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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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ギニアビサウ・ブバケ諸島で大物釣り生活 ~やりきりました編~




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現在(8月24日)、タンザニア北部のビーチでのんびりブログ書いてまーす

あと2・3本書いたらカヤック借りて釣りでもしてこようかな~




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さてブログは3か月前の西アフリカはギニアビサウ。

大物を狙った釣り生活を送る為、6時間フェリーに揺られブバケ諸島にやってきた。

安い宿を確保し、お酒の飲める環境も完璧!

良い釣り場を求めて島内を走り回る日々。
ちなみにブバケ島は南北に長く20㎞ほど。東西には1~2kmほど。

フェリーの発着場、宿のあるのはその北端。

南端のビーチが観光客には有名との事で持ち込んだバイクでやってきた。

ちなみにとんでも悪路。
でもここ以外に交通手段の必要な場所はなかったのでこの島にバイクを持ち込むメリットはほぼない




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ビーチに一軒だけあるバーで出会った南アとイギリス人のカップル。
お互いの旅の話をしてると、「サハラ砂漠を自転車で旅してる日本人を見たよ」とのこと。
「彼らはタンデムっていう変わった自転車で旅していてね~」

ってそれオレやん!

3か月前にモーリタニアの首都のキャンプ場で出会ってちょっとだけ話ししててびっくり。

彼らも大物狙いの釣り目的でここに来たらしい。といってもボートからのガチ大物釣り。
ぼくは陸から大物を狙うスタイルなので獲物もまったく違うけど、この島からボートを出して1m近いGTなど数々ゲットしたらしい。

このビーチは、沖の魚が内まで入ってこれるような地形ではなく30分で納竿。ビールを飲んでゆっくりして帰った。



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翌日からは宿の近くの海沿いをめぐる。

ビーチと牛って合わへんよね。



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島の東側に向かってみた。

海の感じはいいけどいまいち深さがない。
エサ釣りで小物は狙えるけど、ぼくの狙いは50㎝以上の大物。



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ハタをゲット!

ハーバーのあるバンガローの裏側に回り込むと深さがあり潮も流れまくりのナイスポイントを発見!
追いかけられた小魚が逃げ惑うのが時折見えて、じっくり観察していると水面を割って飛び出してきたのは1mはあろうかというバラクーダ!!
胴回りが太ももくらいある巨大な魚が水面の小魚をめがけて突進し、勢い余って空中に飛び出してくる!
興奮してルアーを投げまくるけど、そういうのに限って釣れないんよな~。

毎日のように朝5時起きで朝夕とここに通うことになったけど、ほんと釣れない・・・
2日に一回くらいの割合でしか釣れてない。こんなはずじゃ!!



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島での夕食は質素。

朝夕は10円ほどで買えるツナか煮豆のサンドイッチ、夜はパスタを自炊。

このパスタはレストランのもの。
ぐにゃぐにゃにふやかしたパスタに塩・コンソメをふりかけ、バターをのせただけのもの。



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島でできた友達。

みんな昼からゴロゴロしてるので通りに出てくれば誰かしらに会える。



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彼らのおうちにもお邪魔した。
ちょっとしょっぱめの井戸水は飲むことができる。

たまに釣れるハタはここでは一番のごちそうらしく、釣れると宿の女連中と友達の家に配って回った。



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この島の役所で働くエリートたちとも仲良くなり、よく晩飯をいっしょに食べた。

この日は金曜の夜でパーティー!
メインディッシュは「モノ」。野生のお猿さん。

見えにくいけど、奥にう座る2人が猿の両手をもってカミソリで毛を剃っている。
2時間ほどかけて丁寧に全身の毛を剃り、ざっくり切り分け炭火でグリル。

この島にはほとんどライトがないので残念ながら暗くなってからの写真はないんやけど、お猿さんをいただきました。

普段食べ慣れた家畜の肉以外をいただくときにいつも思うけど、やっぱり食べなれた牛豚鶏っておいしい。
それぞれの味があって、脂身のジューシーさがある。
それに比べてこういう野生の生き物の肉はあまり脂がノッていることがない。
どの動物の肉も鶏のむね肉をさらにバサバサにしたような感じ。独特の臭いで好き嫌いはあるやろうけど、
数の多くない動物を捕まえてまっで食べるメリットってないように感じる。



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彼らと酔っぱらった後は夜12時オープンのクラブへ!



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南ア・イギリス人カップルにもらった情報をたよりに島に移住してきたスペイン人ホセ(仮名)のレストランを訪ねる。

ホセも大の釣り好きらしく、おまえにスペイン人ということですぐに仲良くなった。

レストランSAL DO MARのご飯は美味いし高くない。
おまけにこの3月に誕生したばかりのギニアビサウ初のビールの生が飲める!100円!!



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現地民族の祭りのコスチュームもあるよ。



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ホセに釣りについて尋ねると、この島の陸地から狙うのは厳しいらしい。
小さい魚ですら現地人に釣りつくされているらしく、沖に出るか海峡を挟んだ島に渡るべきだと。

船を出すのは趣味じゃないので却下として、向こうの島に渡るにもフェリーはないしなーと思ってると奥からゴソゴソ。



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出たーカヤック!!で、でも、お高いんでしょう・・・??

元さえ取れたらいいから1日400円でいいよーとのこと!

しかしこの海峡、500mほどの細さで流れが速い。ゴウゴウと流れてる。
ここを自力で渡り切れる自信はない・・・

するとホセ「うちの元気なの連れていきな」と、現地人トムをつけてくれた。



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翌日朝に出港ということで釣り道具の準備に入る。

・・・と竿先がポッキリ!!
ちょっと短くなったけど修理もでき、あとは明日を待つだけ。

ドキドキして眠れないよ~



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現地人トムが海峡の流れが弱まる時を読み、一気に漕ぎだす。

荷物も満載で大人2人、なかなか進まないカヤック。
勢い良かったのにすぐに疲れるトム。

ほとんどひとりで漕いでたような気がする(笑)
島に到着すると両手の皮がぺローン。



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市場で買ってきたエサはボラを5匹。

魚が豊富なこの島でも、普段現地人が食べているのはこのボラ。5匹で50円ほどと激安。
他の魚はこの島で獲れるにもかかわらず値段が高い。
それもそのはず、ボラ以外の魚はほぼすべて首都ビサウに送られあっちの市場に並ぶらしい。


トムは手の上でボラをタバコの箱くらいの大きさに切り分けていく。
エサはこの大きな切り身をザックリと付け、豪快に投げ込む。以上!



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すると一投目からキター!!!

一匹目は30㎝ほどのハタ。高級魚!

うっそーん!とか言いながらぼくも投げ込むと着底とほぼ同時に竿がググーン!ギュイィーン!!
ぼくも同じサイズのハタ、その間にトムは2投目を投げ込み、バラクーダを上げた!



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まさに入れ食い!!

それにしてもむちゃくちゃに引きが強い。
ぼくの竿が細い頼りないものというのもあるけど、特にバラクーダはよく走る。
何度か糸を切られたし、特別大物がかかったときは針がぐんにゃり真っすぐに伸ばされた。

豪快な釣りをしばし楽しんだものの、あんまりいっぱい釣っても食べきれない。
量より質。ということで、エサ釣りからより楽しい(より難しい)ルアー釣りに切り替える。

水面を泳がせるトップウォーターに水しぶきをあげ追いかけてくるバラクーダ。
ルアーに食いつき魚の重みを感じた瞬間に豪快なフッキング!
同時に魚が走り出し、右へ左へ、潜って岩で糸を切ろうとしたり、豪快なジャンプ。
バリエーション豊かなバラクーダのアクションにこちらも竿が付け根から曲がる。
竿が折れてしまうかヒヤヒヤしつつも魚をいなし、時に強引にラインを巻き取っていく。



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セネガルで惨敗しつづけたメタルジグでもゲットすることができた!もう満腹です。




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小さい魚や釣りすぎた魚はリリースし、クーラーが閉まるギリギリで釣り終了。

カヤックをこぐ時間もあるので結局釣りをしていた時間はトータル2時間ほど。
それでも竿を握る手はパンパン。大満足の釣りトリップでした。



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持ち帰った魚の半分はSAL DO MARに残し、あとの半分は島でできた友達の家を配って回った。

みんな喜んでくれたしほどよい疲れで最高に美味いビールをいただきましたとさ。


当初目的にしてたGTはもっと沖に出ないといけないようで、今回は釣ることができず。
GT釣りの外道バラクーダといえども、ぼくの装備ではこれが上げることのできる限界くらいのようで、
限界ギリギリの駆け引きと各種ルアーも試すことができ、大満足の釣り旅行でした。
セネガルで一緒だった皆川さんといっしょに来たかったな~


さてまだまだ続くアフリカ旅。
海に湖に、日本からじゃ想像もつかないような大物が潜んでいる。
安くてもいいからごっつい竿買っちゃおうかな~



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