旅の中の旅、若いツバメはキューバを目指す ~Celebrity Cancun to Communism Cuba~
そこまでしてカンクンに来たのには理由がある。
スーパーリゾート・カンクンでおセレブなおバカンス!!
昼はカリブのビーチで青いカクテル片手にギャルをナンパ、夜はホテルのバーでしっぽりセレブと出会う。
知り合った某巨大インターネット検索会社の会長婦人に目玉の飛び出るような額の小切手を渡され足の裏をなめさせられるちょっと危険な夜・・。
人生のフルスポンサード契約をカンクンで勝ち取るのだ!!!
まぁ、ナンパする度胸もホテルに泊まるお金もありまへんが(笑)
カンクンはカリブの島々へ行くための拠点になってて、ぼくの旅の早すぎるハイライト、ジャマイカに渡るためにカンクンに来たのだ!
To go to Cancun is a 1500km extra run for across from North to South american continental.
So I have the reason to be Cancun. to fright to my Jamaica from here.

メキシコシティで仲良くなったあいちゃんがキューバに行くためにカンクンに来てて、あいちゃんと会うと開口一番、キューバ行こうよ!と説得が始まる。
キューバも興味あったけどかなりお金がかかるやろうから諦めたところやったのに、カストロが生きてる社会主義が健在なのはあと何年続くか分からんとか、せっかくここまで来たなら、、、。 ってかカストロはまだ生きてんのか??
何だかんだ女の子の誘いは断れない、毛も生えそろわない青い春、28才。
結局ジャマイカ行くならキューバも割安に追加できるということを知り、しまいには結構ノリノリなってキューバにも行くことに。

お先に行ってきまーす!
ほんだらさらに、同じくメキシコシティで会ってたさりーなちゃんもキューバに行くし、同じくメキシコシティで会ってたさとしさんも、さらにはさりーなちゃんとさとしさんの共通の友達やまちゃんもキューバに行くという。
キューバは宿代が高いので、大人数で部屋をシェアしたらかなり節約できるし、何より大人数のほうがおもろそう!!。
みんなでいてまえー!!
さとしさんとやまちゃんはその時点ではカンクンについたばっかりやったので、ぼくとあいちゃんが先にキューバに行って、4日後に首都ハバナで合流する約束をして出発!

そうそう、バイクは大きくて機内持ち込めないからね、預け荷物で。
っておい!!
こんなもん飛行機に積める訳ないやろ!!
キューバ航空のお姉さんにバイク預けていいのか聞いてみると、あっさり「No problema」。
この出来事がこれから先に出会うキューバという国の適当さをよく現してた。
あいちゃんと同じチケット買ったのにぼくのチケットには含まれてるはずの空港使用税とか出国税が含まれてなくて追加で50ドル払わされる。幸先悪いヤナ予感。
飛行機に乗り込むと全体の1割くらいの客席が故障してて、背もたれが前に倒れてる。通路も座席もむちゃ狭い時代遅れの飛行機。

離陸前に冷房が切れ、そこらじゅうから機内パンフレットで扇ぐパタパタ恩が聞こえる。
滑走路で加速して飛び上がる寸前にCAが来て席を移動させられたり、飛び上がったと思ったら機内に謎の煙が充満しだし・・・

キューバの首都、ハバナの空港に到着するとキレイな声で鳴く小鳥が迎えてくれる。
と思ったら、、空港内鳥だらけ鳥の糞まみれやないか!!
すれ違う空港職員みんなタバコ吸ってるし、おしゃべりに夢中で働いてる人おらんし。

喫煙室のすぐ前でタバコを吸うのをやめなさい!
5m下がって喫煙室入ればいいのに・・・
空港からハバナ市街までは空港バスだと高いので、外に出て路線バスを拾えるところまで歩く。

キューバと言えばやっぱりコレ!
革命戦士、チェ・ゲバラ。
看板や民家の壁に描かれてるんをそこら中で見る。欧米人のリッチ観光客はみんなゲバラTシャツ着用。
世界中で人気のゲバラやけど、ゲバラが共産主義者やってみんな知ってるんか?
この日は朝からしかっり行動したし、空港税でもめたり飛行機ボロやったりしてかなり疲れた。
ハバナ着いて宿を探してると、親切なキューバ人が現れて安宿を案内してくれたと思ったら結局チップ狙いやったり。
おまけにぜんぜん安くないし。

心身ともにかなり疲れてたので今日だけは贅沢にちょっとしたレストランで晩飯。

ぼくの旅の1日の予算、3ドル。
このセットメニュー、約7ドル。 やのに・・
むっちゃマズかった!!!
そもそもキューバは料理がマズイことで有名で、キューバ帰りのいろんな旅人からも聞かされてたけど、
おいしくないものはいっぱいあっても、マズイって言うほどマズイものなんて考えてみるとそうそう出会ったことがない。同じ人間が作ってるのにマズくなることなんてそんなに無いと、ずっと今までそう思ってきた。
でもはっきり言える。
後ろに倒れるくらい反り返って胸張って、ノドがちぎれくらいに声を大にして言える、、、
マズかった!!!
サラダって野菜切るだけやし、肉も焼くだけやし、ご飯なんて豆入れて炊き込んでるだけやのに、、、
サラダは腐ってるんかそうゆうドレッシングかまったく判断できひん強烈な酸っぱさ。怖くて食えまへん。
肉は脂身9割、骨1割で、味付けはほとんどされてないけど、うっすら香る風味がまた臭い。 そもそも牛か豚か鳥か、判別できず。
昔から食事は残したくない主義で、かなり無理してでも食べきるようにしてる。
そんな決めごとした時の自分を恨んだ、キューバ最初の夜。
ここでキューバの簡単な知識を。
キューバは昔、スペイン→アメリカに植民地支配されていて、ゲバラ&カストロらが起こしたキューバ革命で社会主義国となった。
そのおかげでアメリカから経済封鎖をくらい、深刻な物不足に陥ってる。

しっかり寝て次の日は朝からハバナ観光。
スペイン植民地時代から時は完全に止まってるかのような町並み。

建物のレリーフをよく見てみると、1913と書いてある。
約100年前の建物!
街の建物はぜんぶスペイン式の建築で、100年前に5~6階建てを建てるなんて技術があったんやーと感心。
同じスペインの植民地、メキシコではカラフルなコロニアル建築やバロック建築やったけど、キューバの建物は無駄な色を使わず細かいところまでしっかり彫刻されてて、さらに規模がメキシコとは比べ物にならん位に大きい。
地面は当時からの擦り減ってピカピカになった石畳。

キューバと言えば忘れちゃいけないコレ、野球!
ハバナ市街の中心にそびえる元国会議事堂のカピトリオでは、子供から大人までがそこらじゅうで野球してる。
ピッチャーさしてもらったら、ボールはガムテープを丸めた物でバットはただの棒切れ。
物不足やのにバットとグローブなんて買ってられへんわなーと納得しながら投げてみると、ちいさいテープの球と細い棒っ切れやのにみんな確実にバットに当ててくる。
物不足がこの技術を育んだのか!?

これまたキューバ名物。
経済封鎖されて西欧から車が入ってこなくなり、街には1960年代のクラシックカーがごろごろ走ってる。

道路はクラシックカーのショールーム。
車はよく知らんけど、会社名さえも聞いた事の無い古いのがいっぱい。手前のはジャガー。
こんなんを一台日本に持って帰ったらかなりお小遣いかせげるんやろうな。

バイクもとんでもないやつがゴロゴロ!!
次の日記がバイク&車日記やけど、触りだけちょこっとどうぞ。
エストの男の子らは好きちゃうかな??
特にますみ君はかなり胸キュンしちゃう素敵な写真いっぱいあるよ。

そうそう。 車・バイクときたらお次はやっぱり戦車ですよね。
これは旧ソ連製の主砲が50mmで・・・ 知るかー!街中に置くなー!!

ひまなお父さんらは路上チェス

仮面家族@デパート

品薄。
とにかく商品の種類が少ない。そんで数そのものも少ない。
例えば日本でオレンジジュースと言えば、コカコーラやらキリンやら伊藤園やら、いろんなメーカーから選べるけど、ひとつの国産メーカーのオレンジジュースがあるだけ。選択の余地はなし。
棚がガラガラやからこんな風にディスプレイ。
ちなみにキューバの通貨にはキューバペソと、外国人旅行者用の兌換券セウセがある。
外国人はセウセしか使えず、同じ商品でもペソ価格とセウセ価格があって高く買わされる。
ビールで言うと、キューバ人は10ペソ=40円で買えるけど、外国人は1セウセ=100円。
長距離バスでは、4時間乗って80ペソ=320円のところを12セウセ=1200円。となる。
ペソを手に入れて外国人にもペソで売ってくれる店を見つけとかんと出費がかさむ。

今日の夕食は立ち食いスパゲティ。
通常パスタを10分茹でるとしたらキューバのは30分は茹でてある。
水をたっぷり吸わせた方が量が多く見えるからとか・・・
今夜もマズ━(・ω・)━‥

マナの木
2~3日したらさりーなちゃんたちが来るからその時にハバナの観光を残しといて、バラデロという海の町に行き、ビーチでのんびりすごす事に。

バラデロのカサ。
キューバでは外国人が泊まれる場所が限定されてて、高級ホテルか、設備などの厳しい条件をパスした政府公認カサ(家)に泊まらなあかん。
ちなみにキューバの一般市民は外国人旅行者と話す事すら禁止されてるらしい。That's 社会主義。


久々の登場、ラッシュガールズがくれたトイカメで一枚。

どっから来たのかヤシの実。

キューバンセレブのギャルたち。
キューバはアフリカ系の黒人、スペイン系の白人など後が混ざった多民族国家で世界一差別の無い国として知られる。
女の子も身長高くてスラっとした美人が多い。ってかみんな美人だ!
ここバラデロのビーチは波が高くて泳げない。泳いでたらライフガードに怒られた。
水際でチャプチャプしてゴロゴロと日焼け。

寝てると上から何か降ってきた!

スカイダイバーがすぐそばに着地。普通に危ないよね。

メキシコシティあたりからたらちゃんってよばれてます。
2日間バラデロでゆっくりし、みんなと落ち合うためハバナに戻る。
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| 4 CUBA | 08:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
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| | 2010/04/20 22:32 | |