スイスへ寄り道ヨロレリヒー! ~水の上に立ち平和を感じる永世中立国~
現在スペインのバルセロナ。
こっからアフリカを目指して南下していくわけですが、
昨日ヘルメットを改造してたらナイフで左手をグッサリ。
止め処なくあふれる鮮血に、こりゃあ出発延期やな・・。 とにんまりしたとかしないとか。
なんにしても、トマトが沁みそうだぜ(意味深)。
そーんなわけで今月はじめのフランス~スイス日記をやっつけちゃうよーん!

フランス南東部でツールドおオフランスを観戦し、いざ出発っちゃん。

ゆっくり起きて昼出発なもんで、いっしょにラルプデュエズを上った出口くんと
自転車世界一周組の大坪さんはお先に出発。
そんでもってここ2日間くらいご飯をごちそうしてくれ仲良くしてくれたヘレンさんファミリーともお別れ。
ツール観戦に来た人たちはみんなひと月くらいのバカンスなのでここに残る人がことの他多かった。

バイバイアルプス!ノーモア上り坂!

こっからもなんだかんだアルプス山脈のはしっこをちょろちょろします。
下のほうのL'Arp D'Huez(ラルプデュエズ)から北上し、スイスのGeneve(ジュネーブ)を目指すったい。

アルプスの谷間を流れる雪解け川に沿って走る。

ル、シャン。
周りの山が高いので平地より早く日が暮れる。
といっても9時半まで明るい南ヨーロッパの夏。
おねぼうさんはこの夕方の時間に焦って距離を稼ぎます。

イギリス一家ヘレンさんたちから持たせてもらったフェアトレードのブラジルコーヒー。
このバッグのにお湯を注ぐと中でドリップされ注げるなんだかすごい仕組み。
今まで飲んだ数千杯のコーヒー(99.9%インスタントですが)の中で一番うまかった。
ただ、、、フェアトレードならもっとシンプルに作ってその分のお金をゴニョゴニョ・・・
ただのアマノジャクなので噛み付かないでね。

ツールにも間に合うことができて気持ちも楽になった。
幹線道路を離れてこんなダート道をのんびりと。

娯楽の少ない地方を周るサーカス団の看板。
他にも移動動物園や移動遊園地とかも見かける。

地方都市の中心部
昼も夜もちょっと怖いくらい人が歩いてない。
夕方バーでクイっと一杯いきたいのに、そんなとこは見当たらず。
そんでもっておフランス。ちょっと暗い一面もある。
小さい農村が陽気でない、閉鎖的ってのはまぁ創造できそうな話やけど、
おとなりイタリアの農村とはでは明らかに空気が違う。
そこに住む人の性格は天候と似てくる。みたいなことを言いますが、
アルプス山脈で湿気(雨雪)を落としきってカラッとした空気が流れ込む北イタリア。
やっぱ陽気です。しょっちゅうお声がかかってバーに行ったら話し相手に事欠くことありません。
それに比べてその湿気の落ちる場所。南東おフランス。
冬は雪に閉じ込められ、夏でも雨が降ったり雲が出ていて湿っぽかったり。
ここではあからさまな差別をする人もいるし、なんとなく目をあわさなかったりあいさつしても無視したりとか。
そんなんに一回一回傷つくわけではないですが、腹は立ちます。
とはいえ、ぼくら旅行者は誰に呼ばれたわけでもないのにわざわざ選んで文化の違う場所に自分で来ている。
嫌な目に遭いたくない、受け入れることができないというのならこの場所から立ち去るか旅をやめればいいだけ。
狂ったようにバッシングをする人もいますが、自分で選んだ遊びでのことですから。
とか大人発言しときながらも実際はむちゃくちゃ腹立てるけどなっ!!

もののけ姫注意
ちゃんとした幹線道路もあったりするんやけど、なんで姫が出てきちゃうような山の中を走ってるかというと、

これを見にですよー!
どれって?
見えてるでしょ!ヨーロッパいち有名な山(一番高いわけではない)モンブランが!!
間近までいくには時間もお金もタンデム漕いでく根性もないので、ちらっと顔を見に。

上って上って上っておりたらこんなとこ!

旧市街をぶらぶらしつつ、


路面電車も走るクラシックとモダンの混ざった大都市。

湖沿いに発展した町。
アルプスの雪解け水が流れ込むレ・マン湖。
その膨大な水が流れ出すのはたった一つ、ローヌ川。

ジュネーブだよー!!スイスっちゃーん!

物価が高いと悪名高いスイス。節約のために郊外のキャンプ場へ。
すっと、なんてこったの一泊32ユーロ!!
テント張ってウ○コすんのになんで4500円もかかんだよ!!
とはいえ2日後には電話でNHKの地球ラジオに出演する。
そのために電話回線と連絡用のネットも確保しておかんといかん。
忍び難きを忍ぶ思い出ここに2泊。9000円也v!!

お隣さんのヴィンセント。
彼は家を売ってここに住んでるらしい。

仲良くなった子供たち。自転車で湖を渡るらしい。

ヴィンセントが家を売ってここに住むのは毎朝夕、これをするため。
簡単なレクチャーを受けて、いざ湖の真ん中へ!
初めてでも簡単に立ち上がることができ、沖に出るとなんと静かなことか。
夕方で風も落ち着き、観光船も岸に帰った水面はアルプスに沈む夕日に照らされ穏やか。
音もなくスイーっスイーっとクルージング。
漕ぐのを止め、ただ湖の真ん中に立つと、世界から音が消えた。
こんなにも平和な場所ってあるんやな・・。
ふと、アマゾン川のイカダの上で感じてたのと同じことを考える。
一歩間違えると簡単に死んでしまう本来危ないはずの場所なのに、水の上は特別に平和だ。
べ、べつにここがスイスで永世中立国だから平和とか言ってるんじゃないんだからねっ!!
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