現代日本の秘蔵っこ、磯田よしゆきの自転車世界一周旅行

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近況:ザンビア・カフエでゆっくり荷物待ち ~日本から海外へ安い荷物の送り方!編~


rer (2)
ヌーブラヤッホー!



rer (1)
現在はザンビアは首都ルサカから50㎞、カフエという町に滞在しています。
タンザニア・ザンジバル島で出会ったJICA隊員こんちゃんの働く中&高校のおうちでお世話になってます。

rer (3)
折あしく、一年でもっとも暑い時期。
家の中にいてもだらだら汗が流れる暑さ。
お昼はお掃除したりご飯作って、夜は遅くまでビール!ビール!ビール!!!
やることやってんだかやってないんだか、キッチンドランカー生活を送ってますよ。

タンザニアでの盗難被害の心の傷にビールという名のモルヒネを流し込み忘却の彼方を目指すストイックな日々・・。
つまるとこ単なるだらだら生活なんですが(笑)、今日で5日目6日目??

rer (4)
ちょっとリフレッシュしたいってのと、もうひとつ、
盗難で失った物品の補給を日本から待ってます。
カメラのレンズは盗られずに残ってたので中古のボディや、新しい外付けHDDも。
あとはちょこちょこと自転車パーツをネットでポチったんですが、、、そんな時、史上最大の衝動買いをしてしまいました・・。

それは自転車のサドル。
詳しいことは届いててから書きますが、まぁ髙かった・・。レースもののサドルはもっと高かったりするんやろうけど、
『安物買いでも意地で銭失わねえ!』をモットーとする不肖ワタクシが18170円という大金をはたいちゃいました。

これまで使ってきたブルックスのサドル(12000円くらい)を買う時にも悩みに悩んだあげく、
お酒の勢いを借りて目つぶってせーのでポチったのに、今回は朝方寝ぼけて携帯でポチってるという状況・・。

一日へこんだー

まぁでもそのサドルは愛する旅の大先輩、伊東心さんが使っててラブずっきゅんしちゃったすんげーかっちょいいヤツ。
はやく届かんかな~


そうそう、今回の物資補給でちょっと発見があったので長期旅行者・海外滞在者におしらせだぜ!

日本からの物資を送ってもらう時、だいたいの人が利用するのが日本郵政(郵便局)のEMS。
世界を広くカバーしていて荷物の追跡可能で料金もまぁ納得できるもの。

緊急事態で急いでる時は料金が2倍3倍あたり前のDHLやFEDEXが有名。
その代わり通関などでの申告もぬかりなくスムーズに代行してくれ、
日本―ヨーロッパでも5日で届いちゃったりするアメイジングなカンパニー。

今回の物資補給でもいつものように日本郵政のEMSで料金検索をと思ってみたら、なんとザンビアは配達圏外!!
こんなことってあるんですね・・。かといって周辺国では受け取るまでの時間がかかり過ぎるし、
何より信頼できる受け取り先が用意できない。
苦し紛れにDHLを調べてみるとザンビアまで2万円以上・・。

そーんな時、何気に調べてみたのがクロネコヤマト。
国際宅急便というのがあって、日本側はクロネコヤマトが、海外で配送してくれるのは提携しているDHLやFEDEXなどの海外の会社のようす。
ビジネスや海外への引っ越しやらでヤマトは聞いたことあったけど、
旅行者でヤマトで送って受け取ったなんて話を聞いたことがない。
どうせお高いんでしょ?と思って調べると、へっ?? 驚きの5350円!!
EMSがもしサービスしてたとしたら13000円くらいかかってたはずなので、半額以下ということになる。

利用規約のはしっこに小さい字で「別途手数料1万円」とか書いてあるんじゃ?と疑ってかかったけど、
どこをどうみても5350円。おまけに配達日数7~11日と激速!追跡可!ほんとかよー!


ほんとに何も情報がないのと料金のあまりの安さに何とも言えない不安が残りますが、
今回は人柱覚悟でクロネコヤマトを使ってみます!!

実際のとこどれくらいで届いてくれるのかはまだ分かりませんがこ、
もし今回問題がなければこれから先海外で荷物を受け取るとき、EMSよりまずクロネコヤマトをチェックだぜバディ!



-------------------------------------

さて荷物の近況

11月1日に発送してもらいました。
予定配達日数は11日後なので11月12日。
気になる荷物の追跡履歴をどんぞー!


11月1日 発送@大阪

11月2日 東京ベース店

11月4日 大阪 通関完了
       東京着
  成田発

11月5日 深圳着&発
香港着

11月6日 香港発
     ドバイ着

11月7日 ドバイ発
    ザンビア・ルサカ着!!!

もうそこまで来てんじゃん!!
ってか序盤の大阪→東京→大阪→東京の流れはなんだ(笑)
まぁとりあえずルサカには着いてるようで一安心。ここまで1週間。なかなかの速さ。

しかしまだまだ油断はできない。
現地の郵便局で配達までの間に紛失されたり、
そもそも配達する気が無くて倉庫の片隅で忘れ去られるというケースがほんとうに多い。

何にしても受け取りに行けるのは今週末なのですが、はやく来い来い宅急便~♫

とりまっ!!



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近況;タンザニアにて最悪の盗難被害。現在@ザンビア

 
10月14日早朝、ぼくが眠っている部屋に泥棒が入りました。

翌々日にせまったNHK出演の為にタンザニアはムベヤで宿を探していたもののどの宿も高く、
値段を聞きに訪れたある宿では、「ごめんだけど高くて泊まれない。いつも10000シリング(500円)で泊まってるんだ」
と伝えたぼくに、オーナーが「そんな安い宿じゃすべて失うことになるぜ!」と、馬鹿にしたように叫び、
他の宿を蔑むよりも営業努力をしろ!と思いつつ、次に訪れた10000シリングの宿にチェックインしました。


まさかその通りになるとは・・・


実際にはすべてを失ったわけではありませんが(後述)、22時~翌3時の間にぼくが眠っている部屋に侵入し枕元に置いてあったものを盗むというなんともアフリカらしいシンプルで大胆な手口でした。

盗られたものは、ミラーレス一眼レフカメラ、この旅の初めから1年4か月分のデータの入った外付けハードディスク、
財布から18000シリング(900円)と1ドル札3枚。財布に入っていたおもちゃのお札は抜かれていなかったので、
犯人の大胆かつ冷静なことにほんとうにおどろかされます。
ってかぼくの財布はお手製のマジックテープ式!バリバリ音がしたはずやのに・・・

朝起きて気付きてすぐに警察を呼び、容疑者である宿の夜警(警備員)と住み込みの女性スタッフが連行され、
5日間にわたって留置&取り調べが行われましたが、そのどちらかが犯人だったとしても、盗られたモノが出てくるわけもなく、
「捜査継続」ということで事実上幕が引かれました。

カメラにはちょっといいレンズが取り付けられていたものの、まったくどうでもいいです。
何よりこの旅の写真を失ったことが辛すぎる・・・

盗られた後にぼくにできたことといえばフェイスブックでもらったアドバイス通り、町の電気屋を片っぱしから周り
「誰かが売りに来た時に連絡をくれたら200ドル」と書いたチラシを配って回ることくらい。
しかし2週間以上たった今も何の連絡もありません。もう絶望するしかありません・・。


幸いなことに、更新していたブログ上に圧縮されてはいますがめぼしい写真が残っていること。
もしぼくとどこかで一緒にすごした人がこれを見ていたら、その時の写真(ぼくのものだけでなくその場所の風景なども)を送ってもらえるとありがたいです。
未圧縮で送ってもらえるようにストレージを用意するので、また準備が整ったらブログで改めてお願いしたいと思っています。


ムベヤからは気持ちを切り替えて自転車で出発し、南隣のザンビアに入りました。

国境の町に入ると誰にでも英語が通じたことと、何よりザンビア人の純粋さに驚かされました。
タンザニアのように「ギブミーマネー!」攻撃や、中国人(日本人ですがw)を蔑んで馬鹿にしてくる輩もおらず、
子どもたちがキラキラした目でただただ純粋な好奇心からムズングー!(白人ー!)と追いかけてきて、
行きちがうほとんどの人が「ハワイユー」と声をかけてくれるフレンドリーさ。まるで楽園!

この国では暗い感情を持つことなく純粋に旅を楽しむことができる。
気持ちよく国境の町を出て首都のルサカを・・・と思った刹那、トラックにひき逃げに遭いました・・。


What the hell!!!


至近距離を通り過ぎていったトラックにつづき、その後ろに牽引されていたトラックが前が見ていなかったようで、
ぼくの右ひじに左フロントがヒット! ぼくはバランスを崩し車道の中央まで飛び出し転倒。

立ち上がるよりも早く反射的に後ろを振り返ると、運良く後続車は来ておらず事なきを得ましたが、
もし後続車が来ていたら1000%死んでました。


前方ではぼくに当たったトラックが上り坂にさしかかりそれほどスピードが出ておらず、
ぶつけた事に気付いている挙動だったのにもかかわらずそのまま走り続けるトラック。

牽引車両の荷台に立っていた若者は一部始終を見ていて目がバッチリ合っていて、
「停まれ!!逃げんな!!」と叫ぶと何やら手を広げてリアクション。

右ひじの痛みで追いかけるにも起き上がることもままならず、次第に離れていくトラック。

路上に這いつくばりながらせめてもと目をやったナンバープレートは、タンザニアナンバーでした・・。



タンザニアァァーーー!!!!!




ふぅ。

所時期な所、盗難に遭う前からいろいろな点でかなりアフリカに疲れていました。
このままじゃダメだとナイルパーチ釣りに向かったり、
気持ちを切り替えるため走行中に明るくジャンボ(ハロー)と挨拶を心がけ、
少しづつまた現地人の目を見て話せるようになってきていました。
そんな時の盗難。

盗難から1週間かけて気持ちを持ち直し、
美しい国ザンビアに入って気持ちも一新と思ったその瞬間にひき逃げ。

首都のルサカ(1000km先)からすぐ近くの町にザンジバル島(タンザニア)でできたJICA隊員の友達がいるので、
とりあえずそこまでたどり着くことだけを考え、曲がった自転車のハンドルを直し、出血の手当てをして出発しました。

打ち身はかなり痛かったものの走行できるレベルで、
幸いなことに(?)、ザンビアに入って町々の距離は30km以上は開いているので
走行に集中して余計なことを考えずに走れるかと思いきや、休憩するすきもないくらいに道路沿いの藪の中に粗末な家が続きます。
その密度はキャンプ場所を探すのに2時間走っても一部のすきもないくらい。

四六時中常に誰かの視線にさらされエンドレスであいさつ。身体も痛いし正直そんなフレンドリーな気持にはなれず、
次第に純粋な子どもたちがムズングー!と追いかけてきても、ゾンビか野犬に追われてるような恐怖感に襲われだして、もう頭がストップ。

張り続けていた緊張の糸が完全に切れてしまいました。


なすすべなく路肩に止まっていたトラックにヒッチハイクを頼むとあっさりオッケー。
首都の大都市で先進国の人間と酒飲んで現地人へのグチを肴に・・・とひと息ついたら、今度はトラックが動きません。

積み荷の証明書類が届かないらしく、それを持ってくるはずのエージェントに連絡すると200km離れた町から今バスに乗ったとのこと。
夜中に到着するというので、一晩停車したトラックの中で過ごすことになりました。

しかし夜が明けてもエージェントは来ず。
「電話をするといまバスの中」と・・・


そのまま七日間。


バスのドライバーたちとは仲良くなって楽しく過ごしていたものの、
エージェントが現れないまままた週末に突入してしまい、またまたプッツン。

「悪いけど先に行くことにするよ」と宣言し、ルサカ行きのトラックに声をかけて回り、無事トラックをゲット!

しかしそのドライバーはぼくが昼寝している間に声をかけてくれることなく行ってしまいました・・。


またしてもタンザニア人っ!!!


そこから何だかんだすったもんんんだあって、結局バスに乗って首都のルサカにやってきました。


とりあえず首都に着いてひと安心。
(インド人と大喧嘩したけど)

友達のところで失ったカメラなどの物資補給を受ける予定なので、
荷物を待つ間、精神のアルコール洗浄(=忘却)を行いたいと思います。おわり。



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| 60 ZAMBIA | 09:27 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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緊急停止!故障!破滅!もう勘弁してください・・ ~からの、最重要部品をゲットだぜ!!編~


ジャンボ!絶賛タンザニア北部を走行中。

500kmくらい続いた向かい風エリア。
あと一日走れば追い風にってとこで体をこわしちゃいました。

その原因は、愛用の革サドルブルックス。

長年の使用で伸びた革。張り調整ネジでも追いつかなくなりサドル前部の金具が脱落。
サドルの前方が5mmほど下がってしまったので裏から布を挟み込んで対応していたものの、
その布をちょっといじった結果、普段よりサドル前方が1~2mm下がった状態で半日走っちゃいました。

普段使っていなかった筋肉を使うことになったようで、日暮れごろには激しい筋肉疲労でまったく動けなくなってしまいました。

たった1~2mmの違いで!!
ほんと敏感すぎて嫌になっちゃいます。

とはいえお宿の安いタンザニア。
一泊300円の宿でがぶがぶビール飲みながら療養中。

明日出発して山を越え、目指すはミクミ動物保護区!
自転車で通れるサファリ。 ゾウさんキリンさんライオンさん!!
せっかくならタンデムに誰か乗せていきたかったけど、さすがにこっからで出会いはなさそう。
見つけたガゼルでも乗っけときゃライオンとの遭遇率上がるかなー?


さーてブログは3ヶ月ほど前の西アフリカバイク旅行。
かなり辛かった地獄の真っただ中で、バイクの専門用語も多く理解不能かもしれません。
おまけにしんどすぎてロクに写真も撮ってないのですが、まぁ記録の意味も込めてアップしときます。

あと2・3個記事をアップするといっきに旅が進んでいくのですが、個人的には一番しんどくも一番ディープに西アフリカを感じた頃でした。


そうそう、10月15日のNHK「地球ラジオ」に電話で出演するよ~!



d (1)
絶賛大不調の西アフリカバイク旅!!

ギニアの首都コナクリまでいけばきっとパーツを手に入れることができるはず・・・
そう信じて前だけ見据えて走りつづける過酷な道のり。

しかしコナクリ手前BOFFAで今度はスターターが故障。
修理ついでにしばらく滞在するうちにバイク不調のおおもとらしき原因を突き止めた(?)。

エンジンオーバーヒートでエンジン自体が熱膨張→変形し、
エンジン内の排気が冷却水路に漏れ出したことで冷却水が噴出し、パワーが出なくなっていた。

BOFFAでしばらく滞在し修理完了、いざコナクリへ!
・・とスタートして30分もしないうちにまたしても冷却水が吹き出して・・・

結局のところすべての故障は連鎖的に影響しあっているので、
一番最初の故障であるウォーターポンプからの水漏れを直さないことには、

冷却水が減る → エンジンオーバーヒート(エンジン熱膨張) → 冷却水噴出 → オーバーヒート → 初めに戻る

負の無限ループから抜け出すことができない。

ウォーターポンプの部品を求めて、コナクリまでの瀕死の行軍は続く・・・




d (2)
BOFFAからコナクリまでは100kmほど。
時速30kmほどで走っているので4時間もあれば到着できる。




d (3)
ギニアの首都コナクリは海に突き出した半島先端の町。




d (4)
国道から道を折れると、コナクリに向かって続く40kmのバイパスになった。

あいかわらず冷却水は漏れまくりで、10~15分ごとに水を補給しつつ進む。
水がなくなると民家やガソリンスタンドで水をもらいに走る。

中心に向かうにつれ、バイパスが渋滞し始めた。
スピードを出して走っている間は走行風でエンジンが最低限冷却されるけど、
渋滞でいったん停止してしまうと水温計の針はレッドゾーン目指して駆け上がっていく!

シート下や足元からゴボゴボと冷却水の沸騰する音が聞こえ、熱湯が噴出する。
バイクを路肩に止めるにも車がびっしり、路肩は乗り合いのバンが途絶えることなく発着してる。
歩道はというと露店がひしめき人でぎゅうぎゅう。

一刻も早くエンジンを止めないとオーバーヒートしてしまう!!
もし次ピストンが焼き付いたら、、、もうほんとうに終わり。バイクはただの鉄くずになる・・。

レッドゾーンを振り切りエンジンからキンキンと熱膨張したピストンのきしむ音。
はやく動いてくれー!もう水がないんだよー!!

詰まっている車をバンバン叩いて少しづつ動いてもらい、人だらけの路肩に突っ込む。
即座にエンジンを止めラジエターキャップを開けると、、ドッパーン!と熱湯の大噴射。

大パニックの野次馬さんに平謝りしつつ、水をもらえないかと付近を訪ねるも、
この辺りは水道が整備されていないらしく、貴重な水はあげられないと。

泣く泣くミネラルウォーターを買い、冷却水を補給する。
コナクリ中心部へは渋滞が延々とつづく。2Lのミネラルウオーターでは5分ももたない。
その5分間に走れるだけ走るしか!素早く出発!

・・・が、セルモーターが空回りする音。

BOFFAで修理したはずのセルモーターギヤ外れ。直ってなかったのかよ・・。

ここで修理するにもすべてのカウルと熱々のマフラーを外さないといけない。
どれだけ急いでも1時間はかかる。この炎天下、野次馬だらけの中で・・・


とりあえず人ごみから離れよう。作業できる場所を探そうとバイクを押して歩き始めた。
しかしそれに合わせて野次馬たちが着いてくる。ヤイヤイとうるさい。

「疲れてるんだ。頼むからついてこないでくれ」と伝えても一向に立ち去らない。

いいかげん腹が立ってきて「どっかいけよ!」と叫んでも、
シノワ(中国人)が怒ってるぜ~ゲラゲラ~!ヘイ!ブルースリー!アチョー!!と、よけいからかってくる始末。


気が狂いそうだ・・。


ちょっとしたもみ合いになりつつ、どうしようかと途方に暮れつつ何気にスターターを押してみると、エンジンがかかった!
エンジンをかけたまま水を放り込み、素早く出発する。


しかしバイクは常にオーバーヒートギリギリ!緊張状態がつづく。


少しずつ前進している間に日が沈み、少しずつ涼しくなってくると気持ちも落ち着いてきた。
コナクリ中心部へはまだ遠い。宿を探そう・・。



d (5)
BOFFAで仲良くなったニェレケ・ラマが教えてくれたモーテルへ。
一泊100,000GNF(ギニアフラン)=1200円。ちょっと高いけど、しょうがない。もう動きたくないよ・・。

しかし、チェックインは夜24時だと言う。
そんな時間にチェックインの宿なんて聞いたことねーよ!と、よく分からないフランス語で突き詰めていくと、
ここはモーテルという名の連れ込み宿。日をまたぐ24時までは1時間300円。つまりは「休憩」。
日が変わってようやく「泊まり」に入るらしく、今チェックインすると24時まで4時間×300円の1200円が余計にかかってしまう。

なんかすげー割高。 ケチるかぁ・・。

駐車場の片隅でうとうとしながら24時を待つ。ボスがやってきた。

ボス「君は日本人か?ヨシか?」

ぼく「そだよー」

ボス「(従業員に)お前ら! おれのゲストになんてことしてんだ!」

ぼく「???」

なんと、このモーテルの経営者はニェレケ・ラマのお兄ちゃんだった!
ラマから友達の日本人がそっち行くかもと連絡がいっていたようでいきなりVIP待遇に!




d (6)
翌朝、起きると昼の12時すぎ!!

昨夜はラマのお兄ちゃんとビールを飲んでて、、、 覚えてないや。

チェックアウト時間を過ぎてるので慌てて荷物をまとめお兄ちゃんに謝りに行くと、
許してくれたどころか、「友達じゃないか!」と宿泊代金すら受け取ってくれなかった!

うぅ、、ありがとう・・・。
とくに厳しい状況だったのもあって親切が身に沁みる。

ニェレケ一家はギニア山奥の貧しい村のお家。
何よりも教育が大事と、兄弟それぞれが勉強をがんばりお兄ちゃん二人は国立コナクリ大学卒。
ラマも教育水準の高いBOFFAの公立高校で学びながらお金を稼ぎ、大学を目指している。
どうしようもない貧しさを悲観したり諦めることなく努力し、恐れず挑戦する姿勢。

旅の中で個人的に閉塞感を感じていた「アフリカ」。
そんな中でもこんな若者もやっぱりいるんやね。出会えて知れてよかった。

ギニアの未来ははニェレケファミリーにまかしたぜ!! ←誰?




d (7)
ニェレケブラザースと盛大に別れてコナクリ中心部を目指す。
渋滞のない時間帯に半島先端のコナクリ中心部にたどり着くことができた。

しかし町中では宿を探しながらトロトロと走るのでバイクは常にオーバーヒート寸前。
バイクを置いて歩いて探そうと思っても、盗難が多いらしくどこもバイクを置かせてくれない。
げっそりしながらバイクを押し、ガイドブックに載っていた宿、事前に調べておいた宿を回る。


ぜんぶ潰れてるとか・・。


コナクリでは郊外にモーテルの集まるエリアがあって、結局そこにしか安ホテルはないよう。

昨日通り抜けてきたあの地獄を戻るのか・・・
ニェレケファミリーのモーテルに戻るという選択肢もあったけど、
たぶんお金を受け取ってくれないやろうし、なんか悪い気がして他のモーテルを探すことにした。




d (8)
中心部から15kmほどでいくつかモーテルの看板はあったけど、どこも道を入っていった奥にあるよう。
パワーがない今のバイクの状態で人だらけの未舗装路に突っ込んでいく気にならず、どんどん郊外へと離れていく。

下り車線は渋滞も少なく、オーバーヒート寸前と水の補給とを繰り返しつつ、結局30kmほど戻って再びモーテルのないエリアに入ってしまった。
引き返すしかないかぁと思いつつの水補給。

ん??何かおかしい? 水漏れが悪化してる?

ペットボトルからそそぐその勢いのまま水がドバドバ漏れていく。
エンジンをかけて走り出すころには漏れる水すらない状態。もうエンジン掛けられへんやん・・。

間の悪いことにこの辺りは長ーいアップダウンが続いている。
もし今いるこの坂を下って谷底へおりてしまうと、そこで身動きが取れなくなってしまう。
バイクは坂を押して上がれるような重さではない。

来た道を戻るのは上りになるので不可能。
できるのは、惰性で坂を下っていくことのみ、、、




d (9)
MOTEL「THE CHANEL」

奇跡!モーテルの看板がっ!!




d (10)
モーテルへはバイパスから折れて荒れたダートを下っていく。

不吉なことが頭をよぎる。
もしモーテルが泊まれないような値段だったら、
もし宿泊拒否をされたら、、、このダートを押して国道へ戻ることは不可能。

ようするに行くしかねぇ! 何がなんでも泊まるしかねぇ!!



d (11)
ゴミだらけの湿地帯を横目に、水際まで下ってきた。

上り坂ありませんように!泊めてくれますようにっ!!




d (12)
THE CHANEL到着。 あっ、工事中・・・




d (13,)
かと思いきや!ムルワカさん似のジョンがお出迎え。営業してるよう!おまけに高くない!!
おまけにバー併設でビールが飲める!!!やったー!!ぐばー!!

ちなみに一泊80,000GNF(ギニアフラン)。1000円ほど。
意識なくなるまでビール飲んだろうと思ったけど、
通された部屋が壮絶に汚くゴキブリだらけで逆に意識が冴えわたる☆




さてバイクは完全不動状態。
水漏れを起こしてるウォーターポンプを開けてみると、メカニカルシール部のベアリングが完全に破断。
暴れ回ったシャフトがシールを破壊し、水をシール(塞ぐ)するはずが、完全にツーツーで水が通り抜ける状態になっていた。

ここまで盛大に壊れてしまうと、いくら工夫しても代用部品を作り出すことはできそうにない。

この町にスクーターなんて一台も走っていないけど、奇跡を信じてコナクリへと通う日々が始まった。




d (14)
コナクリの中心部にあるバイク屋、部品屋を回る。
こっちのバイクは究極にシンプルにできているので(安く、修理しやすくするため)、
ウォーターポンプのあるバイクというのがそもそも理解できないよう。

メカニカルシールという単語も、フランス語になるとたぶんぜんぜん違う言葉に代わってるみたい。


部品探し2日目、昼過ぎ。
今日さがして見つからなかったらバイクを捨てよう・・。

中心部から捜索範囲を広げた5kmほど郊外。
30軒ほど周ったけど、どのバイク部品屋にも他車種用すらない。もうダメなのか・・。
道に迷ったついでにご飯でも食べようとレストランを探していると、大規模なバイク修理屋に通りがかった。

奥の赤いパンツのおっさんがボス。ダメもとで部品を見せてみると、
「あるよ」と。「ポンパ du ローだろ?」と。


ポンパ du ロー。ポンパ du ロー・・。


ウォーターポンプ!!


いやーないない。古い日本製スクーターのそれも特殊部品。
スクーターがないこの国でしかも場末の小汚いおっさんが知ってるはずがない。


しかしおっさん、金をよこせば買ってくると言う。それが3000円ほど。
エンジンのピストンが500円もせずに買えるこの国で3000円!?怪しい・・・


しかししかーし!
このおっさん以外に何一つ手掛かりがないのも事実。
バイクを捨てるか、バイクに3000円足して捨てるか。 たいした違いもない。




d (15,)
結局おっさんに乗っかってみた。
ちょっと待ってろと出かけたおっさん。これがなかなか帰ってこない。
あまりに暇なのでバイクの修理を手伝って時間をつぶす。

2時間ほどしてやっと帰ってきたと思うと、おっさん手ぶら。何か言い訳をゴニョゴニョ。
金返せ!と詰め寄ると、「部品は見つけた。しかしあと1000円足りない」

うぐぐ、、ほんとうかよ、、足元見やがって、、、 

悔しいけど他に手段はない。投げるように100,000GNFを渡す。




d (16)
それからまた1時間。

おっさん今度はいけいけの兄ちゃんといっしょに帰ってきた。
ぼくが怒ったら力づくで抑える作戦か・・・??




d (17,)
しかしそのおっさんがポケットからおもむろに取り出したのはまぎれもないウォーターポンプメカニカルシール!!

ウソー!!! でもどうせぼくのスクーターには適合しないんでしょ??

パッケージの裏を見ると「HONDA PANTHEON125、150」 バッチリじゃーん!!!

奇跡だ!いったいどこで見つけてきたんだよおっさん!!
ありがとう!スパーメルシー!グラシアス!!!!

これさえあれば水漏れが根本的に治せる。
熱膨張で歪んでしまったエンジンも、ヤスリで平面を出すように研ぐことが可能だと分かっているので、

水が漏れない → オーバーヒートしない → エンジンが歪まない(排気が漏れない) → 水が漏れない!!

ハッピーの無限ループや~!!!
スクーターで旅できる!ガーナのあの子に会いに行けるー!!
ぼったくられてるのは分かってるけどさらにチップまであげちゃう気分の良さ!!
vivaコナクリ!!vivaおっさん!!




d (18)
うれしすぎて見かけた高級レストランに飛び込んだー!!

メニューを見て正気に返る。高すぎました(笑)
一番安いサンドイッチと、お祝いビール!!




d (19)
改めて部品を眺めてみる。右の列が新品。

水漏れを防ぐゴムとバネが合わさった部品は、タイヤのチューブから切り出しボンドで成形したものの、
バネにはまらないほどに摩耗している。

回転するゴム部品と金属プロペラの間で水を塞ぎつつ摩耗しない謎の特殊プラスチックのワッシャー。
ヒビが入って割れる寸前。

水を循環させるペラに限っては、内部で暴れ回ったせいで羽が一つを残して根元から折れてしまっている。

よくこんな状態で1500kmも走ってこれたよ・・。



さぁ!この部品を組み直せばすべてハッピーおっぱっぴー!!

最低最悪の地獄に一筋の光・・・ 

どころかエレベーター見つけちゃったよ~!!ぎゅうぅぅーん!
ガラス張りで景色サイコー!! ボタン押し係のお姉ちゃんワイカー!!


チーン。

そのドアの開いた先は・・・





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バイク故障ついでにBOFFAでゆっくり、サンコンさんち ~故障の原因つきとめまゆゆー!編~


ひさびさネット使えるとこにやってきたー!1か月ぶり??
フェイスブックはこっちのSIMカードで無料で使えるので、そっちにはちょこちょこ書いてたりするんやけど、
携帯じゃブログは上げらんないもんねー。
なんにしても、アフリカの大草原のまっただ中でフェイスブックなんて、悪い冗談としか思えません。

ほい、そんなわけでただいまタンザニア西部のビクトリア湖にきてます。
釣りです!! 釣れません・・・

魚がいないのか、ぼくが下手なのか、、、。 魚、、、、いないよねっ!!
はぁ~、、身の振り方考えよう。


そーんな訳でブログ本編は今から3か月前、タンデム自転車をセネガルに預けバイクを購入しての西アフリカ旅。



j (1)
エンジン冷却水が漏れまくる状態で突入したギニアビサウからギニアへの悪路国境越え。
走らないバイクを押し、転倒して怪我しつつ、冷却用の水をもらいに見かけた集落ぜんぶに寄らなきゃいけないジリ貧の旅。



j (2)
悪路を乗り越えてたどり着いたギニアの町、ボケ。



j (3)
ここまで走ってきたルートには国境線もなければイミグレーションオフィスもなかった。
となると闇両替商もいなかったので食料も買えず、無一文でクズ野菜をもらいつつやり過ごしてきた。

ATMでギニアフランげっとだぜー! 1$=9000GNF(ギニアフラン)
とりあえず日本円で1万円ぶん下すと財布はパンパン。

ちなみに国境にオフィスはなかったのでギニア入国のスタンプは大きな町の警察署に出頭して押してもらった。
ギニアビサウ出国のスタンプをもらいにいろいろ行ったけど、もらえず。出ていくだけだから問題ないでしょ?とのこと(笑)

お金をゲットしガソリンも満タン。入国記念ビールもひっかけつつ、
バイクがなんとか生きてるうちに首都のコナクリを目指すちゃーん!



j (4)
前方にスコール雲が発達していたので水の補給ついでに雨具を着こむ。
さぁ出発!とエンジンをかけるセルスターターを押すと、ウィーンという音。エンジンがかからない。

再度押してみても、ウィーンと空回りするようなむなしい音が響くだけ・・・

セルスターター式の始動は、バッテリーのでセルモーターを回し、
その動力をギヤ等を介してエンジンを強制的に回転させることでエンジン内での爆発を誘発し、エンジンを始動させる。

この「ウィーン」という音は、セルモーターが正常に回っている音。
しかしエンジンが回転しているような振動は伝わってこない。

どうやらセルモーターからエンジンへ動力を伝えるギヤあたりに不具合が起こった模様・・。

こうなると押し掛けも不可能。エンジン下部のギヤボックスを開けるしか・・・


次の町まで、30km。とうてい押せる距離じゃない。
日暮れも近いし雨雲もきてる。 人、、、いねぇ。  ヤバいな・・・ 


水漏れオーバーヒート、水補給問題でゲッソリ疲れ果ててるとこに、このトラブル。

もう考えたくない、テントを張って休んでしまおう・・と思ったものの、水がまったくないのでキャンプもできない。
疲れと焦りで汗がだらだら流れ落ちてくる。暑い中で味のしないタバコの吸い殻だけが増えていく。


道路脇で見たことのない乗り物(スクーター)を見つめ呆然とする中国人はよほど珍しいのか、
車どおりは少ないのに通りがかった車・バイクは100発100中で停まり、あっという間にテーマパーク!!

その中にいたバイクのお兄ちゃんが30km先の町までけん引してくれることになった。
バイクでバイクをけん引!?やったことないけど大丈夫?

不安は的中、洗濯ヒモで兄ちゃんのバイクのキャリアとスクーターのフロントフォークを結ぶと、
きっちりまっすぐに繋げてはいないので、走り出すとガツン!とハンドルがナナメに引っぱられる。
スピードが出て安定するまでは右に左にガツン!ガツン!とハンドルを取られるのですっげー怖い。

坂道でスピードが落ちてくると前のバイクに突っ込みそうになるし、洗濯ヒモも簡単に切れちゃうので、前のバイクが気づかずに走り去ったり。
兄ちゃんは気づいたらすぐ戻ってきてくれるんやけど、その度に洗濯ヒモが短くなり前のバイクがどんどん近くなっていく地獄。

前のバイクに一回突っ込んで二人ともクラッシュしたけど、なんとか生きてBOFFAの町に着いた。ふぅ。

しかしこれで終わりじゃない!こっからバイクの故障原因を探って修理して、、、なんて日だ!!


けん引してくれた兄ちゃんがバイクのメカニックに連れて来てくれたものの、まったく原因に見当がついてなさそう。
明らかにセルモーターが空回りしている音なので、まずはセルモーターを外しそのあたりのギヤの組み付けを確認するべき。
しかしそう伝えてもまったく理解してない。電気系統の線を外してバチバチと火花を飛ばし何かを確認し始めた。(テスターを使わない原始的導通確認方法)
このバイクにはヒューズがあるからショートさせちゃダメ!飛んじゃう!!と言っても聞かず。

触るな!! と大声でみんなをフリーズさせ、おれはジャパンのエンジニアだ!トヨタから来た!
原因はわかってんだ!カウルとマフラーだけ外しとけ!!とかなり高圧的にたのむ。肝心の部分は自分で確認し作業しないとまた壊されるからね・・。

開けてみると原因箇所は一目瞭然、スターターモーターの動力を伝えるスターターアイドルギヤ。
シャフトに通したアイドルギアが、ギヤケース側まで動いてしまい、他ギヤとかみ合っていなかった。

ここはウォーターポンプの修理の時にメカニックで開け閉めした箇所。
きっとシャフトとギヤケースの間にあったスペーサーのようなものをどこかにやっちゃったんでしょう。はは・・。



j (5,)
日が暮れたもののなんとかバイクは復活し、宿を探してチェックイン。

メカニックで作業中の野次馬の中で少しだけ英語を話したニェレケ・リャマと仲良くなり、夜のバーへと繰り出す。

バイク故障の原因も分かったしなんとか対処できそう。
宿も快適やし厳しい国境を越えてひさびさの宿。ビ-ルまである!

ベロベロに酔っぱらった帰り道、田んぼのあぜ道を2ケツでぶっ飛ばし気持ちよく走っていると、エンジンがギュイーンギュイーンギューンブブブ・・・ と急停止。

冷却水はあちこちから吹き出し水温系は針が折れるんじゃないかというくらい振り切ってる。
オーバーヒートからのエンジン焼き付き。アゲイン・・。


自分のテンションが上がりきった時、決まって大きなトラブルがやってくる。20代からずっと繰り返してきた。
楽しみにし過ぎて体調崩して楽しまれへんとか、財布落とすとか、逮捕されるとか・・・

テンションが上がってきたときには心を落ち着かせようドカーンといっちゃだめだと、気をしずめるようにしている。
でもそうなるとなんとなくその楽しみにしてたことも楽しみきれなかったり。子犬のようにしっぽ振りまくってはしゃぎたいよねー

この時も、苦労して悪路を乗り越えバイク故障が起こり途方に暮れなんとか解決し、奇跡的にビールにありついた。
英語も話せて酔っぱらって帰って寝るだけ、こんなときくらいテンション上げさせてよー!



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翌日からまた、バイク修理が始まった。

宿の庭で作業していると、ブラブラしてる兄ちゃんが集まってくる。
フランス語はまったくダメだけど、時間とともに少しづつ意思が伝わるようになってくる。

こまごまとした作業を手伝ってもらいかなり楽になった。



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マンゴーの煮物がこの地方の名物らしい。ご飯?おやつ?

水も加えずただただ煮込むらしく、濃密になる甘さに酸化の酸っぱさが加わる不思議な味。あっつあつ。



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晩ご飯もご馳走してくれた。
西アフリカで広く食べられてる肉などのトマト煮込みのぶっかけ飯。間違いのない味!



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庭になってた果実。ドリアン??



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一日の締めくくりはビール。

ギニアはかなり強めのイスラムの国なのでバイク作業をしながら人の目に触れる場所で飲むことはできない。
みんなと別れて日が暮れてからこっそりホテルを抜け出し、ビールを買いに行って部屋でカンパイ。



j (11)
肝心のバイク修理。
スターターギヤの脱落はゴムチューブなどを使って固定部品を自作し対応。
エンジン焼き付きもなんとなく、、それなりに、、、とりあえず動く感じにはなった。

それだけでも日本でバイク屋にだしたら10万くらいとられそうな大作業。しかしバイクには他にも故障だらけ。
宿が快適なのでしばらく腰を据えてかたっぱしから片付けていくことにした。


ラジエター・エンジン冷却水経路内の圧力が高すぎるようで、あちこちホースが破裂したり
しまいには沸騰した冷却水がリザーバータンクから爆発的に吹き出すようになっていた。

エンジン腰上をバラし、シリンダーのカバーを眺めていると、違和感。
あっ、このバイクのガスケットは左右対称じゃないからかー。へぇー。  水の循環を想像してみる・・・

組み付け方向間違ってんじゃん!!
これじゃ右下方向に水が集中して冷却水が効率よく循環しないはず。



j (12)
こうだ!! これで左右対称に冷却水が流れるはず!

しかしこの間違いだけで、冷却水が逆流して吹き出すほど循環が滞ってしまうとは考え難い・・。
きっとまだ他にも原因があるはず。

ニェレケとインターネットの使える場所を探し、ネット検索。
すると想像のナナメ上を行く故障原因が発覚!!

写真で膝の上に載ってる塊の中央の円形のがピストンシリンダー室のフタ部分で、中心の穴にはプラグが収まる。
それを取り巻く楕円形の穴が冷却水の通路。シリンダー室の脇を通過してラジエター、ウォーターポンプへと循環する。
(各角の丸穴はエンジンを固定するためのネジ穴ね)

金属(アルミ)の塊であるエンジン本体も、オーバーヒートで数100度にまで熱されると、熱膨張を起こしてしまう。
それが冷却されていくとき、部分ごとの少しの放熱具合の違いから変形したまま収縮してしまうことがあるらしい!!

特に温度の上がるシリンダー周りが変形しやすいわけで、そのすぐ横にある冷却水通路。
変形してうまれたゆがみでこの二つが繋がってしまっていたのだ!

これはなかなか恐ろしい話で、1分間に数千回繰り返されるシリンダー内でのガソリンの爆発。
その排気が爆発の勢いのまま冷却水の循環経路に流れ込む。そりゃあ冷却水も吹っ飛んでってすぐ無くなるやろうし、
爆発の圧縮が漏れることでエンジンのパワーは大幅にダウンする。
「シリンダーヘッドガスケット抜け」という故障らしい。

写真をよく見てみると、シリンダー室から黒いススの汚れが冷却水の通路につながっていた。気づかんかったなぁ~

BOFFAで高温対応の液体ガスケットを購入することができたのでたっぷりと塗り込んで修理完了。
念を入れて乾燥させるのにまるまる1日とった。



j (13)
BOFFAはオスマン=サンコンの出身地らしいいつかねっとしたときに見ていて、
村人にサンコンさん知ってる?と聞いてみると、半分くらいの人が知っていた。
ニェレケも家まで知ってるらしいので行ってみることに。

貧しい村の外れに異様な豪邸!
サンコンさんちの警備員曰く、正面のはサンコンさんのお母さん、左のが姉だか兄が暮らす家らしい。
「本人は日本なのでおらんけど、お母さんならおるよ。呼ぼうか?」と。

おぉマジで!!
でも、、よくよく考えてみたらサンコンさんのお母さんといったい何を話せばいいのか(笑)

ってか、警備員がその家の内情を話しちゃダメでしょ。

ちなみにサンコンさん、いろいろな努力を経て外交官から日本でタレントになったお人。
ちなみにちなみに、息子の名前は「ヨンコン」らしい。



j (14)
さーてバイクも修理したし、これで気持ちよく旅が続けられるー!
一週間も滞在してほんとみんなと仲良くなったBOFFA。

グッバイ元気でなー!!



j (15)
仲良くなったシエラレオネ人のおっちゃんの店に挨拶に寄る。
と、これまた他で仲良くなってた村の英語の先生もいた。ふたりは仲良しらしい。

みんなに感動的に見送ってもらってBOFFAをあとにした。



j (16)
大きな橋を越えっているとマングローブが見えた。海が近いんだねー。


と、、、


修理したはずのシリンダーヘッドのガス抜け。


エンジン内にできた隙間を液体ガスケットで埋めたはずが、
エンジンの熱と、爆発の圧力であっという間に吹っ飛んでしまった模様・・。

エンジン冷却水がBOFFAー!!と豪快に吹き出し、 ひとり熱湯コマーシャルな日々はまだまだ続く・・・




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| 51 GUINEA | 17:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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近況 : サファリ断念とモチベーション復活のお知らせ@タンザニア北部


調子どうだいアミーゴス!!

こちらは現在タンザニアはアルーシャに滞在してします。

ザンジバル島後、今後のルート的に2000kmほどの遠回りになるのを覚悟で、キリマンジェロを見に、
そしてセレンゲティ・ンゴロンゴロナショナルパークでのサファリに参加するためタンザニア北部にやってきました。

ここまでの道中は厳しいなりにも楽しめたし、タンデムに現地人をたくさん乗せ、
雄大くんという大学生の男の子とタンデムし、最高ののキリマンジェロスポットを探しにキャンプツーリングもしました。

ところがキリマンジェロは悪天候で1度見れたのみで、サファリは料金・日程が合わずに断念・・。


今後のルートはタンデム自転車的にはかなり厳しいアップダウンがエンドレスで続く不安な道のりで、
目指すところもなくただただ自転車をこぐだけのテンションの上がらない日々・・。


・・になるとこでした!! 危なかった!


自分が楽しめていないとき、普段は見ないようにしてる他のサイクリストのブログとか見始めて、
興味もないのに同じようなルートをとって安心しようとする悪い癖がでるとこでした。

ここんとこ資金不足の不安や虫歯やらでモチベーションが上がらずモヤモヤいじいじ。

旅の出会いや感動さえもいつしかそれが日常となり、何も考えずに旅を繰り返していました。
ぼくの人生全てをかけた自転車世界一周旅行だというのに!!(バイクも乗りますがw)


自分がほんとうにしたかったこと。
金がないないと言いながらもココで使わにゃいつ使う!!
でっかく心が揺さぶられるような自分だけの体験をしに、さらなる遠回りをしてきます。



s-hkt48-abe_kyoka-sostugyo-L.jpg
待ってろ博多!HKT新劇場!! サイリウム振りまくるぞ~!!







 ↑ウソですよ。

ほんとはコチラ。ちらっとね。



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| 59 TANZANIA | 16:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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