モーリタニアは砂の国ー!! ~ディープサハラへ突入だよー編~
これまたセネガルからの予約投稿なのですが最近部屋から出ずにずっとブログを書いていて、
文章書いてると何書いてるのかもうよう分からんようになってきた。
とくにモーリタニアは辛かったので感情をシャットアウトしてただペダルを踏んでた。
だからあんまり記憶がないんよなー。
やっつけ仕事っぽくなってるけどぜんぜんやっつけれてねーサハラ日記をどぞっ!!

とも君!!
2ヶ月半モロッコからいっしょに旅してきたともくんが南米に飛ぶためタンデムを降りた。

モーリタニア第二の都市ヌアディブはさすがサハラ砂漠の国。
メインの車道以外はすべて砂に埋もれている。
ビーチのような細かい砂粒で、靴で歩いていると中に入ってくる。
そんなことより強烈なのは飛砂。
アフリカ西岸エジプトから吹く砂漠風ハルマッタンは砂を含んでいて、
外に出るとパラパラと砂が降ってくるレベルなので、町中でも霧が出ているかのように曇っている。
ハルマッタンが強く吹く日は写真のように真昼間でも薄暗い。
ヌアディブは第二の都市とは思えないくらい貧相な町。
ビルと呼べる建物はほとんどない。
裁縫道具を買おうと出ても、どこを回っても売っていない。
自転車に荷物を括り付けるためのゴム紐もない!
言い出すときりがないくらいに物のない国。
国土の90%以上が砂漠で工業がなければ、資源も鉄とかくらい。
国の産業としては漁業があげられるけど、個人所有の木造船で近海に出るくらい。
お金がないので港の整備を外国の支援に頼っている。ちなみに市場は日本が建てたとか。
町の普通の商店で売ってるお菓子やジュース、せっけんなどはモロッコから砂漠を越え陸路で運ばれてきたもの。
その道路(ぼくらが走ってきた)は舗装も悪けりゃ風も強いし検問が多すぎる。そんでもって遠いよね。
なもんでモロッコと同じ商品がモロッコの1.3倍ほどで売られている。
モロッコよりはるかに貧しいモーリタニアでは、一般人には缶コーラですら高級品という状態。
こーんなシケタ町抜け出して首都のヌアクショットを目指すっちゃ!!

砂漠の深いとこ越えていきまっせー!
にしても航空写真で見るとサハラ風ハルマッタンがよく見える。
東(右)から西に吹いてくる中で、西サハラやモーリタニア北部の山脈地帯を避ける砂の流れが見える。

大西洋に飛び出した半島の先っぽにある町なので来た道を引き返す。
来るとき通った検問をもう一回コンプ!!

国道まで北への40km、太平洋上の北風なので激向かい風。分かってたけどキツイ。

おっ電車!!
もしかしてあれが世界一長いと言われるアイアン(鉄)トレインか?
内陸の鉱山から掘り出した手鉱石などを海岸部の都市に運ぶ列車。
最後尾に一両だけ客車があるけど、貨物車なら無料で乗れるらしい。
とはいえ砂嵐でえげつないことになりそうですが。

どわー長ーい!

まだまだ長ーーーーい!!! 最後尾が飛砂でガスってて見えへん。
それもそのはず、230両、3㎞もあるらしい。
山手線が一周30kmちょいなので、この電車が11台あればぐるっと詰まっちゃうね。だからどうした!

半島から大陸に入ったところで東へ曲がる。
激しい北風が向かい風やったのでようやく楽になると思ったら、
海風が内陸に入って消え失せ、いつも通りハルマッタン(東風)に。
さらに40km地獄の向かい風。
もう辛すぎて記憶がない。

風で家!!

家ーい!!

とか言ってられへんくらい環境death・・。

砂漠に不似合いな建物があると思ったらコテージ風のホテルだった。
いったいどの客層を狙ってるのか、、、
後ろのハイエースはこの国のメイン交通手段、バス。
道も悪いので大型バスじゃちょっと・・な感じなんでしょう。

コテージの中は快適。

電気は無いがなっ!!

翌日も死ぬほど向かい風。
友達のサイクリストが走っていた時にはこの辺りもずっと追い風エリア。
1日で150~200km走ってたってのに、、、ぼくには40km走るのがやっとです。

形を変え続ける風紋。横風になってきた。

←ヌアクショット ヌアディブ→
行くも戻るも地獄だー!!

水なんてどんだけ飲んでも喉はカラカラ。

ヌアクショットに向かって南に曲がると、これまでよりさらに強いハルマッタン。
それまでの向かい風から横風に変わるも、風が強すぎて時速6kmくらいの走行がつづく。
永遠一本道でポジションが変わらず同じところに負荷がかかっているのか、普段痛くならないような肘、手首などがひどく痛む。
サドルはもはや敵!!ケツが痛すぎる!!
トータル4年以上旅してきてまだお尻が痛いとか言ってるサイクリストってぼくくらいじゃないかと思う。

すったもんだで町に着。 コーラをください・・・

いやもうマジで生き返った。
メシ食ってコーラ大きいの2本飲んで2時間昼寝してなんとか外に出る気を取り戻した。

ちょっとはマシになるかと思ったけど、さらに過酷さを増していきます。
次回も砂の国モーリタニア、サハラ砂漠のエグいとこ走るよー!
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とも君!!
2ヶ月半モロッコからいっしょに旅してきたともくんが南米に飛ぶためタンデムを降りた。

モーリタニア第二の都市ヌアディブはさすがサハラ砂漠の国。
メインの車道以外はすべて砂に埋もれている。
ビーチのような細かい砂粒で、靴で歩いていると中に入ってくる。
そんなことより強烈なのは飛砂。
アフリカ西岸エジプトから吹く砂漠風ハルマッタンは砂を含んでいて、
外に出るとパラパラと砂が降ってくるレベルなので、町中でも霧が出ているかのように曇っている。
ハルマッタンが強く吹く日は写真のように真昼間でも薄暗い。
ヌアディブは第二の都市とは思えないくらい貧相な町。
ビルと呼べる建物はほとんどない。
裁縫道具を買おうと出ても、どこを回っても売っていない。
自転車に荷物を括り付けるためのゴム紐もない!
言い出すときりがないくらいに物のない国。
国土の90%以上が砂漠で工業がなければ、資源も鉄とかくらい。
国の産業としては漁業があげられるけど、個人所有の木造船で近海に出るくらい。
お金がないので港の整備を外国の支援に頼っている。ちなみに市場は日本が建てたとか。
町の普通の商店で売ってるお菓子やジュース、せっけんなどはモロッコから砂漠を越え陸路で運ばれてきたもの。
その道路(ぼくらが走ってきた)は舗装も悪けりゃ風も強いし検問が多すぎる。そんでもって遠いよね。
なもんでモロッコと同じ商品がモロッコの1.3倍ほどで売られている。
モロッコよりはるかに貧しいモーリタニアでは、一般人には缶コーラですら高級品という状態。
こーんなシケタ町抜け出して首都のヌアクショットを目指すっちゃ!!

砂漠の深いとこ越えていきまっせー!
にしても航空写真で見るとサハラ風ハルマッタンがよく見える。
東(右)から西に吹いてくる中で、西サハラやモーリタニア北部の山脈地帯を避ける砂の流れが見える。

大西洋に飛び出した半島の先っぽにある町なので来た道を引き返す。
来るとき通った検問をもう一回コンプ!!

国道まで北への40km、太平洋上の北風なので激向かい風。分かってたけどキツイ。

おっ電車!!
もしかしてあれが世界一長いと言われるアイアン(鉄)トレインか?
内陸の鉱山から掘り出した手鉱石などを海岸部の都市に運ぶ列車。
最後尾に一両だけ客車があるけど、貨物車なら無料で乗れるらしい。
とはいえ砂嵐でえげつないことになりそうですが。

どわー長ーい!

まだまだ長ーーーーい!!! 最後尾が飛砂でガスってて見えへん。
それもそのはず、230両、3㎞もあるらしい。
山手線が一周30kmちょいなので、この電車が11台あればぐるっと詰まっちゃうね。だからどうした!

半島から大陸に入ったところで東へ曲がる。
激しい北風が向かい風やったのでようやく楽になると思ったら、
海風が内陸に入って消え失せ、いつも通りハルマッタン(東風)に。
さらに40km地獄の向かい風。
もう辛すぎて記憶がない。

風で家!!

家ーい!!

とか言ってられへんくらい環境death・・。

砂漠に不似合いな建物があると思ったらコテージ風のホテルだった。
いったいどの客層を狙ってるのか、、、
後ろのハイエースはこの国のメイン交通手段、バス。
道も悪いので大型バスじゃちょっと・・な感じなんでしょう。

コテージの中は快適。

電気は無いがなっ!!

翌日も死ぬほど向かい風。
友達のサイクリストが走っていた時にはこの辺りもずっと追い風エリア。
1日で150~200km走ってたってのに、、、ぼくには40km走るのがやっとです。

形を変え続ける風紋。横風になってきた。

←ヌアクショット ヌアディブ→
行くも戻るも地獄だー!!

水なんてどんだけ飲んでも喉はカラカラ。

ヌアクショットに向かって南に曲がると、これまでよりさらに強いハルマッタン。
それまでの向かい風から横風に変わるも、風が強すぎて時速6kmくらいの走行がつづく。
永遠一本道でポジションが変わらず同じところに負荷がかかっているのか、普段痛くならないような肘、手首などがひどく痛む。
サドルはもはや敵!!ケツが痛すぎる!!
トータル4年以上旅してきてまだお尻が痛いとか言ってるサイクリストってぼくくらいじゃないかと思う。

すったもんだで町に着。 コーラをください・・・

いやもうマジで生き返った。
メシ食ってコーラ大きいの2本飲んで2時間昼寝してなんとか外に出る気を取り戻した。

ちょっとはマシになるかと思ったけど、さらに過酷さを増していきます。
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