現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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偉大なチャンピオン、マルコ=パンターニを知っているか!


タンデム旅を再開し、なんとかフランスに入りました。
間に合うかと危ぶんでいたツールドフランス観戦、なんとか目的の場所にたどり着けました。
久々の自転車に疲れ38℃の熱波に焼けこげ、なんとかたどり着いたイタリア-フランス間国境が渡れないという不測の事態、
唯一の策は2000m超の峠にいくつも越える悪夢の遠回りルート・・。

まあそんなんはそのうち書きます!
明日はツール観戦、超級山岳ラルプデュエズに挑むぜセニョリータ!

んなわけでとりあえずサンマリノ滞在中の出来事でもあげとくっちゃーん!



君は偉大なチャンピオン、マルコ=パンターニを知っているか!

自転車ロードレースの最高峰、ツールドフランス、ジロデイタリアを同年制覇した孤高の男を!!


※ツールドフランスとは、世界最高峰の自転車ロードレースで、日本で自転車旅行にそれほどの人気はないものの、
特にヨーロッパでの人気は格別で、集客力や人気で世界的には夏季オリンピック、サッカーワールドカップと並ぶ世界三大スポーツ大会に数えられるほど。


ぼくが高校から大学生のころ、ちょこっとだけ自転車レースにかぶれてました。
すでに自転車の旅は始めていて、高校2年で日本一周を達成し、その次の興味は『速く走ること』に向いたころ。

バブル絶頂期のウルトラ金利で元本の倍になっていた10年にも渡るお年玉貯金をおフランス産のロードレーサーに代えたのだった!

とくにレースらしいレースに出たことはなかったものの、ロードレーサーで大学の通っていました。
ただの通学と思うなかれ。大阪~明石間60km、往復120kmを自転車で通学するというセミプロ真っ青の走り込み量!
まぁ、、あえなく数ヶ月で断念してスーパーカブ通学になるのですが・・。それでもすごいよね。今じゃ考えられん。
そんなわけで派手なジャージに身を包む、、、ことはなかったけど、なんしか自転車で走っていたのだ!!速く!風よりも速く!!


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その頃の自転車ロードレース界はというと、脂肪をそぎ落とした細い体で坊主頭にひげ、片耳ピアス、
マスコミ嫌いで多くを語らぬ山岳ステージのスペシャリスト、マルコ=パンターニが念願のダブルツール(ツールドフランスとジロデイタリアを両制覇)を果たしていた。

しかし翌年にはドイツの新星ヤンウルリッヒが台頭し、ツールドフランス、ジロデイタリアでパンターニと一進一退の攻防を繰り広げた。

そんな中、パンターニにまさかのドーピング疑惑がっ!!


インターネットのない時代。月一で発行される『サイクルスポーツ』誌にかぶりつきでこのドラマのような展開の行く末を見守っていた。

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ドーピング疑惑が晴れぬままレース界から追放され、マスコミに追い回され神経をすり減らし、家族には財産をむしりとられ、
信じられる者もおらずひとりたどり着いた故郷の近くの場末のホテル。
身分不相応な一泊30ドルの部屋はめちゃくちゃに荒れ果て、そんな中でパンターニはコカイン中毒によって死を迎えたのだった。


人気、実力ともに絶頂だったころに奈落の底に落とされた(落ちた)パンターニには特別な思い入れがある。
彼の駆るチェレステグリーンのBianchiに憧れたもののあと2万円が足りず購入を断念した高校2年の春。
代わりに彼のかけてたBRICOのサングラス(激しいデザイン)を中古で購入したものの激しすぎて恥ずかしくて人前でかけれず、買って一週間後にお尻で踏んづけて大破。
Mercatone Uno Bianchiのチームジャージも購入してみたもののよく見たらニセモノだったりと、まるでパンターニを体現するかのような不運の数々!!
そんなぼくのアイドル、パンターニ。


2013年末にタンデムあいのりヨーロッパ旅行の終盤、イタリアのリミニからサンマリノへと続く上り坂。
彼のチームのスポンサーであったMercatone Uno(ニトリみたいなの)を見つけ、興奮しながら山を登った。
その後サンマリノで、サンマリノに来る途中パンターニを思い出したことを話してみると、なんとパンターニはリミニの隣町チェゼナティコの出身とのこと!
さらにさらに!! 彼がコカイン中毒でなくなったその場末のホテルもリミニなのだという!!

しかしその時は自転車を預けて日本に資金稼ぎに帰国するタイミング。
パンターニ参りをするなら旅の中で、自転車で研ぎ澄まされた自分で行きたい!


そんなわけで、前回行かなかったパンターニの故郷チェゼナティコに、サンマリノで仲良くしてくれたゆうこさんに連れて行ってもらった。



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チェゼナティコのパンターニ博物館。
大きくはないものの、年代ごとに彼が使用していた自転車や装備品が並び、写真が展示されている。



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子供時代のジャージ。
地元のレストランがスポンサーやったり、自転車のジャージといえどおしゃれなのがさすがイタリア。



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サンマリノを含むこのエリア、エミリオロマーニャ州の代表ジャージ。



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彼の全盛期、メルカト-ネウノビアンキ(チーム名)時代、ツールドフランスを優勝した自転車とチャンピオンジャージ。
このチェレステグリーンのビアンキに憧れてたなー。
自転車を買いたいという友人にビアンキを勧めてみると、みんな乗ってるからヤダーと、
人気ありすぎて逆に敬遠されるという妙な立ち位置のブランドになってしまった。
街中でチェレステグリーンにおしゃれなかっこの若者を見かける度に思う。パンターニ知っとんか。



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この黒ビアンキもかっこよかったなー



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彼の自転車にはあだ名であるIl Pirata(海賊)を描いた特別な刺繍が施されている。
このサドルメーカーSella San Marcoにもあこがれて中古で安井の買って使ってたけど盗まれたなー



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なんだかかわいいメーターのお名前。



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おぉい!なにバイク乗ってんだよ!!

まぁぼくもですが。



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フルオーダーの趣味が悪すぎるバイクも・・。
ロードレースチャンピオン、大金持ちですからしかたないですよね。


他にもこの博物館には彼に関する新聞・雑誌記事や彼が晩年に描いたちょっと怖い抽象画などの展示もあります。



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勢いで買っちゃったパンターニTシャツは後日公開するとして、お外はいい天気。
チェゼナティコはかわいい港町。
日本の漁村と違って運河や港には遊歩道ができてたり新鮮な魚を使ったレストランもあって明るい雰囲気。



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年代物の船と年代モノのおじいちゃん。



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街中の自転車屋もパンターニが来てたかもと考えたらヨダレがたらり。



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なんか気持ち悪い花。



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最後に運河でパチリ。スウィートゆうこさんっ!!



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