豊かさを捨ててでも平等を守り抜こうとする姿勢。 That's 社会主義!!(Cuba Part2)
ハバナに戻ってカンクンからみんなが来るのを待つ!

キューバ・ハバナに大集合!
右から、ぼく、さりーなちゃん、あいちゃん、山ちゃん。左上さとしさん。

ハバナの観光開始。
まずはハバナ旧市街の中心、カピトリオ(旧国会議事堂)

常夜灯? 見張り台?

カピトリオから15分ほど歩くと海に出る。
ハバナはカリブ海に面していて、その昔パイレーツオブカリビアン全盛期、海賊から町を守るため海沿いには要塞が建てられた。
地図に載ってないけど海沿いにもずーっと要塞跡が続いてる。

いえーい!

旧市街の観光名所、オビスポ通り。
ヘミングウェイの常宿や、キューバ音楽の生演奏が聴けるカフェなどがある。
雰囲気バツグンやけど観光客プライスなのでぼくら貧乏旅行者にはちょっとキツイ。
いま思うと日本よりちょっと安いくらいやけど、安い国を旅してるととんでもなく高く感じるようになってしまう。

むき出し

泣かないで~

女の人のお尻が・・!

わん!

カピトリオのすぐ裏にある廃機関車置き場。
置き去りにされた機関車の窓や煙突、溶接の割れ目から若葉が吹き出していてまるでラピュタ。
ちなみにキューバではいまだに蒸気機関車が走っているのだ!!

最高に萌える。

キューバと言ったらやっぱりサルサ!
ハバナで一番大きなサルサクラブに踊りに行く。
さりーなちゃん・あいちゃんはサルサが踊れるので、男性陣3人は教えてもらう。
年下の小娘にリードされ、抱かれてるような気持ちに(笑)

こちらは別の日、カフェでキューバ音楽の生演奏。
さりーなちゃんは子供の頃にキューバに来たことがあるらしく、リクエストした曲に思い出がよみがえりちょっと涙。ちゃんと女の子してます。
大人数でのキューバ小旅行、女子大生あいちゃんはこれで
旅が終わり。
帰国して大学の卒業式、お引越し、就職とウルトラ大忙がし。
そんなウルトラカツカツスケジュールでもメキシコ・グァテマラ・ベリーズ・キューバと、女ひとりで卒業旅行しちゃうあいちゃんの行動力はほんまポジティブ。
バックパッカーや海外を長期で旅してる人には、日本でしっかり働く事に対して自分はできないと感じたり、そうゆう生活に疑問を持ったりする人が多い。
そしていざこれから日本に帰ってポジティブに働こうとしてる人を間近で見ると、焦ったり妬んだり、なんか複雑な感情を持ってしまう。
後々のことを考えたら今の自分の旅はただ単に働くことから逃げてるんじゃないか?とかそうゆう感じ。
でもあいちゃんを見てると、あいちゃんは日本で頑張ってるし、おれも海外でがんばろーって単純に思える。大尊敬の21才女子大生。
バス停まであいちゃんを見送りに行く。
帰り道はなんかみんな黙ってトボトボと。

出発の朝
あいちゃんを別れて残り5日間、ビニャーレスという山間の町に行く事に。

通路を挟んで反対側まで長ーいアンヨを伸ばすやまちゃん。
使用座席数は3。

さりーなちゃんは最後部座席で。
使用座席数、同じく3。

使用座席数2にもかかわらず一番の存在感、迫力。さとしさん

キューバ名物タバコの畑が広がる田舎道。

たどり着いたビニャーレスはメイン奇岩?奇山?地帯の中にある小村。
外国人がのんびりしにくる静かな町の面影をちょっとだけ残した観光地。
お姉さんのあたま・・・

町をぶらぶらしに行き、農家のお父さんペドロと出会う。

さてここでクイズ、この車は何を売ってる車でしょう?

ヒント!

これまたヒント。

答えはこれー!
ビールの量り売り。
ビール満載のタンクローリーから荷車のタンクにビールを移し、持参したボトルにビールを詰めてもらう。
旅行者が普通に飲める人民ビールで350ml缶が1cuc=100円。
この量り売りなら2.5Lペットボトルに詰めてもらって20Peso=80円。
激安やけどいろいろと短所がある。
この時はビニャーレスが1年で一番大きい祭りやったからタンクローリーが売りに来てたけど普段はいない。
この上の写真のは一番キレイな店やったけど、他の店はタンクから蛇口で注ぐ時にこぼれたビールを桶で受け、その桶の中から洗面器でペットボトルにビールを注ぐ。
ペットボトルについた砂とか汚れとかがたっぷり入った桶。炭酸は抜けてぬるーくなったビール。
酔いまへん。うまくない! でも安い・・・

ペドロは買い方の分からんぼくらに買い方を教えてくれ、親切にボトルまでどこかからもらってきてくれた。
ヌルマズーいビールで乾杯!

夜には家に招かれた。
ハバナでは民間人の家を間貸しするカサに泊まってたけど、カサに認証されるためには風呂トイレベッドから高級品のエアコンまで揃えないといけない。
という事はカサを経営してる家はやっぱりお金持ちで、このペドロの家は地方の一般人の家だった
粗末な木作りの小屋に入るとテーブルにイス、裸電球がひと部屋にひとつ。家財道具は驚くほど少ない。
ペドロの農園で取れたてのグァバでシェイクを作ってくれ、これまた手巻きの葉巻をくれた。
共産主義下では、仕事が生活に占める割合はかなり低い。
時間的にも余裕のある、しかし物の無い生活。
人はシンプルになる。
満足にコミュニケーションのとれないスペイン語での会話、
ディネロ(お金)という単語が出るたびにドキドキする。
人の親切の裏にあるものを常に意識していなくてはいけないという業を背負わされた旅行者。
いま思うと何ひとつ疑う余地のない旅行者へのシンプルな興味、親切心。
ひと時でもペドロと家族を疑ってしまったことにどうしようもない気持ちになる。
この気持ちにとらわれる事のない日は来るんやろうか。
ペドロの巻いてくれた葉巻でクラクラしながら、ひとり娘の自慢話などで夜は更ける・・。
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| 4 CUBA | 08:00 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
楽しそうやね~!
同じ年の女の子でもそんな事してる子がしてるこがいるんや!
と少しショックを受けました。
する事も目標も違うかもしらんけど、
よっちゃんもがんばってるし私もがんばらなくッちゃ!
ただ、自転車がいっこもでてこないw
| なっチャーン | 2010/04/28 12:50 | URL | ≫ EDIT