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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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マン島での日々の暮らしと67ヶ国目アイルランド ~悪口多めでごめんちゃい編~

ヤーマンフレンズ!
現在9月30日、スウェーデンの首都ストックホルムでホルホルしてるぜ!
昨夜はまたしても音楽に酔いしれお酒におぼれ、ひさびさの都会を満喫してます。
それにしても寒いので北欧おわったらどっか暖かいところに飛ぼうかなんて・・・

ってなわけでひと月前のイギリスからの日記だぜプッチョヘンズアーッ!!


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バイク乗りの聖地、イギリス王室属領のマン島にやってきて、
クラシックバイクの祭典「マンクスクラシックTT」を観戦し、トライアンフやらBSAやら、
さらには憧れのHONDA RCがフルスロットルでぶっ飛んでくとこまで見ることができ、満喫のマン島。

しかしそれだけでは終わらなーい!!
一周200kmほどあるマン島の中でもここPEELを拠点にしたのはズバリ、海があるから。
海にはオトコのロマンがあんだ!



IoM (35)
PEELに着いた次の朝、8時ごろに海へ行ってみると、沸いてるぜ・・
カモメ野郎が沸いてやがるぜっ・・。


IoM (34)
200mほどの防波堤を進んでいくと、こんな感じ。


IoM (36)
ほほう。こんな魚がいるのね。
見た感じ、スズキ、アイナメ、ヒラメ、貝、カニ、ロブスター、イシグチかニシンかみたいなの。
珍しいのだと上から2段目にタラがいる。
日本でも北海道で釣れるみたいやけど、個人的にいままで釣ったことない。
ってかタラコやタラの切り身ははスーパーで見るけど、タラ本体を見たことないな。

とりあえず朝早いのか人っこひとりいないので、現地の人がどんな道具でどんな魚を狙っているのかわからない。
特にエサも持ってきてないのでとりあえずメタルジグでも投げときますか。
しばらくで魚の気配を感じたので、ワクワクしながら投げてると地元のおっさん3人組が登場。
あいさつするもこっちと話すつもりもなさそうなので、こちらも釣りに集中する。
と、速めのシャクリに魚が食いついてきた!
それほど大きくないものの上げてみるとなんともいえないずんぐり体系にアースカラー。タラだ!
初めての魚種おめ!白身で癖のない肉厚の身。タラコ入ってたらいいな~

謎の釣り方らで魚を上げる中国人を見ておっさんらもテンションが上がってきたようで、バカみたいに太い竿にナイロンライン、よれよれのハリスにでっかいフック、イカの切り身をつけて釣りを始めた。
真横で始めたかと思ったらぐんぐん近づいてきて、ぼくが投げてる仕掛けをまたいで横に投げてくる。
さすが自分本位の外国人。まぁ相手が中国人ってのもあって(日本人やけど)、何してもいいと思ってるんやろうけど、なめられるのだけは腹が立つので注意をしておく。それでもまぁ関係なしに前に横にと仕掛けを流して糸を絡めてくる。もっかい文句を言ったけど、あまりの自分勝手さに怒ってたのに笑ってしまう。

他の2人のおっさんは苦笑いしてたのでまぁそこまで揉めることもないかと、とりあえず魚を釣ろう。
いっぱい釣っておっさんにひと泡吹かせてやろう。

そこからはまぁ入れ食いですよ。

タラが連続してかかりだしたと思ったら、こんどはよく引くサバが当たりだした。
天気が悪くて干物は作れないし、今晩食べきれる3匹だけ持って帰ることにしてタラ2匹とサバ1匹をキープ。


IoM (37) 
その後はサイズアップすることもなく釣れつづけ、邪魔してくるおっさんはタラとサバが1匹ずつでますますこっちに絡んでくる。
こちらの時合なのか、つぎつぎと釣り人もやってきたので10匹釣ったところで引き上げることに。


ちょっとまた文句になっちゃうけどこの際なので書いちゃいます。
これまで世界各国で魚釣りを見てきたけど、ほんっとによくそんな道具でやってられるなぁと思う。
巨大魚釣るわけでもないし、遠投するわけじゃないんやからそこそこの扱いやすい竿でいいのに、
棒高跳びの棒レベルの極太ロング竿に、おもちゃみたいなちっちゃいリール。ラインのバランスもむちゃくちゃやから投げてもすぐそこにぽちゃんと落ちてぜんぜん飛んでない。ラインもよく絡んでる。
あと針でかすぎ、エサも不必要にでかすぎ。

ほんっとシンプルに思うんやけど、そういうことって普通に考えて分かられへんのかな?

そんな難しいことじゃなくただただシンプルに、竿重すぎて疲れるから軽い竿にしよう。
ってなんで気付かれのやろう??

別に日本人が特別に頭がいいとは思わんけど(思ってるけど)、
世界中どこに行っても小魚釣るために極太竿振り回してドバドバエサ使ってあげくにぜんぜん釣れてない。
海外を旅しながら釣りをする時、その場所が初見のぼくの方が現地人よりも釣れる。ほぼ100%で。
唯一ぼくが現地人より釣れなかったことは、パラグアイでボート釣りに連れて行ってもらった時。
といってもぼくより魚を釣ったその人たちは日本人移民の人たちやったから、、、やっぱりそういうことなのか。

もちろん!日本人にはないリスペクトなところは同じだけあるからどっちがエライとかってことじゃないんやけどね。まぁそんなグチは終わりにしてと、次いきまーす



IoM (38)
サバはお刺身でいただき、淡白なタラは煮付けた。沁みますー♡

朝は早くに起きて釣りに行き、昼間はバイク好きとしゃべったり昼寝して、夕方にまた釣り。
そんな生活を3日送り、マン島を去る朝。



IoM (39)
朝7時のフェリーに乗るため朝2時に起きだして真っ暗な3時に出発。
真っ暗な中雨が降り出し、山中では霧が出てきてヘッドライトはきかへんし、
初日のA・RA・SHIで無くしたサングラスを捜しに早朝登山にも行き、
なんとかフェリーに遅れることなく乗り込んだ。




s-m (1)
次の目的地はイギリスの反対側、アイルランド。
歴史的にイギリスの脅威にさらされ続け、占領され北部を分捕られたかわいそうな国。

アイルランド人はカトリック。イギリス人はプロテスタントの国。
なので、イギリスに一方的に線引きされ分捕られた土地では、カトリックの人々をプロテスタントの人が支配するということになってしまった。
イギリスからアイルランドへ帰属を求めるナショナリスト(=カトリック)対、経済的に豊なイギリスとこれからも仲良くしていきたいユニオニスト(=プロテスタント)という構図があって、その最たるものがIRA。
子供のころイギリスでテロがどうとかってのをよくわからずTVで見てた。
今は停戦合意していて表立って問題はないけど、それでも住民感情は・・・



そーんな悲劇の国、アイルランド。
とはいえ大好きなアイリッシュ音楽があるのと、やっぱりアレでしょ!



scott (2)
到着早々向かったのはバー!



scott (3)
アイルランドといえばギネス!
日本で缶や瓶で飲むギネスとは比べ物にならないスムースさ!
クリーミーな泡は直送生なのでもちろんのこと、なんともまろやかで香り高いビール!
日本にいたときは独特の香りが雑味に感じれてしまって好きじゃなかったけど、こりゃイケる!
節約したいけど2杯も飲んじゃったー。 ハーフパイント600円。たっけー



scott (4) 
首都のダブリンに宿泊してギネス工場行ったりしたかったけど、バカンスシーズンで宿が最安7000円!
しようがないので早々に町を出ちゃいます。

アイルランドを走ってみた印象は、イギリスと比べてまぁ汚いよね。
建物は飾り気が抜けてちょっと汚れてたりとか、道路にはごみが多かったりとか、
あと・・・またまた文句になっちゃうけど、人はあんまし良くないね。

アイルランド人に対してはもともとちょっとやな感じがあった。
昔オーストラリアで働いてた時に宿で1か月一緒やったアイルランド人グループがパリピでうるさくて、
文句言ったらアジア人やからと差別的にバカにしてきたというほんっと嫌な思い出で、おまけに彼らの話してる英語がぜんぜん理解できひんかった。、
いま思うと英語じゃなくてアイルランド語でずっと話してたんかも。

そんな先入観払拭すべくフレンドリーにいってみたけど、まぁ無視される。
挨拶を無視するってよっぽどよね・・。
アジア人蔑視というか差別感が強い国民性なんやろうけど、
子供つれてるお母さんがあいさつを無視するとか、教育に悪いと思うんですが・・・



scott (1)
楽しかったマン島に思いを馳せつつ、今が旬のベリーでリフレッシュ。


scott (5)
人がクソなアイルランドでも(あくまでも個人の経験による意見ですYO!)、
自転車道は整備されてて快適に走れる。ところもある(笑)
やっぱりイギリスから1・2ランク落ちた国って感じかな。
イギリスの自転車道路がすげーいいってこともないんやけどね。
とりあえず挨拶無視されるような場所は辛いのであんまし人と関わらずにさらっと走って
北アイルランド(イギリス)に入ろう。



scott (6)
景色はいいんよな~



scott (7)
キャンプ場所も素晴らしくて、犬の散歩してる人と話しが弾みすぎて1時間くらい話し込み、
その人のところに住み込みで働こうかと真剣に悩んだ。
もちろんアイルランド人じゃなくてルーマニア人やったけど。



scott (8)
なんだかんだ案外楽しんでたような気もするアイルランド。


scott (9)
牛さんがすげー戦ってたので1時間ほど見学。
ここらで地図を確認すると、いつの間にうやら国境を越えてた。
いちおうナショナリストやらなんちゃらで揉めてる(た)わけやし、多少何かしらあるんかと思ってたのに看板すらなかった。この辺はさすがヨーロッパって感じ。
国境の線を捜してて通りかかった人に訪ねてみると、そんなものは昔から住んでる人には関係ないものよと教えてくれた。
もちろんイギリス人なっ!!



scott (10)
イギリスはメーメーさんの本場っ!!
これはあのシェットランドシープらしい!!
勢い余ってシープドッグって言いそうになる(笑)

北アイルランド(イギリス)に再入国してからは、運河沿いのサイクリングが長ーく続いてて、
北アイルランドの首都ベルファストの手前40kmくらいから町の中心のど真ん中まで、車と一緒になることのない独立したサイクリングロードがあった。
気持ちよく緑に囲まれた道を走り、牧場や公園でキャンプ。
観光したり贅沢はせえへんけど、気持ちのいい毎日でした。

しかーし!!そんな穏やかな毎日の中ですでに問題は起こっていたのだー!!
風雲急を告げる悪夢のような展開は次回を待てっ!



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| 67 IRELAND | 07:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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