現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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スクーター逝去にて西アフリカバイク旅終了@マリ ヤッタ―\(^o^)/―!!!


やっほーフレンズ!

去る3月2日アフリカ大陸のゴールとなる南アフリカは喜望峰に到達し、
現在はタンデム自転車を預けてナミビアからボツワナ、ザンビアへと恋のバカンス中!

アフリカ後は自転車世界一周ラストステージのユーラシア横断に向かいたいところですが、またして資金不足・・。
いったん日本に帰国し、資金稼ぎの為に半年から1年ほど働きたいと思います。

なもんで日本に帰るぜっ!!
帰国日は3月26日に成田空港着!
4月1日土曜日にはNHKラジオの番組「地球ラジオ」に渋谷のNHKから出演してから、
マイスイート大阪へむかってタンデム自転車で走りまーす。

働き始めるまでに何やかんやと楽しい計画もあったりするのですが、そりゃあまたそん時。
とりあえず今は帰国までにブログを全部書ききって気持ちよく帰るべし。


・・・と書いたのも今は昔、現在3月25日。
ケープタウンから帰国の途に就き、乗り換えでエチオピアのアディスアベバに早朝到着し、
夜のフライトまで航空会社の用意してくれた4つ星ホテル(自称)で優雅に過ごしてまーす。

明日の夜には成田着、そのまま空港泊。
大都会東京は厳しそうだー!



--------------------------------------------------------------------------


んじゃそんなわけで去年6月。
西アフリカスクーター旅行の続きだよー!



maribamako (1)

絶望的に故障しまくりのスクーターで川を渡りジャングルを抜け、
エボラやラマダンやワイロ要求を跳ね返し、内陸国マリの首都バマコにやってきた。

押しなべて貧しい西アフリカ諸国の中にいくつか存在する大都市、バマコ。



maribamako (2)
ニジェール川沿いに栄える180万人が暮らす大都市!
例によって盗難で写真を失ったの写真はないんやけど、
2階建以上の建物見たの久しぶりな気がする(笑)

計画的に作られた片側3車線の大通りや省庁街、他には、、、うーん。

マリはイスラム教の強い国なので洋服を着た女性はほとんど見ないけど、
女性が数人でアイスクリーム舐めてたり、ちょっとオープンな空気も感じる。

まぁなんしか広大な街!

海沿いの国々から悪路を超えてこの国にやってきたのはいくつか理由がある。

ひとつ目、バイクの旅がしやすそう。
マリは幹線道路が舗装されていたり最低限のインフラの整った「平らな」国。
エンジン焼き付きの影響でパワーのないバイクでも、平地なら安定して走ることができる。
その反面、サハラ砂漠の国なので毎日気温が40℃以上にあがるという灼熱地獄というデメリットも。

二つ目。
スクーターの部品を手に入れれる可能性がある。
バマコは大都市でバイク部品屋が多そうなのと、
舗装のされた平地なのでスクーターが走っている可能性がある。

加えて、この先旅する国々の大使館が集まっているのでビザを一気に取ってしまえる。
到着早々お隣ブルキナファソのビザ申請をしておいて町を探索だー!


ふぅ…、その結果。


バイクと歩きで2日間町をくまなく探し回ったものの、スクーターの部品を扱う店は無し。
西アフリカ諸国のビザも次のブルキナで取ったほうが安そう。

バマコに期待しまくってきただけに肩透かしを食らったような気分やけど、
ラマダンも終えたことやし久々のビールを楽しみつつリラックス滞在。


ちなみにこの半年ほど前にバマコではアルカイダ系組織の大規模なテロがあり、
外務省の安全情報では首都バマコ以外ほとんどの場所が最高レベルの「退避勧告」。
他の国からの旅行者も限りなく少ない。

いくつか地方にある観光地に向かいたかったけど、現在の情報も手に入らない状況で、
またセネガルに戻る復路の時に状況を見て観光に行くことにして、
今回はまっすぐ隣国ブルキナファソに向かうことに。

ひさびさビールもたらふく飲めたし、お粗末な英語でやけど人としっかり話せてストレス解消!
ブルキナに向けてスタートだーっ!


平らなマリの美しい舗装路の上を時速30kmでぶっとばしてゴーゴゴー!!

次の町あたりで宿を探そうかなと考え始めた夕方ごろ、またしてもオーバーヒート・・。
あまりに順調すぎて冷却水の確認を怠るという凡ミス。
地平線まで伸びる一本道で路肩にスクーターを止め、考える。

こんなことは2日に1回起こることなので自分でエンジンばらして修理するにしても、水がない。
もう夕方なので今から修理はできひん。キャンプして明日修理ってのがいいけど、キャンプするにも水がいる。
次の村Sidoまでは3kmほど。

ほんっと何ひとつ簡単に進んでってくれないなーこのスクーター旅は。
とはいえ、旅のしやすいマリにきた気楽さもあって、にやにやしながらバイクを押す。

日暮れ前にSido村に到着、電気もなく国道を走る車向けの商店が並ぶだけの小さな村。
この村には宿泊施設がないらしく、バイクを走れる状態まで急いで整備してキャンプ場所を探しに行かなくては。

青空メカニックに飛び込み、自分で作業するからと場所と工具を貸してもらう。
超速でカウルを全外し、エンジントップカバーをオープン。
症状は軽度のエンジン焼き付き。いつものやつだー。

とりあえず日が暮れるまでにキャンプ場所を探しに行かんとあかんので、
焼き付きの方には目をつぶって(冷えればある程度収縮するw)、冷却水漏れの方の応急処置を。

マフラーを外し、エンジン腰下左側をオープンしてみて、、、

ワオ!

こないだギニアの首都コナクリで奇跡的に手に入ったた部品がさっそく壊れてる・・。

ウォーターポンプ部のシャフトを保持するためのベアリングが砕け散って、
シャフトがギヤボックス内で大暴れしていた様子で、水漏れを防ぐメカニカルシールにダメージがあるかも・・。

こりゃえらいこっちゃとシャフトを抜くため部品を外していく。
どうやらメカニカルシールに致命的なダメージはないようでひと安心。

汎用のベアリングを村内で手に入れることができたので、元通り部品を組んでいく。

だいぶ前に日は暮れてしまっていて暗闇の中ヘッドライトでの作業に、メカニックのお父さんも付き合ってくれる。
普段やったらとっくに閉めてお家におる時間やろうに、、、むっちゃメルシー!!

そんなこともあってちょっと焦り気味での作業の途中、
エンジンとウォーターポンプシャフトをつなぐベルトが、ギヤの間に引っかかった。

押しても引いても抜けないので、タイヤを回して強制的にギヤを動かしてみる。
ギヤの間に食い込んでしまってるようでタイヤが回らない。
おりゃ!動け!そりゃ!

ふぅ。抜けたかな。
外れたはずのベルトをギヤにはめるのに車体の反対側に回ると、砂地に横たわる一本のヒモのような物体・・・
暗くてよく見えないので拾い上げてみる。

ヒモのようなこれはいったい、、、 


ベルトだ。


ベルトが、、、 切れたー!


このベルトは車のドライブベルトとは違ってギヤどうしをつなぐので、
円の内側にはギヤの歯に合うよう凹凸がついている。
まったく同じ部品はまず絶対手に入らないやろうし、
長さと歯の数が合うような汎用品なんてものはあるわけない・・・
瞬間接着剤どばどば流し込んで繋げてみたけど、エンジンの動力の前ではプチっと切れちゃう。



とりあえず、このベルトがなくなるとどうなる!?



このベルトがないとエンジンからの動力がエンジンを冷却するウォーターポンプに伝わらない。
ただでさえ冷却水が漏れて一瞬でオーバーヒートするってのに、、、

試しに部品を借り組してエンジンをかけてみる。
アイドリングだけでも1分もしない内にオーバーヒートだ。



バイク\(^o^)/オワタ




いやぁ、予想してない急展開でバイクが死んでしまいました。
ここまでかなり重篤な故障にも限られた部品と知識でなんとか乗り切ってきたけど、
最後はこんな凡ミスで復旧不可能とは・・・

なんだかここまで必死に旅してきた自分の姿がおかしく思えて笑えてきた。
ふしぎなことに喪失感も後悔もない、晴れ晴れとした気分。


ふぅ・・。

これにて、、、  バイク旅終了ー!!


この村には宿がないし、今夜はヒッチハイクしてバマコに戻ろう。
奇跡の奇跡を1%も期待はしてないけど念のため、
切れたドライブベルトを持ってってバマコで探してみよう

見つからなかった場合はスクーターを、場所を貸してくれたメカニックにあげることにした。
バイクもヘルメットも工具もオイルもガソリンもぜーんぶ丸々!!
親切なお兄ちゃんやったし、故障の原因はよくわかってなさそうやけど、
イスか子どものおもちゃくらいにはなるでしょう。


いやーすっきりした!
とりあえず今後のことはバマコに帰ってから考えよう。




maribamako (3)
走馬燈てきなやつ(笑)

買ったバイクを登録するのに2か月かかり、
スタートした翌日にエンジン焼き付きの大故障。
これがすべての始まりやった・・。




maribamako (4)
ダートなんてもんじゃない馬でしか越えられない道を走り、
木彫りの船で川を渡り、土砂降りの雨季のなかバイクを押し国境を超えた。




maribamako (5)
これが唯一このバイク旅のご褒美か?
バイク故障のストレスから離れて釣り生活。




maribamako (6)
昼間は45℃まで熱されるので夜のキャンプが待ち遠しかった。




maribamako (7)
訪れた先々でメカニックに寄った。
むちゃくちゃ荒くて雑な作業、未熟な知識でよくやってけるなとも思うけど、
同じバイク好きどうし、言葉は無くても気持ちはすぐに繋がった。




maribamako (8)
毎日故障してほとんど毎日バイクをばらしてた記憶しかないような気もするけど、
修理の合間に(?)、走ってる時のスピード感はまた自転車とはちがって爽快やった。
故障のおかげで時速30kmくらいでしか走れなくなったのも、逆にゆっくりとアフリカの景色を楽しませてくれることになった。

そして何より!!!

道端で止まったバイクを心配して声をかけてくれる人たち、
町まで一緒に押してくれた子供たち、引っ張ってくれた車のドライバー。
何十軒何百人というバイクメカニックとああでもないこうでもないとバイクをいじくった。

バイクが壊れたおかげで、普段の旅の何倍もの現地人と出会うことができた。

不幸中の幸いというか、
首都の市場のど真ん中で立ち往生していたって、
ジャングルの中で呆然と立ち尽くした夕暮れでも、いつもどこからか親切な人が現れた。
黒人の土地に迷い込んだ見知らぬ中国人に彼らはいつも親切で、
言葉がわからなくても世界のどこにだっていけることを知った。

どうにもならない事なんてほんっっとにひとつもなくて、
自分の周りの、先にあるらしい未知の不安をそれほど深刻に感じなくなった。

おんぼろバイクと旅したこの2か月が、自分をひとまわりたくましくしてくれた。
その変化は人生の転機と言ってもいいくらいの大きなもので、
世界のどこにでもいけるし何をしてもいいという「自由」。
ココロとカラダの重りがボロボロ崩れてドサっと落ちたような、生まれ変わった感覚。


ありがとう、おんぼろスクーター。



ってーなわけで!西アフリカバイク旅は終了ー!!

バイクを降り、荷物を背負ってバックパッカーとして西アフリカを引き続き旅するよ~!!





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4月1日スタジオから出演するよー!
ネットでいつでも聞けちゃいます。
NHKラジオ第一「地球ラジオ」
I'm apearing on this NHKradio program!
http://www.nhk.or.jp/gr/shoukai/
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