自転車旅スタートだよーん@アイルランド ~運河とキャンプとビートルズ編~
ヘイメーン!
エジンバラよりブログ書き溜めだメーン!
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ブログは8月中旬、みんなと仲良くなった虹のコンキスタドール、、、
じゃなかった、グッドタイムズ@ロンドンをついに出発。
ようやくタンデムあいのり旅が始まるよー!!
ロンドン出発は宿の子たちとビートルズのアビーロードに行ってから。
タンデムの後ろには19才チェリーボーイたいち、つづいて元海女ちゃんパリピのみすずちゃん、
さらにはパリピみすずちゃんのお友達。チェリー摘みの少女となるかっ!?

ロンドン市街を1時間ほどで離れると一気に牧歌的なイギリスがお目見え。これこれー!
イギリスではこっちの携帯会社のSIMカードを入れてるので携帯が使える。
なのでGoogleマップの地図を見ておすすめルートを使ってみる。
すると、運河沿いのサイクリングロードに。
車もおらんし人もほとんどいない。こりゃあ最高じゃまいか!!
なんかこーんな長ーいボートがいっぱい浮かんでる。
中をうかがうとソファがあってキッチンがあってテレビがあって。
まるでキャンピングカーならぬキャンピングボート。
犬の散歩してる人に聞いてみると、
こんな運河は昔からあったけどただの川として利用されることなく放置され草ボーボーだったらしい。かつての交通手段だったナローボートの文化を守ろうとクルーズできるように15年前ほどにイギリス全土の運河が整備されたらしい。
ホテルのようなこのナローボートをレンタルして運河を旅するというイギリス独自の遊び。
イングランドはほとんど山はないのっぺりとした地形。
といってもずっとなだらかな丘がつづいてるので地味に高低差がある。
運河はほとんど流れていないので閘門を使い、水位の高い方から低いところへ水を流し込み水位を調整し行き来する。パナマ運河みたいなやつね!
これは写真奥の上流(高)から手前側下流(低)に向かうナローボート。
水位の違う上流と下流のふたつの閘門に挟まれた閘室に水を流し込んだり抜いたりして水位を変え、船を通過させる。
この写真の時は、これから手前の閘門を開けて閘室(ボートのあるとこ)にたまってる水を抜き水位を下げ、通過していくところ。
のどかだー
ナローボートのスピードは歩くのよりちょっと早いくらい。時速6kmくらい。
閘門があると水を溜めて抜いてで、通過するのに30分はかかる。
一日がんばってよく進んでも20kmくらいが限界らしい。
コーヒー淹れてのーんびりとすすむボートの旅。
バカになりそうなくらいのどかだー!
この写真では、人や自転車の通る道は運河の右岸にある。
これが2kmほど先では橋で反対岸に渡り左側になる。そしてまた2kmほど先でまた反対岸へ・・。
橋は急角度になってるのでしょっちゅう橋を越えるのは地味にしんどい。イライラしてくる。
なんでこんなことになってるのかというと、昔々はエンジンを使わず馬に陸からボートを引っ張らせていた。
ずっと同じ側の岸から引かせていると馬の筋肉が左右どちらかに偏ってついてしまう。それを避けるためには左右バランスよくひっぱらなくてはいけない。
なので数キロごとに引っ張る向きを変えられるよう、通路が数キロごとに入れ替わるようになっている。なるほどー。
初日のキャンプは最高の森!!
道路から遠くて静かで見渡す限り広くてふかふか!
幸先いいぜイングランドー!
翌日通りがかった村はお祭り間近でハタがパタパタ。
スーパーで見かけた寿司はとんでもねえ色をしてた。
右上のピンクっぷりと、その下の毒々しい真っ赤なネタ。
ひとつ食う毎に寿命が1時間ずつ縮んでいきそう・・。
運河沿いのサイクリングロードは完全ダートに。
それもシングルトラックになり、やがて消えてしまった・・。
しょうがないので農園を突っ切ろうとするも柵から出れず、さまよう。
イギリスは個人主義が徹底していて道路と農地や民家の境界には柵、塀、生垣が高くそびえている。
これが曲者で、キャンプによさそうな空き地や森があっても入っていくことができない。おまけにイングランドでは田舎でもほぼすべての土地が農地か牧場になっていて、
キャンプに最適な「誰のものでもない場所」というのが存在しない。
ただでさえ柵があるってのに、キャンプ場所を探すのにひどいときは2~3時間かかって真っ暗になってしまうことも。
よく考えてみるとちゃんと自転車に乗るのって日本にいた1年間は皆無やったし、
アフリカも最後の2か月くらいは乗ってない。つまり1年半ぶりの自転車!
なので、半日くらいのサイクリングで体を慣らしていく。
運河沿いの道はダメなことが多くなってきたので、遠回りやけど車の少ない道を行く。
今は焦ってもしょうがないのでのんびりと体を慣らそう。
しばらく一緒に走ったイケメンは身長2mくらいの20歳。
足が長くて長くて、後ろで見てるとなんと自分の足の短いことよ。
家に招待してくれてご飯とコーシーをごちそうになる。ほんっとイケメン。
ロンドンで一緒やった19才チェリーとは歳は近いけどえらい違いやなー
ベリーの季節。
茎がトゲトゲなので焦らず摘みます。
これまた幹線道路を避けて迷い込んだ教会?
広大な敷地にひとっこひとりおらず、なんの看板もない。その割きれいに芝は刈られてる。
謎の宗教団体?的な雰囲気を感じつつウロウロしてるとおばちゃんが飛んできてなんだか怒ってる。
はいはい出ていきますよーところでここ何? と聞いても教えてくれない。ますます怪しいぜー!
と思ったら何のことはない、会員制のゴルフ場でした。なるほどね。
ストラトフォード・アポン・エイボンという町ではたまたまシェイクスピアの生家が。
お金持ちって感じでもないし貧乏でもなさそうなふつうのおうち。
ヨーロッパの建築やと石を積み重ねた建物が多いけど、石(レンガ)だけでなくて木材も使われてる。
そんでもって壁は珪藻土的なので固めてある。日本の伝統的なのとちょっと近い。
シェイクスピアの劇はぜんぜん知らんけど、ハロルド作石の7人のシェイクスピア読んでたので中盛り上がり。
この日はキャンプ場へ~!
広ーい牧場のようなキャンプ場。お隣さんが遠いー!
キャンプ場に着くとオーナーのテズがお茶を入れてくれあれこれ話が盛り上がる。
さっさとテント張って風呂入ってきな!最高のフィッシュアンドチップスをご馳走してやんぜ!
にゃおーんありがとー♡
そういやキャンプ場のお代はいくら??
そんなもんはいいってことよ相棒!
ラブずっきゅんすぎますー♡♡♡
おぉぉーこれがフィッシュ&チップスか!
でけえぜ!とにかくでけえ!
お味のほうは、、、 シンプルだ!
魚と芋を揚げてあるようだ。間違いないっ!
とりあえずケチャップをくれ!
普段の半分くらいの距離をゆっくりゆっくり10日走って、バーケンヘッドという町に到着。
マージー側というほぼ湾みたいな川をフェリーで渡った対岸がリヴァプールなのだ!!
ここは大航海時代の旅立ちの港。
数々の冒険家が未知の大陸を目指し旅立っていったんやろうな~。
ちなみに豪華客船タイタニック号が沈没することになった処女航海への旅立ちもココ。
開運倉庫の並ぶアルバートドッグ。
こういうの好きよね。
なんだかすんごい厳めしいんやけど案外一般のビルらしいRoyal Liver Building。
そしてリヴァプールといえばコレ!またまたビートルズだー!
若き日のビートルズが出演していたキャバーンクラブ。
実はほんとうのキャバーンクラブは道をはさんだ離れた場所にあるらしいけど、
これはそこを模したレプリカ的な場所らしい。内装とかは同じだって。
・・と思ってたけど、いまよく写真を見てみたらキャバーンクラブじゃなくてキャバーンパブって書いてないコレ?(笑)
さぁーてリヴァプールでビートルズと大航海時代に思いをはせた後は、
憧れのあそこに向かうぜー!! ブオンブオォーン!!!
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