現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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ギニアからの脱出、シエラレオネを目指せ ~アジ演→初めての革命!編~



現在(11月15日)ザンビア南部カフエの町にいます。
首都ルサカに日本からの荷物を受け取りJICA隊員こんちゃんちに戻ってきました。

おニューのサドルをバシッ!と装備、カメラをフロントバックに仕込んで準備万端。
明日から自転車旅行再開だよーん!

考えてみるとカフエで2週間。
ルサカの前はトラックヒッチハイクして一週間トラックで過ごしたり、
その前はタンザニアで盗難にあってしばらく停滞していたのでここんとこ自転車をこいでない。

おまけに東アフリカに入ってからサドルの調子が悪くてポジションが安定せず、
あちこち体を痛めながらの走行が続いてたから、サドルを交換してここから気分一新。

ちょうど良い450km先に次の目的地、リビングストンにてビクトリアの滝を見に行ってきます。


そーんなわけでブログは今年5月くらい?
スクーターを買っての西アフリカ旅、ギニア編だよーん。




sl (1)
エンジン冷却水の漏れが悪化し、不動車になりながらもたどり着いた首都コナクリ。

故障個所を開けてみると冷却水の漏れを防ぐメカニカルシールがバラバラにちぎれていた。
エンジンの反対側で回転軸を支えるボールベアリングも粉々に砕け、
水を循環させるためのプロペラは6つ中5つの羽が折れていた。

スクーターのないこの国で、交換部品が手に入らない=廃車というプレッシャーの中、
首都コナクリのバイク&車屋を片っぱしから訪ねて回った。


そして奇跡の発見!!




sl (2)
この国にひとつあるか無いか、という確率に思えた部品探し。
見つけてくれたバイク屋クルーたちにビッグラブ!!




sl (3)
さっそくウォーターポンプメカニカルシール部を全交換。

隣国シエラレオネを目指して出発だぜバディ!!




しかし、、、


水漏れはコナクリで修理してきたけど、他の修理を忘れった!
走り出してエンジンが温まってくる頃には熱で変形したシリンダーから排気が漏れ、
それが冷却水路に漏れ出してラジエター液が足元から吹き出した。
このスクーターって蒸気機関車やったっけ? なんて考える間もなく熱湯が降り注ぐ!




sl (4)
出発早々で引き返すのもなんかやだなーと地図とにらめっこ。

目指しているのは東隣のシエラレオネ。
聞いた話では首都のフリータウンまで舗装された道路で行けるらしい。

このまま行っちゃうか? でももし途中で壊れたらなぁ・・・

そだ!シエラレオネは旧イギリス植民地で英語圏!
部品買うにしても修理してもらうにしても言葉が通じるのはデカい。

行くのを楽しみにしてた国でもあるし、バイクはひどい状況やけども今までよりはだいぶマシ。

このままぱぱーっとシエラレオネに向かっちゃおう!!




sl (5)
ぼくの乗るスクーター、ホンダ・パンテオン150。

セネガル・ダカールではほとんどのバイクがスクーターだったけど、他の町や他の国ではスクーターは走っていない。
(部品点数が多いのとタイヤが小さく未舗装路が走れないからかな。)
なもんで、スクーターが珍しいようで現地人にものすごいガン見される。
路肩に停めるとわらわらと人が集まってきて、これはバイクか?車なのか??オートマティックだと!?と、興味津々。
まるで未来人の気分。

ぼくを抜かしていく車やバイクもスピードを落としてガン見。事故らんとってね。




sl (6)
なーんかいい感じの橋じゃないですか!夏休み感!ボーイミーツガール!




sl (7)
久しぶりのキャンプは雨。

バイクの故障が続き時間がかかってしまい、雨季が本格的に始まってしまった。
涼しくなるからそこまで悪くもないし、キャンプ飯後に皿を洗うのが楽でいいんやけどね。




sl (8)
途中の村で買ったお米は3級米。

こっちのお米はタイ米のように細長くバサバサしたものがメイン。
たまに短粒米と呼ばれる日本米のように丸っこくてジューシーなやつと出会うこともある。
それぞれのコメの種類ごとにランク(品種)があったりするけど、最下層のお米がコレ。

なんの米だか知らんがバッキバキに割れた米。
運ぶときの衝撃でここまで砕けたのか、普通の米から割れたのだけを集めたものなのか、
こうなった経緯が気になりまゆゆ。




sl (9)
今日も走りまっせー
ギニア・コナクリからシエラレオネ・フリータウンへは200kmほど。

順調に走って2日目夕方、国境イミグレーションオフィス着。


おっと、シエラレオネ側のイミグレでひと悶着。

180ドルという信じられない料金を振り込みネットで申請したシエラレオネのビザ。
支払いが済んだという確認メールは来たのに、いつまでたってもビザ発給のメールが来ていない。
通常なら2~3日で済みそうなものがすでに一週間以上経過している。
申請時に指定しなくてはいけない入国指定日は今日。

できるだけのことはしておこうと支払い受領のメールをプリントアウトし、イミグレーションオフィスにやってきた。


「ビザ代金の支払いが済んでいるのは分かった。で、ビザナンバーは?」

そりゃそうっすよね・・。

入国管理局に問い合わせてみてくれと言っても、オフィスの閉まる時間だといって拒否。
コナクリに戻ってビザ取って来いの一点張り。

「あほか!コナクリまで戻るやつがおるか!電話しろ!そっちの怠慢のせいやろ働けク○が!!

そーんなやり取りを小一時間。
泥仕合はイミグレが閉まる時間にもつれ込み、ひとりまたひとりと係官はリングを去っていく。

このままじゃほんとに入国できひん。ってかギニア側に戻るにもギニアビザはもう失効してるし・・。
ちょっと焦りつつもしつこく食い下がり日がとっぷり暮れたころ、ようやく相手が折れてくれた。

「しょうがないなぁ。ビザを発給してあげるよ。
 でもこれは異例中の異例だから絶対口外しちゃダメだよ」
そういってビザのスタンプを取りに出て行った若手係官。しかしすぐに戻ってきた。

「スタンプ庫のカギを所長が持って帰ったみたい!ごみーんwww」


試合は延長戦に突入。舞台はリングから場外へ。
というのも、帰っちゃった所長のお宅にトツゲキ~!イミグレを出てバイタクを拾い、所長の家へ。
ビザもなければ入国手続きも済んでないのに(笑)

事情を話す。支払い済みメールをプリントアウトしたものをのぞき込みふむふむと所長。
ながーい沈黙の後、ひと言。

「doubtful」 =疑わしい。

そして、

「This is fake」 =偽もんだろ

180ドルも振り込んだのにdoubtfulってなんじゃ!180ドルやぞ180!!とまた怒り、
払った!怪しい!コナクリ戻れ!いやじゃ!払った!怪しい!コナk・・(略


なんやかんやすったもんだあり、最終的に「じゃあ200ドル」。はいでました。


とっくに180ドル払っとるんじゃ!うっさい怪しい!コナクリ戻れ!いやじゃ!払った!怪しい!コナk・・(略


正規の手続きで高い代金を支払ってるのにすげー煮え切らんけど、所長も出かけると言ってもう時間がない。
このままここにいてもどうしようもない。ってか不法入国状態やし。

値切りに値切った20ドルを支払い、シエラレオネビザ(ふたつめ)ゲットだぜっ。 全然うれしくねー


ちなみに、ネットで申請していたオンラインビザはそのさらに一週間後、めでたく届きましたとさフ○ック!

ってか国境で取れないはずのシエラレオネビザ。
おまけにぼくの持っていったビザ代金受領メールのプリントなんて自分でいうのもなんやけどすげー怪しい物。
悪い人がこの記事読んだら適当な書類作って入国できちゃうね(笑)



この日はまっ暗闇のなか、入国イミグレから500mほどのブッシュにバイクで突っ込みキャンプ。

翌朝早く畑仕事に向かう人がテントを通りがかり、セイハロー。
起こされて眠たかったけど、英語で話せるってイイ!!
ボンジュールだかアッサラームだか、あんなのは難しすぎて会話にならん!

シエラレオネではちょっとした目的もあり、楽しみにしていた国。
楽しい旅になりそうやなー。とコーヒー飲んでいるところにお巡りさんがやってきた。

身分証明書を見せ、どこから来たどこへ行くと一通りいつもの流れ。
ちょっと警察署まで・・・ とテントを畳んでご同行願われる、これまたいつもの流れ。

警察署に行ってお偉いさんと話してみると、
さっきセイハローした農夫が見知らぬ外国人がいると警察に通報したらしい。
笑顔で話してたのになぁーとちょっと悲しくなりつつ、話は変な方向へ。

「お前はテロリストだ!逮捕する!」

「はい喜んでー」ってなんでやねん!

国境や警察署とも近い場所でキャンプしていたなんて、攻撃するすきを狙っていたテロリストに間違いないとか。
これからぼくを逮捕して首都に送る。裁判を受けて何やかんや。
当分は帰れないぞ!という脅しで、もしそれが嫌ならば、ほらっ。ほらっ!と手のひらを差し出してくる。
この手はなんだと尋ねると、「気持ちだ」とのこと(笑)

「こんな国にテロを起こすメリットなんてあるか!金はやらん!汚い手を下げろ!」いつもの流れ。
「金払うくらいなら逮捕されて裁判所行ったるから書類作れ!さぁ!はよ!」

さすがに書類まで作っちゃうとほんとに送検しなきゃいけなくなるのでむこうも及び腰。
話は進展しないまま時間だけが過ぎる。
警察署内には7~8人の警官がいるので向こうもなかなか強気で諦めない。


同じ部屋の中には警察署前のチェックポストで警官に難癖をつけられ
今まさにワイロを払わされようとしている一般市民がたくさんいて、
自分のことよりぼくの成り行きを湿っぽくじぃーっと見守っている。

不当に拘留されて1時間以上。イライラもピークに。

「お前ら警官の仕事はいったい何や!人々を守ることやろう!
 その警官が一般市民から金を搾取するってどないなっとんねん!犯罪者と変わらんやろ!
 だいたいお前ら(一般市民)も悪いんじゃ!
 拒否しろ!怒れ! 警察に賄賂を要求されたらその度にデパートメントに電話して
 何月何日何時何分、誰々にいくらワイロを請求されましたって報告しろ!
 一か月も続けたらコイツら全員クビじゃ! 行動しろ!アクションだ!」

 「アングリー!!(怒れ) コール!!(電話しろ) アクション!!(行動しろ!!)」
 
いつの間にか熱くなりすぎて拳を握って一般市民に向かって叫ぶという初めてのアジ演体験(笑)

するとエライもんで、警察官に対して怒ったり反抗したりは絶対にしない現地人たちが、
ぼくの問いかけにうなずき、搾取される者たち同士が何やら熱く語り合いだした。

あたたまってまいりましたー!

ワイロを突っぱねて拒否するやつがでてくると、所内には怒号が飛び交いはじめた。
やっべ、怖くなってきちゃった(笑)

警官達にしてみるとまさかの市民の反抗。しかも普段と違って相手も多い。
誰がどう収拾をつけるのか指示系統がはっきりせず、防戦一方。 下剋上あるで!!

そんな中、ぼくに賄賂を要求していたボスが小声で「お前はもういい。行け!」

自分が起こした騒ぎなので最後までその場におるべきかな?とも思ったけど、
マジで土一揆でも起こりそうな雰囲気だったので(みんなカマとかクワを持ってるw)、
目立たないようにそぉーっと退室。署外に出てバイクをぶっ飛ばしてサイナラ~


後々新聞を見てみたけどそれらしい記事もなかったので、暴徒化する前に鎮圧されたってことでしょう(笑)


ふぅ。もうちょっとで革命起こすとこやった。




sl (10)
首都フリータウンが近づき、道路わきは途切れることなく市場のような人手。
そこに急なアップダウンが続き、道路は大渋滞。

目指す中心地まで15kmほどのところでシエラレオネのお金を下しておこうと銀行に寄った。
財布をパンパンにしてさぁ出発! と思ったらエンジンがかからない。

ここのところセルスターターの動力を伝えるドリブンギアがケース内で外れて空回りするという故障が続いていた。
しかし今回のは空回り音以前の問題で、スターターボタンを押してもカチッという音がするだけでモーターが動いていない。

この場合まず疑わなければいけないのはバッテリーの電圧低下。
セルはちゃんと点滅するけど心なしかヘッドライトが弱い。

配線を確認している最中に思い出した。
コナクリでエンジンを修理した後、オルタネータの配線を繋いだ気がしない。
やり慣れた作業なので無意識に繋いでたり・・・いやぁ自信がない。

しかしこれがまたスーパーめんどくさい作業。
カウル、マフラーまで外さないといけないので時間もかかるし、何よりその作業場所が必要。
こんな市場のど真ん中みたいなとこでバイクをバラシだしたらどえらいことになってしまう。

尋ねてみるとこの近くにバイク屋があるというのでその辺の人にバイクを押してもらって持ち込んだ。




sl (11)
オルタネータカバーを開けてみるとやっぱり、配線忘れてた!

ということは充電回路が遮断された状態ということ。
ここまでの3日間をバッテリー電力だけで走ってきたことになる。

この整備屋にはテスターなんてものがなかったものの、原因は電圧低下で間違いないでしょう。




sl (12)
市場の中にある充電屋さんへ。

この辺り首都の近くと言えど、電力があるのは夜のみ。
昼間は明るいから電気はいらんし、そもそも家に冷蔵庫なんて基本的にないので問題ない。
ただこの時代、携帯の充電ができひんのは困る。

電力が不安定な国ではそういった携帯電話を充電するお店がある。
店の外でジェネレーターを回して発電。
店の中にはマキシマムにオクトパス配線で充電器がズラーっ。

携帯の充電だけでなくラップトップ、ゲーム機、足元には車用のバッテリーも10個くらい繋がれてた。

発進できる(セルが回る)程度まで、2時間は充電しなくてはいけない。




sl (13)
シエラレオネ初メシだー!

醤油で味をつけたフライドライスに上げたチキン。
少しの野菜とたっぷりのマヨネーズを添えてどうぞ。
まぁこんな料理なので特別うまくもないしまずくもない。
ちょっといいお店だったので15000レオン(270円くらい)。




sl (14)
さー充電完了!出発だあぁ、、、あれ?

ウンともスンともいわねぇじゃん。
相変わらずリレーからカチっという音のみで、スタータモーターは動いていない。

バッテリーの充電が2時間だけでは不十分だったか。
そりゃ3日間充電されることなくやから、もしかして放電しつくして復活できないかも?
とりあえず、さっきの充電屋さんにバッテリーを持ち込んだものの、今日はもう遅い。
バイクは銀行の敷地内で預かってもらえるように話をつけた。

フリータウンの明かりは見えてるってのに遠いよ~!!

ほんと何ひとつすんなり行かないね、アフリカ旅行。





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