに崖の下!
あの頃楽しかった滑り台・・ 今やっても楽しいのかな?? そーれ!
なんて思っちゃいけません!! 岩がごつごつしててズボンのお尻が破けちゃいますから。

そしてこの公園内のもうひとつの目玉。野生動物。
これはバイソンで、キャンプ場の入り口で何をすることもなく、尻尾をぷらぷらさせてました。
よく見ると角が萌える。

坂を下ってると大鹿の置物。 と思ったら生きてます(笑)
ヌヌーっとした、なんとも言えない脱力フェイス。
さすが、馬鹿の一端を担うだけの事はあります。ってかこの漢字を考えた人のセンスが好き。

それではアップでどぞ。

もすこしアップでどぞ!

スト2にもバイソンっていましたが、まさにこの前傾姿勢。
そういや前日には公園内で一番大きい町のロータリーの芝生を、2m以上あるエルク(角のある大鹿)が数十匹でむさぼってました。
どこにでもいます。エルク、ヘラジカ、黒熊、グリズリー、鷲、マーモット、リス。
そんな公園で出会ったんです・・。

これじゃありません!
ちなみにどれも似たような味ですが、右上のパブストってのが700mlで130円!昨日箱買いしちゃいました。

これでもないったら!

じゃじゃーん!! でぼり君!
同じ自転車世界一周を目指していて年も近く、JACCメンバーで・・。
他にも共通項をあげたらキリがないのですが、とにかく出発前から目をつけてました(笑)
2~3回メールのやり取りをしてて、西海岸沿いに南下していくものと思ってたところ、
キャンプ場でモンベルのテントが張ってあるのを発見!しかも同じやつ。
自転車のタイヤも転がってるから、日本人の自転車旅行者に間違いない!
でも、でぼり君は南に下ってるし、転がってるタイヤが太いからマウンテンバイク用やろうし・・・
ロサンゼルスのほうにマウンテンバイクの日本人旅行者おったなーとか考えてたら、帰ってきましたご主人様!
まさかのでぼり君!! 会ったことはないのに何だか懐かしい(笑)
キャンプ場の近くにはお店がないので、次の日を定休日にしてビールの買出しに行って魚も釣り、晩餐!!
いやー、いいね。
語りだすと止まりません。
それぞれ観光に回るためいったん別れ、また合流していっしょに走る予定です!
| 2 U.S.A | 10:38 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
全然更新しないから死んだんかと思ったよ。。。
安心しました!
| 箱根 | 2009/09/21 11:47 | URL |