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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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サハラ縦断再開!やっぱ向かい風じゃんかー! ~マッスルなお君と再会編~


セネガルダカールにてブログ更新滞在中!(フランス語勉強含む)

ブログはカナリア諸島サバイバルキャンプを終え、モロッコに戻ってきたところ。



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モロッコ、ラーヨーン(LAAYOUN)に戻ってきた。

カナリアの本来の目的モロッコビザの更新も完了し、心置きなくサハラに挑める。

ホテルオーナーに預かってもらっていた自転車を受け取り、さっそく出発だー!





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目指すは西サハラ第三の町、BOUJDOUR(ブジュドゥール)。約200km。

自転車世界一周2009年組のでぼやん(出掘良一)は北風に乗って1日で駆け抜けた。

「1日200km」ってのは、荷物満載の自転車旅行者にとってちょっとありえない距離。
しかし猛烈な北風のこのエリア。
普段のほほんとして見える自転車旅行者も、このエリアに限っては200kmの大台を標榜し、
身体を研鑽しその時を待つのだ!


とはいえタンデム自転車で200kmはさすがに無理。まぁでも150kmくらいは、、、

オレたちが伝説を作る番だ!




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ひとくちに「砂漠」と言ってもいくつか種類がある。
細かい砂粒の砂丘が続き、月夜をラクダの隊列がいくような、いわゆる「砂漠」のような場所だけではない。

(以下はぼくが名付けたもの)
土の砂漠、「土漠」や、石がごろごろした荒野「石砂漠」、
崩れて砂になる寸前の岩場が続く「岩石砂漠」。

それらの場所にはさらに、石があったり草が生えていたりする。
上の写真の場所は、「土漠」に石(小)と草(低)をトッピング。




a (4)
「砂漠」に草(中)をトッピング。

キャンプする時は、こういった土手の裏に回り込んで風を防ぐ。
もちろん道路から見つからない場所というのは大前提。

このようなふかふかの砂漠にタンデムをひっぱりあげるというのが1日のハイライト。
自転車は重いし息が上がってキツいけど、車が通りがかる前に奥まで入り込むため猛ダッシュをする。

毎夕、この苦行を乗り越えホテル(テント)にたどり着くのだ!




a (5)
わずか200kmの工程に4日もかかった・・。

でぼやんが1日で駆け抜けたってのに、いったい何なんだこの爆風はっ!!!

カナリアに行ってた2週間でちょっとは風向が変わってるかと思ったけど、変わることなく猛烈な東風。

あぁー辛い、、、腹立ってくるー!




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ようやくのことでたどり着いたBOUJDOUR(ブジュドゥール)もまた、すべてが新しいなんとも嘘くさい町でした。

西サハラを実効支配するモロッコが「既成事実化」するためにインフラを整備し、
モロッコ中から移住者を送り込んでいる。

そのため町並みも道路も真新しいのに人気がなく、どこもうす気味悪い雰囲気になっている。
治安の悪さみたいなのはまったく感じないものの、人々はひどく差別的で町の半分くらいの人がシノワシノワと侮辱してくる。




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この町はどうかなー。

この辺りは町を建設中。
コンクリを積んだ家、更地にも区画が引かれ数年以内にここまで広がるんやろう。




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ホテルの窓からの眺め。

きっちり区画が整備された建設途中の町。




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なのに一本入ればすげー汚い。

町が砂まみれになるのはしょうがないけど、捨てられたゴミの量がハンパない。
ゴミの回収は毎日されてるので(ゆく末は荒野にポイやけど・・)、結局必要なのは「教育」。




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見たことのない料理!

と思ったら、タジンやった。
タジン鍋をつかわずご飯にぶっかけたもの。

タジンの付け合わせはパンが出てくる。
日本人としてやっぱご飯と食いたかったんよね~。うまかった!




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BOUJDOURになお君登場!!




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なお君はモロッコ中部のエッサウィラに長いしていた時に宿で一緒だった旅行者。
西アフリカを南下していくレアな旅人のひとりで、そのためにエッサウィラでフランス語を勉強していた。

再会を約束し、ぼくととも君はタンデムで一足先にエッサウィラを出発した。

まだまだ続く広い西アフリカ。こんな序盤で追いつかれるとは(笑)




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再開を祝して豪遊ですよ!




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次の日も昼から肉ー!




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市場にお出かけ。




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鶏肉、野菜、ご飯に油、小麦粉などを購入。




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うきうきクッキン!




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から揚げ祭りだー!!




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夜は人気のなくなるBOUJDOUR。


この町もまた、、人は残念な感じ。

大人はシャイやけどすごく親切。
なのに子供はすぐ石を投げてくる・・。

もちろんこんなのはぼくの経験であって、誰もがそれを経験するとは思っていない。
どんな声を掛けられたとしても、こっちがフレンドリーに笑顔で寄っていけば子供たちの対応も変わるはず。
いつでもフレンドリーでいい日本人でおりたいけど、それが無理な時もある。

自分がよければ相手もよく対応してくれる。それは事実。
しかしそれは分かったうえで、
よくない人の対応にエネルギーを使う気にはならない。


この町では現地の人との写真がひとつもなかった。




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3人でのBOUJDOUR滞在中、何度もなお君を自転車旅行に誘ってみた。
なお君もまんざらではないようで、ここぞとばかりに押す!攻める!

しかしそんなことよりもなお君に重要なのは筋肉だった!
この町にはフィットネスジムがなく、おまけにプロテインも残りわずか。
彼は筋肉を維持できないことを危惧し、一足先に次の町DAKHLAに向かった。


筋肉に負けたー!




a (21)
DAKHLAでの再開を約束し、ぼくらも出発!

素晴らしい天気!激しい向かい風!砂まみれのオレたち!  地獄の4日間が幕を開ける・・。



488km / 2300km




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