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現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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美しい森、ハンバーグ、ボルボ。充実のスウェーデン ~ノーザンパイクもゲットだぜ!編~


ワツァップフレンズ!
エーゲ海はレズ発祥の島、レスボス島より怪電波発信中!

ひとりになって本格的に自転車旅行を再開するにあたり、溜めに溜めてるブログもやってかなきゃなってことで
ビシバシやっつけ仕事でぶっこんでくんでそこんとこ夜露死苦ー!ふぉんふぉん!!

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と、ネットがなくてアップできないままトルコに入り、野を越え山を越えイスタンブールに着きました。
モスク!バザール!魚も釣っちゃうよー!

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ブログは去年のお話、9月上旬の北欧だよーん。


日本からタンデムに乗りに来てくれたさゆっぴとイギリスで合流し、ノルウェーは首都オスロに飛んできた。
のーんびり大自然の綺麗な景色とは裏腹に、水すら買えないような物価の高さ。
満足にモノが買えないというだけで心の余裕がなくなっちゃって、巨人の国に紛れ込んだロビンソンクルーソーのよな気分。

物価はだいたい日本の2~3倍くらい。

タバコに関しては特別お高い1800円。
毎日飲みたいビールも最安で380円。
嗜好品以外も高くて、キャベツ1玉500円!!
鶏ムネ肉グラム400円!

オスロでは3日間おったけどお腹がへらないようにそーっと動き、
体内からエネルギーを放出しないよう、ただただそーっとしてた。

ってなわけで早々にオスロ脱出を図る。
幸いなことに、オスロからは一日くらいで隣国スウェーデンに入れる距離。
スウェーデンの方が物価は安いよね??

自転車文化先進国らしく、オスロ中心地から郊外に出るまでずっとサイクリングロードをいく。
しかし、車道の下を通るトンネルや陸橋、回り道、おまけにどこ行きなのかの看板がほとんどない。
ネットで検索してもルートマップは見当たらないし、ノルウェー人のサイクリストですら迷ってるくらいの複雑さ。
サイクリングロードの多さはほんと素晴らしいんやけど、もうちょっと親切設計でおねしゃすー


そして郊外に出て一般道の路肩を走りはじめると問題が。
タンデムに乗りに来てくれたさゆっぴは荷物をたんまり持ってきていて(笑)、自転車の重さがとんでもないことに・・。
自転車抜きの純粋な荷物だけで90㎏くらいに・・。

カバンに入りきらない荷物をリアキャリアの上に積み上げていくので、
重心が高くなってフラフラしちゃってまっすぐ走れない。
上り坂でスピードが落ちては街路樹へ突っ込みそうになり、風が吹いたら車道中央へフラフラ~。
もう力で押さえつけようのないくらいの重量。

南米・アフリカとかより真剣に命の危険を感じる。

しょうがないので急遽、8年はいてるお気に入りトランクスや日記帳の表紙の厚紙、トイレットペーパーの芯などを断捨離し、少しでも荷物を軽くしていく。





NS (1)
フラフラして危ないので、遠回りにはなるけど車の少ないマイナールートを行くことにした。
ずっとダートでスピードはだいぶ落ちてしまうけど、この道を選んでほんと良かった。

針葉樹のしっとりと深い森の中をうねうねと延びるダートの道。車はほぼ通らない。
自転車を止めれば葉のこすれる以外に音がなく、世界に自分たちしかいないような錯覚をしてしまう。

ノルウェーの森ーっ!!

そんな深い森の中に、ぽつんと家があったりする。
あんな静かなところに住む人たちには、宗教的なテロや内戦でドッカンドッカンやってる国とか、
朝も夜もなく馬車馬のごとくに働きつづける日本人のことは、おとぎ話くらい遠い話に思えるやろうね。
ひがんじゃうけどノルウェー、石油で潤ってます。




NS (2)
湖畔にたつサマーハウスの軒下を借りてキャンプ。





NS (3)
気持ちよく自転車をこいで(超絶フラフラするけど)、おいしいご飯をたっぷりと食べてキャンプ。

ノルウェーは物価が高くてほんと駆け抜けただけになったけど、これまで走った中でもベスト3に入る最高の道のりでした。




NS (4)
キャンプした湖は実はスウェーデンとの国境にあって、翌日は朝イチで国境越え。
もちろんEU(シェンゲン協定圏)なので国境手続きも国境線すらない。この看板だけ。
スウェーデンに入りました。




NS (5)
さゆっぴの撮ってくれたお気に入りの写真。




NS (6)
ラベンダー。北国ですー




NS (7)
キノコだらけ。

イケるやつかアカンやつか分かんないけど、どっかで知識を仕入れて食料にしたいとこ。




NS (8)
晴れた日の休憩は洗濯ものの乾燥、電気製品の充電をしながらひなたぼっこ。




NS (9)
ダートから舗装路に入り、スウェーデン初集落。
とにかく物価が気になって飛び込んでみたのはコープ ナラ。ほとばしる近所感(笑)

肝心の物価はだいぶ下がった。特にビールが半額くらいに!
スウェーデンさん大好きですー💔💔💔




NS (10)
酒飲みにとって大事なコレ!
ビンカンの回収機で、ひと缶あたり25円くらい返金してくれる。(うろ覚え)
なかなかの額なので、そのへんに落ちてるカンカンもひろって投入。




NS (11)
ちっちゃな村の教会。
教会にはお外に水場があるので毎日お世話になってました。




NS (12)
道を確認中。

本格的な湖。こりゃおっきな魚がいそうだうむ。




NS (13)
きゃわわー!




NS (14)
距離を伸ばすことをまったくせず、いい湖を見つけたらそこでキャンプ。

湖畔でイス・テーブルのあるレストエリア。
通りがかった人にここでキャンプしても大丈夫か尋ねてみると、
「この国では、柵のあるような私有地以外ならどこでキャンプしてもいいよ」とのこと。

スウェーデンではなんとそんなことが法律として記載されているらしい。

「自然享受権」 
自然はみんなのものだから独り占めしてはいけない。
たとえ私有地であっても徒歩やスキーなどで通行してもいい。
「果実採取権」
他人の私有地であってもキノコとか果実を採ってもE!
もちろん破壊行為とかはダメやろうけど、節度を守れる国民性だからこそこんなことができるんやろうね。

素晴らしすぎますスウェーデン!!




NS (15)
木が有り余ってます、超絶森!




NS (16)
海外を走っていておもしろいのは、その国ごとに走ってる車のメーカーの違い。

お金持ちノルウェーはまぁ高級車だらけやった。ベンツ、BMW、レクサスだらけ。
おどろいたのは、日本じゃなかなか見ることのないテスラが多い!
UKでも多かったけどこんな北国で、冬寒いのに電気自動車は大丈夫なのか?

そしてここスウェーデンといえばやっぱりVOLVO。
中古車屋では野原にボルボ、雨ざらしでボルボ。ボルボの上にボルボ。ボルボルボルボ!




NS (17)
とにかく毎日、湖でキャンプ。
湖の水でシャワー浴びたり洗い物ができるのもあるけど、もちろん目的は釣りだよね!

今日も夕暮れギリギリに最高なキャンプスポットを見つけた。




NS (18)
ちょっと狭いけど、湖と湖をつなぐ水路脇のスペース。
ここなら寝てる間も釣りを仕掛けておける。




NS (19)
ぼくが釣りの仕掛けをセットしてる間もお手伝いさん・・・さゆっぴはお料理をしていてくれる。



NS (20)
なんということでしょう!!!キャンプでハンバーグ!?
世界でいちばんおいしい料理ハンバーグをキャンプで楽しめるなんて幸せすぎますー💔




NS (21)
そうこうしてるとスウェーデン初フィッシュ。良く釣れたなってくらいの小魚。
でもこれでいいのだ!
この魚の背に針をつけて泳がせておく。

そして翌朝、早朝。
トイレに起きたついでに竿をチェックしてみると30cmくらいのナマズがかかっていた。
さらにそのナマズに大きめの針をかけ、大物の潜んでいそうな葦原ぎりぎりに投入。

もうひと眠とテントにはいろうとしたら、さお先につけておいたアタリを知らせる鈴が鳴り響いた!
振り返ると水面に向かってギュギューンと絞り込まれた竿先!

あわてて合わせを入れるも空振り・・。

巻き上げてみると、エサのナマズに何かしら大型魚の歯形がついてる。
でもまだ元気。そのまま同じ葦際に再投入、ボチャンっ





キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!

絶妙にイイトコロが見えそうで見えなくてヤキモキしちゃう動画(笑)
そんでもって歯が鋭くてランディングできず手こずってるのと、早朝なので小声です。




NS (22)
バケモン感がかっちょ良すぎるー!!




NS (23)
この歯よ!

北欧での第一ターゲット、ノーザンパイク捕獲だよーい!




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